「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」対「北極ブラック」どっちが辛い? “北極” 対決!!

セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、蒙古タンメン中本のカップ麺、セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌」と「蒙古タンメン中本 北極ブラック 黒い激辛味噌」の比較・実食レビューです。

辛さの極地「赤い北極」vs.食欲爆走「黒い北極」激辛カップラーメン徹底比較!!

どっちが辛いのか、どっちが美味しいのか、いつまで販売しているのか——実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、辛さレベルや特徴・違いを詳しく解説します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

蒙古タンメン中本 北極vs.北極ブラック

セブンイレブンを中心に全国のセブン&アイグループ限定で販売されている「蒙古タンメン中本」のカップ麺ですが、店主・白根誠氏とセブン&アイグループ及び日清食品の共同開発商品で、シリーズ初の再現カップラーメンが発売されたのは2008年11月16日。昨年、めでたく発売10周年を迎えました。

通年商品として販売されている中本のカップ麺「辛旨味噌」は、文字通り “辛さの中に旨みあり” の絶妙な辛旨で人気を博し、その中毒性の高さからヘビーリピーターも多いのですが、今回の「北極ラーメン(ほっきょくラーメン)」は生易しい辛さではありません。実店舗でも提供されている激辛商品で、お店では発売当初 “あまりに辛いことから裏メニュー扱いされていたラーメン” を再現したものです。



「北極ラーメン」のカップ麺が初めて発売された日は、2019年現在から遡ること約5年前の2014年7月14日。当時は激辛味噌ではなく「極辛味噌」というタイトルで、麺の量60gのレギュラーサイズで登場。以来、毎年7月の恒例となっているのですが、2017年7月11日発売品から現在の大盛サイズに変更され、2019年は通算6回目の「北極」となりました。

「北極」という名前の由来は、「蒙古タンメン中本」(旧「ボルシチの店 中本 / 中国料理 中本」)の創業者であり、先代・中本正氏(2014年4月6日逝去)の “寒い土地では身体の温まる辛いものを食べるんじゃないか” という思い付きから命名され、他にも実店舗では「北極ヒーハー」や「北極の炎」「北極の火山」「北極の夏」など、店舗限定・期間限定バージョンの変わり種もあるのですが——

2013年7月、当時「蒙古タンメン中本 吉祥寺店」で副店長だったコバ副店長(2019年7月現在「蒙古タンメン中本 目黒店」の小林店長)が丁寧に仕込んだ麻油(マー油)をかけた、「北極の夏ブラック」を土・日限定商品として販売(※「北極の夏」とは、ナスやニンニクの芽、ひき肉、多めのネギをトッピングした吉祥寺店限定の北極ラーメンで、2007年6月1日の発売から夏の定番となっています)。

さらに同年9月20日~9月23日の限定商品として「北極の超ブラック」を提供、2013年10月には土・日限定商品として北極ラーメン×吉祥寺店特製麻油「北極ラーメンブラック」を販売していたのですが、2019年2月23日(土)にセブン&アイ×蒙古タンメン中本シリーズの発売10周年記念商品第2弾「蒙古タンメン中本 北極ブラック」が発売され、大きな話題になりました。



どちらの「北極」にも二代目店主・白根誠氏の姿が写っているのですが、毎年恒例の「北極ラーメン 激辛味噌」では赤い鉢巻を締め、キャッチフレーズは “辛さの極地” 。「北極ブラック 黒い激辛味噌」では黒い鉢巻を締め、キャッチフレーズは “食欲爆走 焦がしにんにく” となっているのですが “正直どっちも文句なしで辛い” です。

「北極ラーメン」2019年バージョンの発売日は7月8日(セブンイレブンでは7月9日)、「北極ブラック」の発売日は2019年2月23日と5ヶ月近い差が生じているのですが、2019年7月13日現在まだ両方とも店頭に並んでいるセブンイレブンもありますし、手描きのポップを飾って赤と黒をセット販売している店もありました。

開封

別添の小袋は両方とも1袋で、「北極ラーメン」には「極辛オイル」を別添、「北極ブラック」には「中本特製焦がしにんにくオイル」が別添されています。もちろん中身はまったくの別物なんですけど、やや極辛オイルのほうが淡い色の小袋で、重ねてみると極辛オイルのほうが約3〜5mmほど大きめのサイズでした。わずかな差ですが、オイルの量にも違いがあります。



