「俺たちのガッツ飯 汁なしラー油まぜ蕎麦」業界初!?新ジャンル “まぜ蕎麦” 爆誕!!

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エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年8月26日(月)新発売のカップ麺、エースコック「俺たちのガッツ飯 汁なしラー油まぜ蕎麦」の実食レビューです。

ありそうでなかったガッツリ系の新ジャンル「ラー油まぜ蕎麦(そば)」がシリーズ第4弾で開拓!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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俺たちのガッツ飯 汁なしラー油まぜ蕎麦

「俺たちのガッツ飯(がっつめし)」とは、2018年6月18日発売の「爆汗 四川風麻婆油そば」から始まったエースコックの汁なしカップめんシリーズで、 “ウマいものを心ゆくまでがっつり食べたい欲張りな男性に向けた汁なしカップめん” がコンセプト。そのシリーズ第4弾となる今回、初の和蕎麦メニューが開発されました。

第1弾「爆汗 四川風麻婆油そば」(2018年6月18日)、第2弾「爆汗 エビチリ風油そば」(2018年10月8日)と中華風の辛い油そばが続き、第3弾「爆汗 ナポリタン風まぜそば」(2019年3月5日)はイタリアンをテーマにした新作を開発。いずれもタイトルに「爆汗」を冠していたのですが、今回その文字はありません。



「爆汗(ばっかん)」とは、エースコック曰く “汗が噴き出るほどの辛さ” を意味する単語で、一つ前の新作「ナポリタン風まぜそば」のパッケージには「激辛」とハッキリ書いてあったのですが、そんなに辛いわけでもなく。第1弾・第2弾も辛さレベル・味ともに中途半端な印象で、このブログでは評価が伸び悩みました。

けれども今回、リアル店舗でもカップ麺でも珍しい湯切りタイプのラー油蕎麦ということで、なかなか新鮮味のあるシリーズ第4弾。タイトルから “爆汗” の文字は消えましたが、「山椒七味の刺激が利いた、辛口濃厚和風だれ」とパッケージにも記載されているように、今回も辛いカップ麺であることがアピールされています。

「ラー油蕎麦(らーゆそば)」とは、文字通り和蕎麦に辣油を合わせたもので、東京都港区虎ノ門にあった「そば処 港屋 MINATOYA(そばどころ みなとや)」がブームの火付け役。2002年7月の創業から “日本一行列のできる立ち食い蕎麦屋” として話題になったお店で、惜しまれつつも2019年2月に閉店しました。

その間、「港屋」が業界に及ぼした影響は凄まじく、 “港屋インスパイア・港屋リスペクト系” とも呼ばれている「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」(「カレーは飲み物。」の姉妹店)や「馳走麺 狸穴(ちそうめん まみあな)」といったラー油入り蕎麦を提供するリアル店舗も目立つようになり、その息吹はカップ麺業界にも波及します。



日清食品の「どん兵衛」や東洋水産の「和風丼カップ麺(色シリーズ)」「本気盛(マジモリ)」、そして「馳走麺 狸穴」や「俺のだし」といった名店監修カップ麺を担当してきた明星食品など、定期的に和蕎麦を使ったラー油入り和風カップ麺がリリースされているのですが、汁なしタイプのラー油蕎麦を出してきたメーカーは記憶にありません。

エースコックも過去に「スーパーカップ極太盛り 濃いラー油蕎麦」(2017年5月22日発売)や「厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば」(2017年9月11日発売 / 2019年5月6日再販)といったラー油蕎麦系のカップ麺を手掛けていて、いずれも食べ応えのある極太蕎麦が大きな個性となっていました。今回の「汁なしラー油まぜ蕎麦」も熱湯5分の太麺なので、おそらく流れを汲んだものと思われます。

開封

別添の小袋は「調味たれ」と「ふりかけ」の合計2袋、かやくの小袋は入っていません。容器は「俺たちのガッツ飯」シリーズ共通の大口径寸胴型で、「勝浦タンタンメン油そば」や「わかめ油そば ピリ辛ごまラー油仕立て」などにも使われていた特大サイズ。それに伴い必要なお湯の目安量も650mlと多いため、普段よりも余裕を持って沸かしておくと安心です。



