日清食品「あっさりおいしいカップヌードル」3品と定番の「カップヌードル」3品を徹底的に比較してみた

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年8月27日(月)新発売のカップ麺、日清食品「あっさりおいしいカップヌードル / シーフード / カレー」3品 vs. 本家「カップヌードル / シーフードヌードル / カレー」3品(計6品)を実際に食べ比べて、なにがどう違うのか徹底的に比較してレビューします。

飲み口スッキリ! めん約8割

2018年8月27日(月)新発売となっていますが、2018年4月9日にリリースされた「あっさり少なめカップヌードル」のパッケージデザインと製品名が変更されたもので、実は中身まったく変わっていません。

あっさり少なめカップヌードル」は、「味あっさり」と「容量少なめ」をコンセプトにした新提案のカップ麺で、レギュラーサイズでは量が多い、でも「ミニ」では物足りない‥そんな女性やシニア層のデマンドに応えた “ちょうどいい” 味とサイズを実現しました。そして、「あっさり少なめ」の登場により、既存の「スープヌードル」は廃盤となります(つまり「スープヌードル」の進化版ですね)。

新商品として発売された「あっさりおいしいカップヌードル」は、中身が「あっさり少なめ」と同じなので、公式のニュースリリースなど大々的なアナウンスはありません。しかし、日清食品のホームページに掲載されている製品情報は更新されていて、横に「NEW」と書かれていました。

前任の「あっさり少なめ」では通常の「カップヌードル」よりもキーカラーの色調を抑え、本家よりも穏やかなイメージを演出していたのですが、後任の「あっさりおいしい」では逆にキーカラーを強調した目を引くデザインに変更されています。

本家の底には “フタ止めシール” が付いていますが、「あっさりおいしい」の底にはついていません。購入価格は本家の「カップヌードル」が3品とも税込138円(メーカー希望小売価格:税別180円)、「あっさりおいしい」は3品とも税込108円(メーカー希望小売価格:税別125円)で、6品すべて同じスーパーで購入したのですが、製造所は区々でした。

・下関工場製造 – カップヌードル
 (JANコード:49698626)
・滋賀工場製造 – カップヌードル シーフードヌードル
 (JANコード:49698633)
・滋賀工場製造 – カップヌードル カレー
 (JANコード:49698640)
・関東工場製造 – あっさりおいしいカップヌードル
 (JANコード:4902105252482)
・滋賀工場製造 – あっさりおいしいカップヌードル シーフード
 (JANコード:4902105252499)
・関東工場製造 – あっさりおいしいカップヌードル カレー
 (JANコード:4902105252505)

製造は6品すべて日清食品、発売地域は全国(全チャネル販売)です。

栄養成分表示(カロリーや食塩相当量)を比較

左の数値が「あっさりカップヌードル」
その右にある()内の数値が「本家」です

レギュラーの栄養成分表示

1食 57(77)g 当たり

カロリー:263(353)kcal
たん白質:6.6(10.7)g
脂質:11.2(15.2)g
炭水化物:34.0(43.4)g
食塩相当量:3.9(4.9)g
(めん・かやく:1.4(2.4)g)
(スープ:2.5(2.5)g)
ビタミンB1:0.15(0.20)mg
ビタミンB2:0.20(0.22)mg
カルシウム:75(95)mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:263(353)kcal(めん・かやく:243(335)kcal)(スープ:20(18)kcal)

コンセプトが通常のカップヌードルに比べて「めん約8割」なので、全体的に数値は低くなっています。

めん約 “8割カット” じゃないですよ!
めん約 “20%カット” =めん約8割です。

ただ、調理直後に分別して分析した値を見ても分かるように、めん・かやくの食塩相当量とカロリーは大幅に減っているものの、スープの数値は大差ありません。

それどころかカロリーに関しては、「あっさりおいしい」のほうが高いです。(その差たったの2kcalですが)

シーフードの栄養成分表示

1食 60(75)g 当たり

カロリー:276(323)kcal
たん白質:6.5(9.8)g
脂質:11.5(11.2)g
炭水化物:36.7(45.8)g
食塩相当量:3.8(4.8)g
(めん・かやく:1.2(2.1)g)
(スープ:2.6(2.7)g)
ビタミンB1:0.73(0.94)mg
ビタミンB2:0.20(0.22)mg
カルシウム:70(95)mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:276(323)kcal(めん・かやく:241(323)kcal)(スープ:35(30)kcal)

