「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ブラック」食欲爆走! 黒い激辛味噌

セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年2月23日(土)新発売のカップ麺、日清食品「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ブラック 黒い激辛味噌」の実食レビューです。

蒙古タンメン中本の「北極ラーメン」を焦がしにんにくオイルでアレンジした激辛メニューを再現!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

蒙古タンメン中本 北極ブラック

かなり話題性の高い新商品ですが、日清食品やセブン&アイグループ(セブンイレブン)のホームページなど、公式の企業が発売前にネット上で大々的な告知をすることはありませんでした。しかし、一部のセブンイレブン店頭では事前の予約販売が行われ、事前情報を掴んでいたファンの間では大きな話題になっていた蒙古タンメン中本の新作カップラーメン「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ブラック」。

同店が監修している夏季限定の激辛カップ麺「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」をベースにし、その亜種製品として開発されたのですが、「蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」に続く「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本」シリーズの発売10周年記念商品第2弾という位置付けらしく、数量・期間限定商品になります。いよいよ発売ということで、私も食べるのを楽しみにしていました。



「北極ブラック」のサブタイトルは、「黒い激辛味噌」。まるで溶岩のひび割れを彷彿とさせる真っ黒な力強いパッケージに身を包み、商品名の横には「食欲爆走」「焦がしにんにく」と書いてあるのですが、北極ラーメンをベースに麻油(マーユ / 焦がしニンニク油)、ガーリックペースト、すりごま、さらに特製の焦がしにんにくオイルを別添してアレンジしているそうです。実食の前にアレなんですけど、間違いなく美味しいヤツですよねコレ。

「北極ブラック」(ほっきょくブラック)とは、2013年に蒙古タンメン中本の実店舗「吉祥寺店」で土曜日と日曜日だけの限定メニューとして生まれたらしく、デビュー当時の商品名は「北極ラーメンブラック」。通常の「蒙古タンメン中本」を辛さレベル「5」とするならば、辛さレベル「9」の「北極ラーメン」をベースとし、スープの表面を真っ黒なマー油で覆い尽くすというインパクト抜群のスタイルで提供されていました。

その後、「蒙古タンメン中本 川崎店」にて、2016年2月16日〜2月29日の期間限定メニューとして復活していたそうですが、マー油の量は「蒙古タンメン中本」の前身である「中国料理中本」の創業者・中本正氏(先代)の「北極ラーメンは辛さだけを純粋に味わうもの」という強い刺激で有名な北極スープを打ち消し、それをマイルドと錯覚させるほどの効き目だったのだとか‥‥

2019年2月23日現在、蒙古タンメン中本の実店舗で「北極ブラック」は提供されていないようですが、セブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」より、期間限定のカップラーメンとして復活。通常、月曜日〜火曜日に新商品が発売されるカップ麺業界としては珍しく土曜日に新発売という異例の日程になりましたが、もしかすると生まれの吉祥寺店では土・日限定メニューだったこと、また川崎店にて復活した際の期間が2月16日〜2月29日だった、というのも関係しているのかもしれません。



パッケージには普段の赤色とは違う、黒い道着を身に纏った中本の二代目店主・白根誠氏の凛々しい姿が写っているように、蒙古タンメン中本の店主とセブン&アイグループ及び日清食品(株)の共同開発商品です。ちなみにベースとなっている「北極ラーメン」(ほっきょくラーメン)という名前の由来は、「寒い土地では身体の温まる辛いものを食べるんじゃないか」という先代の思い付きで決まったとのこと。

それを先代は前述したように「辛さだけを純粋に味わうもの」と定め、辛さに特化したスープに合わせる具材は豚バラ肉、もやしとシンプルな内容。「中国料理中本」時代、あまりにも辛いことから発売当初は裏メニューだったそうですが、いまでは実店舗で激辛フリークたちを虜にさせ、熱狂的なファンを増やし続けている蒙古タンメン中本には欠かせないグランドメニューとなりました。

開封

そんな北極ラーメンをアレンジした今回のカップ麺に別添されているのは、おそらく味の決め手になるであろう「中本特製 焦がしにんにくオイル」という小さな小袋。そしてフタの上には「辛味成分のカプサイシンは刺激が強いので、小さなお子様や、辛みが苦手な方の飲食には十分ご注意ください」という注意事項があります。

また、小袋にも「辛みが強いので注意してお召し上がりください」との警告文が印刷されているので、単なる焦がしにんにくオイルではないようですね。外装フィルムを破いた瞬間からニンニクの芳ばしい香りが主張を始めるのですが、この漏れてくる香りも蒙古タンメン中本のカップラーメンに共通するポイントです。



いざ開封すると想像以上にスパイシーなビジュアルで思わず高揚してしまったのですが、ニンニクの香りに匹敵する勢いで唐辛子が持つ特有の芳ばしい香りも強く漂い、これが刺激の強い「北極ラーメン」の亜種であることを主張。通常商品の「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」の具材と比較してキャベツ、豆腐、味付豚肉、人参は入っていませんが、キクラゲは共通の具材、そしてフライドガーリックや肉そぼろ(味付鶏ミンチ)が多めに入っていますね。

