最新カップ麺【今週の新商品】ファン待望「辛辛魚2023ver.」ついに解禁!! セブン限定 “東京拉麺BIG” も胸熱!?

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2023年1月30日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
日清のどん兵衛 豚汁うどん / 214円（全国）N
日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃い黒胡椒 牛旨だれ醤油焼そば / 276円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
でかまる 辛麻辣海老ニンニク味マゼソバ / 245円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
街の熱愛グルメ 焼きほたて風醤油ラーメン / 214円（全国）N
街の熱愛グルメ 鮭のチャンチャン焼き風バター香る味噌ラーメン / 214円（全国）N

▼エースコック
これが俺の勝負飯！横浜家系とんこつ醤油ラーメン 大盛り / 254円（全国）N

▼寿がきや食品
麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん / 280円（全国）N

▼まるか食品
ペヤング 味噌煮込み風うどん / 214円（全国）N

▼マルタイ
味よか隊鶏白湯 ラーメン大分 / オープン価格（全国）N

▼ファミリーマート
けやき 濃厚辛味噌ラーメン / 221円（全国）N

▼セブンイレブン
東京拉麺 ペペロンチーノBIG / 198円（全国）N
セブンプレミアム シーフードヌードルBIG / 188円（全国）N
セブンプレミアム カレーヌードルBIG / 188円（全国）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「日清のどん兵衛 豚汁うどん」新発売

ぎゅっと旨味を染み込ませた “まるで煮込み麺” 搭載!? どん兵衛の冬に嬉しい「豚汁うどん」が進化!! 日清のどん兵衛（にっしんのどんべえ）とは、1976年（昭和51年）8月9日の発売以来、即席カップめん市場の和風どんぶり型うどん・そばカテゴリーにおいて圧倒的な占有率を誇るブランドで、安心と信頼の定番フレーバーはもちろん、変わり種も積極的に展開しています。

出典：「日清のどん兵衛 豚汁うどん」（1月30日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清のどん兵衛 豚汁うどん」は、2006年（平成18年）9月25日発売の “どん兵衛30周年記念商品” を皮切りに、すっかり寒い季節の恒例となった「豚汁うどん」の新作で、ライバル関係にある東洋水産（マルちゃん）の「豚汁うどん」は2021年8月発売品より通年販売されているのですが、どん兵衛の「豚汁うどん」は引き続き季節限定のスポット商品として展開。

しかも、2023年の「豚汁うどん」には、あらかじめ豚の旨味を染み込ませ、しっかりと鍋で煮込んだような臨場感が楽しめる “まるで煮込み麺” を新たに搭載と気合は充分。まるで煮込み麺といえば「すき焼き風うどん」（2022年10月17日発売品）にも搭載されていましたが、すき焼き風うどんの煮込み麺は割下風の味付けを施した “すき焼き専用” の仕様だったので、それとは異なります。

日清食品「日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃い黒胡椒 牛旨だれ醤油焼そば」新発売

2023年の「U.F.O.大盛」第1弾は “黒胡椒と牛旨だれを喰らう” パンチの効いたワイルド系やきそば!! 日清焼そばU.F.O.（にっしんやきそばユーフォー）とは、1976年（昭和51年）5月21日の発売以来、西日本エリアを中心に絶大な支持を得ているカップ焼きそばのブランドで、他の追随を許さない「濃い濃い濃厚ソース」を武器に、同カテゴリーでNo.1の売上を誇るロングセラーです。

出典：「日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃い黒胡椒 牛旨だれ醤油焼そば」（1月30日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃い黒胡椒 牛旨だれ醤油焼そば」は、いつもの濃い濃い濃厚ソースとは一線を画す “ガッツリ牛旨だれ” に、これまた通年販売の「日清焼そばU.F.O.大盛」とは異なる “極太ウェーブ麺” を合わせ、さらに “粗びき黒胡椒ふりかけ” を別添した、やみつきになる味わいとワイルドな食べ応えが特徴とのこと。

