日本に本格的な激辛ブームが到来したのは、現在から遡ること40年ほど前の1980年(昭和55年)代前半。外食産業では辛さ○○倍カレーの元祖「ボルツ」が激辛ブームを牽引し、スナック菓子業界では1984年(昭和59年)9月に湖池屋が「カラムーチョ」で新ジャンルを開拓。
即席カップめん業界における激辛ブームのパイオニアは、1985年(昭和60年)に発売されたベルフーズ(現・クラシエ)の「カラメンテ」が元祖とされ、2020年現在は唐辛子の辛味に花椒(かしょう)の痺れを効かせた麻辣(マーラー)系の商品など、多様な刺激を特徴とする「第4次激辛ブーム」の真っ只中にあり、辛味のインフレ化が進んだ結果、数年前とは比べ物にならないほど辛さレベルの水準が高くなっています。
カップ麺ランキング 2020 激辛篇
このページでは、2020年(令和2年)に発売された「激辛カップ麺」を厳選し、ランキング形式でTOP10を選出。もちろん辛さレベルも評価の指標としていますが、単純に辛い順のランキングではなく、しっかり辛いけど “ただ辛いだけじゃない” 辛さと旨みのバランスを重視して選び抜きました。
そのうちの一つは「番外編」として紹介しますが、今年もっとも世間を騒がせた激辛カップ麺といっても過言ではない一杯なので、よろしければ最後までご覧ください。
※辛味の感じ方には個人差が生じるため、大辛〜激辛の境目は特に難しいのですが、まるか食品の「ペヤング 激辛やきそば」は大辛(激辛じゃない)、セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」は “文句なしで激辛” をボーダーラインとし、第9位から番外編まで一挙に紹介します。
第9位「唐辛子の辛さ5倍 激辛ヌードル」
激辛カップ麺ランキング第9位の商品は、イオングループのプライベートブランド・トップバリュベストプライスの「唐辛子の辛さ5倍 激辛ヌードル(NOODLES 激辛)」で、発売日は2020年1月20日。コストパフォーマンスに優れたベストプライスの通年ラインナップにある「旨辛ヌードル」と比較して “唐辛子の辛さ×5倍” をコンセプトに、イオン(旧・ジャスコ)の設立50周年を記念した数量限定商品として開発されました。
製造所は通常の「旨辛ヌードル」と同じ明星食品(東日本明星)の埼玉工場で、イオングループ店舗での販売価格も通常商品と同じ95円(税込)と格安だったのも魅力。商品名は “ヌードル” となっていますが、税込100円以下で買える商品としては上出来といえる耐久性に優れた油揚げ麺を採用し、スープの辛さも税込100円以下のカップ麺とは思えないレベル。
辛さレベルは前述の「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」ほどではないけれど、最初は “あれ? そんなに辛くないかも——” からの追い上げが凄まじく、いい意味で厄介な遅効性かつ蓄積型の辛味でボディーブロー。味だけでいえば通常の「旨辛ヌードル」に軍配ですが、安売り用かつ老若男女を対象としたイオングループのPBカップ麺としては突き抜けさ辛さを誇り、それでいて中毒性も感じられる良品でした。
関連ページ:格安なのに辛すぎ!?唐辛子の辛さ5倍「激辛ヌードル」イオンの激辛カップ麺が真剣に辛かった件
第8位「AFURI 覚醒 激辛柚子塩らーめん」
激辛カップ麺ランキング第8位の商品は、日清食品の「東京NOODLES AFURI 覚醒 激辛柚子塩らーめん」で、発売日は2020年6月29日。以前からタイアップを続けているNISSIN×AFURIコラボ “第13弾” の新作で、おしゃれ淡麗系として知られる「AFURI」の新ブランド「AFURI辛紅 kara kurenai」の新境地 “柚子辛紅らーめん(Yuzu Kara Kurenai Ramen)” を再現した、AFURIシリーズ初の激辛カップ麺として展開。