メーカー希望小売価格は税別240円、販売地域は全国のスーパー・コンビニ等とエースコックのニュースリリースに記載されているのですが、ドラッグストアやドンキホーテなどのディスカウントストアも対象店舗。コンビニで購入した場合の価格は238円(税込257円)、大手4社の中では「ローソン」と「セブンイレブン」で比較的よく見かけました。

「俺たちのガッツ飯」シリーズ初の和蕎麦メニューかつ業界初(たぶん)の汁なしラー油蕎麦ということで期待が高まる今回、やはり麺は男気あふれる太蕎麦が採用されているのですが、先入れの具材は見当たりません。それに汁なしカップ麺の平均めん重量は標準90g、大盛サイズ130gが平均値なのに対し、今回は120gと中途半端な麺量となっています。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:俺たちのガッツ飯 汁なしラー油まぜ蕎麦
製造者:エースコック株式会社
製造所:兵庫工場(W)兵庫県たつの市神岡町東觜崎308
内容量:147g(めん120g)
商品コード:4901071207717(JANコード)
商品サイズ:縦165mm×横165mm×高さ80mm

発売日:2019年08月26日(月)
実食日:2019年08月28日(水)
発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:258円(税込)
希望小売価格:240円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい不使用)
スタイル:寸胴型・大盛サイズ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:650ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(調味たれ・ふりかけ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖、ヤマイモパウダー)、たれ(しょうゆ、植物油脂、動物油脂、糖類、食塩、カツオブシエキス、ガーリックペースト、醸造酢、たん白加水分解物、香味油、発酵調味料、魚介パウダー)、ふりかけ(香辛料、ごま、カツオブシパウダー、ねぎ、焼のり、チキンエキス)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸カルシウム、リン酸三ナトリウム、カラメル色素、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、増粘剤(キサンタンガム)、甘味料(ステビア)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも・ごまを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】小麦・そば・卵・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも・ごま(表示が義務付け及び推奨されているもの)

実食開始

「液体たれ」「ふりかけ」は両方とも後入れなので、2種類の小袋を取り出したら熱湯を注いで5分待機、待っている間にフタの上で小袋を温めます。ちなみに麺重量120gという中途半端な大盛りサイズも「俺たちのガッツ飯」シリーズに共通する特徴で、これまでにレビューしてきた第1弾〜第3弾すべて120gの油揚げ麺(中華麺)でした。



シリーズ第1弾「四川風麻婆油そば」と第2弾「エビチリ風油そば」は同列で “星4つ(及第点以上・上出来未満)” と評価しているのですが、前回の第3弾「ナポリタン風まぜそば」は足場が固まっていないような印象で、このブログでは低評価の “★2つ(イマイチ)” と伸び悩みました(※関連商品の詳しい感想は「俺たちのガッツ飯」シリーズ全商品一覧よりご参考ください)。

5分後に湯切りしたら「液体たれ」を混ぜ合わせ、「ふりかけ」をトッピングしたら完成です。いっさい固形具材は無し、けれどもリアル店舗で笊蕎麦(ざるそば)を注文したと思えば納得できなくもない‥‥ですかねw それでは、ラー油の辛さレベルやイカツい蕎麦とのバランスに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(147g)当たり

カロリー:625kcal
たん白質:16.2g
脂  質:23.4g
炭水化物:87.3g
食塩相当量:6.0g
ビタミンB1:0.57mg
ビタミンB2:0.68mg
カルシウム:282mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

野趣に富む田舎蕎麦ライクな麺
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ヤマイモパウダーが練り込まれている太めの油揚げ蕎麦で、タレを絡める前は油揚げ麺特有の香りが強く、それと同時に蕎麦粉の香りも力強いのが特徴。形状は角刃でカットされた太めの平打ち麺で、原材料名は「厚切太麺」シリーズの太蕎麦と同じですが、それよりもエッジの効いた切刃を使用しています。

「厚切太麺」シリーズほどの厚みはないけれど、かなり縮れも強めに施され、食感はゴワゴワわしわし系の二郎スタイル。油揚げ麺特有の風味が強いため、だいぶインスタント感が強く、本物志向の蕎麦ではありません。けれども油揚げ蕎麦ならではの風味には固有の魅力があり、濃いめのタレに屈服しない蕎麦粉の立ち回りは見事。