牛の旨みも然る事乍ら、黒胡椒とガーリックについての訴求も強く、味付ミンチとコーンを組み合わせた具材の構成から「ステーキ」や「ペッパーランチ」をイメージしているような雰囲気です（ミンチは豚肉だけど）。思い返せば2018年2月19日発売の「黒胡椒豚骨まぜそば」を皮切りに、ほぼ年に1回は黒胡椒推しの「U.F.O.大盛」をリリースしている日清食品ですが、このシリーズで牛系は初ですね。

東洋水産「でかまる 辛麻辣海老ニンニク味マゼソバ」新発売

Ramenグランプリ2022-2023〜あなたのいいねがカップ麺になる〜決定戦！“これでもかと絡めたくなる部門” 優勝「えびそば えび助 仙台国分町本店」のエントリーを「でかまる」で再現!! えっと‥‥この企画についての詳細は解説すると長くなるので、気になる方は2023年1月23日発売品「マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺」のレビューをご覧ください。

出典：「でかまる 辛麻辣海老ニンニク味マゼソバ」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「でかまる 辛麻辣海老ニンニク味マゼソバ」は、上記の企画における “これでもかと絡めたくなる部門” で優勝に輝いた「えびそば えび助 仙台国分町本店」の味わいを再現した汁なしカップ麺で、もちもちとした食感の太麺に、えび・かつお・煮干しなどの魚介と醤油をベースにした、痺れる辛さの味付けが特徴とのこと。

「えびそば えび助」とは、2012年（平成24年）11月15日の創業以来、杜の都（もりのみやこ）宮城県仙台市で人気を博す “海老らーめん専門店” で、手打ち蕎麦の職人だった店主の山口玄士良（やまぐち げんしろう）氏が日本蕎麦のダシとカエシの製法に着想を得て独自の「海老そば」を考案。そんな海老と蕎麦のプロフェッショナルが監修したカップ麺ということで、仕上がりが楽しみです。

サンヨー食品「街の熱愛グルメ」2品 新発売

「街の熱愛グルメ」が装い新たに再始動!? 第1弾は「北海道」の熱愛グルメをカップラーメンにアレンジ!! 街の熱愛グルメとは、現在を遡ること5年以上、2017年（平成29年）4月10日に発売された「サッポロ一番 広島式汁なし担担麺」のタイトルでも印象的だったフレーズで、そのままシリーズ化するのかと思いきや、広島が最初で最後の熱愛グルメになり、続編の発売はありませんでした。しかし‥‥

今回の新商品「街の熱愛グルメ 焼きほたて風醤油ラーメン」は、北海道の熱愛グルメとして知られる「焼きホタテ」の味わいを再現したカップラーメンで、サンヨー食品から「街の熱愛グルメ」は出るのは2017年4月以来の話。北海道産ほたての出汁（だし）を使用するだけでなく、殻ごと焼いた芳ばしささや磯の風味も強調するなど、なかなかに気合の入れようを感じるフレームワーク。

さらに「街の熱愛グルメ 鮭のチャンチャン焼き風バター香る味噌ラーメン」も同時に発売するなど、しれっと復活を果たした街の熱愛グルメ。これを機に他の地域にもスポットを当てながらシリーズ化していくのか、それとも再び数年の空白を作ってしまうのか、現時点では定かでないけれど、事前情報の少なさや営業に力が入っていない様子から察するに、売れ行き次第で今後を決めるのかもしれません。

エースコック「これが俺の勝負飯！ 横浜家系とんこつ醤油ラーメン 大盛り」新発売

これが俺の勝負飯!? エースコックが人気沸騰中の｢家系ラーメン｣に着目した新作を市場に投下!! 家系（いえけい）ラーメンとは、1974年（昭和49年）の創業以来、ラーメン業界を牽引し続けている横浜の名門「吉村家（よしむらや）」を総本山とするラーメンの総称で、現在は多種多様なスタイルが広まっていますが、豚骨醤油味のスープに鶏油の組み合わせなど、いくつかの共通点が存在します。

