「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を “つけ麺” にアレンジしてみた結果‥

寿がきや食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、寿がきや食品の激辛カップ麺、「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」のアレンジ・実食レビューです。

辛辛魚(からからうお)のカップラーメンを「辛辛魚つけめん」にアレンジ!

実際に食べてみた感想や作り方のコツを丁寧に解説し、お店の情報やトッピング系のアレンジも紹介します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

辛辛魚らーめん「つけ麺」アレンジ

「麺処 井の庄(めんどころ いのしょう)監修 辛辛魚(からからうお)らーめん」とは、愛知県豊明市沓掛町に本社を置くスガキヤこと「寿がきや食品」(代表取締役:菅木伸一社長)が製造・販売している期間限定の激辛カップ麺で、毎年1月の暮れに発売されることから冬の風物詩となっているのですが、熱狂的なファンが多いことでも有名な大人気商品です。

今年の発売日は2019年02月18日(月)と例年よりも遅めのリリースとなりましたが、個人のブログやTwitter(ツイッター)などのSNSサイトでも “普段はカップ麺を好んで食べないけど毎年この辛辛魚だけは楽しみにしている” という声を多く目にするように、各コンビニやスーパーの棚に並ぶのを心待ちにされていた方も多かったでしょう。



「麺処 井の庄」とは、2006年01月20日(金)東京都練馬区石神井町(石神井公園)にオープンしたラーメン店で、店主の中村泰介(なかむら たいすけ)さんは東池袋大勝軒の系譜にある津田沼の名店「必勝軒」や “辛うまラーメン日本一” で有名な「蒙古タンメン中本」出身という修行経歴があり、野方の「味噌麺処 花道」や南阿佐ヶ谷の「麺処 一笑」など、人気店の店主を輩出しているキャリアの持ち主。

寿がきや食品は「味噌麺処 花道」や「麺処 一笑」とも関係があり、「花道」の激辛カップ麺(また辛くない味噌ラーメンの再現カップ麺)や「井の庄×一笑」夢の師弟コラボ商品(ファミリーマート限定カップ麺「スパイシー辛辛豚らーめん」)なども開発しています。そして発売11年目となる2019年の「辛辛魚らーめん」は、「さらなる辛旨を追求!」ということで、すでに当ブログでもレビューしているのですが‥‥

より辛味のある唐辛子粉末を採用し、奥行きのある辛味を表現したという2019年の辛辛魚は、しっかりと例年通りの激辛レベルを打ち出しながらも辛辛魚のコンセプトである「豚骨×魚介×激辛」のバランスが秀逸で、シリーズの中でも傑作といえる出来栄えでした。毎年「★7」と評価していたのですが、今年は堂々の「★8」に格上げです。

お店の「辛辛魚らーめん」みたいにチャーシューも入っていなければ極太メンマも夢のまた夢‥‥初版の2009年〜2012年までは焼き海苔が別添されていたのですが、2013年の「限界突破 辛さリミット解放!!」バージョンで敢え無くリストラ。2019年も引き続き具材はネギのみというトッピング無しの素ラーメンに近い状態ではあるものの、唐辛子と鰹荒粉をブレンドした特製辛魚粉で物足りなさは感じませんでした(もはや慣れもありますがw)。



さらに今年は袋麺の「辛辛魚らーめん 辛辛MAXバージョンII」もレビューしているのですが、実際に食べ比べてみた結果、カップ麺のほうが美味しかったと評価しています。それに袋麺は1ケース(袋麺1食×10入)単位での販売でネット通販限定、送料無料ですが税込3,024円(各種支払手数料別)と値段的なハードルも高く、もう一工夫ないと打倒カップ麺は難しいかな‥と。

もちろん袋麺は袋麺の良さがあり、カップ麺バカのバイアスが干渉しているのではないかと言われたら完全に否定することはできませんが、もう単純に辛辛魚はカップ麺のほうが美味しいと感じました。今回その「カップラーメン」を「つけ麺」にアレンジしちゃおうという企画なんですけど、実は数年前から別のサイトで提唱していたアレンジで、そういえば詳しく記事にしたことはなかったなと。それでは、詳しく解説していきます。