「シーフード」も全体的な数値は低めになっていますが、わずかながら全体の脂質とスープのカロリーは「あっさりおいしい」のほうが本家を上回っていますね。

カレーの栄養成分表示

1食 70(87)g 当たり

カロリー:344(422)kcal
たん白質:6.5(9.0)g
脂質:17.4(20.4)g
炭水化物:40.3(50.2)g
食塩相当量:3.7(4.4)g
(めん・かやく:1.3(2.2)g)
(スープ:2.4(2.2)g)
ビタミンB1:0.17(0.21)mg
ビタミンB2:(0.21)0.20mg
カルシウム:87(108)mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:344(422)kcal(めん・かやく:282(363)kcal)(スープ:62(59)kcal)

他のフレーバーと比較して、カレーは本家ともどもカロリーと脂質が高めになるのですが、やはり全体的な数値は「あっさりおいしい」が下回っており、こちらもスープのカロリーは本家より高く、カレーだけスープの食塩相当量も本家を上回っています。ほんの気持ち程度ですが、ビタミンB2も0.1mgだけ高いですね。

上記のデータから察するに、麺の量は少なくても味は落ちてないぞ!という雰囲気ではありますが、実際に食べてみないことには分かりません。では、開封して中身をチェックしてみましょう。




開封(アレルギーと食品添加物もチェック)

レギュラーを開封

左が「あっさりおいしいカップヌードル」で、右が本家「カップヌードル」です。

麺が少ない分だけカメラとの距離に差はあるのですが、明らかに海老が小さいですね。

IPPUDO タイ トムヤムクン豚骨 @セブンプレミアム
全国のセブン-イレブンで絶賛発売中「セブンプレミアム IPPUDO タイ トムヤムクン豚骨」の実食レビューです。一風堂バンコク店の "トムヤム豚骨ラーメン" がカップ麺で再現されたのですが、意外性のある豚骨ラーメンとトムヤムクンの相性は‥

上記の「セブンプレミアム IPPUDO タイ トムヤムクン豚骨」に入っていた海老もミニマムサイズだったんですけど、同じくらい小さいですね。海老の高騰が相次いだことによって以前よりも新商品のカップ麺ではエンカウント率が低くなってしまったのですが、いつ食べてもカップヌードル(レギュラー)の海老は大きいので、もしかしたら特別に専用のルートを確保しているのかもしれません。

食品添加物の並びは違いますが、含まれているアレルギー物質も使用されている添加物も同じです。

【食品添加物】

「カップヌードル」
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、カラメル色素、増粘多糖類、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、酸味料

「あっさりおいしいカップヌードル」
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、香辛料抽出物、香料、ビタミンB2、くん液、ビタミンB1、酸味料

【アレルギー】

「カップヌードル」
小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

「あっさりおいしいカップヌードル」
小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

シーフードを開封

左が「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」で、右が本家「カップヌードル シーフードヌードル」です。

カップヌードル(レギュラー)では海老のサイズについて言及しましたが、こちらは明らかにイカのサイズが小さいですね。ここまで顕著な差があるので、おそらく個体差(ハズレくじ)ではないでしょう。本家と比較して「あっさりおいしい」シリーズはメーカー希望小売価格が55円も安いので、麺の量だけでなく具材のサイズなども変更しながらコストを調整しているようですね。

食品添加物の並びは異なりますが、アレルギー表示や使用されている食品添加物は同じです。

【食品添加物】

「カップヌードル シーフードヌードル」
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、香辛料抽出物、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1

「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、香辛料抽出物、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、乳化剤、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1

【アレルギー】

「カップヌードル シーフードヌードル」
小麦・卵・乳成分・かに・豚肉・鶏肉・いか・大豆・ごま・ゼラチン

「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」
小麦・卵・乳成分・かに・豚肉・鶏肉・いか・大豆・ごま・ゼラチン

カレーを開封

左が「あっさりおいしいカップヌードル カレー」で、右が本家「カップヌードル カレー」です。

カップヌードル(レギュラー)は海老が小さくなり、シーフードヌードルはイカが小さくなっていましたが、カレーはフライドポテトがミニサイズになりました。それにしても同じような具材の構成なのに、サイズの種類に差がありますね。今まで新商品の期間限定カップヌードルで「具材は本家と同じ!」などと思っていた時にも、実はサイズが違っていた‥みたいなことがあったかもしれません。

アレルギー表示は同じですが、食品添加物から「くん液」がカットされています。漢字で書くと「燻液」(または「薫液」)になるのですが、文字通り燻したような燻製のニオイを付与する食品添加物ですね。(別名「スモークフレーバー」)