出典：これが俺の勝負飯！ 横浜家系とんこつ醤油ラーメン 大盛り 2023/1/30 新発売 – エースコック

今回の新商品「これが俺の勝負飯！ 横浜家系とんこつ醤油ラーメン 大盛り」は、大盛り！ 肉具材入り！ スープ濃いめ！ をコンセプトに、自社のニュースリリースで堂々の “満腹保証” を謳っているエースコックの新作で、令和の時代に昭和感あふれる体育会系のノリが気になるところではありますが、それはさておきガツンと白ご飯に合いそうな暑苦しい雰囲気が頼もしい一杯。

前述した「街の熱愛グルメ」じゃないですけど、エースコックといえば新しいブランド・シリーズを立ち上げては一発屋に終わることも珍しくない‥‥というか常習犯なので、拳のマークが印象的な「俺たちのガッツ飯」の後身とも取れる「これが俺の勝負飯！」も一発屋に終わる危険性を孕んでいるのですが、バシッと家系らしさを打ち出せていた場合、明るい未来に繋がるかもしれません。

まるか食品「ペヤング 味噌煮込み風うどん」新発売

ペヤングが愛知県民の熱愛グルメを再現!? コシのある “うどん” と “コク深い味噌” で名古屋の本格的な「味噌煮込みうどん」を再現!! ペヤング（peyoung）とは、まるか食品の代名詞となっている即席カップめんブランドで、現在は1975年（昭和50年）3月13日発売の「ペヤング ソースやきそば」を主力商品としていますが、うどんや蕎麦風めんにも積極的な近年——。

出典：トップ > 商品一覧 > ペヤング 味噌煮込み風うどん – まるか食品

今回の新商品「ペヤング 味噌煮込み風うどん」は、愛知県が誇る名古屋めしの代表格「味噌煮込みうどん」の味わいを湯切りタイプの汁なしカップ麺にアレンジした変わり種で、まるか食品の公式ウェブサイトには “こしのあるうどんとコク深い味噌の味わいが特徴” と記載されているのですが、ペヤングの「うどん」といえば “腰抜け” のイメージが強く、湯戻し時間が熱湯2分なのも気になるところ。

そもそもペヤングとは‥‥みたいな話になってくるんですけど、古くは「ふる里うどん」などの人気商品も展開していたので、なかには「ペヤングうどん」に思い入れがある方もいらっしゃるでしょう。ただ、前述のように近年のペヤングにおける「うどん」はコシが弱く、それを熱湯2分で早めに湯切って（硬めに作って）もらえばオッケー的な魂胆が見え透いているため、ちょっと仕上がりが心配です。

寿がきや食品「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」新発売

豚骨×魚介×激辛の金字塔「辛辛魚らーめん」2023年は “辛旨の最高峰” を目指してリニューアル!! 辛辛魚（からからうお）とは、東京都練馬区・石神井公園で圧倒的な人気を博す「麺処 井の庄（めんどころいのしょう）」の代名詞といっても過言ではない激辛商品で、それを再現した寿がきや食品のカップラーメンも熱狂的なファンが多いことで知られます。

出典：TOP > 商品情報 > 麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん – 寿がきや食品

今回の新商品「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」は、2009年（平成21年）1月26日の発売以来、今年で発売15回目を迎えた根強い人気を誇るカップラーメンの最新版で、パッケージ左側にある “コク深く重厚” という訴求は2022年1月31日発売品（14代目）と共通ですが、まったく調整なしの再販ではありません。