お店の辛さレベルをイメージした「覚醒香油」を別添し、日清食品の公式ウェブサイトにも “目が覚めるような辛さ” とありましたが、実際の辛さレベルは今回の2020年版・激辛カップ麺ランキング上位に食い込んでいる「ガチ勢」ほどではありません。しかし、何度もカップ麺になっている「柚子塩らーめん」の流れを汲んだスープは味わい深く、バチッと効かせた魚粉のパンチと柚子の酸味がAFURIらしさを表現している繊細な一品。
小麦全粒粉を練り込んだ加水率の低いストレート麺をはじめ、トッピングは大きめの蒸し鶏を軸に、全体の柚子感を押し上げる柚子皮の存在など、簡便性に優れたコンビニ向けの縦型ビッグでありながら洗練されているのも魅力。もうすこし思い切って辛味を効かせてほしかった反面、ある意味この辛さだからこそと思える総合力の高さと辛旨のバランスは印象深く、NISSIN×AFURIコラボの裾野を大きく広げてくれました。
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第7位「麺創研紅監修 鬼紅 濃厚激辛味噌」
激辛カップ麺ランキング第7位の商品は、サッポロ一番ことサンヨー食品の「麺創研紅監修 鬼紅 濃厚激辛味噌」で、発売日は2020年11月23日。東京・府中本店「麺創研 紅(めんそうけん くれない)」監修のカップラーメン “第3弾” の新作で、コラボ第1弾及び第2弾は注文率7割の1番人気メニュー「紅らーめん」を再現していましたが、初めてワンランク上の「鬼紅・ONI KURENAI」を展開してきた2020年。
口内の痛覚に訴えかけてくる刺激は想像していたよりも弱かったので、個人的には贔屓目にみても大辛=激辛未満と感じたのですが、ふと後半にかけて涙腺が緩んでくる “図らずも副交感神経が反応するような” 辛さの打ち出し方が面白く、特殊な切刃を使用した「特製乱切り麺(太さの異なる3種類の麺)」もサンヨー食品ならではといっても過言ではない個性が楽しめる見どころ。
具材は少量のキャベツをはじめ、同社を代表する「サッポロ一番 カップスター 醤油」と共通のポークダイスが3個と頼りなく、これについては及第点をつけられない内容でしたが、特殊な製法で切り出された3種の特製乱切り麺と中毒性の高いスープの満足度は高く、結果的に上出来と思える一杯に仕上がっていました。もう具材に関しては諦めるのでw 来年はノンフライ麺を使った大判どんぶり型の開発も検討してほしいです。
関連ページ:辛さレベルMAX!?【麺創研 紅】監修 “激辛カップ麺” 3種の乱切り麺で最辛の「鬼紅らーめん」再現!!
第6位「麺や兼虎監修 激辛魚介とんこつ担担麺」
激辛カップ麺ランキング第6位の商品は、寿がきや食品の「麺や兼虎監修 激辛魚介とんこつ担担麺」で、発売日は2020年6月27日。カップ麺でも人気の “辛辛魚らーめん” で知られる「麺処 井の庄(いのしょう)」の遺伝子を引き継いだ福岡・天神の名店「麺や兼虎(かねとら)」と寿がきや食品の共同開発商品で、ドラッグストアの “コスモスだけで買える” 販路限定の特殊な一杯。
中央の赤い山をはじめ、調理直後の見た目は寿がきや食品が販売する冬の風物詩「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」と似ているのですが、商品名の「激辛魚介とんこつ担担麺」からも伝わってくるように、スープは練り胡麻と擂り胡麻(すりごま)のコクを効かせた担担ベース。さらにビーナッツバターで重心を下げ、揚げネギやローストローストガーリックペーストを効かせるなど、一般的な担担麺とも一線を隠す味わい。
後入れ粉末スープの小袋はカップ麺の「辛辛魚」と同じデザインで、鰹を中心とした魚粉に赤唐辛子をブレンドしていたのも共通の特徴ですが、強めに主張してくるクミンの香りと黒胡麻のアクセントで「辛辛魚」の “辛魚粉” と明確に差別化。最後の最後まで花椒の痺れは目立っていなかったので、いま流行りの痺れ系ではないけれど、なかなか思い切った辛さを打ち出し、唯一無二の個性的なフレームワークが記憶に残る名作でした。
関連ページ:辛辛魚の遺伝子を引き継いだ「麺や兼虎」の激辛カップ麺がコスモスに降臨!!