原料は竹・とうもろこし・さとうきび・木材などで、それらを焼成して発生したガスから作られる液体です。カップ麺に限らず “燻製(スモーク)” と書かれた食品の原材料名に「くん液(燻液)」または「スモークフレーバー」の表記があった場合、実際には燻製していない確率が高いので、こだわりのある方は(食べたら分かるとは思いますが)購入の前に注意してください。

【食品添加物】

「カップヌードル カレー」
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、カラメル色素、炭酸Ca、香料、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1

「あっさりおいしいカップヌードル カレー」
加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、香料、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1

【アレルギー】

「カップヌードル カレー」
小麦・卵・乳成分・落花生・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・りんご

「あっさりおいしいカップヌードル カレー」
小麦・卵・乳成分・落花生・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・りんご




実食開始

下記に掲載する比較写真の並びは、左に「あっさりおいしい」シリーズを固定し、右に本家「カップヌードル」を配置します。

あっさりおいしい vs. カップヌードル

やはり海老の大きさは格段に異なりますが、味付たまごの大きさも違いますね。

めん

麺量は本家の65gに対して50gと少なめですが、それを差し引いても「あっさりおいしい」の麺は吸水率が低いです。たとえば本家の麺は撮影なんぞしていたら見る見るうちにスープを吸収するのですが、「あっさりおいしい」は一定の時間が過ぎるとスープの吸水率が途端に下がり、スープが減らなくなりました。

原材料は同じですし、普通に食べている分には大きな変化を感じないかもしれませんが、どうも原材料は同じでも麺の量を減らしただけとは思えませんね。もしかしたら副菜感覚でも楽しめるように、またはスープを重視して楽しめるよう吸水率が低い麺を採用しているのかもしれません。

【原材料名】

「カップヌードル」
小麦粉、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、たん白加水分解物、香辛料

「あっさりおいしいカップヌードル」
小麦粉、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、たん白加水分解物、香辛料

スープ

栄養成分表の数値に微妙な差が見られたものの、体感的に大きな差はありません。まったく違いがないわけではありませんでしたが、原材料も並びからして同じですし、味の違いと言ってもフタを開けるタイミングが少し遅れて‥とか、熱湯の量が少し多かった(少なかった)から‥とか、その程度です。

気持ち香辛料と醤油が強いようにも思いましたが、それも熱湯の量やフタを開けるタイミングなどで生じる誤差の範囲内でした。しかし、海老のサイズが小さかったので、その風味が及ぼしている影響が皆無とは言えません。カップヌードルのスープって、海老の風味も大きな決め手の一つですからね。

反面、油揚げ麺の量が減ったことで後味がスッキリとしていました。

スープの写真は、「あっさりおいしいカップヌードル」です。
【原材料名】

「カップヌードル」
糖類、粉末しょうゆ、食塩、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポークエキス、メンマパウダー

「あっさりおいしいカップヌードル」
糖類、粉末しょうゆ、食塩、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポークエキス、メンマパウダー

かやく

海老のサイズについては先に触れていましたが、左の1.5尾が「あっさりおいしい」の海老で、右の3尾が本家の海老。それぞれ目立たせようとして大きいのと小さいのをチョイスしたわけではなく、おおむね平均このサイズです。味付けは同じでしたが、ちょっと寂しいですね。

味付卵や謎肉の大きさも微妙に小さく、量も少なく思えたんですけど、値段を加味すれば気にならないと思います。ただ、原材料は同じですが、「あっさりおいしい」に “コロチャー” は入っていません。

カップヌードルの肉具材は謎肉・ミンチポーク(謎肉ではない挽肉)・コロチャーの3種類入っていて、ミンチポークは本家よりも気持ち大きかったのですが、コロチャーはカットされていました。なので、原材料では「味付豚肉(たぶん “ミンチポーク” と “コロチャー” が一括りにされている)」の記載が後ろにズレているのでしょう。

原材料の並びは、含有量の多い成分から手前に表記されます。
【原材料名】

「カップヌードル」
味付卵、味付豚肉、味付えび、味付豚ミンチ、ねぎ

「あっさりおいしいカップヌードル」
味付豚ミンチ、味付卵、味付えび、味付豚肉、ねぎ

あっさりおいしい vs. シーフードヌードル

一見すると両者とも具沢山に見えますが‥

めん

「カップヌードル(レギュラー)」と同じようにシーフードの麺も本家と同じ原材料なのですが、写真で見ても分かるように、「あっさりおいしい」は縮れが緩いです。それに、これまた同じく吸水率が控えめです。

