「日清焼そばU.F.O.大盛 ホイコーロー味焼そば」※キャベバンバンも忘れずに

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年3月18日(月)新発売のカップ麺、日清食品「日清焼そばU.F.O.大盛 ホイコーロー味焼そば」の実食レビューです。

日清焼そばU.F.O.(ユーフォー)の新作は思わず “ガッツキ” たくなる回鍋肉味の大盛カップ焼そば!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

日清焼そばU.F.O. ホイコーロー味

日清食品グループの公式オンラインストアでは、発売日よりも一足先に新商品を試すことができる「Flying Get(フライングゲット)」という特別先行販売システムがあり、定期的に開催されているのですが、今回それを利用して入手しました(※基本的に先行販売分は300食の数量限定で1人あたり3食まで購入可能ですが会員登録の必要あり)。

発売日は来週の3月18日(月)ということで記事の公開日は一般販売前になるのですが、新商品の品揃えが早い店舗であれば土曜日の夜〜日曜日には店頭に並びますし、月曜日からは全国のスーパーマーケットやドラッグストア、ディスカウントストアなど、また火曜日からはコンビニでも一般販売開始となりますので、ちょっと早めに製品のコンセプトや味の雰囲気を掴んでいただければ幸いです。



「日清焼そばU.F.O.(にっしんやきそばユーフォー)」とは、カップ焼そばカテゴリーでNo.1の売上を誇る言わずと知れた日清食品のロングセラーブランドで、初代の発売日は袋麺「日清焼そば」の発売から12年後となる昭和51年(1976年)5月。縦置きも可能な角型容器の「大盛り(BIG)」が発売されたのは、平成3年(1991年)2月と比較的に最近の話‥‥でもないですかねw

それ以来、今回のような変わり種の期間限定商品も積極的に開発・販売されているのですが、斬新なCM展開やスペシャルコンテンツも話題になっていて、最新のニュースではバーチャルユーチューバーの輝夜月(カグヤ ルナ)さんとのコラボ新CMを公開。CM楽曲にはマキシマムザホルモンの「これからの麺カタコッテリの話をしよう」を起用し、それに伴う前代未聞のバーチャル記者会見を行って記者会見のシークレットゲストにホルモンがゲスト出演するなど、イッキに話題詰め込みすぎ(笑)。

また、飲食業界との企業タイアップも行なっていて、ちょうど今週2019年3月12日(火)より、大阪王将×日清食品のタイアップ商品第2弾「U.F.O.ソースで作ったソバメシにU.F.O.ソースの餡をかけた天津飯がマジで旨かった!」(※これが正式な商品名)の提供が始まり話題になっています。ちなみにタイアップ第1弾は、2018年9月28日(金)の「大阪王将が日清焼そばU.F.O.をリアルに作ってみました!」でした。

(写真出典:ものグラム @grape_srb)

炒飯と刻んだモチモチ太麺で作ったソバメシに「日清焼そばU.F.O.」のソースを混ぜ合わせたソバメシと、大阪王将秘伝のたれに「日清焼そばU.F.O.」のソースをブレンドした餡で仕上げたとろっとろ卵が相性抜群。お店だからこそ味わえる特別な味わいを、是非お楽しみください。

(出典:大阪王将 公式ウェブサイト「キャンペーン」)

今回も本気ですw さて、そんな大阪王将や大衆的な中華料理店のグランドメニュー、またスーパーなどで市販されている「○○の素」でも定番となっている「回鍋肉(ホイコーロー)」ですが、日本の回鍋肉は “豚肉とキャベツの甘辛味噌炒め” みたいなイメージですよね。しかし、実は本場・中国の回鍋肉(回锅肉 – Huíguōròu)は日本の回鍋肉と同じではありません。

回鍋肉の「回鍋」というのは、鍋をクルクル回すことでもなければ煽り炒め、鍋返しなどを意味しているのではなく、 “一度調理した食材を再び鍋に戻して調理する” という意味で、豚肉は “皮付き” の塊肉が基本。それを茹でる、または蒸してから使用するのですが、鍋で肉を炒めた後、いったん鍋から取り出して、野菜を油通しするなどして加熱した後に再び肉を鍋に戻す‥という調理方法に由来しています。



また、野菜はキャベツではなく蒜苗(ソンミョウ / ソアンミャオ)というニンニクの芽・葉ニンニクを使うのが一般的で、味付けも豆板醤を多用した辛い食べ物になるのですが、日本の回鍋肉は担担麺や麻婆豆腐などと同じように四川省出身の中華料理人・陳建民さんがアレンジしたもので、メインの野菜は蒜苗ではなくキャベツに変更。日本人の好みに合うように甘辛い味噌をベースに味付けし、それが世に広まったことで現在の日本で一般的な「回鍋肉」の基盤が固まりました。

今回の新作カップ麺「日清焼そばU.F.O.大盛 ホイコーロー味焼そば」のパッケージでも「キャベツ食おうぜ!」とアピールされているのですが、「※辛味が強いので注意してお召し上がりください」などの注意事項(警告文)はありませんし、日本で親しみのある甘辛いホイコーロー味に仕上がっていそうですね。というわけで普段通り、何の気なしに外装フィルムを破いたところ‥

