驚き&やりすぎ【たらこ好きに朗報です】ドカッと後入れ “たらこマシ” EDGE「濃厚たらこ味焼そば」新登場!!

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年5月3日(月)新発売、エースコックのカップ麺「EDGE 濃厚たらこ味焼そば」の実食レビューです。

春に食べたいたらこ味、物足りないから強めで濃いめにしておきました——。驚き&やりすぎ「EDGE」シリーズ最新作は “たらこマシ” で濃厚に!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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EDGE 濃厚たらこ味焼そば

EDGE(エッジ)とは、大阪府吹田市江坂町に本社を置くエースコック株式会社の特化型ブランドで、既存品では味わえない「驚き」と「やりすぎ」がテーマ。2014年(平成26年)1月13日発売の「鬼マヨ焼そば」を皮切りに、第1弾のパッケージには “カップ焼そばにマヨネーズ入れすぎた件” というネットスラング調のキャッチコピーを掲げ、TwitterなどのSNSを中心に多くのユーザーの興味を惹きつけました。

EDGEシリーズ第1弾「鬼マヨ焼そば」

激辛メニューやメガ盛フードなど、インパクトの強い食べ物が注目を集めていた当時、それらの商品を積極的に購入するだけでなく、SNSや動画投稿サイトを媒体に発信することで、承認欲求を満たそうとする新しい消費行動 “ネタ消費” が着目され始めた頃。その需要に応えた「EDGE」シリーズは、みごと狙い通りに大きな反響を呼び起こし、現在もコンスタントに新作をリリースしています。

2014年1月発売の「鬼マヨ焼そば」から始まり、5月12日発売の第2弾「鬼辛焼そば」(カップ焼そばに激辛スパイス入れすぎた件)、8月4日発売の第3弾「鬼辛とんこつ醤油ラーメン」(カップ麺にも激辛スパイス入れすぎてみた)、12月8日発売の第4弾「鬼背脂とんこつ醤油ラーメン」(アブラたりてます?)と、最初の年に4つの新作を市場に投下して、大きく話題になったEDGEシリーズ。

ほかにも高橋留美子さんの漫画『うる星やつら』とコラボした「ラムちゃんの電撃 鬼シビ辛みそラーメン」(シゲキたりてるっちゃ?)に、同社のロングセラーブランド「わかめラーメン」を巻き込んだ「わかめ3.5倍」ほか、スーパーマーケット向けに開発された「辛節かけすぎ」や「チーズかけすぎ」など、さまざまなバリエーションを展開してきました。

たらこ好きに朗報です

直近だと2021年1月25日発売の「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」という商品があり、歴代商品の例に漏れず、ネット上でも話題になったところ。その続編が今回の新商品「EDGE 濃厚たらこ味焼そば」で、春に食べたい “たらこ味” をテーマに開発。たらこ味のカップ焼きそば自体は珍しくないものの、EDGEシリーズとしては初の試み。

鬼マヨ・鬼辛・鬼背脂など、従来のテーマと比較して大人しい印象を受けますが、パッケージには正式な商品名(濃厚たらこ味焼そば)よりも大きく「たらこ好きに朗報です」とあり、強めで濃いめのたらこ味をアピール。エースコックのニュースリリースにも “物足りないから強めで濃いめにしておきました” と、挑戦的なフレーズを記載しています。

パッケージの真俯瞰に配された調理写真が表しているように、ふりかけの “たらこ加工品” がEDGE(驚き&やりすぎ)の指標になっているらしく、さらに別添のタレにも “たらこ風味” を加えているとのこと。辛子明太子味ではなく「たらこ味」なので、辛味は意識していないのか——。

正式なタイトルはコッチ

またEDGEシリーズらしいインパクトはもちろん、たらこ特有の粒感も打ち出しているのかどうか、そういった部分にも注目しながらレビューします。ちなみに前回の「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」でも思ったんですけど、パッケージの商品名(こっちが正式なタイトルなのに)ちょっと小さすぎますよねw

開封

別添の小袋は2種類

さて、今回のカップ麺に別添されている小袋は、後入れの「調味たれ」と「後入れかやく」の合計2袋。調味たれの小袋は小さく、後入れかやくの小袋は大きめで、後者に “たらこ加工品” が入っている様子。たらこスパゲッティ系のカップ麺でも定番の構成なので、これ自体は珍しくありません。

熱湯5分の油揚げ麺を搭載

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯5分。まぜそば系のカップ麺にも使えそうなくらい、しっかりとした雰囲気の油揚げ麺を採用しています。ただし、容器は同社の「スーパーカップ」をはじめとする大盛バケツ型よりも大きめですが、麺量は90g(汁なしカップ麺における大盛りは130gが平均)ということで、内容量はサイズのわりに標準的。

メーカー希望小売価格は260円(税別)と高めに設定されているのですが、これについては前回の「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」と同じ値段。スーパーやドラッグストアなども販売店の対象なので、販路限定商品ではないけれど、おそらくコンビニ以外での税込価格は200円オーバー、コンビニで購入した場合の税込価格は278円(2021年5月現在)と若干ながら高めの値段になります。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:EDGE 濃厚たらこ味焼そば
製造者:エースコック株式会社
製造所:W・関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816-175)
内容量:113g(めん90g)
商品コード:4901071207885(JAN)
発売日:2021年05月03日(月)
実食日:2021年05月06日(木)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ミニストップ)
商品購入価格:278円(税込)
希望小売価格:260円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:寸胴型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:680ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(調味たれ・後入れかやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、たれ(植物油脂、糖類、たん白加水分解物、チキンエキス、鶏油、魚介エキス、発酵調味料、ポークエキス、香味油、ガーリックペースト、魚介調味料、食塩、ポーク調味料)、かやく(たらこ加工品、ねぎ、焼のり)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、かんすい、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、紅麹色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

