「本気盛 黒マー油濃厚みそ」麺改革!!ナチュラルウェーブ製法 “新がっつり太麺” に注目

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東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年9月16日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ」の実食レビューです。

黒マー油と濃厚みそ!? さらに “新がっつり太麺” を採用した新生マジモリが登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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本気盛 黒マー油濃厚みそ

本気盛(マジモリ)とは、「大盛」の麺量と「濃い系」スープ、「がっつり具材」が特徴的な縦型カップ麺で、今回は “黒マー油とニンニクのパンチを利かせた濃厚みそラーメン” という珍しいテーマ。黒マー油×とんこつスープは定番ですし、ニンニクは黒マー油にも濃厚みそラーメンにも欠かせないアイテムですが、「黒マー油×みそラーメン」とは斬新な組み合わせ。

などと思いながら調べてみると、「なんつッ亭(なんつってい)」系列の味噌ラーメン専門店「味噌屋 八郎商店(みそや はちろうしょうてん)」で提供されている看板メニュー “味噌ら〜めん” は、まさに黒マー油を浮かべた味噌ラーメン。今回その監修商品というわけではないのですが、他にも黒マー油×味噌ラーメンを売りにしている店が何軒かヒット。



カップラーメンでは定番の組み合わせではないので、ちょっと寝耳に水というか、めちゃくちゃ斬新に感じていたんですけど、まさかの中華料理チェーン「バーミヤン」にも「炙り叉焼(チャーシュー)と黒マー油味噌ラーメン」なる黒マー油系みそラーメンがあり、もしや俺が知らないだけでメジャーな組み合わせなのか‥‥?

などと思ったりもしたのですが、すくなくとも『カップラーメンでは珍しい組み合わせ』なので、何気に期待していた今回の新商品。さらにパッケージには “NEW 硬くコシが強い新がっつり太麺!!” と麺のリューアルを強調しているように、配合から製法まで大幅に改良・新開発した、「ナチュラルウェーブ」の「新・がっつり太麺」を採用しているとのこと。

東洋水産の公式ウェブサイト内に現存しているデータベースの中で、もっとも古い記録は2006年4月。当時から「でかまる」と「やみつき屋」は登録されているのですが、まだ2006年のニュースリリースに「本気盛」の文字はなく、初めて正式に「本気盛」が発売されたのは2007年3月26日、フレーバーは「豚骨醤油」と「辛味噌」の2品同時発売。

当時、縦型カップ麺ユーザーの中心を担っていた10代〜30代のニーズに応えるべく、FD(フリーズドライ)野菜ブロックを使用したボリューム満点の具材、そして濃い系スープをニュースリリースでもアピール。発売から12年以上経過している2019年9月現在ですが、基本的な商品コンセプトは変わっていません。



しかし、東洋水産の縦型ビッグに革命が起きたのは2018年12月——これまで「本気盛」をはじめとするマルちゃんの大盛タテ型カップ麺は、だいたい大きく分けてスープを容赦無く蹴散らす存在感の強い無骨な太麺、もしくはスナック的な風味が侵食してくる軽い食感の細麺だったところ、まったくベクトルの違う洗練された油揚げ麺が使われるようになりました。

その洗練された油揚げ麺が定番の汎用麺になっている現在、2019年8月26日に発売された「7種の野菜のスパイスカレーラーメン」という商品から、2015年5月11日発売の「やみつき屋 濃いめとんこつ」以来となる “ナチュラルウェーブ” が復活。今回の「本気盛 黒マー油濃厚みそ」もナチュラルウェーブの麺らしいので、さらに進化しているのかもしれません。

開封

このブログでは “マルちゃん新世代系フライ麺” と命名しているのですが、それは現状まったく申し分ない状態なので、逆に退化しているのではないだろうか——などと一抹の不安を覚えながら、まずは開封前にフタ上の別添されている後入れの小袋「特製油」を取り外します。特製スープではなく特製油なので、中身は黒マー油でしょう。

具材はFDブロックではありませんし、キャベツ・味付挽肉・ネギとシンプルな内容ですが、開封直後は具材と粉末スープで麺の表面が見えない状態。また、香りは早くもガーリックがガツンと効いた力強いもので、重心の低い豚骨を彷彿とさせる動物系の要素や輪郭のある味噌の香りなど、実食前の期待値はうなぎのぼり。



メーカー希望小売価格は税別220円、販売エリアは全国・全チャネル販売。実際に確認したコンビニ大手4社(セブンイレブン4店舗、ファミリーマート6店舗、ローソン5店舗、ミニストップ4店舗=合計19店舗)の中では “すべての企業で販売” されていて、中には売ってない店舗もありましたけど、エンカウント率は90%くらいの高さでした。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ
販売者:東洋水産株式会社
製造所:株式会社酒悦 房総工場
内容量:110g(めん80g)
商品コード:4901990364195(JANコード)
商品サイズ:縦108mm×横108mm×高さ122mm

発売日:2019年09月16日(月)
実食日:2019年09月18日(水)
発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:232円(税込)
希望小売価格:220円(税別)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙+プラ
湯量目安:460ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋(特製油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(みそ、香辛料、豚脂、香味油脂、食塩、ポークエキス、植物油、たん白加水分解物、砂糖、発酵調味料)、かやく(キャベツ、味付挽肉、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

麺は熱湯4分の油揚げ麺(大盛80g)で、なるほど文字通りナチュラルなウェーブ感。調理前の麺は幅が広く、表面に独特の艶(つや)があり、この光沢こそがマルちゃん新世代系フライ麺に通じる特徴的なポイント。ただ、「7種の野菜のスパイスカレーラーメン」では熱湯3分のナチュラルウェーブ麺だったので、今回は明らかに太くなっています。