そして左が「北極ラーメン」、右が「北極ブラック」の開封写真になるのですが、まるで具材の構成は違います。先代曰く “北極ラーメンは辛さだけを純粋に味わうもの” とされているため、実店舗では豚肉、もやしと最小限の具材で構成されているのに倣い、カップ麺でも具材は豚肉、もやしがメイン。

対する「北極ブラック」は大量の味付鶏ミンチにキクラゲが入っていて、これは「吉祥寺店」のオリジナル及び「川崎店」で2016年2月16日~2月29日の期間限定メニューとして復活した北極ブラックを含む実店舗のトッピングとも違います。監修者も吉祥寺店・川崎店ではなく二代目店主その人ですし、あらためてカップ麺オリジナルとしてアレンジした、と考えるのが正解かもしれませんね。

販売期間・取扱店情報とカロリー等の違い

なんと偶然にも内容量は両方111g(めん80g)と1g単位で一致しているのですが、「北極ラーメン」のカロリーは517kcal、「北極ブラック」は520kcalと微妙に「黒」がハイカロリー。しかしながら食塩相当量は「赤」のほうが1.3gも多く、全体のカロリーでは負けてもスープ自体のカロリーは「赤」のほうが多かったので、もやし主体の具材か肉主体の具材かの違いが影響している模様。

ちなみに今回の両商品をセットで販売しているセブンイレブンもあると書きましたが、系列スーパーのイトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマートでも販売されています。けれどもスポット商品(限定品)の新作カップ麺は寿命が短くて、だいたい発売から2〜3ヶ月で姿を消すのが一般的ですし、もう「北極ブラック」は生産を終えた商品(※店頭在庫限り)なんですけど、実は今年2月に発売された時点で “発売日には生産終了商品” となっていました。

さらに発売されたばかりの「北極ラーメン(2019)」ですが、こちらも “発売日には生産終了” となっています。つまり、いつまで販売されているのかではなく、売り切れ次第終了の “完全数量限定商品” なので、たとえば最寄りの店舗で再入荷なしと言われたら最後。日清食品も追加生産の予定はないと言っているため、とりあえず早めの確保が必要です。



すでにイトーヨーカドーのネット通販サイト「オムニ7」では「北極ブラック」の取り扱いが終わっていましたが、「北極ラーメン」は1人24個(2ケース)限定で1個あたり税込213円(1ケース税込2,556円)、つまりコンビニと同じ値段なので、どうしても入手が困難な場合は “非公式の某大手通販サイトやネットオークションサイトなどの法外な高額出品に手を出す前に” 公式通販サイトをチェックしてください。

実食開始

粉末スープの色が違うので、調理前の麺も微妙に色が違って見えるのですが、ほとんど見た目は変わりません。すでに両方とも単体ではレビューしているんですけど、特に大きな違いを感じることはありませんでした。どちらも熱湯5分、必要なお湯の目安量は410mlと共通で、それぞれのオイルは待っている間にフタの上で温めましょう。

ちなみに注意事項(警告文)なんですけど、「北極ラーメン」では “辛みによる刺激が大変強いので、十分に注意してお召し上がりください” となっているのに対し、「北極ブラック」では “辛味成分のカプサイシンは刺激が強いので、小さなお子様や、辛みが苦手な方の飲食には十分ご注意ください” と言い回しが違っていました。

それでは、辛さレベルや味の違いに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します(※この記事は “比較することを目的としている” ため、特徴的なポイントをピックアップしながら比較しますが、より詳しい製品情報や感想・評価が気になる方は「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン(2019)」と「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ブラック」の記事をご参考ください)。

めん

北極ブラックのほうが耐久力あり

可能な限り同じタイミングで食べられるように時間差を計算して注湯し、お湯の量も5ml以上の差が生じないようにデジタルスケールを使って調理したのですが、とりあえず食べ始めは両方ともコシの強いストレート麺で、通常商品の激辛じゃない「辛旨味噌」と比較しても目立った違いはないガーリック練り込み麺(油揚げ麺)です。しかし、時間が経つと大きな変化があって——

端的に例えると長時間放置した時(約50分経過後)の「北極ラーメン」はフォー(米粉で作った麺)のように柔らかくなるのに対し、「北極ブラック」の麺は同じ時間放置しても口当たりに輪郭が残っていて、実際かなり柔らかくなりますが、ちゃんと張りが残っていたんです。とはいえ1回目は撮影する時間もあったし‥‥と、念のために今度は撮影なしで比較してみた結果、やはり麺の耐久性には歴然の差が見られました。



