日清食品「カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル」ミルクシーフードヌードル 2018

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年11月5日(月)新発売の2018年版ミルクシーフードヌードル、日清食品「カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル」の実食レビューです。

今年の「ミルクシーフードヌードル」は “北海道” がテーマ!心待ちにしているファンも多い冬の訪れを告げる定番品「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」の2018年バージョンがリリースされました。ええ、 “ミルクシーフーウェイ” ではございません。

脱脂粉乳の存在感にミルクとシーフードのバランス、そしてテーマとなっている「北海道」の指標とは‥実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。より美味しく食べるための “ちょい足し” おすすめアレンジも紹介しているので、お時間よろしければ最後までお付き合いください。

ミルクシーフードヌードル 2018

今年のテーマは「北海道」ということで、スープにも具材にも北海道産の素材を使用し、商品名が「ミルクシーフー道(ドウ)」になりました。

今年の1月にカップヌードル×日本ハムファイターズのコラボ商品として、ブランドロゴ「CUP NOODLE」の “DLE” を “道” に置き換えた「カップヌードウ 北海道限定パッケージ」がリリースされていたのですが、それと同じようなノリですね。

「SEAFOOD」の “D(ド)” を “道” に置き換え、タイトルにも「北海道」を冠し、カタカナ表記では「ミルクシーフー道(ドウ)ヌードル」、ローマ字表記では「MILK SEAFOO道」とデザインされています。こうやって見たら意外とローマ字でも‥というかローマ字のほうが綺麗にハマッてて違和感ないですよねw

「カップヌードル シーフードヌードル」は、ネット上で話題になっていた “シーフードヌードルを牛乳で作るとクラムチャウダーみたいな味になって美味しい” という噂(ネトメシ)に本家が目を付け、 “噂” のあの味を日清食品が本気でつくるとこんなに美味しい!というコンセプトのもと2007年に発足。それが話題を呼び、しかも美味しいと多くの固定ファンを掴んで毎年冬の定番商品になりました。

「北海道」をテーマに起用した素材は、北海道産の「ポテト」と「脱脂粉乳」。いつものカップヌードルシリーズに入っているフライドポテト(じゃがいも)の主な原産国は「日本」「アメリカ」「ニュージーランド」「中国」となっていて、最終加工地は「日本」もしくは「中国」なんですけど、今回は国産北海道。

もう一つの「粉乳」については、 “北海道産の生乳からつくられた脱脂粉乳” を使用しているそうです。私は以前、脱脂粉乳のクセが強くてミルクシーフードにナーバスだった時期があったんですけど、今年はどうでしょうか‥とりあえず開封して、香りをチェックしてみましょう。

開封

お、イカでかい。もちろん個体差で大小サイズは異なりますが、基本的にシーフードヌードルの系譜にあるイカは大きめなんですよね。あ、これタコじゃなくてイカですよ。オリジナルは2009年7月上旬出荷分からイタヤガイの貝柱が追加されましたが、2015年7月出荷分より再びイタヤガイの具材が廃止されました。

で、それはそれは脱脂粉乳の強烈な甘い香りが襲ってくることを覚悟していたのですが、そんなことありません。もちろん通常の「シーフードヌードル」ほど海鮮がクリアではありませんし、なるほど脱脂粉乳や乳等を主要原料とする食品が主体だな、という香りではあるんですけど、現時点では鼻に付くほどワザとらしいニオイではなく、他の食品に例えるとクリームシチューのルゥにイカを中心とした海鮮風味を付与したような香りです。

さすがにポテトは東洋水産の大きな皮付きポテトに匹敵するものではないと思っていましたが、ほぼ真四角のダイス状にカットされていました。イカは大きいけどポテトは4個くらい?かなり粉末スープの量が多いので、ちょっとわかりにくいですね。調理後の写真では、きっちり具材をサルベージいたしますので、お楽しみに。