開封

カップ麺の中には「かやく入スープ」「後入れ粉末スープ」「液体スープ」が入っているのですが、かやく入りスープの中に乾燥ネギが仕込んであるので、かやくの小袋はありません。通常の調理方法では「かやく入スープ」だけ先入れ、「液体スープ」と「後入れ粉末スープ」は後入れとなっているのですが、今回は全部「別入れ」です。



麺は全粒粉を練り込んだノンフライ麺が採用されていて、全体的に黒ずんだ色合い。全粒粉の含有量は原材料の小麦粉に占める割合のうち5%となっているのですが、全粒粉というのは小麦粉の種類で、小麦の胚乳のみを使用している一般的な白い小麦粉とは異なり、表皮や胚芽などを丸ごと粉にしたもので通常の小麦より栄養価も高く、残った表皮の歯触り(粒感)や甘く芳ばしい風味が特徴。

実際のラーメン店でも採用している店舗は多く、つけ麺を提供している専門店などでは特に全粒粉を練り込んだ自家製麺にこだわっている有名店も多いのですが、お米で例えると白い小麦粉は精米、全粒粉は玄米のイメージですね。実際の「麺処 井の庄」にも「辛辛魚つけめん」というグランドメニューがあるんですけど、お店の麺はクリアで透明感のある色でした。

製品情報・購入価格

製品名:麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん
販売者:寿がきや食品
製造所:加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場
内容量:136g(めん75g)
発売日:2019年02月18日(月)
実食日:2019年03月01日(金)
JANコード:4901677082459
希望小売価格:260円(税別)

発売地域:全国
購入価格:246円(税込)
取得店舗:イオンリテール

麺の種類:ノンフライ麺(全粒粉入太麺)
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:180~200ml(つけめんアレンジする際の目安)
調理時間:熱湯6分30秒(通常は熱湯4分)
小袋構成:3袋(かやく入スープ / 液体スープ / 後入れ粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(しょうゆ、ポークエキス、動物油脂、唐辛子、糖類、香味油、粉末かつお節、たん白加水分解物、チキンエキス、ポーク調味油、デキストリン、食塩、ポークパウダー、ローストしょうゆ調味液、ガーリックペースト、香辛料)、かやく(ねぎ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、着色料(カラメル、クチナシ、パプリカ色素)、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、香辛料抽出物、酸化防止剤(V.E)、香料、(一部に卵・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】卵・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉 ※特定原材料及びそれに準ずるものを表示(27品目中)

アレンジ・実食開始

小袋各種は「別入れ」と書きましたが、今回は「つけ麺」なので「湯切り」が必要、つまり小袋は何も入れずに熱湯だけ注ぎます。冷水で締める場合、規定の熱湯4分では麺が硬すぎて食べられないので、水道から出てくる水の冷たさや室温などの調理環境(季節)にもよりますが、だいたい熱湯を注いでから「6分30秒」を目安にしてください。



「あつもり」で食べる場合、冷水で麺を締める工程はスキップしていただいても結構ですが、麺の表面にある澱粉質(でんぷんしつ)が糊化(こか)してベタつくので、いったん冷水でキュッと締めた後、再び熱湯をかけて温め‥‥面倒ですかねw ただ、温かい状態で食べたい場合のアレンジも用意しているので、引き続きご覧いただけると幸いです。

熱湯6分30秒後、麺をザルに移したら冷水を浴びせ、しっかりと麺の表面にある滑(ぬめ)りを取り除くように揉み洗いします。ここで手を抜くと麺と麺が引っ付いたりして気持ちが萎えるので、冷たくても我慢、徹底的に麺と麺を擦り合わせるようにして洗いましょう。しっかり最後に水を切った後、カップ麺の容器に戻してもいいのですが、せっかくなので雰囲気のある器に盛ってください。

もちろん麺を冷水で締める際はザルを使うのが最も効率のよい調理方法なので、ご家庭にあるザルを使用していただきたいのですが、もし家にザルがない場合‥‥家にあって困るものではないので100均に行きましょう(笑)。フタに穴を開けて湯切りを行い、そのままカップ麺の容器で冷やす方法もありますけど、かなり効率が悪いですし、その状態で麺の滑りを完全に除去する手間を思えばザルを買ってきたほうが早いです。