カップヌードルシリーズの中では最も味付けが控えめで主張の弱い麺になるのですが、実は2018年に発売された「ミルクシーフードヌードル」から原材料の配合が変わり(「香辛料」が追加された)、いつの間にか本家の麺もマイナーチェンジされました。

【以前の原材料】
小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、醤油

以前はカップヌードル(レギュラー)よりも細い麺でしたが、マイナーチェンジによって、ほぼ同等のサイズになったように思います。

余談ですが、マイナーチェンジ前の麺は「カップヌードル リッチ 松茸薫る濃厚きのこクリーム」に使用されています。少し前まで「カップヌードル リッチ 贅沢とろみフカヒレスープ味」にもマイナーチェンジ前の麺が使用されていたのですが、今では現行のシーフードヌードルと同じ麺に変わりました。

【原材料名】

「カップヌードル シーフードヌードル」
小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料

「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」
小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料

スープ

本家のほうが比較して香辛料のキレが強く、しっかりとした味です。「あっさりおいしい」はマイルドで穏やかに感じたのですが、ちょっと熱湯を少なめに注ぐと調整できる範囲内かと思います。しかし、レギュラーの海老と同じようにイカの風味がスープに及ぼす影響は皆無と言えず、やや魚介の香りは弱くなってしまいますね。

しかしながら希望小売価格の低さを思えば目くじらを立てるほどのネックではなかったので、おそらくリアルタイムに食べ比べなければ “いつもの味” の延長線として楽しめるはずです。味に物足りなさを感じた場合、コクを足したければ粉チーズ、味を引き締めたければブラックペッパーを入れると効果的ですよ。月並なアドバイスですねw あ、タバスコもオススメ。

スープの写真は、「あっさりおいしいカップヌードル」です。
【原材料名】

「カップヌードル シーフードヌードル」
チキンエキス、ポークエキス、糖類、香辛料、粉末しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、ポーク調味料、野菜調味料、たん白加水分解物、魚介エキス、野菜調味油、食塩、魚醤、ポーク調味油

「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」
チキンエキス、ポークエキス、糖類、香辛料、粉末しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、ポーク調味料、野菜調味料、たん白加水分解物、魚介エキス、野菜調味油、食塩、魚醤、ポーク調味油

かやく

フタを開けた瞬間は豊富に見えますが、ご覧の通りイカのサイズが一見して明白に違います。もちろん左が「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」で、右が本家「シーフードヌードル」です。上記の比較写真では、両方とも “あえて最も大きいイカ” を選別しました。

先ほど原材料名の並びについて解説しましたが、こちらも同じ原材料が使用されてはいるものの、並びに比例してイカとカニ風味かまぼこの量が減っています。ただ、普通のカップヌードル未満、スープ系以上の量ではあるので、値段を思えば納得ですね。

【原材料名】

「カップヌードル シーフードヌードル」
いか、キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ

「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」
キャベツ、いか、味付卵、魚肉練り製品、ねぎ

あっさりおいしい vs. カレー

実はフタを開けた時、本家「カップヌードル カレー」は粉末スープの兼ね合いで熱湯が底に行き渡っていませんでした。

めん

いやいやいや‥もうここまできたら個体差とかロット差のレベルじゃないですよ。写真で見ても分かるように、本家とは別物です。まず本家「カップヌードル カレー」の麺はシリーズの中でも幅が広くて厚みがあり、最も縮れの強い油揚げ麺になるのですが、「あっさりおいしい」の麺は縮れが弱く、するすると入ってきます。

他の「あっさりおいしい」シリーズと同様に本家よりも吸水率が低く、あっさりシリーズと比較したら少し幅が広いような気もしましたが、間違いなく本家とは異なる調整が見られました。そしてカレーの場合、大幅な調整は麺だけではありません。

【原材料名】

「カップヌードル カレー」
小麦粉、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、ポークエキス、チキンエキス、たん白加水分解物

「あっさりおいしいカップヌードル カレー」
小麦粉、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、ポークエキス、チキンエキス、たん白加水分解物

スープ

前述した2品は、たしかにスープの調整が見られたものの、劇的に大幅な変化ではありませんでした。しかし、これは別物に近いですね。というのも、まるで濃度が違うんです。

原材料名は一言一句まったく同じなので、味としては同じ路線なのですが、「くん液」が使用されていないため、あの少し焦がしたような香りは得られません。また、ドロッと粘度の高い本家のスープとは異なり、それこそ「スープヌードル」系統のサラッとライトな仕上がりでした。