製品情報・購入価格

製品名:カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル
製造者:日清食品
製造所:B(下関工場)
内容量:79g(めん60g)
発売日:2018年11月5日(月)
JANコード:4902105246658
希望小売価格:180円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:127円(税込)
取得店舗:イオン

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:300ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料)、スープ(乳等を主要原料とする食品、脱脂粉乳、植物油脂、でん粉、クリーミングパウダー、ポーク調味料、小麦粉、チキン調味料、糖類、香辛料、食塩、粉末しょうゆ、野菜調味料、たん白加水分解物、魚介調味料、野菜調味油、魚醤、ポーク調味油)、かやく(フライドポテト、キャベツ、味付卵、いか、魚肉練り製品、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、香料、香辛料抽出物、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、乳化剤、酸味料、カラメル色素、pH調整剤、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・かに・豚肉・鶏肉・いか・大豆・ごま・ゼラチン

実食開始

容器のサイズはタテ型レギュラーなので、通常のカップヌードルと同じ大きさ。ミルクシーフードヌードル10周年記念として発売された昨年(2017年)の製品には「チェダーチーズ風キューブ」(チーズ油脂加工品)が入っていたのですが、そのチーズ風具材が北海道産ポテトに置換された内容となっています。

で、やっぱりフタを開けた時に麺が見えないほど賑やかな状態こそ「カップヌードル」ですよね。キャベツとネギは少なめで、ポテトも4個(厳密にはサイズ的に3.5個)しか入ってなかったんですけど、大きめのイカに多めのカニカマ、たっぷりのスクランブルエッグで寂しくありません。

粉末スープの量が多いため、おそらく熱湯を注いでからフタを開けた時には写真のように所々が凝固していると思います。混ぜれば混ぜるほどトロミが増すタイプではありませんが、最短でも30秒〜1分は混ぜたほうが安心。依然として甘みを帯びた香りではあるものの、脱脂粉乳一辺倒のニオイではなく、きちんと海鮮の香りも漂ってきました。

うん、がっつり混ぜても具材が行方不明になることはないですね。それでは、実際に食べてみましょう。北海道産の生乳でつくった脱脂粉乳の主張とポテトの食感に注目しながら、「めん」「スープ」「かやく(具材)」の項目に分けて詳しく丁寧に解説します。

1食(79g)当たり

カロリー:374kcal
たん白質:8.7g
脂  質:16.5g
炭水化物:47.7g
食塩相当量:3.8g
(めん・かやく:1.6g)
(スープ:2.2g)
ビタミンB1:0.85mg
ビタミンB2:0.27mg
カルシウム:129mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:374kcal(めん・かやく:306kcal)(スープ:68kcal)

めん

カップヌードルならではの、しなやかでコシとつるみのある麺。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

実は2017年を機にマイナーチェンジ

現行の「シーフードヌードル」と同じ油揚げ麺だと思うのですが、以前の原材料名は「小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、醤油」で、サイズもレギュラーの「カップヌードル」よりも一回り細めでした。しかし、2017年の「ミルクシーフードヌードル」から原材料の構成が「小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料」に変更されています。

それにあわせてオリジナルの「シーフードヌードル」や「カップヌードル リッチ 贅沢とろみフカヒレスープ味」の麺もマイナーチェンジされ、今現在に至っているのですが、あまり言及している人は少ないんですよね。特にサイズは一見して明白に違うのですが‥

それはさておきスープとのバランスは、もちろん問題ございません。個人的は以前の細麺がベストに感じる反面、ちょっと麺の吸水率が下がったのか、見る見るうちにスープがなくなる事例が減ってきたように思います。

スープ

魚介と豚骨のうまみがきいたシーフードスープをベースに、北海道産の粉乳を加えた甘みとコクのあるクリーミーなスープ。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

