「鬼そば藤谷 濃厚蟹だし味噌らぁ麺」HEY!たくちゃん監修カップ麺

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寿がきや食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月28日(月)新発売のカップ麺、寿がきや食品「鬼そば藤谷 濃厚蟹だし味噌らぁ麺」の実食レビューです。

お笑い芸人・HEY!たくちゃんのラーメン店「鬼そば藤谷」が監修したカップラーメン第3弾!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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鬼そば藤谷 濃厚蟹だし味噌らぁ麺

「鬼そば藤谷」(おにそば ふじや)とは、お笑い芸人(ものまねタレント)の “HEY!たくちゃん” こと藤谷拓廊(ふじや たくろう)氏が2012年に開業した、東京・渋谷にある人気ラーメン店で、藤谷氏はラーメンの鬼と呼ばれた佐野実氏と師弟関係にあり、佐野氏のモノマネを芸としてやっていたことがキッカケとなってラーメン業界に入りました。

ある日、国産小麦の講演会に佐野氏が出ることを知った藤谷氏は、佐野氏と同じ格好をして参加者の中に紛れ込み、会場の中で睨みを利かせていたところ(物真似をしていた)、いじってもらえるのを待っていたら佐野氏に “えらい気合の入った同業者” だと思われ、「どこのラーメン屋だ!?」とピックアップw そこから佐野氏と藤谷氏の交流が始まります。

それから芸人としての生活に不安を覚え始めた頃、北海道出身でラーメン好きだった父親に育てられた藤谷氏は、2011年に素人も出られる「東京ラーメンショー」に参加することを決意。麺は佐野氏から借りていたそうですが、「東京ラーメンショー2011」にて自身のオリジナルラーメンで見事優勝を果たし、若手ラーメン職人日本一に輝きました。

その後も「大つけ麺博2016 ラーメン部門」で優勝するなど、ラーメン職人としての実力は高く評価されてきたのですが、2018年10月に開催された「大つけ麺博10周年特別企画 ラーメン日本一決定戦」にて “投票を約束したら裏メニューの牛すじ煮込み(500円)を無料でサービスする” という不正(八百長)を働き、規律の厳しいラーメン業界ですから、とうぜん失格処分となります。

そのイベントで提供していたのは、「黒毛和牛と国産極上チャーシューのズワイ蟹味噌らぁ麺~日本代表旨味祭り~」というメニュー。カップ麺のパッケージにも “ラーメンイベント限定メニュー” と書いてあるのですが、それ以前に「伝承蟹味噌らぁ麺」という全製作費500万円・原価率102%の限定メニューをイベント用に提供していたらしいので、そこにもルーツがあるのかもしれません。

個人的に「鬼そば藤谷」のカップ麺は高く評価していて、前回のコラボ第2弾「鬼そば藤谷監修 赤い鬼塩ラーメン」(2018年7月9日発売)は当ブログにおいて超高評価の★6としていますし、今回の監修カップ麺第3弾も楽しみにしていました。販売者の寿がきや食品曰く、 “カニミソを使用した芳醇な風味と旨味が特徴のオリジナリティあふれる味噌ラーメン” に仕上がっているそうなので、カニミソに注目しながら食べてみたいと思います。

開封

別添の小袋は、「液体スープ」「粉末スープ」「かやく」の3種類なんですけど、かやく‥チャーシュー1枚ですね。パッケージには小葱も写っているので、おそらく粉末スープの中に同梱されているのでしょう。寿がきや食品のチャーシューといえばペラチャー(ペラペラのチャーシュー)で有名なんですけど、今回ちょっと厚みがある気がします。ちょっとw

麺はノンフライ麺で、かなり黄色味が強い縮れた太麺。「鬼そば藤谷」の店主・藤谷拓廊氏は北海道小樽市出身、前述した「伝承蟹味噌らぁ麺」も北海道を思わせる仕上がりだったようなので、そのイメージを意識しているのかもしれません。けっこう寿がきや食品としては太麺なので、それだけスープの濃度にも期待できそうですね。