調味たれをフタの上にのせて待機

別添の小袋は両方とも後入れで、お湯を注いでから5分間、待っている間に「調味たれ」をフタの上で温めます。お湯を注ぐ前も注いでからもエースコック特有の油揚げ麺臭が漂ってくるので、これが苦手という声も耳にするのですが、逆に食欲をそそられるとの意見もある、地味にユーザーを選ぶポイント(余談ですが筆者は後者)。

今回も容器が大きくて麺の量が少なく見える‥‥w

あとは時間になったら(やけどに注意しつつ)熱湯を捨て、調味たれを全体に絡めた後、後入れかやくを加えて出来上がり。ご覧のとおりピンクのシーズニング(たらこ加工品)が鮮やかで、たらこ系といえばの刻み海苔が入っているのも嬉しく、おおむねパッケージのイメージ写真通りに仕上がったのですが、キャベツなどの固形具材は入っていない、というのが寂しいところでしょうか。

ちなみに販路限定ではないと前述しましたが、実際に立ち寄ったコンビニ大手4社の中では「ミニストップ」と「ファミリーマート」での取り扱いを確認したので、販売店の参考にしてください。それでは、調味たれのタラコ感にも注目しつつ「めん」「たれ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(113g)あたり
カロリー:492kcal
たん白質:10.3g
脂  質:19.9g
炭水化物:68.0g
食塩相当量:4.6g
ビタミンB1:0.40mg
ビタミンB2:0.45mg
カルシウム:328mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ソフトな食感でタレが馴染む

5.0

形状は丸刃で切り出された平打ち麺で、サイズは中太、ちぢれは緩やか。そのため口当たりは優しく、表面もソフトな弾力で、EDGE(エッジ)という尖ったブランド名とは裏腹に、むしろ優しいファーストインプレッション。しかし、奥歯で噛み締めると中心部に適度な反発性を感じる弾力から、頼りない麺ではありません。

黄色味が強い

調理後も油揚げ麺特有の風味が消えることはなく、むしろ遠慮なく主張してくるのですが、それもカップ麺ならではの魅力。それが無条件でダメな方にはオススメできない麺ではあるものの、後述する調味たれや後入れかやくとの相性は問題なく、むしろ芳ばしさの相乗効果を感じるくらい。

麺を適切に戻すために必要なのかもしれませんが、なまじ容器のサイズが大きいのと、実際に麺の量はレギュラーサイズの汁なしカップ麺と変わらないので、がっつり空腹時に食べた場合、男性だと量的な物足りなさを感じてしまうかもしれません。それだけに野菜などを一緒に摂取できる余裕が生まれますし、レギュラーサイズのカップ焼きそばを食べ切れるのであれば、女性の方でも完食可能な量だと思います。

たれ

このままでも最後まで食べきれそう

5.0

調味たれの原材料は「植物油脂、糖類、たん白加水分解物、チキンエキス、鶏油、魚介エキス、発酵調味料、ポークエキス、香味油、ガーリックペースト、魚介調味料、食塩、ポーク調味料」となっており、タレよりもオイルの量が多く、こってりとしたテイスト。アブラは植物油脂を軸にしつつ、鶏油(ちーゆ)を加えることで独特の芳ばしさを与え、ふわっとバターっぽい香りが漂ってくるのも印象的。

さらに後入れかやく(たらこ加工品)を使う前から “たらこの風味を感じる” のも重要なポイントで、塩気の加減や生おろしニンニクのアクセントも程よく、このままでも最後まで食べきれそうなくらい。ポークとチキンに由来する動物系の旨みも丁寧で、破天荒なEDGEの印象とは真逆とも思える硬派な土台を構築しています。

かやく

最初からガッツリまぜて食べるのがオススメ

5.0

たらこ加工品は、いわゆる “たらこふりかけ” に入っているピンクの顆粒と同じような代物で、そのまま食べると塩気が強く、最初から全体に馴染ませるのがベスト。生の粒感とは異なりますが、焼きたらこに近いプチッとした食感と舌触りが楽しめて、なおかつ大量に入っているのが今回の「EDGE」たる所以。

誰が最初に考えたのかは存じ上げませんが、たらこ味と刻み海苔の相性は申し分なく、表彰レベルの組み合わせ。乾燥ネギの風味や食感は主張し過ぎない程度に、それでいて程よくアクセントに効果的で、結果的に固形具材なしでも寂しいとは思いませんでした。

総評

5.0

大量にマヨネーズを入れた鬼マヨに、唐辛子マシマシの鬼辛(激辛)やアブラまみれの鬼背脂など、これまでに尖ったフレーバーが多かった分、EDGEのイメージ的には大人しいといわざるを得ない仕上がり。なるほど大量の “たらこ加工品” にはインパクトを感じた反面、王道を地で行く「たらこ焼きそば」というか、きわめて優等生なランディングだったので、もうちょっと尖らせてほしかったな‥‥と。

また値段が高いのも気になったので、そこが許容できるか否かも評価の分岐点になりますが、味としては間違いなく “たらこ好きに朗報です” のキャッチフレーズから受ける期待を裏切らない、いい意味でイメージ通りの一杯でした。ちなみに来週、5月10日に東洋水産(マルちゃん)が「俺の塩 たらこパンチ味 大盛」をリリースしてくるので、それとの違いを比べてみるのも面白いと思います【author・taka :a(大石敬之)】

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