スープは「つけ汁」として調理しなければいけないので、底の深い器に「かやく入スープ」と「液体スープ」を開封したら熱湯を注ぎ、「後入れ粉末スープ(特製辛魚粉)」は最後にトッピングします。面倒でなければ、「かやく入りスープ」→「熱湯」→「粉末スープを溶かす」→「液体スープ」→「しっかり混ぜる」の順番が理想的ですね。

通常調理では必要なお湯の目安量が450mlとなっていますが、つけ汁用に濃いめのチューンナップが必要なので、だいたい180〜200ml前後を目安に、あとはお好みで濃さを調節してください(※これ以上に濃くすると「苦味」が目立ってきます)。スープ類の小袋を開封する前に、つけ汁を作る器に熱湯を注いで事前に温め、そのついでに液体スープの小袋を温めておくとスマートです。

それでは、カップ麺の全粒粉入りノンフライ麺を冷水で締めるとどうなるのか、そしてスープを「つけ汁」にチューンナップしたときの味わいなど、アレンジ後の感想を解説し、そのまま続けてトッピング系のアレンジレシピを紹介します。

1食(136g)当たり

熱  量:495kcal(カロリー)
たん白質:14.8g
脂  質:19.0g
炭水化物:66.2g
食塩相当量:6.2g
(めん・かやく:1.4g)
   (スープ:4.8g)
カルシウム:272mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:495kcal(めん・かやく:302kcal)(スープ:193kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。特に食物アレルギーなどのアレルギー疾患に懸念がある方は、ご購入・お召し上がりの前に、念の為お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

まずは「そのまま」

つけめん専門店などに行った際、やはり麺にこだわりのある店が多いので、いいとこの蕎麦屋さんじゃないけれど、最初は何も付けずに麺だけ味わうのが礼儀かなと思っているのですが、そのイメージでスープに付ける前にノンフライ麺を食べてみてください。もちろん専門店の生麺には敵いませんが、激辛スープでは感じ取ることが難しい麺の甘さや全粒粉の芳ばしさが楽しめます。

今回は6分30秒で調理したので、もうちょい硬めに(6分ちょっとで)仕上げてもいいかな‥と思ったりもするのですが、もともとノンフライ麺(乾麺)を戻してから締め直すため湯戻しが中途半端になると一部がパキッとするので、やはり6分30秒が適切です。中心部はコシがあり、表面はもっちりと、そして今回の麺には必要のない粉っぽさも気になりません。



つけ汁なしで麺の甘みや全粒粉の芳ばしい風味を楽しんだ後は、どっぷりと浸して激辛ど濃厚魚介豚骨醤油スープを楽しむもよし、半分だけ付けて麺とスープのハーフ&ハーフを楽しむもよし、ちょこっと3分の1くらいつけて通な感じで楽しんでみるもよし。もちろん縮れのある平打ち麺という形状からスープのリフト性能は高く、通常のラーメンで食べる場合と比較して、スープにくぐらせる量でバランスを調節しながら楽しめるのも魅力ですね。

つけ汁の感想とスープ活用術

大丈夫、ばっちり激辛です

やはりラーメン調理と比較して冷たい麺を浸けることによる温度の低下は否めませんが、安心してください激辛です。熱湯の量が少ないので、必然的に濃いめの味になりますが、同時に唐辛子の比率と辛さの密度も上昇するため、しっかり激辛ど濃厚な魚介豚骨醤油スープの魅力が衰えることはありません。ただ、前述したように熱湯が少なすぎると苦味が強くなるので、そこだけ注意が必要です。

塩気も強くなりますが、同時に豚骨のコクもグッと濃度を増しているので、ただやみくもに塩っぱいわけではありません。それに味が濃いと感じた場合、お店だと割って薄めてくれとは言いづらい時もありますが、好き勝手に濃度を変えても怒る人はいないので、ご自由に調節なさってください(ただし、塩分の摂取量的に妻が‥という場合は奥様の愛ある方針に従いましょう)。

あ、それからぜひ特製辛魚粉(赤い山)「なし」の状態でも召し上がってみてください。もちろん辛さは激辛以下(そこそこ辛口)で魚粉のパンチも得られませんが、2019年の辛辛魚は豚骨の重厚感が増しているので、まったり濃厚マイルドな辛口辛辛魚が楽しめます。これが侮れない旨さ‥‥特に今回の熱湯少なめ調理だと豚骨の濃度が際立ちますので、まずは最初に2、3口。

