ボンカレーゴールド 中辛風ヌードル@東洋水産(ローソン先行商品)

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東洋水産

どうも、taka :aです。

昨夜は寝苦しかった地域も多かったのではないでしょうか?

私の住んでいる田舎は日中に最高気温34.8度を記録していたので、まぁ夜は反動で涼しくなるだろうと思っていたら、なんのなんの‥ぜんぜん蒸し暑いのw それも容赦なく朝までw

早くも夏を乗り越える気概を失っております‥そんな時こそカレー味?

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中辛?甘口?

本日の一杯は、2018年6月26日(火)新発売、東洋水産ボンカレーゴールド 中辛風ヌードル【ローソン先行商品】」のレビューです。

前回の記事で紹介した「ボンカレーゴールド 中辛風焼そば(※レビュー済み)と同時発売されたローソン先行商品のカップ麺で、容器は麺量ちょっと多めの縦ビッグ。「中辛風焼そば」の製造所は “東洋水産株式会社 関東工場” となっていましたが、こちら「中辛風ヌードル」は “酒悦” という東洋水産のグループ会社が担当しています。

時に、前回の記事で商材写真のセロハンテープについてツッコミを入れましたが‥

ローソンの公式ホームページ「商品・おトク情報/オリジナル商品」より拝借

こっちにも明らかに何者かがテーピングを施した形跡が残っておりますw で、やっぱり現行品と商材写真を比較すると微妙に麺の太さが違うんですよね。もともとは、もう少し幅の広い麺で開発する予定だったのかもしれません。うーん、なんか裏が垣間見れた感じで楽しい。

さて、まさかの「中辛風焼そば」が同じ週に発売された「黒い豚カレー焼そば(※レビュー済み)と中身が酷似していましたが、あまり東洋水産が単独で定期的に発売しているカレー味のカップラーメン準定番品はパッと浮かんでこないので、ちょっと新鮮‥いや待てよ、うどんだけど東洋水産には定番の「黒い豚カレーうどん」や「カレーうどん 甘口」があったな‥w

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白)、添付調味料(砂糖、香辛料、野菜エキス、食塩、たん白加水分解物、豚脂、ポークエキス、でん粉、植物油)、かやく(ポテト、味付豚肉、たまねぎ、にんじん)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

1食(107g)当たり

エネルギー:480kcal
たん白質:10.2g
脂質:20.0g
炭水化物:64.7g
食塩相当量:5.2g
(めん・かやく:2.4g)
(スープ:2.8g)
ビタミンB1:6.37mg
ビタミンB2:0.38mg
カルシウム:193mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:480kcal(めん・かやく:398kcal)(スープ:82kcal)

野菜のうまみをきかせ、程よい甘みと辛さのバランスをとった「ボンカレーゴールド中辛」の味をイメージした、コクのあるカレースープが特徴の縦型ラーメンです。

(ローソンの商品・お得情報より引用)




めん

最近の本気盛に使われている油揚げ麺

数年前と比較して、ここ最近の「本気盛」に使われている油揚げ麺は多種多様になってきたのですが、熱湯4分の太麺は幅が狭くなり、厚みが増しています。

今回、そこからの汎用ですね。以前の暴力的だった油揚げ麺臭は鳴りを潜め、たしかな弾力で食べ応えを演出しつつ、油揚げ麺臭がスープに干渉する嫌いを見せにくくなりました。しかしながら今回のスープは穏やかだったので、バランスは完全に麺勝ちしているような状態です。スープを弾くほど独歩しているわけではなかったものの、麺を食べている時はスープが追い付いてこられない状態というか、いまいち両者の歩幅が合っていませんでした。

食べ始めは密度の高い弾力が楽しめ、食感の持続性も高く、前述したように数年前の本気盛と比較して、かなり印象は変わってきましたが、今回のスープを相手にするには力が有り余っています。と、このように麺自体のクオリティが低いわけではないんですけど、もう少し細麺にしないとタッパが違い過ぎるというか、なんだったらオーソドックスで主張の弱い典型的な丸刃の中細麺とかのほうがバランスを保てたように思いました。これに関しては麺のチョイスミスとも言えますし、後述するスープが配慮に欠けるとも言えます。

スープ

甘ッ!w

中辛風?完全に甘口ですよ(苦笑)