ジャスト熱湯5分で湯切りすると部分的に戻りムラが見られましたが、すぐに余熱で馴染みます(※ただし秋〜冬、またはクーラーの効いた部屋で調理する場合、念のため20秒ほど余分に待ったほうが安心)。ぜんぜん品のある蕎麦とは言えないけれど、田舎蕎麦(いなかそば)ライクなワイルドさが魅力的ですし、これをガツガツ大盛りで食べられるのは大きなステータスだと感じました。

たれ

ラー油は辛くないけど醤油辛い(※かなり)
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まずベースの蕎麦つゆを東か西かに分けると完全に東寄りの濃い味で、イメージは濃口醤油がキリッと効いた藪蕎麦(やぶそば)の辛汁クラス。糖類や甘味料のステビアを添加しているのですが、それでもなお圧倒的に醤油が強く、同時に鰹節の旨味をガツンと効かせ、昆布や椎茸との相乗効果は意識されていません。

そしてラー油には「まぜそば」らしく動物油脂をブレンドし、植物性の油だけは出せない力強さを打ち出しているのですが、しっかり混ぜた後は容器の底に溜まるほどの量ではないので、実際の油脂感は大したことありません。おかげで醤油のエッジが先行する上にラー油の “辛さレベルは中辛以下のピリ辛” という構図から、だいぶアグレッシブな印象を受けました。

とりあえず醸造酢やガーリックペーストを隠し味的に仕込むことで汁なし(まぜそば)流のアレンジは見られますし、この強烈な醤油感に中毒性を覚える方もいらっしゃるかとは思いますが、江戸前の蕎麦つゆが苦手な方はタレ半分くらいから様子を見たほうがいいかもしれません。唐辛子の辛さは辛い食べ物が得意じゃない人でも大丈夫そうですけど、醤油辛い食べ物が苦手だと要注意です。

ふりかけ

アクセントは嬉しいけど一長一短
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ふりかけの内容は香辛料(赤唐辛子・山椒)、ごま、ねぎ、焼のり(刻み海苔)の他に粉末かつお節やチキンエキスなどの旨味成分もブレンド。赤唐辛子は辛さを増幅効果よりも一味唐辛子ならではの芳ばしい風味が目立っていたので、ふりかけ全投入しても劇的に辛さレベルがアップすることはありませんでしたが、ラー油では出せない唐辛子の魅力をアピール。

加えて山椒の軽い痺れも感じるのですが、鼻を抜ける香りと口に残る痺れの余韻は和山椒よりも花椒(ホワジャオ)に近い清涼感を覚えました(※トレンドの麻辣系ほど強い痺れではありません)。さらに芳ばしい煎り胡麻のパンチと焼き海苔の風味豊かな磯の香りが今回のタレとベストマッチ、粉末鰹節で旨味の濃度も上昇するのですが、おかげで味の濃さに拍車がかかるのは考えもの。

タレの味は十二分に濃いので、粉末鰹節とチキンエキスはカットし、胡麻・刻み海苔・唐辛子・山椒を倍くらい入れてほしかったです。それから笊蕎麦(ざるそば)を食べるイメージで臨めば納得できなくはないけれど、具材らしい具材は入っていないため、ラー油蕎麦には必須と言っても過言ではない「揚げ玉」が欲しくなりました。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

かなりワイルドな太蕎麦を大盛りで食べられる、という部分には強い魅力を感じた反面、かなりラー油の辛さは弱く、醤油は激推し。総評は “がっつり食べたい欲張りな男性に向けた——” というブランドコンセプトを踏まえた上で客観的に評価したつもりですが、だいぶ人を選ぶ商品なので、とりあえず唐辛子の辛さに期待している方は期待値を下げる、醤油辛い食べ物が苦手な方は近付かないのが無難。

けれども逆に醤油の強い蕎麦つゆが好きな方にとっては好みのツボにハマる可能性が高いので、そこが一つの大きな判断基準になります。だいぶ大味ですけど、「汁なしラー油まぜ蕎麦」という新ジャンルの開拓にはポテンシャルを感じました。もし途中で醤油の濃さに耐えられなくなったら、納豆や卵黄・温泉卵ちょい足しアレンジで解決です。というか確実に美味しいので、実食前に納豆や卵も用意しておきましょう。

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