開封

か、かわいいパッケージが待っていたw このデザインが新作カップ麺に採用されるのは今回が初めてかもしれません。「たべるまえに #キャベバンバン(#KnockKnockCabbages)」とは、カップ焼そばの湯切りをする際に不可抗力でフタの裏に付いたキャベツが気付かれずにフタごと捨てられてしまった‥という悲しい事故(食品ロス)を未然に防ぐため、キャベツも人も安心して過ごせる社会のために日清食品が提唱しているアクションです。



2018年2月22日(木)〜2月23日(金)の間に日清食品が行なった「全国インスタント焼そばフタ裏キャベツ付着調査」(回答者数:500人)の結果によると、フタ裏に付着するキャベツの平均枚数は4.8枚、そこから算出した計算上、日清焼そばU.F.O.のフタ裏キャベツだけで年間およそ4.17tものキャベツが捨てられていることになるのだとか‥ちなみに “年収1,000万円以上の高所得者はキャベツを落とす” ことや “キャベツ愛が強い人の割合は「日産自動車ユーザー」が圧倒的に多い” というデータも公表されていました。

「湯切りのあとに ぼくをゆびではじくと、フタの裏についたキャベツが落ちるよ!(ここをはじいて)」と書いてあるように、カップ焼そばの湯切りを行なった後、フタをバンバンして張り付いたキャベツを救う活動です。カップ麺のヘビーユーザーは本能的にとフタをデコピンする癖がついているかとは思いますが(※この場合 “カップ麺のデコはドコですか?” などと聞いてはいけない)、素敵な行動ですよね。

おそらくキャベバンバンという名前の由来は、特に冬場などの寒い季節、自動車のエンジンルームやタイヤの間に入り込んだ猫を逃がすためにボンネットをバンバンと叩く行為「猫バンバン(ねこバンバン – Knock Knock Cats)」に因んでいるのでしょう(あ、だから「日産自動車」なのか納得)。

※カップ麺ブログ的には余談ですが、特に子猫が車のエンジンルームなどに潜り込んでいた場合、いきなりボンネットをバンバンするとビビッて硬直したまま身を潜めることが多いので、いきなりバンバンするのではなくエンジンをかける前にボンネットを開けて「叩く前に目視すること」をオススメします。なお、カップ麺のフタは容器を破壊しない程度に遠慮なくバンバンしちゃってください。

概要(製品情報・購入価格等)

製品名:日清焼そばU.F.O.大盛 ホイコーロー味焼そば
販売者:日清食品株式会社
製造者:東日本明星株式会社
製造所:埼玉嵐山工場(製造所固有記号 R)
内容量:168g(めん130g)
商品コード:4902105244739(JANコード)
規格サイズ:縦175mm×横175mm×高さ65mm

発売日:2019年03月18日(月)
実食日:2019年03月15日(金)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:日清食品グループ オンラインストア
商品購入価格:税込221円(配送料・支払手数料別)
希望小売価格:205円(1食 / 税別)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛カップ焼そば角型容器ビッグ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:700ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(液体ソース)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料)、ソース(豚脂、糖類、しょうゆ、豆鼓醤、香辛料、みそ、食塩、豆板醤、香味調味料、粉末みそ、ポーク調味料、酵母エキス、野菜調味油、香味油)、かやく(キャベツ、味付豚肉)/ 加工でん粉、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、香料、かんすい、増粘剤(加工でん粉)、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Mg、ビタミンB2、酸味料、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルゲン情報】小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

カップ麺の中に入っている別添の小袋は後入れの「液体ソース」が1袋のみで、あらかじめ具材は容器の中に入っているのですが、おそらくほとんど麺の下にあると思います。麺は最近の変わり種U.F.O.で意欲的な「極太」や「縮れ麺」ではなく、通常の「日清焼そばU.F.O.大盛」の麺と同じような雰囲気ですね。



液体ソースを取り出したら熱湯を注いで3分待機、その間に液体ソースの小袋はフタの上で温めましょう。私は日清食品の公式オンラインストアで購入しているため、上記の概要欄に記載している金額も鐚一文(びたいちもん)値引きなしのガチ定価購入価格となっているのですが(笑)、スーパーマーケットなどであれば税込200円以下、コンビニだと税込216円が平均的な値段になります。

お湯を捨てたら忘れずに「キャベバンバン」して、液体ソースを絡めたら出来上がり。そう、今回の調理方法には湯切りした後の手順「5」に、「フタのバンバンポイント1〜7を順番にはじいてキャベツを落とそう!」と書いてあるんです。さすが日清食品、細かいところまで徹底していますね。

それからノンフライ麺を採用した製品では、 “液体スープを入れる前にめんをほぐし” というアドバイスが書かれていたりするんですけど、カップ焼そばもソースを入れる前に麺をほぐすと余分な水分が蒸発し、ソースが麺に絡みやすくなるので、ちょっと意識してみてください。それでは、回鍋肉の再現度に注目しつつ、「めん」「ソース」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(168g)当たり

