「カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨」新・意識高い系

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年3月4日(月)リニューアル新発売のカップ麺、日清食品「カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨」の実食レビューです。

こってりなのに罪悪感無いス!?「新・意識高い系」コッテリカップヌードルの実力とは‥

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、機能系カップ麺の総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨

「カップヌードル ナイス(nice)」とは、通常のカップヌードルよりもコッテリなのに脂質50%オフ、糖質40%オフに加えてカップヌードル1食分(353kcal)の約半分となるカロリー176kcalを実現した「罪悪感軽減型」のカップヌードルで、期間限定のスポット商品ではなく、レギュラー商品として通年販売されているシリーズです。

既存のラインナップは「ポークしょうゆ」「クリーミーシーフード」「キムチ豚骨」の3種類で、今回はニューフェイスなしのリニューアル発売になるのですが、糖質を従来より抑えた新開発のノンフライ麺を携え、以前の糖質40%オフから糖質50%オフに進化。そして商品の特徴である「コッテリ濃厚な味わい」を具体的にアピールするために、シリーズタイトル及び商品名が「カップヌードル コッテリーナイス」に変更されました。



日清食品のコーポレートサイト内にある「ニュース」一覧には “2016年4月の発売以降、体型の変化が気になり始めるアラフォー男性を中心に大変ご好評をいただいています” と紹介されているのですが(2019年3月2日現在)、「カップヌードル ナイス」の初版がリリースされたのは2017年4月10日(月)なので、もしかすると1年数え間違えかもしれません。

罪悪感ナイス当初のラインナップは「カップヌードル」のオリジナルしょうゆ味をベースにした「ポークしょうゆ」、そして「シーフードヌードル」の魚介をクリーミーにした「クリーミーシーフード」の2種類で、2017年9月11日(月)に「キムチ豚骨」がラインナップに加わりました(ちなみに2016年4月に発売された新作カップヌードルはブランド初のプレミアムタイプ「カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味 / 贅沢とろみフカヒレスープ味」の2品です)。

“体型の変化が気になり始めるアラフォー男性を中心に” と紹介されているように、その世代が夢中になったコンピュータゲームの黄金期・1980年代に一世を風靡したテレビゲーム画面(カセットビジョンや初代ファミコン)を豊富とさせるドット調(8ビット調)のユニークなデザインを提げ、いろいろ半分* な機能系カップ麺なのに美味しさは半分しない「こってり」で味の物足りなさは皆無。(* カップヌードル1食あたりに対して)

さらに今回の3品同時リニューアルより、いわゆる広告代理店ではなく、音楽業界初のフラインチャイズ制を導入したことでも話題となった、まったく健康志向のイメージがないコッテリを愛する人気ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」に新テレビCMの制作を発注。同バンドでギター&ボーカル担当のマキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)が「アウトサイダー広告代理人」に就任(企画段階から一連のプロモーションを担当)するという、さすが型破りの日清食品&マキシマムザホルモン‥やってくれますね。

昨年11月にCD+読切漫画として発売されたマキシマムザホルモンの最新作『これからの麺カタコッテリの話をしよう』の付属漫画『マキシマムザ亮君の必殺!!アウトサイダー広告代理人』で “広告代理人の仕事をしたい” と発表していた亮君の願いが実現し、未発表の新曲「ハングリープライド」を3月6日にオンエアが予定されているリニューアルした「カップヌードル コッテリーナイス」の新CMに提供していたのですが‥‥



同社の問題児「カレーメシくん」が「カップヌードル コッテリーナイス」の新CM発表前に「日清カレーメシ」のCM「こいつらガールズ予告 篇」にマキシマムザホルモン未発表の新曲を無断で使用して流すという、これまた破天荒な行為で話題になりました。しかもツッコミを入れた亮君に対して “CMに関する個別のお問合せ、ご要望にはお答えできかねます。” と容赦ない塩対応‥やりたい放題かw(カレーメシくんの公式Twitterより、 “社内にデータが転がってたマキシマム ザ ホルモンの新曲「ハングリープライド」を勝手に使ってるから、誰にも言うなよ” とのこと)。

ハイ、というわけで発売前からユニークなシリーズ展開で話題になっている「カップヌードル コッテリーナイス」なのですが、一足先に現物をゲットできたので、ここから先は肝心の中身をレビューしていきます。

開封

別添の小袋は付いていないので、通常の「カップヌードル」と同じようにフタを半分まで開けたら熱湯を内側の線までゆっくり注ぎ、フタをして3分後よくまぜてOK! なんですけど、配送中にハードな環境に身を置かれたのか麺が粉々になっております。とはいえ麺本体は容器にフィットしているので、もともと割れやすい麺なのかもしれません。



ずいぶんと頼りない印象ではあるものの、レタス約4個分相当の食物繊維を練り込み、従来品比さらに糖質を抑えた新開発のノンフライ麺を採用。麺の量は40gと一般的なレギュラーサイズのタテ型カップ麺と比較して少ない値ではあるものの、機能系カップ麺としては平均的な量と言えるかもしれません。