第5位「ペヤング 辛口チゲ風やきそば」
激辛カップ麺ランキング第5位の商品は、まるか食品の「ペヤング 辛口チゲ風やきそば」で、発売日は2020年10月19日。商品名と同じくパッケージには「辛口」とあり、どこにも “辛みが非常に強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください” などの警告文は見当たらなかったのですが、なんのこれしき同社の「ペヤング 激辛やきそば」とは比べ物にならないほどの辛さレベルを誇っていた問題作。
公式ウェブサイトの商品情報には “激辛好きに捧げる” と書いてありますが、それを購入前に店頭で確認しなかった場合、うっかり “ふつうの辛口” と思って食べたら大火傷。さすがに2018年8月27日発売の「激辛やきそばEND(激辛MAX END)」ほどではないけれど、辛さレベルは一般的に見て激辛といっても差し支えないレベルに達している、もはやパッケージ詐欺といわざるを得ないサプライザー。
そのためTwitterなどのSNSを中心に、インターネット上では多数の被害報告が見られたのですが、ただ辛いだけのカップ麺ではありません。ある程度の辛味耐性がないと厳しい辛さではあるものの、液体ソースは魚醤の風味が強く、ペースト状の海老も効果的で、想像以上に複雑な味わい。具材も肉そぼろ・豆腐・ニラが多めに入っている、辛さに感けた製品ではありませんでした。でも、これで「辛口」は悪意しかないですよね‥‥w
関連ページ:ペヤング正気か!?【実食注意】激辛好きに捧げる「辛口チゲ風やきそば」が想像以上に辛かった件
第4位「九州地獄豚骨ラーメン」
激辛カップ麺ランキング第4位の商品は、サンポー食品の「九州地獄豚骨ラーメン」で、発売日は2020年8月上旬〜中旬頃。TRIAL(トライアル)限定発売のPBカップ麺として企画された「透辛麺(すけるからめん)」の続編で、インパクトの強いパッケージの見た目から行き交う一般客にスルーされていたのですが、極端に辛い食べ物が苦手でなければ挑戦すべき価値のある個性的な一杯。
スープの見た目は真っ白なので、一見すると “ただの高菜をトッピングした豚骨ラーメンにしか見えない” のですが、粉末スープだけの状態で大辛もとい激辛に片足を突っ込んでいる、この時点で辛い食べ物が苦手な方にはオススメできない辛さ。しかしながら豚骨の純度は高く、これまでにサンポー食品が「焼豚ラーメン」で培ってきたノウハウが伝わってくる味わいで、辛さに負けないほど炊き出し感の強い豚骨の旨みが印象的。
麺は揚げ油にラードを配合したフライ麺なので、風味も食感もスナック的ですが、それもカップ麺でしか味わえない魅力。値段は税込199円と若干ながら高めの設定ではあるものの、九州産の激辛辛子高菜はレトルト調理品なので、そのまま白ご飯と一緒に食べたいくらいリアルな食感と風味を打ち出している、コストパフォーマンスにも優れた良品でした。ちなみに2020年12月30日現在、在庫ありのトライアルも多いかと思います。
関連ページ:サンポーが地獄の激辛カップ麺を開発!? トライアル限定「九州地獄豚骨ラーメン」を食べてみた結果——
第3位「蒙古タンメン中本 極豚ラーメン」
激辛カップ麺ランキング第3位の商品は、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 極豚(ゴットン)ラーメン」で、発売日は2020年2月22日。同じくセブンプレミアムから販売されている夏の風物詩「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」の変わり種で、昨年2月23日は「北極ブラック」を発売していましたが、2020年は “北極” の辛味と濃厚な “豚の旨味” を融合した変わり種でラインナップを強化してきた蒙古タンメン中本。
セブンイレブン各店それぞれ最大でも180食(12食入15ケース)しか発注できない完全数量限定商品で、具材のボリュームこそ定番の「辛旨味噌」に劣るものの、ラードを主原料にした “ラード加工品” で豚のコクを底上げしていたのが面白く、土台の丁寧な豚骨感で激辛北極×濃厚豚骨を実現。辛さレベルは純粋な「北極」よりも若干ながら控えめでしたが、そこは北極の変わり種、一般的に見て激辛クラスの辛さを打ち出します。
おそらくモデルは「蒙古タンメン中本 大宮店」を発祥とする濃厚巨豚北極(のうこうきょとんほっきょく)で、スープのフレームワークに関しては通じるところがあり、そのイメージを抜きにしても素直に美味しく、さすが天下の「蒙古タンメン中本」と思える一杯でした。いまのところ2019年2月と2020年2月に北極の変わり種が出ているので、もしかすると2021年2月にも北極関連の動きがあるかもしれません。
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第2位「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」
激辛カップ麺ランキング第2位の商品は、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」で、発売日は2020年7月28。今回の激辛カップ麺ランキング第3位に選出した「極豚ラーメン」のベースになっている日清食品とセブン&アイグループの共同開発商品で、2014年7月14日発売のレギュラーサイズ(極辛味噌)から続いている、もはや夏の風物詩といっても過言ではない存在。