粉末スープの成分に違いがあるのと具材の量も違うため、同じ湯量・同じ時間でも麺に対する熱湯の浸透率が変わってくる、というのが理由かと思ったのですが、実はカップ麺の「製造所」も違います。どちらも日清食品の自社工場ではあるものの、「北極ラーメン」は「静岡工場(F)」、「北極ブラック」は「滋賀工場(O)」で製造されていたので、それも関係しているのかもしれません。

スープ

辛さは北極ブラックが上だけど——

副題が「激辛味噌」「黒い激辛味噌」となっているように、どちらもジャンルとしては味噌ラーメンで、 “すりごまが多い” のも共通のポイント。しかしながら極辛オイルを入れる前の「北極ラーメン」は辛味が圧倒的に弱いのに対し、「北極ブラック」は特製オイル投入前から一定の辛味を帯びています。そして別添されている焦がしにんにくオイルですが、これも単なる黒マー油ではありません。

体感的にカプサイシンの含有量だけで見ると大差なくて、その辛さレベルは両方とも文句なしで激辛です。けれども「北極ラーメン」のスープはベースが甘く、それが中毒性の高さに大きく貢献しているのに対し、「北極ブラック」のスープは甘さが控えめで、しかも刺激は唐辛子の辛さだけでなく “花椒の痺れ” が仕込んであるのも大きな個性の差。

カップ麺業界は2018年から唐辛子の辛さに花椒(ホワジャオ)の痺れを効かせた麻辣(マーラー)味が爆発的に流行り、それは2019年も継続しているため、その流れを汲んだアレンジと思われます。単純に刺激の強さでいえば甘さ控えめ・花椒の痺れありの「北極ブラック」が上ですが、正直 “どっちが美味しいのか” と聞かれたら(※もちろん両方とも美味しいけど比較したら)赤い夏の風物詩「北極ラーメン」と答えます。

具材

共通点はネギとフライドガーリック

「北極ラーメン」のメイン具材は本家と同じように「豚肉」と「もやし」なんですけど、乾燥もやしにしては太く、なかなか量も多めに入っていて、豚肉よりも実質もやしのほうが多く感じるほど。ねぎは気持ち程度の量なので目立つ具材ではありませんが、原材料名では「ごま」も「かやく」に分類されているように多く、フライドガーリックでガツンとパンチがあるのもポイントですね。

対する「北極ブラック」のメイン具材は大きめの味付鶏ひき肉に細切りとはいえ厚みのあるコリコリ食感のキクラゲで食べ応えがあり、ねぎとフライドガーリックは共通の具材ですが、ブラックのほうが圧倒的にフライドガーリックの量が多いのも特徴。これによって具材の総量とワイルドさはブラックに軍配なんですけど、純粋に「北極」のコンセプトを尊重しているのは赤い北極です。

ちなみに激辛系のカップ麺に「納豆」を入れると高確率で美味しいのですが、中本の北極カップ麺も例に漏れず。このブログでは納豆をトッピングしてみた結果も記事にしているので、感想が気になる方は「蒙古タンメン中本 北極ラーメン×納豆アレンジ / 北極ブラック×納豆アレンジ」の記事をご参考ください。

まとめ

実店舗の定番メニュー「蒙古タンメン中本」を辛さレベル「5」とするならば、「北極ラーメン」の辛さレベルは「9」となっていて、カップ麺でも北極ラーメンは赤・黒どっちも文句なしで激辛ですが、単純に具材の食べ応えと辛さレベルでいえば “北極ブラックが上” です。しかし、絶妙な甘味の中毒性を加味すると、ひとつのカップ麺としての総合力は “北極ラーメンが上” だと感じました(ちなみに値段は変わりません)。

大きな違いでいえば具材の構成や花椒の有無、土台の甘みについても明白ですが、同時に食べ比べて意外だったのは麺の耐久性に違いがあったこと。両商品とも「北極」の名に相応しい完成度のカップ麺ですが、どっちが美味しいか(オススメか)と聞かれたら7月恒例の「北極ラーメン」に軍配を上げたいと思います。両方とも “すでに製造終了商品” なので、売り切れる前にチェックしてください。

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