ちなみに販売地域は沖縄を除く全国となっているのですが、コンビニではファミリーマートやローソンが積極的に取り扱う方針にある模様。そして製造所は群馬県高崎市新町にある寿がきや食品の協力工場でテーブルマークのグループ企業「加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場」となっていますが、約2年ほど前から寿がきや食品が販売するノンフライ麺・どんぶり型のカップ麺で頻繁に見かけるようになった工場名です。

製品情報・購入価格

製品名:鬼そば藤谷 濃厚蟹だし味噌らぁ麺
販売者:寿がきや食品
製造所:加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場
内容量:131g(めん75g)
発売日:2019年01月28日(月)
実食日:2019年01月28日(月)
JANコード:4901677082442
希望小売価格:260円(税抜)

発売地域:全国(沖縄除く)
購入価格:257円(税込)
取得店舗:イオンリテール

麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:450ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、食塩、小麦たん白、たん白加水分解物)、スープ(ポークエキス、動植物油脂、みそ、チキンエキス、糖類、ポーク調味油、香味油、食塩、カニミソエキス、でん粉、たん白加水分解物、デキストリン、カニガラ粉末、ゼラチン、酵母エキス、ポークプロテイン、香辛料、ガーリックペースト)、かやく(チャーシュー、ねぎ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、クチナシ、パプリカ色素)、乳化剤、増粘剤(アルギン酸Na、加工デンプン、増粘多糖類)、香料、かんすい、炭酸カルシウム、カゼインNa、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(V.E、V.C、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・かに・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】卵・乳成分・小麦・えび・かに・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン
特定原材料及びそれに準ずるものを表示(27品目中)

実食開始

液体スープは後入れ、お湯を注ぐ前に「かやく」と「粉末スープ」を開封するのですが、粉末スープの小袋には “スープに熱湯を直接かけてよくとかしてください” と書いてあるので、チャーシューによるディフェンスを防ぐために “麺の上にかやく、その上から粉末スープの順にあける” のがベストです。

粉末スープには大量の蟹殼(かにがら)とかが入っていて開封した瞬間からカニィー!! みたいな香りを想像していたんですけど、ぜんぜん(笑)。でもカニの香りが皆無というわけではありませんし、唐辛子の芳ばしい香りを同時に感じました。あとは熱湯を注いで5分間、待っている間に液体スープをフタの上で温めましょう。

さて、完成です。なんとシンプルな見た目‥w とろみ成分が粉末スープに仕込まれていたのですが、けっこう強力だったので、液体スープを投入する前にしっかりとかき混ぜてください(※推奨まぜ時間:最短1分)。それから液体スープを馴染ませるため、さらに混ぜなければいけないのですが、どんどんトロミが強くなっていったので、再び1分くらい徹底的に混ぜまくったほうが賢明です。

私の購入価格はイオンリテールで税込257円でしたが、メーカー希望小売価格は税別260円。つまり定価販売が基本のコンビニだと税込280円の大台に乗ると思うので、そういった面も考慮しながら「めん」「スープ」「かやく」の項目に分けて解説し、最後の「総評」でカップ麺としての総合力を評価します。

1食(121g)当たり

カロリー:476kcal
たん白質:14.0g
脂  質:16.1g
炭水化物:68.6g
食塩相当量:7.0g
(めん・かやく:2.2g)
(スープ:4.8g)
カルシウム:603mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:476kcal(めん・かやく:309kcal)(スープ:167kcal)

めん

もっちりとした食感のノンフライ太めん。

(出典:寿がきや食品「商品情報」)

力強い粘り気のある多加水麺

熱湯5分きっちりと守ってからフタを開け、粉末スープと液体スープを念入りにかき混ぜた後には計7分以上経過していましたが、だいじょうぶ。もっちもちの食感で、かなり小麦同士の団結力がある、密度と加水率の高い多加水麺に仕上がっています。それこそ札幌の味噌ラーメンに合いそうな雰囲気ですよ。

とろみの強いスープを縮れた平打ち麺がガッチリと掴み、とんでもないリフト性能を誇っているのですが、確かな弾力と小麦の風味から濃厚なスープに埋没することはありません。さすがに熱湯を注いでからカウントアップ20分もすると柔らかめになってきますけど、それもそれで悪くないですね。