販売エリアは全国で、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループ系列限定。価格は通常商品の「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」(税別189円 / 税込204円)よりも高い198円(税込213円)ですが、カップ麺では夏の限定メニュー「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」と同じ値段設定で、製品スタイルも同じく大盛のタテ型ビッグ容器です。

製品情報・購入価格

製品名:セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ブラック 黒い激辛味噌
製造者:日清食品
製造所:滋賀工場(製造所固有記号 O)
内容量:111g(めん80g)
発売日:2019年02月23日(土)
実食日:2019年02月23日(土)
JANコード:4902105244944
希望小売価格:198円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:213円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ(大盛)
容器材質:紙
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(中本特製 焦がしにんにくオイル)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、チキンエキス、香辛料)、スープ(豚脂、粉末みそ、香辛料、糖類、香味油、でん粉、小麦粉、ポーク調味料、食塩、酵母エキス、乳化油脂、植物油脂)、かやく(味付鶏ミンチ、ごま、キクラゲ、フライドガーリック、赤唐辛子、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、香辛料抽出物、炭酸Ca、増粘多糖類、かんすい、植物炭末色素、カロチン色素、クチナシ色素、イカスミ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・いか・大豆・ごま(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

もともとのスープ(粉末スープ)が黒っぽい色なので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、別添の特製焦がしにんにくオイルの色は黒く、普段の中本とは一見して明白に装いが異なります。また、小袋に残ったオイルを直接ちょっとだけ舐めてみたところ、まったく色は赤くありませんが、通常版の「辛旨味噌」の辛味オイルよりもカプサイシン由来の強い刺激を感じました。このオイル、黒いけど容赦無く辛い。



カップ麺の実食日は2月の暮れということで肌寒く、豚脂(動物油脂)を含んだ別添の特製オイルは中身の一部が凝固していたので、お湯を注いでから待っている間の5分間、粘着剤の再接着に抵抗がなければ小袋をフタの上で温めておきましょう。その理由はスムーズに中身を出すためでもあるのですが、温めたほうが香り立ちもよくなりますので、ぜひ。

特製オイルを入れる前からガーリックの芳ばしい香りが漂っていたのですが、特製オイル投入後、それはさらに勢いを増し、黒マー油らしい焦がしニンニクの香りが重なって、実食前から強烈に食欲を煽ってくる中毒性を覚えました。それでは、辛味の強さにも注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(111g)当たり

カロリー:520kcal
たん白質:12.3g
脂  質:23.2g
炭水化物:65.6g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:2.4g)
(スープ:3.7g)
ビタミンB1:0.86mg
ビタミンB2:0.34mg
カルシウム:153mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:520kcal(めん・かやく:424kcal)(スープ:96kcal)

めん

おそらく麺は通常商品と同じ

原材料名はセブンイレブンでも通年販売されている定番商品「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」及び夏季限定商品の「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」と同じく “小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、チキンエキス、香辛料” となっていて、見た目はスープの関係で濃いめの色合いですが、体感的に大幅な違いはありません。

表面が滑らかな喉越しのいい油揚げ麺(フライ麺)で、形状は幅のある平打ちストレート。細い縮れ麺ほどスープのリフト性能は高くありませんが、適度なスープの持ち上げ方で麺が浮いたような印象を与えることはなく、インパクト抜群の真っ黒な今回のスープを相手にしても負けることのない麺の存在感。



かつて実店舗の「北極ブラック」に使用されていた麺は、縮れのあるモチモチとした食感の太麺だったそうなので、その再現度は高くないかもしれませんが、これまで日清食品が培ってきた太直麺仕上げ(太ストレート麺)のノウハウが活かされていました。コシの強さと歯切れの良さも程よく両立していますし、有名店監修のタテ型カップラーメンは容器がビッグサイズでも麺量70gという場合が珍しくなかったりもするのですが、しっかり80gなのも嬉しいポイントです。

スープ

中毒性注意!

特製オイル(焦がしにんにくオイル)を加える前から一定の辛さレベルではあるものの、まだ激辛ではありません。しかし、まったく赤みはないのに辛かった特製オイルを加えると、その途端に辛さが大幅にアップします。おそらく「北極ラーメン」用にチューンナップした「極辛オイル」をベースにしているものと思われますが、やや体感的な辛さは「北極ラーメン」よりも下で、しかしながら激辛カップ麺の基準となるペヤングの「激辛やきそば」や寿がきや食品の「辛辛魚らーめん」よりもレベルは上かもしれません。