もともとレギュラーサイズから始まった「北極ラーメン」の再現カップ麺ですが、2016年7月11日発売品から容器を縦型ビッグにリニューアル以降、実は2020年7月まで “まったく中身が変わっていない” ため、4年連続テコ入れなしという珍しい商品。そのため新鮮味はないけれど、2019年から前述の「北極ブラック」や「極豚ラーメン」を発売しているため、オリジナルの「北極ラーメン」はテコ入れの必要がないのかもしれません。
それにしても4年前と比較して原材料の高騰が相次ぐ中、値段は198円(税込213円)と据え置きで、企業努力を感じるところ。もちろん辛さレベルは文句なしの激辛ですが、重心の低い濃厚な味噌の旨みを軸に、大量の擂り胡麻でパンチを加えたスープは味わい深く、今年も昨年と同様に激辛カップ麺ランキングの上位に食い込みました。おそらく来年も発売されると思うので、引き続き「2月と7月の北極」に注目です。
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第1位「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」
そして、2020年に発売された激辛カップ麺の中で頂点に君臨するランキング第1位の商品は、寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚(からからうお)らーめん」で、発売日は2020年1月28日。ランキング第2位に選出した「北極ラーメン」が夏の風物詩なら、寿がきや食品の「辛辛魚らーめん」は冬の風物詩として毎年の発売を心待ちにしているファンが多く、2020年は “辛さと濃さの追求” をテーマにマイナーチェンジ。
麺は全粒粉(小麦粉に占める割合5%)を練り込んだ熱湯4分の全粒粉入りノンフライ麺で、これについては2019年発売の前回品と共通ですが、2019年のスープと比較して若干ながら豚骨の主張が後ろに下がり、ローストしょうゆ調味液の輪郭が増した印象を受ける2020年版の辛辛魚。しかしながら体感的に誤差の範囲に過ぎない変更だったので、ファンの期待を裏切るような改悪はなく、今年も唯一無二の満足感が得られました。
なお2020年12月30日現在、まだ寿がきや食品の公式ウェブサイトには反映されていませんが、来年の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」発売予定日は “2021年2月1日” との最新情報をゲット。もしかするとコンビニ先行販売が実施されたり、発売日が前後したりする可能性もありますが、ひとまず2021年の発売は確定なので、ファンの方は楽しみにお待ちください。
関連ページ:「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」2020年のテーマは “本物感” 辛さと濃さの追求
番外編「ペヤング 獄激辛やきそば」
最後に激辛カップ麺ランキングの “番外編” として紹介する商品は、まるか食品の問題作「ペヤング 獄激辛(ごくげきから)やきそば」で、発売日は2020年2月18日。その辛さレベルは2018年8月に発売された「激辛やきそばEND(激辛MAX END)」の3倍とされ、まるか食品の公式ウェブサイトでは究極の辛さをアピール。おどろどろしいパッケージに身を包み、その非常識な辛さからネット上でも話題になります。
試しに「獄激辛やきそば」をレビューする際、赤いパッケージの元祖・激辛ペヤング「激辛やきそば」や黒いパッケージの「激辛やきそばEND」も同時に調理してみたところ、上記画像のように調理直後は見分けが付かないのですが、ひとくち食べて感じる辛さの違いは歴然。いずれも味の方向性は変わらないのに、ソースは「獄激辛やきそば」だけ圧倒的に辛く、パッケージの警告文が誇張ではないことを実感しました。
とはいえ生粋の激辛フリークにとっては序の口で、現に筆者の同居人も “顔色ひとつ変えずに完食していた” のですが、すくなくとも2020年に発売された激辛カップ麺の中で最強の辛さを誇っているのは間違いありません。ちなみに2021年1月18日、獄激辛シリーズの続編として「ペヤング 獄激辛カレーやきそば」が発売されます。第2弾はカレー味ですが、おそらく非常識な辛さだと思うので、心の準備をしておいてください。
関連ページ:地獄の辛さ「ペヤング 獄激辛やきそば」ついに降臨!! 辛さは “激辛マックスエンドの3倍”
まとめ
というわけで、昨年に続き今年のカップ麺ランキング【激辛編】も「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん(寿がきや食品)」と「蒙古タンメン中本 北極ラーメン(日清食品)」がワンツーフィニッシュを収めましたが、それを超える辛さレベルの極悪カップ麺「ペヤング 獄激辛やきそば(まるか食品)」の登場により、またもや即席カップめん業界の辛味水準が狂ってしまった2020年——
辛い食べ物が食べたくなるのは “ストレスを感じているサイン” ともいわれているため、激辛カップ麺の増加はストレス社会の現れなのではないかと不安な面もありますが、それを抜きにしても中毒性の高さが多くの人を魅了しているジャンル。さっそく来年1月18日発売予定の「獄激辛カレーやきそば」に、同年2月1日発売予定の「辛辛魚らーめん」など、引き続き激辛ブームの勢いは止まりそうにありません(author・taka :a)