熱  量:746kcal(カロリー)
たん白質:11.8g
脂  質:35.8g
炭水化物:94.2g
食塩相当量:6.8g
ビタミンB1:0.63mg
ビタミンB2:0.57mg
カルシウム:214mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

コシのある中太麺。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

たぶん通常商品と同じ

もしかすると微妙に変更(微調整)されているのかもしれませんが、体感的には “いつもの日清焼そばU.F.O.に使われている中太麺” で、そのイメージで問題ありません。最近は油そば用にチューンナップした縮れ麺や平打ちストレート極太麺なども出るようになりましたが、きわめてオーソドックスなタイプです。

丸刃でカットされたコシの強い油揚げ麺で、しかしながら油揚げ麺特有の野暮ったいニオイは弱く、定番の濃い濃いソース味はもちろん液体ソースが洋風だとパスタチックな雰囲気に変わり、今回の中華風ホイコーロー味とも違和感なくマッチ。適度な弾力と歯切れの良さを兼ね備え、濃い味ソースにも負けていません。



よほど繊細なソースだと主張が強すぎるかもしれませんが、基本的に味付けの和・洋・中を問わないので、ある意味まるか食品の「ペヤング」と同じく万能麺といえますよね。麺の量も大盛ビッグサイズらしく130gと汁なしカップ麺のレギュラーサイズ90g×1.5倍だったので、しっかり食べ応えがありました。

ソース(ホイコーロー味)

みそ、豆鼓醤、豆板醤をベースにニンニクでアクセントを加えた、ホイコーロー味のソース。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

いやもう回鍋肉どストライクw

黒豆をに塩を加えて発酵させた「豆鼓醤(とうちじゃん – Dòuchǐ jiàng)」やソラマメと唐辛子を発酵させた「豆板醤(とうばんじゃん – Dòubàn jiàng)」など、中華・四川料理の代表的な発酵調味料を使用した本格的な味ではあるものの、やはりテイストの方向性は本場の回锅肉(Huíguōròu)というよりも日本の回鍋肉(ほいこーろー)です。ただ、ど真ん中ですねコレw

豆板醤を使用していますが、唐辛子の辛さレベルはピリ辛以下なので、ぜんぜん辛くないです。しかし、発酵調味料ならではの複雑な奥行きと軽い酸味が本格的で、醤油も使用しされているのですが、味付けの調味料は和味噌が主軸。ご覧の通り油脂成分は多く、かなりコッテリ感は強めなんですけど、それだけに豚肉を炒めたような臨場感と重厚な動物系の旨味が打ち出されています。‥あ、うっかり忘れていたのですが、液体ソースは入れる直前に “もみほぐして” ください。

食塩相当量は6.8gと少なくありませんが、けっこう糖類の甘さも強く、それが塩気にヤスリかけてくれるため舌を刺してくるような刺激はありません。まさに日本の回鍋肉(特に市販の素)に共通する甘辛味噌ダレ系のテイストそのものと言っても過言ではなく、ニンニクしっかりで “ガッツキ” たくなるコッテリ感もあり、ビールや白ご飯がサイコーに合うタイプの味付けでした。たぶん、これ使って豚肉とキャベツを炒めたら回鍋肉になると思うw そのくらいリアル。

かやく(具材)

大切りキャベツ、チャーシュー。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

チャーシューは少ないけどキャベツたっぷり!

最近の日清焼そばU.F.O.は、大盛・レギュラーサイズを問わずキャベツが定番の具材ではあるものの、変わり種だと量は少なめ、また大切りではないのが当たり前になってきました。しかし、今回は違います。パッケージに「キャベツ食おうぜ!」とあるように、しっかりキャベツが主役となっている存在感。

歯触りも風味も中華鍋で炒めたキャベツというよりも茹でキャベツなので、ちょっと回鍋肉のベクトルとは異なってくるのですが、それについてはカップ焼そばだし‥と、ご理解ください。質としては特別な具材ではありませんし、いわゆる野菜ドカ盛り系のカップラーメンほど量は多くありませんが、不足感もありませんでした。

チャーシューはチップ状の成型肉っぽいハムみたいなタイプだったので、皮付きの塊肉でもなければ豚バラっぽくもなかったのですが、ソースに含まれていた豚脂の重厚感と合わさることでジューシーさがあり、たぶん入っているのといないのとでは最終的な満足感も大きく変わってくるでしょうね。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

これはもう一見して明白にザ・ホイコーロー味で、再現度かなり高いですよ。本文中でも触れたようにベクトルは市販の素に近く、日本式の甘辛味噌炒め風の味付けに仕上がっていたのですが、その直球ど真ん中にあるような味付けだったので、ほんとキャベツと豚肉を炒めて今回のソースを使ったら回鍋肉が作れそうな感じでした。

味付けは濃いめですがトゲトゲしさはなくて、思わず “ガッツキ” たくなるような、これはいいですよ。大盛カップ焼そば+白ご飯はハードルの高い組み合わせになりますが、とても白ご飯に合う味付けだったので、白ご飯を片手に誰かとシェアして食べるのもアリですね。また、ビール片手にカップ焼そば党の皆様におかれましても大満足の一杯になるかと思います。

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