それから調理方法には特に記載されていませんが、後入れの特製油には豚脂が含まれているので、お湯を注いでから待っている間にフタの上で温めるのが得策。また、粉末スープにトロミ成分が含まれているため、調理不良の原因となる溶け残りが発生しないように容器の底から念入りにかき混ぜてください(※推奨まぜ時間:40秒~50秒)。

調理後は見た目そんなに——というか、ぜんぜん黒くないですし、「本気盛」の標準を思うと具材(肉)が少なく見えますけど、焦がしニンニクの香りと味噌の香りって相性抜群なんですね。それでは、両者の相性や新開発の “新・がっつり太麺” に注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(110g)当たり

カロリー:505kcal
たん白質:11.3g
脂  質:23.7g
炭水化物:61.5g
食塩相当量:6.5g
(めん・かやく:2.6g)
   (スープ:3.9g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.43mg
カルシウム:187mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:505kcal(めん・かやく:409kcal)(スープ:96kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ちょっと追加ケアするのがポイント
5.5

新世代系になる前の「本気盛」に使用されていた油揚げ麺には、「粉末野菜」や「チキンエキス」が練り込まれていて、新世代フライめん以降は粉末野菜とチキンエキスをカット、新たに「しょうゆ」を追加。そして原材料の配合から見直した今回の麺は、「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白」と、かなりシンプルな内容になりました。

この構成は東京・吉祥寺「Tombo(とんぼ)」、福岡・博多「ラーメン海鳴(うなり)」、福島・二本松「麺処若武者(わかむしゃ)」といった有名店監修のカップラーメンにも使われていた生地と同じ構成で、だいぶ存在感の強い太めの幅広麺でありながら、反して油揚げ麺特有の風味は弱く、かなり密度の高い食べ応えのある弾力が最大の特徴。



ナチュラルウェーブの文字通り自然な波打ちで、熱湯4分ジャスト+かきまぜ40秒+特製油を投入=合計5分前後で食べ始めると部分的に戻りムラが見られますが、ぜんぜん致命的な欠陥ではありません(※でもフライングは厳禁)。とりあえず念入りにスープを溶かした後に “1分ほど休ませてから” 食べると戻りムラは気にならないので、よかったら意識してみてください。

スープ

実は繊細なフレームワーク
5

調理前は輪郭のある味噌の香りから、けっこうエッジが効いたキレのある豆味噌(赤)系のスープを想像していたのですが、写真の通り別添の特製油を入れる前の味噌スープは色が薄く、どちらかというと麦味噌(白)を主体とする穏やかな風味。けれども粉末ながらにザラつきを覚える味噌はコク深い味わいで、とろみも不自然ではありません。

とんこつは特筆して濃厚ではありませんが、丁寧に土台をサポート。その穏やかなスープに対し、赤味噌や食塩ではなくニンニクでキレを、それも粉末なのに若干ながらペースト状の生おろしニンニクを彷彿とさせるシャープさを備え、和風だしや魚粉などの魚介系は含まれません。ちょっと太麺を相手にするには頼りない土台ですが、それだけに黒マー油の面目躍如。

特製油の中身は豚脂をベースに焦がしニンニクの芳ばしさをプラスししたもので、そんなに見た目は黒くないのですが、色ばかりで実際の香りが伴っていないカップ麺の “なんちゃって黒マー油” よりも焦がしニンニクがダイレクト。マー油以外の香味油や香料を駆使した似非マー油ではなく、ちゃんと芳ばしくてホロ苦いのが好印象。

しかも特製油を入れた後は湯気が立たなくなるほどの量ですし、動物油脂(ラード)でスープのコクもグッと深くなります。それでも着地点は旨み重視ですが、麺の存在感は絶大でも昔のように無骨な油揚げ麺臭は気にならないですし、ある意味この繊細なニュアンスが楽しめる様は “本気盛の新境地” と言っても過言ではないでしょう。

具材

手堅い構成
4.5

太麺に対してスープが繊細さを醸していたので、ガーリックチップ‥‥いや、味噌ラーメン的に定番のモヤシ‥‥あ、キクラゲ。などと思いつつ、定義の「がっつり具材」を思うと寂しいところがありますし、いずれも今回のために用意された特別な新具材ではありませんが、けっこうキャベツの量は多く、味付挽肉もスパイシーな味付けで存在感あり。

リアルな味付豚肉(甘辛いやつ)ほど秀逸な肉具材ではないけれど、なかなかガツンと主張してきますし、味噌ラーメンのイメージ的にも悪くありません。やや新開発の麺にコストを持って行かれた感はありますが、今回のスープに対して同化しそうな甘いコーンを入れなかったのは正解だと思いますし、麺の出来を思えば充分です。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

もうちょっとスープは尖っててもよかったかな‥‥もうちょっと具材がんばってほしかったかな‥‥という不満が無きにしも非ずではあるものの、「新がっつり太麺」については文句なし。存在感は絶大でも無骨な印象は皆無に等しいため、スープとのバランスもよく、がっつりなんだけど繊細。イメージ的に “大人の-・” みたいなワンランク上の謹製感がありました。

スープを選ぶ2年ほど前の無骨な麺に極端な味のスープ、そして大量の具材——という本気盛らしいスタイルが好きだったので、やや寂しさも平行しますが、一世代前と比較して本格感は大幅に上昇。特に「新がっつり太麺」(ナチュラルウェーブ)は、こだわりのある世代のカップ麺ユーザーにも対応してくれる秀逸な麺なので、引き続き今後の展開が楽しみです。

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