いや、もともと「ボンカレーゴールド」にスパイスのキレなんか求めること自体ナンセンスな話なんですけれども、これはもう「ボンカレー」ではなく “某バーモント氏” ですよw りんごと蜂蜜は入ってないけど、そやつらの不敵な笑みさえ浮かんでくるような‥※イメージです

カレー味のベクトルは実に家庭的で、本格的なカレー屋さんやインド・ネパール料理店で提供されるような、はたまた大阪のスパイスカレーなんて真逆もいいところなマイルド路線。その “ハードルの低さは” きわめてボンカレーらしく、馴れ親しみのある安心感はロングセラーブランドのイメージにもリンクする反面、本家レトルトカレーの中辛は、いくら “ボンカレーの中辛” とはいえ、もうちょっとスパイスのメリハリがありますからね。

端的に表現すると、同社の「カレーうどん 甘口」から醤油を抜いて砂糖を増やした感じです。甘口のカレーが好きな方には打って付けですが、前述した麺とのバランスもありますし、いくらボンカレーでも “中辛風” なので、もう少しメリハリがないと製品バランスだけでなく再現コンセプトも危ういように感じました。とろみが強く、熱湯4分で麺を引っ繰り返すと粉末スープが凝固している箇所が何点か見られたので、とにかく念入りに掻き混ぜましょう。

かやく

皮付きポテトと玉ねぎが主役!

具材のラインナップはポテト、味付豚肉、たまねぎ、にんじんで、野菜具材は同時発売品の「中辛風焼そば」と同じですが、味付豚肉は挽肉ではなくスライス状のタイプが採用されています。普段であれば、この豚肉具材を絶賛している私なんですけれども、今回の主役はホクホクの皮付きポテトと玉ねぎで決まりですね。

皮付きポテトはホックホクで、皮付きならではの芳ばしさが嬉しく、サイズも大きめ。真四角に整形されているタイプではなく、さらに皮付きで素材そのまま感が味わえます。ただし、ひとつだけホックホクじゃなくてサックサクだったのでw 念の為にポテトはスープの底に沈め、中盤以降に食べるとよいでしょう。玉ねぎはシャキシャキとした歯触りがアクセントに心地好く、甘ったるいカレー味に玉ねぎの香味が映えています。「QTTA」の「サワークリームオニオン」でも感動しましたが、東洋水産は玉ねぎの使い方が巧みですね。以前は玉ねぎ=エースコックの印象が強かったんですけれども、最近は東洋水産が少しリードかもしれません。※「業界最低権威 taka :aの勝手にマイランキング2017-18 玉ねぎ部門 審査員特別賞」

などと言いながらも味付豚肉は毎度お馴染み安定の東洋水産クオリティで、今回は脂身よりも赤身の比率が高く、しっかりと肉の繊維質が歯に伝わってくるリアルな食感に高い満足感が得られます。しょーもないハム系チャーシューとは訳が違う、本格志向の豚肉です。人参は例に漏れずクッタクタだったのでw 存在感はイマイチでした。

総評

★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
(標準は★3です)

食べ応えのある太麺のクオリティは安定してきたし、具材は皮付きポテトと玉ねぎの満足感が高く、スープも穏やかで “幅広い世代から愛される甘い印象のボンカレー” というイメージにマッチしてはいたんですけれども、麺とスープの歩幅が揃っていないことや、いくらなんでも「中辛風」には無理があったので、★ひとつマイナスしました。お馴染み東洋水産のロングセラー袋麺「カレーうどん 甘口」が好きな方にとっては及第点でも差し支えない味になると思いますが(斯く言う私は大好きなので、このスープとても好みだったんですけどね)、カップ麺としての総合力とコンセプトも踏まえた上で判断すると及第点は付けられませんでした。

そもそも「ボンカレー」の中でも安定感抜群の「ゴールド」を題材にしているので、カレーの指標をカップ麺の製造メーカーに任せなければいけないような状態に陥ってしまっているような気がするんですよね。「とりあえず人を選ばない甘口のカレーに仕上げてくれ!」「ガッテンだぃ!」みたいな。イメージですよw 結果、普通に美味しいカレー味=ボンカレーゴールドの安定感に繋がっているわけなんですけれども、言い方によっては “パッケージだけボンカレー” で “中身は東洋水産が作っている無難なカレー味” という状態です。

