「MARUCHAN QTTA わさび&ビーフ味」超スナック系クッタ第4弾!

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東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月28日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「MARUCHAN QTTA わさび&ビーフ味」の実食レビューです。

「超スナック系」QTTA(クッタ)第4弾! テーマは‥わさビーフ!?

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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QTTA(クッタ)わさび&ビーフ味

「MARUCHAN QTTA」(マルちゃん クッタ)とは、 “しっかりとした食べごたえがあり、食べた人に「はぁ~、くった~」とホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい” というコンセプトを掲げている、2017年3月27日(月)に発足した東洋水産のタテ型カップ麺ブランドです。

今回の新商品は、スナック菓子やファストフード(ジャンクフード)などを題材にしているQTTAシリーズの変わり種「超スナック系」の第4弾で、男性に人気のスナック菓子フレーバー「わさび系」に着目した “わさび風味のスナック菓子”(どう考えても「わさビーフ」w)をイメージさせる「わさび&ビーフ味」を新たに開発。

そして女性からの人気も高かった超スナック系クッタの第1弾、「MARUCHAN QTTA サワークリームオニオン味」が満を持して復活しました。2019年1月8日(火)放送分の「マツコの知らない世界」(マツコの知らないインスタントラーメンの世界)でも紹介されていたので、見覚えのある方も多いでしょう。

今回の「わさび&ビーフ味」及び「サワークリームオニオン味」は両方ともスポット商品(数量・期間限定商品)になるのですが、通年商品(期間限定ではないレギュラー商品)との見分け方があります。これは以前にもブログで触れたことがあるんですけど、 “テーマのタイトルが英語表記か日本語表記か” を確認すればイッパツ。

たとえば2019年1月現在の通年商品は、「SHO-YU」「SEAFOOD」「TONKOTSU」「CURRY」「TOMATO CREAM」なんですけど、前回の「超スナック系」第3弾、「ハンバーガー味」や「フライドチキン味」と同じく今回も変わり種は日本語表記なので‥まぁ明らかにレギュラー入りしそうにないテーマですけどねw

個人的に「サワークリームオニオン味」は「SOUR CREAM ONION」に格上げしてほしいのですが、それはさておき東洋水産のニュースリリースにも今回の「わさび&ビーフ味」について、ハッキリ “わさび風味のスナック菓子をイメージさせる” と書いてあるんです。もはや否めない山芳製菓の影‥w もしカラーリングが緑だったらヤバかったですね。

とりあえず今回のQTTAと山芳製菓の関連性を調べてみましたが、特に手応えのある情報は掴めませんでした。はたして、どんな味に仕上がっているのでしょうか‥

開封

前回の「ハンバーガー味」はフタの上にバンズがデザインされていて、「フライドチキン味」は衣? みたいなデザインだったんですけど、これなんでしょうね。ステーキ? 焼肉? ハンバーグ? わさびは「Q」の上に添えてあったので(ナイスシュールw)、おそらく肉をイメージしたデザインだと思われます。

さて、開封しますと容器内側のフチ上ギリギリ‥だけならいいんですけど、フタの裏側にも粉末スープびっちり付着している状態なので、勢いよく開封すると手前に粉末スープが飛んでくると思います。というか、飛んできました(わかっていたのに忘れて油断した‥w)。たぶん、容器とフタの材質が関係しているのでしょうね。静電気かな。

QTTAシリーズの容器は「PP」(ポリプロピレン)といって、通常のプラ容器(PS)よりも硬く、その材質と形状から熱が伝わりにくくて持ち易いという大きなメリットがある反面、この粉末スープどうしてくれようw を乗り越えなければいけません。とりあえず現段階の香りは牛系のポテチっぽくて、わさびは控えめです。

製品情報・購入価格

製品名:MARUCHAN QTTA わさび&ビーフ味
販売者:東洋水産
製造所:関西工場
内容量:84g(めん66g)
発売日:2019年01月28日(月)
実食日:2019年01月28日(月)
JANコード:4901990362375
希望小売価格:180円(税抜)

発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
購入価格:127円(税込)
取得店舗:イオンリテール

麺の種類:油揚げ麺(つやもち製法)
スタイル:タテ型レギュラーサイズ
容器材質:プラ(PP)※かたい
湯量目安:280ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、植物性たん白、チキンエキス、しょうゆ、卵白)、添付調味料(粉末野菜、砂糖、ビーフエキス、食塩、香辛料、ゼラチン、たん白加水分解物、植物油、牛脂、パセリ、香味油脂)、かやく(ポテト、味付挽肉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、紅花色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】えび・小麦・卵・乳成分・いか・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

実食開始

別添の小袋などは付属されていないので、お湯を注いで3分待ったら完成なんですけど、ちょっと具材が少ないですね。もしかするとハズレの個体差を引いたのかも‥? って、それよりも香りですよw このジャンクなビーフにワサビの香りときたら、まさに “あの” ポテトチップスに通じるベクトルです。やはり、影のプロデューサーが‥‥

はい、冗談はさておき粉末スープまみれで読みにくいかもしれませんが、フタの裏には【QTTA わさび&ビーフ味を食べる前においしく仕上げるポイント!】「スープがしっかりと溶けるように “カップの底から” よ〜くまぜてくださいネ♪」と書いてあるので、念入りにかき混ぜましょう。これは冗談抜きで、しっかり混ぜてください。