おそらくほとんどの方は食べ終わるまでモチモチとした麺の弾力を楽しめると思いますし、ゆっくり食事を摂る派の方でも食べ始めから最後まで食感の変化に対してネガティブな印象を抱くことはないでしょう。やや後半はスープに押され気味だったんですけど、おそらく現状これが寿がきや(加ト吉)の最太麺だと思いますし、結果にスープのインパクトがダイレクトに伝わってきてよかったです。

スープ

カニミソと鶏・豚に味噌だれを合わせた味噌ラーメンスープ。

(出典:寿がきや食品「商品情報」)

超ど濃厚

あまりにもスープの粘度が高かったので、調理しながら漠然と “大丈夫かなコレ‥” などと思っていたのですが、とにかく全パーツが驚くほど濃いですね。まずベースは鶏と豚を掛け合わせた確固たる動物系の旨味で固めてあるのですが、どっしりとした豚骨を軸に鶏も鶏ガラというより白湯系に近いニュアンスで、とにかく重心が低い。

くっきりとした輪郭を見せる味噌は赤味噌の含有量が多く、しかしながら糖類の自然なサポートによって味噌の甘みを思わせる味噌ダレに仕上がっていて、どっしりとした動物系スープと溶け合い、ひとつの濃厚味噌系として完成形にあるスープを土台に独創的な個性を打ち出しているのがカニ。なんですけど‥‥

原材料にはカニガラ粉末とカニミソエキス、2種類の蟹原料が使用されているのですが、蟹殼粉末に由来する甲殻類特有の芳ばしさはサポートに過ぎず、カニのベクトルは完全にカニミソ。複合的な原料が相俟って蟹身の甘味を思わせるニュアンスや甲羅・殻の芳ばしさもあるのですが、軸は完全にカニミソです。これはスゴイ。

しかも何気に唐辛子のアクセントが強く、それはあくまでピリ辛なんですけど、しっかりピリ辛です。粉末スープを開封した時に唐辛子っぽい香りを感じたと書きましたが、ど濃厚なスープにピリッとしたカプサイシンのアクセントがキレと抑揚を生んでいて、この絶妙なピリ辛感も印象に残るポイントでした。

かやく

チャーシュー、ネギ。

(出典:寿がきや食品「商品情報」)

チャーシューちょっと分厚いw

ノンフライ麺とスープのクオリティが高く、中でもスープの作り込みには凄まじい気合を感じた反面、具材のラインナップはオマケ程度ですね。残念ながら本物の「伝承蟹味噌らぁ麺」よろしく蟹の爪が一本まるごと入るはずもなく、お得意の後入れかやく(ふりかけ)を別添する余裕さえもなかったようです。

ただ、やっぱりチャーシューは普段よりも少しだけ厚みがあって、ちょっと寿がきや特有のケミカルな風味が気になったりもしたのですが、しっかり濃厚なスープに浸しておき、中盤以降に食べると何気にジューシな一面も見られました。でも値段に伴った肉具材とは言えないので、後入れで白髪葱とかが添えてあると、その清涼感が嬉しいアクセントになったかもしれません。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

具材のショボさと値段の高さは否めませんが、あいかわらずノンフライ麺の出来はよかったし、何と言ってもスープの作り込みが冗談抜きでヤバいですね。主張の強い動物系の旨味と味噌が拮抗して張り合っているように思えるのですが、実は見事に調和していて、そんな超ど濃厚なスープに負けないカニの旨味。

それもカニミソを彷彿とさせる芳醇で濃厚な旨味が口いっぱいに広がる様は、コンビニで税込280円出しても惜しくない、むしろ1食280円程度で済むなら安いんじゃないかとさえ思いました。あっさり系とか野菜たっぷり具沢山なカップラーメンが食べたい時にはオススメできませんが、一度は味わっておくべき価値のある一杯だと思います。それに‥‥

今回のスープと白ご飯の相性がヤバいw 全体の食塩相当量は7.0gなので、健康のためにスープまで完飲するのは避けたほうが賢明ですが、とにかく追い飯(残ったスープに白ご飯を投入)もしくはラーメンライスがデフォの皆様、「鬼そば藤谷 濃厚蟹だし味噌らぁ麺」オススメです。けっこう高めの期待値で挑みましたが、素晴らしいカップ麺でした。第4弾も楽しみです。

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