「スパイシー辛辛豚らーめん」辛さ1.8倍で再販!!激辛と痺れ “麺処井の庄×麺処一笑”

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寿がきや食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年8月6日(火)新発売のカップ麺、寿がきや食品「スパイシー辛辛豚らーめん」ファミリーマート限定商品の実食レビューです。

「麺処井の庄」と「麺処一笑」のW監修カップ麺 “辛辛魚×濃厚とんこつ” 「辛辛豚(からからぶた)らーめん」ついに復活!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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辛辛豚らーめん 2019

「スパイシー辛辛豚らーめん」とは、2018年8月28日に発売されたファミリーマート限定の激辛カップラーメンで、「辛辛豚」の読み方は「からからぶた」。東京の名店「麺処 井の庄(めんどころ いのしょう)」と「麺処 一笑(めんどころ いっしょう)」がW監修した、異色の師弟コラボ創作メニューです。

販売者は「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん(からからうおらーめん)」を手がけている愛知県豊明市の食品メーカー・寿がきや食品株式会社で、2018年発売品と同じく山吹色の背景に “辛辛豚” の文字が目立つパッケージデザインとなっているのですが、なんと今年は「辛さUP!」で唐辛子量が “当社比1.8倍” とのこと。



「麺処 井の庄」とは、東京都練馬区石神井町にある「辛辛魚」で有名な人気ラーメン店で、創業は2006年1月20日。その「辛辛魚」が初めてカップ麺になったのは2009年1月26日、当初から販売を担当している寿がきや食品とは10年以上の付き合いになるのですが、2019年7月23日に初の汁なしカップ麺「辛辛魚まぜそば」をローソン限定商品として発売、大きな話題を呼びました。

「麺処 一笑」とは、東京都杉並区阿佐谷南にある人気ラーメン店で、創業は2015年12月18日。比較的に新しいお店ですが、その後すぐに業界最高権威「TRYラーメン大賞 2016-2017」の「新人賞とんこつ部門1位」に輝いた実力派。さらに店主・金子哲也氏は「麺処井の庄」出身という経歴の持ち主なので、それが今回の「師弟コラボ」たる理由です。

金子氏は井の庄グループに入門後、2009年7月17日オープンした姉妹店「濃菜麺 井の庄(こいさいめん いのしょう)」の初代店長を6年間務め、同グループ内で合計8年間の修行を経てから独立。お店の特徴は具材のない「かけラーメン」と「トッピング」をセパレート(別皿)で出すユニークなメニューで、開店以来ずっと行列の絶えない人気ぶり。

その師である「麺処井の庄」の “辛辛魚らーめん” と「麺処一笑」の “濃厚とんこつ” を掛け合わせたのが今回の創作メニュー「辛辛豚らーめん」で、実店舗版の提供について発表はありませんが、「麺処一笑」の実店舗では2019年8月1日〜31日までの期間中、辛みと痺れを効かせた夏のスパイスベジ第二弾 「四川風麻辣ベジ」を提供しているそうです。



というわけで、おそらく今年もファミリーマート限定・数量限定商品となるカップ麺だけの特別な味わい。昨年同様「8種類のスパイス」や「濃厚とんこつ」「辛み、痺れ」など、パッケージには共通の特徴が記載されているのですが、唐辛子の量が1.8倍になったという今回、あの秀逸だったバランスや濃厚な豚骨感が崩れていないかどうかだけが不安なポイント。

そもそも辛さ1.8倍にアップする前から辛さレベルは「激辛」だったんですけど、スープ(豚骨)の乳化感が凄まじく、それも近年稀に見る豚骨濃度の高さ。あまりに豚骨がミルキーだったので、最初は辛くないと感じたのも束の間、激辛度は「辛辛魚らーめん」と肩を並べるクラスに到達し、それでもなお衰えを見せない濃厚な豚骨感に強い魅力を感じた傑作でした。

さらにフライドガーリック、フライドオニオン、ローストネギが芳ばしく、面白いのがパセリと痺れのアクセント。まさに革命的な一杯だったと記憶しているので、辛さレベルの度合いや前回との違いに注目しながらレビューします。2018年8月発売品の詳しい感想や評価につきましては、「スパイシー辛辛豚らーめん(2018)」の記事をご参考ください。

開封

別添の小袋は「液体スープ」「粉末スープ」「後入れかやく入スープ」の合計3袋、その構成や各小袋のサイズも変わっているようには見えませんが、液体スープの小袋は赤からオレンジに、粉末スープの小袋は青に変わっています(後入れかやく入スープの小袋は変化なし)。ただ、調理前に感じた違いは小袋の色だけではありません。