私は日清食品グループの公式オンラインストア経由で購入し、記事公開時点では発売日前の新商品になるのですが、もちろん発売日の2019年3月4日(月)から一般的なスーパーマーケットなどにも並びますし、気の早い店舗であれば今日の夜くらいから店頭に陳列されていると思います。

製品情報・購入価格

製品名:カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨
製造者:日清食品
製造所:静岡工場(製造所固有記号 F)
内容量:58g(めん40g)
発売日:2019年03月04日(月)リニューアル
JANコード:4902105244821
希望小売価格:180円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:194円(税込)
取得店舗:日清食品グループ オンラインストア

麺の種類:ノンフライ麺(低糖質麺ヌードル型)
スタイル:縦型レギュラーサイズ
容器材質:紙
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(無)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉、植物性たん白、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、ポーク調味料、でん粉、香辛料、たん白加水分解物)、スープ(ポーク調味料、糖類、大豆粉末、豚脂、香味調味料、香辛料、食塩)、かやく(味付豚ミンチ、白菜キムチ、キクラゲ、ねぎ、赤唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、香料、かんすい、炭酸Ca、環状オリゴ糖、焼成Ca、乳化剤、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カロチノイド色素、酸味料、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、チャ抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・牛肉・いか・大豆・ゼラチン(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

さすが「カップヌードル」シリーズ、オリジナルに見紛うほどの充足感ではありませんが、およそ表面の9割を具材が埋めるという頼もしい開封直後のビジュアル。ちなみに新開発の麺は低糖質麺にしては珍しく「小麦」の含有量が最も多い配合となっていて、さらにチキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、ポーク調味料、香辛料、たん白加水分解物など、けっこう複雑な下味が施されています。



日清食品のグループ会社である明星食品が製造・販売している同じサイズの低糖質カップ麺「明星 低糖質麺 ローカーボNoodles」シリーズの原材料名(めん)は、「植物油脂、植物性たん白、小麦粉、大豆加工品、卵粉、食塩、香辛料」となっているので、それと比較して大豆加工品などの代用品が練り込まれていないこと、また小麦粉の含有量を抑えなければいけない低糖質麺で通常対比50%オフなのに小麦の含有量が最も多いのは珍しいですね。

今回は先入れ・後入れの小袋がないので、熱湯3分後よくかき混ぜたら完成! なんですけど、けっこう強めのトロミ成分が事前の粉末スープに仕込んであります。これちゃんと溶かさないと濃厚感が著しく低下する恐れがあるので、面倒でも念入りに底からかき混ぜましょう。

それでは、糖質量を従来より抑えた新開発のノンフライ麺やスープの「コッテリ」に注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、最後の「総評」でカップ麺としての総合力を判定します。

1食(58g)当たり

熱  量:176kcal(カロリー)
たん白質:9.5g
脂  質:7.1g
炭水化物:33.5g
  糖質:16.7g
食物繊維:16.8g
食塩相当量:4.7g
(めん・かやく:1.5g)
   (スープ:3.2g)
ビタミンB1:0.11mg
ビタミンB2:0.17mg
カルシウム:131mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:176kcal(めん・かやく:142kcal)(スープ:34kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。特に食物アレルギーなどのアレルギー疾患に懸念がある方は、ご購入・お召し上がりの前に、念の為お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

レタス約4個分相当の食物繊維をたっぷりと練り込み、糖質を従来より抑えた新開発のノンフライ麺。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

しなやかさがナイス!

まずファーストインプレッションは「しなやか」で、とても上品な面持ち。対する今回のスープは繊細さとは真逆のジャンクな方向を目指しているため、一見するとイメージ的にはノンフライ麺よりもフライ麺(油揚げ麺)のほうが合いそうに思えるのですが、ぜんぜん違和感ありません。通常のカップヌードルと比較して厚みが職人レベルで薄く、どのくらいの薄さかというとアレです、えっと‥湯葉(ゆば)くらい?

というのは過言かもしれませんが、パッと見ふつうのカップヌードルと比較して圧倒的に薄いのにカップヌードルのフライ麺よりもコシがあり、見た目は薄いのに弱々しいじゃなくて洗練という響きがピッタリな‥‥ええ、こうやって書けば書くほど今回のスープには似付かわしくない対極的で女性的なノンフライ麺なんですよ。でも、かなり麺単体としての主張が弱く、しかしながら埋没しない適切な立ち位置が魅力。



イメージはスープと対極にあっても対立はしていないので、まったく違和感なく同居しているんです。それに通常のカップヌードルほど吸水性抜群ではないので、ちょっと目を離した隙にスープが‥みたいなこともなく、しなやかなコシは食べ終わるまで持続しますし(たぶん量がビッグサイズでも耐え得る)、低糖質麺にありがちな癖のある風味も気になりません。4分の1くらいは粉々だったけどw これだけ薄いと折れるのも納得ですし、なんだかんだ底に溜まっていた麺はスープと一緒に入ってきて腹持ちに貢献してくれました。

スープ

クリーミーな豚骨スープをベースに、唐辛子の辛みとキムチのうまみをきかせたピリ辛濃厚豚骨スープ。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

辛さはショボいけど濃厚豚骨がナイス!