上記の写真は「あっさりおいしい」のスープなのですが‥(文字通り “あっさりおいしかった” けれどもw)

本家は圧倒的に濃度が高く、粘性も強くてドロッとしています。とはいえ前述したように味としては同じ路線なので、お湯ちょっと‥いや、だいぶ入れすぎちゃったなぁ‥というイメージでしょうか。そのように “いつもの感覚で” 挑んでしまうと物足りなさは否めませんが、思いっきりパッケージに “あっさり” と書いてあるように、コンセプトとしては需要に見合った仕上がりと言えるでしょう。

ただ、スープの中に仕込まれているシャキシャキとした玉ねぎの量が少なかったので、ちょっとアクセントに乏しい面は否めませんでした。

【原材料名】

「カップヌードル カレー」
豚脂、カレー粉、小麦粉、カレー調味料、玉ねぎ、でん粉、香味調味料、糖類、マーガリン、食塩、人参、ピーナッツバター、香辛料

「あっさりおいしいカップヌードル カレー」
豚脂、カレー粉、小麦粉、カレー調味料、玉ねぎ、でん粉、香味調味料、糖類、マーガリン、食塩、人参、ピーナッツバター、香辛料

かやく

謎肉とは違う挽肉系の「ミンチポーク」は入っていますが(左にある小さい肉具材)、原材料名から「味付豚ミンチ」が消えているように、写真右下の大きなダイスミンチは入っていません。で、ポテトは右の平たくて大きなフライドポテトが本家、左のダイス状にカットされたものが「あっさりおいしい」のフライドポテトです。

単純にフライドポテトの質は悪くありませんが、本家よりも頼りないといえば頼りないですね。でもって人参は2個しか入っていなかったんですけど、これは個体差かもしれません。ダイスミンチが入っていないことと、ミンチポークも少なかったので、だいぶ “あっさり” とした印象でした。

【原材料名】

「カップヌードル カレー」
フライドポテト、味付豚ミンチ、味付豚肉、人参、ねぎ

「あっさりおいしいカップヌードル カレー」
フライドポテト、味付豚肉、人参、ねぎ

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

カレーに関しては特に賛否両論ありそうですが、本家の味は好きでもスープが重くて‥という方にとっては朗報です。本家の味を踏襲しつつスープ感覚でも楽しめるライトな仕上がりから、たしかな手応えが得られるでしょう。逆に本家の濃厚カレーが好きな方は、「あっさりおいしい」のカレーを買うメリットはありません。

シーフードも本家と比較してスープや具材に少し頼りない印象が並行しましたが、メーカー希望小売価格125円(税別)という値段を加味すると大きな不満に直結することはないと思います。

レギュラー(しょうゆ)に関しては、文句なしで上出来ですね。海老は極端に小さかったけどw スープや麺から受ける印象は本家と大差なく、むしろ油揚げ麺が減ったことでスッキリとした仕上がりには需要の高さを感じました。

ちなみに主観的な満足度は‥

あっさりおいしいカップヌードル ★5
あっさりおいしいシーフード ★4
あっさりおいしいカレー ★3

それにしても麺やスープの原材料は同じなのに、麺の縮れや吸水率、そしてスープの仕様など、かなり大幅な変化が生じることもあるのですね。私は特に原材料名を比較してレビューする傾向にあるので、とても勉強になりました。というのは完全に所感なんですけど‥

「カップヌードル ライト」や「カップヌードル ナイス」と比較して機能性は劣りますが、「あっさりおいしい」というコンセプトと希望小売価格を加味すると、悪くないシリーズだと思います。

日清食品株式会社:〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1
お客様窓口:0120-923-301

  1. 毎回濃い分析ですねー。もう文章量も比較の視点も圧巻!って感じだ。比較するといろんなことが見えてくる。そして海老は大きい方が好きだー!

  2. あっさり系・・・私は好きです~・・シーフードは普通でもいいのですが
    カレーはあっさり系が好きかも・・・いや、普通のも良い時も・・・体調によって変わりますが・・・(笑)その中間は発売されないのかな「こっさり」・・・・それも良さそうな気もしますが・・・・

  3. え~?カレーは薄めなのぉ?それやったら買わないなぁ・・・具がホント小っさい!ね。そこまで小さくする必要があったのかねぇ

  4. 麺8割カットは…ブラザー。(´・ω・`)

  5. あっさり美味しいは嬉しいけど、これ夏に食べたかったも・・これからはこってり濃厚が美味しい季節だから・・・でもカップラーメンをスープ変わりに飲む人にはいいのかなぁ・・・カレースープ的なw