2018年の「辛辛豚らーめん」には “丸刃でカットされた汎用のノンフライ麺” が採用されていたのに対し、2019年発売品には「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」のように “全粒粉が練り込まれた平打ちノンフライ麺” が採用されていて、やや全体的に黒ずみ、よく見ると全粒粉の小さな粒も視認できます。

パッケージのフタ上では特にアピールされていませんが、原材料名の「めん」には「小麦全粒粉」の文字があるため間違いありません。さらに形状も丸麺から平打ち麺に変更、それだけにスープのビハインドを辛さUPで誤魔化しているのではないか——という懸念もありますけど、麺に関しては実食前から明らかに進化していることが伝わってきました。

製品詳細情報・購入価格等

ファミリーマートの公式ウェブサイトには「ファミリーマート『先行』発売・数量限定」と記載されているのですが、その件について寿がきや食品に尋ねてみたところ、 “ファミリーマート以外に卸す予定はない専用商品” とのことだったので、ファミリーマート「限定」発売。ファミリーマート標準価格は258円(税込278円)、これは2018年発売品の値段と同じです。

ただ、発売地域が北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中国・四国、九州となっているため、沖縄ファミリーマートには売ってないかもしれません。

製品名:スパイシー辛辛豚らーめん
販売者:寿がきや食品株式会社
製造所:加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場
内容量:130g(めん75g)
商品コード:4901677082602(JANコード)
個装サイズ:φ167×70(mm)

発売日:2019年08月06日(火)
実食日:2019年08月06日(火)
発売地域:沖縄除く全国(ファミリーマート限定)
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
商品購入価格:278円(税込)
希望小売価格:258円(税別)

麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:450ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・粉末スープ・後入れかやく入スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(ポークエキス、チキンオイル、香味油、チキンエキス、ポークオイル、食塩、糖類、唐辛子、ポーク調味油、でん粉、おからパウダー、香辛料、デキストリン、ゼラチン、粉末かつお節、酵母エキス、ポークプロテイン、たん白加水分解物、発酵調味料、ガーリックペースト)、かやく(フライドオニオン、フライドガーリック、唐辛子、ローストネギ、ねぎ、パセリ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、アルギン酸Na、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、香料、香辛料抽出物、着色料(パプリカ色素、クチナシ、カラメル)、酸化防止剤(V.E、V.C)、(一部に乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン ※特定原材料及びそれに準ずるものを表示(27品目中)

実食開始

湯戻し時間は熱湯5分、ノンフライ麺でも粉末スープ(青い小袋)のみ先入れとなっているのですが、この香り——そう、この香りこそ前回の「辛辛豚らーめん」でも期待を煽られた “豚骨の臨場感” で、今まさに熱湯を注ぐ前から豚骨の濃度が伝わってくるような、とても濃厚な香りが漂ってきます。



そして “スープに熱湯を直接かけて よく溶かしてください” と粉末スープの小袋にも書いてあるように、調理の際は粉末スープめがけて注湯するのも大切なポイント。あとは待っている間にフタの上で液体スープを温めて、5分経ったら “先に麺をほぐして粉末スープを完全に溶かした後に” 液体スープを入れてください。

それから液体スープを馴染ませて、後入れかやく入スープを中央にトッピングしたら完成です。見た目は前回と大差ないけれど、香りは香味油の調理感が強くなり、やや豚骨はライトになった印象でしょうか——それでは、前回との違いや唐辛子量1.8倍の辛さレベルに注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(130g)当たり

カロリー:499kcal(熱量 / エネルギー)
たん白質:13.3g
脂  質:21.2g
炭水化物:63.8g
食塩相当量:5.9g
(めん・かやく:1.8g)
   (スープ:4.1g)
ビタミンB1:-(記載なし)
ビタミンB2:-(記載なし)
カルシウム:585mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:499kcal(めん・かやく:295kcal)(スープ:204kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

圧倒的に進化したノンフライ麺
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小麦全粒粉の含有率は小麦粉に占める割合のうち「○%」のような記載はありませんし、けっこうスープが辛いので、さすがに小麦全粒粉の恩恵は体感的に大きなものではありません。けれども油揚げ麺のような雑味はなく、前回の丸い中細麺から平打ちの中太麺に変わったことで、スープとの一体感や麺単体としての力強さも並行してパワーアップ。