2023年は “辛旨の最高峰” を目指し、辛辛魚を象徴する特製辛魚粉の配合を見直して、かつお節がスープの香りを例年以上に引き立たせるようブラッシュアップ。麺は引き続き全粒粉入りのノンフライ太麺で、あいかわらず「かやく」の紹介も “ネギ。” のみと恐ろしいまでに振り切った商品なんですけど、はたして激辛と魚介に負けないほど豚骨の存在も感じられるのか、今年も仕上がりが楽しみです。

ファミリーマート「けやき 濃厚辛味噌ラーメン」新発売

ファミリーマートの人気シリーズ「けやき」監修の “濃辛” が「ファミマル」になって再登場!! にとりのけやき（欅）とは、1999年（平成11年）11月の創業以来、北海道札幌市中央区に本店を置く味噌拉麺専門店で、創業者の似鳥栄喜（にとり えいき）氏は創作和食店「わびさび」を経営していた人物。とある客の声を切っ掛けに、自ら味噌ラーメンを作ると一念発起で「欅」を立ち上げ、現在に至ります。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > けやき濃厚辛味噌ラーメン – ファミリーマート

今回の新商品「けやき 濃厚辛味噌ラーメン」は、コンスタントに新作を展開しているファミリーマート限定の「けやき」監修シリーズ最新作で、2020年7月28日の発売を皮切りに、2021年8月3日にも復活を果たした「濃厚辛味噌ラーメン」の再販なのですが、けやき監修シリーズでは初の「ファミマル」になって再登場。

2022年には湯切りタイプの「けやき監修 濃辛 辛味噌まぜそば」を発売し、カップラーメン版はリリースされなかったので、2023年の「濃厚辛味噌ラーメン」は3代目に該当します。ちなみに2020年7月発売の初代は「★6」と評価しており、今回も油揚げ麺ではなくノンフライ麺を使用しているため、引き続き安定の高評価を叩き出してくれるかもしれません。

セブン-イレブン「東京拉麺 ペペロンチーノBIG」新発売

あの駄菓子を大盛りサイズのカップ麺に!? セブン限定で東京拉麺×エースコックのコラボ実現!! 東京拉麺（とうきょうらーめん）とは、子どもが小遣いで買える商品をコンセプトに、新栄食品が展開している駄菓子サイズのカップラーメンで、その代名詞といっても過言ではない「ミニカップ ペペロンチーノ」は特に根強い人気を誇っているのですが‥‥

出典：トップ > 商品のご案内 > エース 東京拉麺 ペペロンチーノBIG – セブン-イレブン

今回の新商品「東京拉麺 ペペロンチーノBIG」は、あの「ミニカップ ペペロンチーノ」を大盛りサイズにアレンジしたカップ麺で、大阪府吹田市に本社を構えるエースコックがセブンイレブン専用のPB商品として新規に開発。これまで「ベビースター」や「ブタメン」など、駄菓子のロングセラーを巨大化させてきたエースコックですが、私の知る限り「東京拉麺」とのコラボは前例がありません。

オリジナルの「ミニカップ ペペロンチーノ」は、湯切りせずに作るとラーメンに、湯切りするとパスタのように食べられる2WAYタイプの調理方法を特徴としていますが、セブン限定の東京拉麺「ペペロンチーノBIG」は “湯切り専用” とのこと。あえて湯切りせずに食べたらどうなるんだろう‥‥というのは私の得意分野（？）でもあるので、余裕と需要がありそうなら試してみます。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、ファン待望の15代目「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」に、セブン限定の「東京拉麺 ペペロンチーノBIG」も注目度が高く、エースコックの新シリーズ「これが俺の勝負飯！」も仕上がりが気になるところ。

またガッツリ系の汁なしカップ麺「日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃い黒胡椒 牛旨だれ醤油焼そば」と「でかまる 辛麻辣海老ニンニク味マゼソバ」に、ちょっと仕上がりが不安な「ペヤング 味噌煮込み風うどん」など、少数ながら個性派揃いの週になりました。さらに、ローソンからノーアナウンスのコンビニ新商品が出るかもしれないので、そちらも睨みながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】