つけ汁として作ったスープは確実に余ると思うので、つけ麺では定番の「スープ割り」(つけ汁用にチューンナップされたスープは、そのままだと濃すぎで飲めないので、飲める濃度まで希釈すること)で激辛スープをストレートに楽しむのも王道ですが、白ご飯ぶち込んで‥だと残っている味が濃すぎるかもなので、白ご飯にスープをかけて卵黄と刻み葱(青ネギ)、あれば海苔なんかもトッピングすると簡単に激ウマです。

つけ汁は麺の澱粉質が溶け出てこないので、通常調理の時ほどドロドロにはなりませんが、調理の際は粉末スープ(かやく入スープ)の溶け残りに気を付けてください。また、チャーシューや炒めた豚バラ肉、白ネギ、青ネギ、メンマ、温泉卵、焼き海苔などをトッピングしても美味しくいただけるのですが、当ブログとしてオススメしたいのは‥‥

「ひっぱり辛辛魚」納豆つけ汁

本気でオススメ

そう、納豆です(ちなみにタレ・カラシ未使用)。おそらく何人かの方は「またかよw」と思われたかもしれませんが(※当ブログのアレンジ記事では多用しておりますので‥)、山形県内陸部の郷土料理「ひっぱりうどん」インスパイア。「ひっぱりうどん」とは、うどんを納豆や鯖缶などで作ったタレに絡めて食べる郷土料理なのですが、もともと特製辛魚粉が文字通り魚粉なので鯖缶を用意する必要はありませんし、辛い食べ物と納豆は相性抜群! ということで納豆さえダメじゃなければ超絶オススメ。

もちろん冷水で鍛えた透明感のあるノンフライ麺にトロミのある納豆つけ汁も最高にマッチするのですが、ひっぱりうどんは茹で上げたうどんを釜から(いわゆる釜揚げうどんの状態から)“ひっぱりあげて” 食べるスタイルなので、スープの作り方は前述した量で問題ありませんが、カップにノンフライ麺だけ入れた状態から熱湯を注いで4分後、湯切りを行わずにノンフライ麺をほぐしたら、そのまま引っ張り上げてスープと納豆を麺に絡めながら食べるのも美味しいですよ。

当ブログのコアな読者の中には納豆に敵意を抱いている方もいらっしゃいますので、今回は糸引きの少ない写真を意識しているのですが、お気付きの通り海苔も抜群に合います。納豆の緩和作用によってスープの刺激はマイルド(大辛くらい)になりますが、まろやかな口当たりに納豆のコクと辛いスープの相性はベストマリアージュ。さらに魚粉との相性も申し分ないので、かなり本気です。

こちらも残った納豆入りのスープを白ご飯にかけるだけで抜群に美味しいのですが、お好みで卵黄や刻み葱、海苔、魚粉を追加するのがオススメ。あと納豆が苦手な方は、つけ麺アレンジに限らず辛辛魚のスープが残った際、白ご飯に残ったスープをかけてチーズ(とけるタイプ)をのせてから軽く電子レンジで加熱後、卵黄、刻み葱、海苔、キムチなどをトッピングしたら悪魔飯「辛辛魚ちーずリゾット」になりますので、よかったら。

まとめ

今回は「ちょい足しアレンジ」ではなく一手間必要なレシピの紹介になりましたが、新たなカップ麺の楽しみ方と可能性を感じていただけると思います。あと、納豆。後日あらためて記事にしますが、つけめんアレンジに限らず通常調理の「辛辛魚らーめん」にトッピングしても激ウマなので、納豆さえ苦手じゃなかったら、ぜひ。

それから2019年3月01日(金)より、寿がきや食品×麺処井の庄コラボ史上初となる要冷蔵(チルド)の生タイプつけ麺「麺処井の庄監修 辛辛魚つけ麺1人前」(標準小売:税別298円)が発売されました。内容量は1食あたり210g(めん150g)、全国のスーパーや通販サイトなどでも販売されているので、辛辛魚ファンの方は要チェックです。

もちろん辛辛魚のカップ麺「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」は手を加えなくても素晴らしい商品ですが、もしまだカップ麺を「つけ麺」にアレンジしたことがない方は(あと納豆インも)、これを機に試してみてください。

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