食べ始めは硬めの食感で、もっちりとした粘り気のある加水率の高いタイプではなく、むしろ歯応えのある硬さと歯切れの良さを重視しているような、中心部に小麦をギュッと押し込んだ感じの構造です。どちらかというと加水率は低く、ふわっと小麦の粉っぽさが抜ける感じなど、「辛辛魚らーめん」のノンフライ麺に近い印象を受けました。



それに「小麦粉(国内製造)、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆食物繊維、たん白加水分解物」という原材料名も実は同じなんですけど、カップ麺の「辛辛魚らーめん」及び「辛辛魚まぜそば」は熱湯4分なのに対し、今回の「辛辛豚らーめん」は熱湯5分。麺の量は前回の「辛辛豚」並びに「辛辛魚」2品と同じ75gですが、まったく同じ麺ではありません。

スープ

野太い豚骨からベジポタ系に路線変更
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昨年同様カルシウムの値が585mgと異様に高く、先入れの粉末スープを溶かしている段階から独特の香りが漂ってくるのですが、けっこう今年は強めに鶏白湯の要素も含んでいて、残念ながら見違えるほど豚骨は太くありません。おからパウダーによるザラついた舌触りが骨粉を思わせるのですが、どちらかというと結果的に野菜っぽい印象が優勢で、かなり粘性率も落ちています。

液体スープを加えると、香味野菜を中心に様々な具材を鉄鍋で煽ったかのような風味がプラスされ、たちまち臨場感がアップするのですが、やはり豚骨と鶏骨がフィフティな状態。ほとんど原材料は変わっていない‥‥というか原材料名上では並びが違うだけなのに、野太い豚骨スープからハイブリッド型のスープに変わったので、体感的なスープの表情には大幅なギャップがありました。

とにもかくにも昨年の「辛辛豚」は純度の高い豚骨が軸にあったので、今回の変更は残念に思えた反面、イメージとしては「濃菜麺井の庄」にルーツを感じる “ベジボタ系” の印象が強くなったというか、これはこれで悪くないですね。ちなみに辛そうな見た目でも現段階の辛さレベルはピリ辛程度、ほとんど痺れも気になりませんが、後入れかやく入スープを攪拌すると変貌します。

かやく

ここで唯一無二の世界観が炸裂!
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原材料名上の「かやく」は “フライドオニオン、フライドガーリック、唐辛子、ローストネギ、ねぎ、パセリ” となっているのですが、どれも “ふりかけ” に近い状態で、カップ麺の「辛辛魚らーめん」と同じく固形具材は入っていません。また山頂も控えめではあるものの、開封した瞬間から漂ってくるパセリの香りが今年も実に個性的で、辛さレベルはイッキに「激辛」まで跳ね上がります。

スープにベジポタ系の鶏白湯らしさがあるので、一見すると異質にも思える洋風のパセリも意外なほど違和感なくフィット。そこに重なるフライドオニオン、フライドガーリック、ローストネギの芳ばしい風味に花椒(ホワジャオ)由来と思われる痺れ(麻味)で辛さはブーストするのですが、いわゆる流行りの麻辣(マーラー)味ではありません。

ある意味それは「洋」であり「和」でもあり、はたまた「四川」の要素も備えていて、さらに「エスニック」な雰囲気をプラスした「辛辛豚」というジャンルを確立しています。そして昨年同様、粉末かつお節も参戦することで「辛辛魚」のアイデンティティも備えているのですが、今年は「麺処井の庄」よりも「濃菜麺」の血がイニシアチブを握っているため、だいぶ印象は変わっていました。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

まず辛さレベルは文句なしの「激辛」で、たしかに前回から体感的な辛さレベルもアップしています。2019年の「辛辛魚らーめん」よりは控えめでしたが(※詳しくは「辛辛魚らーめん」対「辛辛豚らーめん」徹底比較の記事をご参考ください)、ローソンの「辛辛魚まぜそば」と比べたら “明らかに辛辛豚のほうが辛い” ですし、ノンフライ麺が小麦全粒粉入りに変わったのは大きな進化だと感じました。反面、どうしても残念だったのが豚骨感の大幅な劣化。

圧倒的に豚骨寄りだった濃厚とんこつスープから、まったく違うハイブリッド型の「ベジポタ系」に変わっていたので、これについては賛否両論飛び交うかもしれません。ただ、「井の庄」の姉妹店で「一笑」のルーツでもある「濃菜麺井の庄」を基盤にアレンジしているような雰囲気だったのと、今年も独創的で他に類を見ない仕上がりから、一度は食べておきたいカップ麺ですね(※辛い食べ物が苦手な方は、くれぐもご注意ください)。

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