しかも辛味のタイプは瞬発力のある即効性なので、いきなりガツンと痛覚を刺すような刺激がシャープに攻めてくるのですが、ハバネロのようにジリジリと尾を引くことはなく、余韻を残しながらも引き際のよい粋で鯔背(いなせ)なスカッとする辛さ。それに加えてカプサイシンの脇に花椒の痺れを感じたのですが、基本は圧倒的なカプサイシンの辛さがメインとなっているので、花椒はアクセント。ただ、それによって刺激が複雑になり、もちろん市販品としては文句なしの激辛なんですけど、ただ辛いだけの食べ物に終わらないのが「辛うまラーメン日本一」の蒙古タンメン中本です。

暴力的な辛さを誇りながらも重心の低い味噌の旨味と大量の擂り胡麻でコク深く、植物炭末色素(Vegetable carbon black / E153)やイカスミ色素などの着色料を使用しているため純粋な焦がしニンニク油だけの黒ではないのですが、具材のフライドガーリックも相俟ってニンニクの効き目は大胆かつ鮮烈。その両者が拮抗しながらも実は調和を果たし、特製オイルが幅を利かせている前半は刺激の強さが魅力のスープになるのですが、オイル成分が薄れてくる後半はニンニクの存在感を筆頭に旨味成分が活気付く‥その移りゆく変化のスピードも遅すぎず早すぎず絶妙に食べ手のテンポを掴んでいて、かなり中毒性の高い激辛旨スープに仕上がっていました。さすがです、素晴らしい。

かやく

シンプルでも物足りなさは感じない

キクラゲは通常商品の「辛旨味噌」と共通の具材ですが、カットの仕方を細切りに変更。また「北極ラーメン」(カップ麺)には味付豚肉、ごま、モヤシ、フライドガーリック、赤唐辛子、ねぎを使用し、以前に提供されていた本物の「北極ブラック」も基本は豚肉、もやしというシンプルな構成だったようなので、カップ麺は本物とも既存品とも違うオリジナルのラインナップとなっています。

原材料名の「かやく」には「味付鶏ミンチ、ごま、キクラゲ、フライドガーリック、赤唐辛子、ねぎ」と記載されているのですが、ネギは「日清のどん兵衛」に入っているネギと同じくらい小さなサイズなので、強烈なスープを相手にしなければいけない今回、見た目を飾る程度の存在感しかありません。ただ、その彩り要員としては効果的ですし、細切りとはいえ比較的に大きなキクラゲはコリコリとした歯応えが心地よく、辛いスープに負けないように自己主張。

味付鶏ミンチは豚肉系ミンチよりもサッパリとしているのですが、ジャンクな味付けがスープにマッチ。具材の赤唐辛子はオイルの刺激によって辛味に寄与しているようには思えませんでしたが、黒いスープに赤い色が映え、ふと感じるオイルでは出せない唐辛子の芳ばしさに存在価値が見出せます。胡麻(すりごま)は具材というよりもスープの一部ですが、満足感の向上に貢献。もやしは残念ながら入っていませんでしたが、大量のフライドガーリックによって中毒性が増している、それぞれスープとの一体感にも魅力を感じる内容でした。

総評

★★★★★★★☆☆☆(★7+)

激辛フリークにとっては物足りなさを感じる辛さかもしれませんし、「北極ラーメン」のカップ麺と比較して若干ながら焦がしにんにくオイルの分だけ辛味が控えめにも思えたのですが、とりあえず辛い食べ物が苦手ならゼッタイに手を出しちゃダメ、キケン。しかしながらガツンと強烈に効いたニンニクと激辛の兼ね合いは、まさに “辛さの中にも深い旨みあり” の中毒性を覚える一杯に仕上がっていました。

「北極ラーメン」と比較して若干ながら辛さを控えめに感じたとはいえ、その亜種製品として恥ずかしくないレベルだったので、これなら激辛カップ麺が好きな方でも満足できるのではないでしょうか。もっと辛くてもいいかな? と思ったりもしたのですが、全国のコンビニやセブン系列のスーパーにも並ぶ市販品であること、また辛旨のバランスを思えば適切な辛さといえるでしょう。

ただ、「蒙古タンメン中本」には熱狂的なファンが多いことと、実際に今回のカップ麺「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ブラック」も中毒性の高い仕上がりだったので、セブンイレブンの店頭では早い段階から売り切れる、また次回の入荷予定も未定という店舗が後を絶たないかもしれません。そうなってくると商品を買い占めた転売ヤーたちの法外な高額出品がネットオークションなどで目立ってきたりもするのですが‥‥

2019年2月25日(月)の0:00より、イトーヨーカドーの公式ネット通販サイト「オムニ7」でも販売が開始されます。お一人様24点までの数量限定30,000点、送料・支払手数料も別途かかりますが、本体価格はコンビニ(セブンイレブン)で購入するのと変わらない税込213円なので、もし近くの店舗に売ってない、売ってあったけど売り切れた、そもそも系列店が行動圏内にない‥などの理由から店頭での入手が困難な方は、必要に応じて正規の公式通販サイトなどもチェックしてみてください。

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