唐辛子の辛味はピリ辛に毛も生えない程度だったので、たぶん辛い食べ物が極端に苦手でもキムチの風味が大丈夫なら心配ありません。逆にキムチの風味はカップラーメンらしいスナック的なタイプとはいえダメならゼッタイにヤメといたほうがいいレベルだったので、キムチ系のカップ麺が苦手な方は(「濃厚!キムチ豚骨」なんてカップ麺は手に取らないかとは思いますが)ご注意を、反対にキムチの風味に期待されている方はご安心ください。

そして濃厚の指標は「豚骨」を指し、それはリアルとんこつ味ではなく「ポークエキス」とか「ポーク調味料」「豚脂」みたいなカップ麺らしい旨味成分が軸にあるのですが、その原材料は驚くほどにシンプル。しかも乳製品や乳等を主要原料とする食品などによるギミック的なクリーム感の演出はなく、大豆粉末などで工夫されてはいるものの、しっかりポークが主軸で「濃厚」の指標を履き違えていません。

キムチの風味は発酵調味料よりもキムチ具材の影響が強く、さらに麺の下味がシンプルなスープに複雑なテイストを重ねてくれているような印象で、もちろんベースのポークが揺るぎない濃度の土台を確立しているからこそ打ち出せた「濃厚」なのは言うまでもありませんが、まさに渾然一体の調和と旨味の濃さから○○制限系のネガティブなイメージは皆無に等しかったです。スープの食塩相当量はタテ型レギュラーサイズのわりに高めの3.2g=つまり減塩商品ではないので、これが味の満足度を著しく低下させないポイントの要ですね。

かやく

味付豚ミンチ、キムチ、キクラゲ、ネギ、唐辛子。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

たっぷりキムチがナイス!

まずメインのキムチ具材ですが、元祖キムチ系カップ麺のヤマダイ「ニュータッチ 元祖キムチラーメン」や元祖豚キムチ系カップ麺のエースコック「スーパーカップ1.5倍 豚キムチラーメン」及び「ブタキムラーメン」に勝るとも劣らない完成度で、ある程度の個体差はあるかもしれませんが、正直ちょっとブタキムは超えたかもしれません。

唐辛子の刺激につきましては小さなお子様からお年寄りまで幅広い層の方が安心して楽しめる頼りない辛さレベルとなっておりますので、それについてはエースコックのピリッとキムチが一枚上手。酸味とガーリック感についてはニュータッチの元祖キムチラーメンに一歩及ばず感が無きにしも非ずではあるものの、けっこう酸味には輪郭があり、サイズも分厚くて申し分ありません。これは素晴らしいキムチです。

謎肉ライクな味付豚ミンチは本家謎肉と比較して、スープとの関係か若干ながらライトな味付けに思えたりもしたのですが、大丈夫ぜんぜんジャンクな謎肉クオリティなので、機能系の頼りなさにおける懸念の必要はありません。あまりキクラゲは多くありませんでしたが、こってり豚骨スープとの相性は抜群で、全体の中で最も歯応えに存在感があり、ネギも過不足なく援護。唐辛子に関してはキミやる気あるのかね? だったんですけど、それが不満に直結することはないでしょう。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5+)

とりあえず唐辛子の辛さレベルに関しては★0.5クラスが関の山ではあるものの、今回は辛さにスポットライトを当てた商品ではありませんし、機能系カップ麺でありながら対極的な「濃厚!」をコンセプトに掲げている「コッテリーナイス」の指標は真っ直ぐに豚骨(ポーク)を指している‥‥いやいや、これは売れますよ。

辛さレベルはショボくてもマイルドで濃厚なスープをキムチ風味のアクセントが引き締め、まったりクリーミーな味でもボヤけることはなく、強いて言えば麺が頼りないかもしれませんが、たっぷりキムチと濃厚なスープでビハインドを感じません。それに実際ちゃんと濃厚なのに比較してヘルシーなので、これなら油揚げ麺のカップヌードルよりも罪悪感なく食べられます。

食塩相当量だけは遠慮ありませんが、それが物足りなさを感じさせないキーマンで、糖質もカロリーも「カップヌードルライト」より低いのに比較して食べ応えは圧倒的に上(※ただし脂質は「ライト」のほうが軽め)。これならロカボダイエット中にも食べられますし、兄弟分の「ポークしょうゆ」や「クリーミーシーフード」と違って今回の「キムチ豚骨」は現行カップヌードルで唯一の「キムチ豚骨」フレーバーという特別感もある、機能性と満足感と代用品が見つからない個性を兼ね備えている素晴らしい濃厚こってりカップヌードルです。

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