さて、完成です。必要なお湯の目安量が280mlと少ないように、見た目も明らかにスープが少ないんですけど、このシリーズだいたい毎回そんな感じですからね。いつもスープを飲む前に知らず知らずのうちにスープなくなっちゃう感じで(笑)、それも魅力だと思っています。それでは、実際に食べてみましょう。

1食(84g)当たり

カロリー:371kcal
たん白質:7.5g
脂  質:14.5g
炭水化物:52.5g
食塩相当量:4.8g
(めん・かやく:2.2g)
(スープ:2.6g)
ビタミンB1:1.59mg
ビタミンB2:0.34mg
カルシウム:143mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:371kcal(めん・かやく:310kcal)(スープ:61
kcal)

めん

ラードを使用した油で揚げ香ばしい風味を加えた、スナック感のある麺。「つやもち製法」により、なめらかな食感に仕上げました。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

スナック感満載

おそらく前回の「ハンバーガー味」や「フライドチキン味」、また同時発売品の「サワークリームオニオン味」とも同じと思われる超スナック系QTTAの汎用麺で、東洋水産が得意とする「つやもち製法」を採用しているように、もちもちとした弾力と艶のある見た目が特徴的な幅のある平打ちの油揚げ麺です。

それでいてテイストは精製ラードの風味が強いため、がっつりジャンクでスナック的。もう完全に割り切っているというか、わざとインスタント感マックスに仕上げてきているので、けっこう人を選ぶと思うんですけど、変わり種のコンセプトを考慮した場合、このジャンクさはプラスに評価できますね。

麺量は66gですが、幅の広い縮れ麺という形状からスープをグイグイ持ち上げてくれますし、もちもち食感と精製ラードの芳ばしさが相俟って、けっこう食べ応えがあります。ただ、熱湯3分は早い。混ぜる時間を計算しているのかもしれませんが、熱湯3分だと食感にムラがあるので、熱湯4分がオススメです。もちもち食感も増してきますし、せめて3分30秒は待ちたいですね。

スープ

ビーフの旨味と牛脂を使用した、コクのあるスープをベースに、程良くわさびの風味を利かせました。パセリ入り。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

そこまでワサビは鼻にこない

実はパッケージにも “※わさびは香料を使用しています” と書いてあるのですが、鼻に突き刺してくるほど強烈なスープではありません。たしかに鼻の奥にツンッ‥としたアクセントは感じるんですけど、ぜんぜん “ほんのり” です。もっと記憶に残るくらいビシッと感じたかった! などといいつつ私の「わさび耐性値」は一般人レベルなので、ほんと軽いです。

わさびが苦手だったら「わさび&ビーフ味」なんてタイトルのカップ麺を好んで手に取ることはないでしょうし、さすがに某 “男気” なんちゃらレベルになってくると苦情が入るかもしれませんがw 粉末野菜(主に粉末ポテト)由来のトロミが強いスープだったので、もうちょいメリハリがほしかったですね。

何味かと聞かれたら “わさび&ビーフ味” なんですけど、たとえばビーフ系のポテトチップスがビーフ味であって牛肉ではないように、あの系譜にあるスナック的なビーフ感で、パセリは多めで存在感こそ明白ではあったものの、それがベストマッチかと言われたら可も無く不可も無し。けっこう味が濃かったので、やや清涼感不足に思えました。

かやく

皮付きポテト、味付挽肉。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

量は少ないがクオリティは太鼓判!

まず皮付きポテトなんですけど、あいかわらず最強ですね。東洋水産の白くて四角いポテトはシャリッとしててショボい感じなんですが、数あるカップ麺の中で最も食べ応えのある、そしてリアリティにおいても右に出るものはない最強のポテトは “これ” だと思っています(もちろん人それぞれ好みがあるので異論は認めます)。

この皮付きポテトは何年も前から東洋水産のカップ麺に採用されているのですが、皮付きならではの芳ばしい風味にホクホクとした食感、さらに大きめのサイズと文句の付け所がありません。ただ、今回の場合は麺の上とフタの間で3分間 “蒸らされているだけ” なので、いきなり食べるとサックサクです、サクサク。

もちろんスナック菓子よろしくサックサクなので、見方によってはポジティブな個性になるのですが、ほくほくポテトが好きなら沈めてケアし、後半に食べましょう。味付挽肉は原材料名も味付挽肉なので、何肉かは書いてないんですけど、たぶん豚と鶏のミックス(もしくは豚肉のみ)で牛肉ではないでしょう。でもスパイシーかつジャンクな味付けから、単純に高い満足感が得られました。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3)

けっしてイマイチとかではないんですけど、可も無く不可も無しかなぁ‥というのが正直な感想です。たしかに牛をテーマにしたスナック菓子に通じるビーフエキスのニュアンスにツンッと鼻の奥を突っ突いてくる清涼感も皆無ではなかったのですが、けっこうベースが重たかったので、わさびが頼りなく思えました。

ビーフのコクに山葵(わさび)の清涼感が絶妙! みたいな感じではなかったので、わさびに対する期待値は下げておいたほうが安全です。ただし! 繰り返しますが味が悪いとかではないですよ。なので総評は及第点の★3としているのですが、チューブ入りの生タイプわさびでアレンジすると化けたので、よかったら試してみてください。

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