ちょっと洗練されたイメージ

原材料の構成からも伝わってくるように(含有量の多い成分から手前に掲載されるのですが)、「乳等を主要原料とする食品」を筆頭にして「脱脂粉乳」が続いている、何とも潔い特化型の構成。ちなみに2017年の含有量トップ3は多い順から「植物油脂」「脱脂粉乳」「乳等を主要原料とする食品」だったので、より比重がミルク系統に傾いています。

しかし、実際そこまで甘ったるくありません。ミルクの指標は文字通り脱脂粉乳なので、もちろんクリーミングパウダーとか粉ミルクっぽいニオイが気になる方は構えたほうが賢明なレベルではあるんですけど、北海道産生乳を使用した脱脂粉乳の効果か以前ほど粉っぽい風味は控えめになり、比較して洗練されたように感じました。

かなり粉末スープの量は多めですが、とろみはほとんど見られず、けっこうサラッとした口当たり。そして、これまでのミルクシーフードヌードルは唇や口の中がベタベタするというか、ある意味それはそれとして濃度を高めることに寄与していたんですけど、今年の口当たりはライトです。

しかしながらミルクの濃度は明白で、スープ自体のシーフードは弱めですが、それについては具材のイカが面目躍如でカバー。昨年のチーズ入りと比較して濃度は劣ってしまうものの、すっきり濃厚クリーミーなバランスは絶妙ですね。

かやく

北海道産ポテト、イカ、カニカマ、たまご、キャベツ、ネギ。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

北海道産ポテトは脇役

いつもの「シーフードヌードル」と基本の構成は同じで、前述したようにキャベツとネギは少なく、ポテトは4個(厳密にはサイズ的に3.5個)だったんですけど、大きめのイカに多めのカニカマでシーフード感は演出し、たっぷりのスクランブルエッグで寂しくありません。

ダイス状の北海道産ポテトは「カップヌードル カレー」や「日清のどん兵衛 カレーうどん」に入っているポテトよりもサイズは小さめですが、シャリッとした食感ではありません。かといってホックホクでもないんですけど、ジャガイモの風味に関しては既存の汎用ポテトを超えています。

個体差でポテトが10個くらい入っていたら話は別ですが、主役級の存在感ではありません。しかし、スープ自体の海鮮が弱い分、あくまでも具材はシーフードがメインでなければ成り立たない製品なので、単純に結果オーライだと感じました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5+)
(標準は★3です)

あいかわらず脱脂粉乳感は払拭できませんが、今回その脱脂粉乳こそが「北海道」を示す指標の一つであり、それでいてシリーズの過去作品と比較して “即席カップめんのカップヌードルだらこそ許されるテイスト” でありながら洗練された印象を受けました。もしかするとシリーズのコアユーザー(濃厚派)にとっては、少しライトに感じてしまうかもしれません。

つまり、それだけにハードルは低下します。それに毎年の発売を楽しみにしているリピーターの期待を大幅に裏切ることのないミルク感はキープしていたし、より多くの方が楽しめる方向性にシフトしたように感じました。北海道産ポテトは4個しか入ってなかったけど(数は個体差あると思います)、ミルクシーフードヌードルに求められているのはスープの「ミルク感」と「シーフード(具材のイカ)」だと思うので、それについては今年も大丈夫。(11月10日追記:中にはポテトが大半でイカが少ない個体もありました)

さて、このままでも完成形にあるカップ麺なんですけど、アレンジして「もっと濃厚に食べたい!」という方は、 “熱湯を注いでから2分くらいでフタを開けて、軽く混ぜてから溶けるタイプのチーズをトッピングし、再度フタを閉めて1分待って” ください(バターをトッピングするのも有効手段)。逆に「メリハリがほしい!」という方は、ブラックペッパーで引き締めましょう。極限まで濃厚に食べたい方は‥ “とけるチーズ×バター×卵黄×黒胡椒(調整用)” ですw そのレシピも実際に試して記事にしたので、よろしければご覧ください。(11月10日追記:【悪魔メシ】2018年版ミルクシーフードヌードル「北海道ミルクシーフー道」をアレンジ!