せっかくのコラボなので、「ゴールド21」の「熱辛」や “幅広い世代から愛される甘い印象のボンカレー” というイメージを覆すべく発売された “辛味順位40” の「超熱辛」をカップ麺で復活させるとか、いっそ希望小売価格を300円台まで叩き上げて「The ボンカレー」をイメージした超本格派に仕上げるとか、今年の春に発売された「ボンカレーGRAN(グラン) 森のめぐみ デミグラスカレー」をイメージするとか、すでに中辛と辛口の「ゴールド」はエースコックが製品化しているので、同じ汁ありカップラーメン部門では冒険してもよかったんじゃないのかなと‥しかしながら、まだ宴もたけなわかと思いますし、もしかしたら再びメーカーを鞍替えしてカップ麺がリリースされるかもしれないので、もうちょっと期待して待ちましょう。まぁ「ボンカレー ゴールド 」の発売50周年を記念した祭りの一環なので、あんまり無茶すると主役が誰だか分かんなくなっちゃうのかもしれませんが‥

食欲がない季節に嬉しいメリハリのあるカレー味とは少しベクトルの異なる穏やかなカレー味でしたが、今後ある意味この甘さが東洋水産らしいカレー味の指標になるかもしれません。今回はコンセプトと麺のバッティングを減算して厳しめに評価していますが、具材の皮付きポテトと玉ねぎは手放しに好印象だったし、けっこう個人的には好きな味でした。

製品名:東洋水産 ボンカレーゴールド 中辛風ヌードル【ローソン先行商品】
販売者:東洋水産
製造所:酒悦 房総工場
内容量:107g(めん80g)
発売日:2018年6月26日(火)
発売地区:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:ローソン
取得価格:216円(税込)
希望小売価格:216円(税込)
JANコード:4901990360715

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙+プラ
必要湯量:450ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:-

東洋水産株式会社:〒108-8501 東京都港区港南2-13-40
お客様相談室:0120-181-874

  1. 管理人の返信が追いつかないので、返信不要で大丈夫な方のみ声援お願いします(ぺこり)

  2. あははバーモントカレーwww
    たしかにあれは甘い(笑)
    あ、でも辛さ苦手なウチにはこれ
    ちょうどよいかもw

  3. 34.8℃(?_?)
    体力持つ?溶けないでね(ノД`)・゜・。

    きっとこれはアレだ。
    大人が食べちゃいけない、カレーの王子さまとかドラえもんカレーの類なんだな(;´・ω・)もしくは病人食路線?

  4. 甘口(*´▽`*)。
    私向きのやつかもしれない。
    写真も美味しそうに見えるし!

    あ、こちらも高温注意報出るくらい暑かったよ。
    私寒いのも苦手だけど、暑いのも苦手という根性無しだから快適に過ごせる時はほんと少ないわ~。
    じきに氷とアイスクリームとビールしか喉を通らない毎日が来るわ・・・。

  5. takaさん、こんばんは!

    なんだか今回のボンカレー2商品は食べる前から謎が多いですね;

    あえてメーカーを変えてまで新しい商品を投入したのだから、
    それだけ気合を入れて再現度を高めてきてるのかと思いきや、
    ラーメンもそうではなく、焼そばは既存商品に味が近いなど、
    何のために新たな商品を出したのかが見えてこないですよね(;゚ω゚)

    自分はまだどちらも食べてないので感想がどうなるかは謎ですが、
    せめてこちらに再現度を感じることができることを祈りたいですね!

    ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

  6. ラーメンだったか(´∀`;)
    焼きそばより期待してたのに☆2つかぁ〜。
    あいぽん、チャキチャキ玉ねぎちゅきくないから今回は素直にやめとく( ་ ⍸ ་ )フムムゥ-

  7. ブラザーが最近忙しそうなので、飛び飛びでコメントしてます。( ̄ー ̄)ニヤリ
    ← 全部、読んではいますよ。(報告まで)
    ボンカレーの焼きそばは買いやしたぜ。(`・ω・´)シャキーン

  8. なんやぁ~、肩透かしやないかぁ。最初は期待しとったけど、後半はあれ?話が違うやん!となり・・・・ボンカレーゴールド(りんごとはちみつとろ~り溶けてる)
    中途半端なカレーヌードルになってもうたww

  9. 「業界最低権威 taka :aの勝手にマイランキング2017-18 玉ねぎ部門 審査員特別賞」このシールを作って店舗に並んでいるカップ麺に貼っていこうか・・たぶん捕まるけど(゚∇゚ ; )
    星2かぁ・・・この2を入力してて、ふと気づいたことがあり実行したら成功しましたヽ(‘ ∇‘ )ノ ワーイ
    カップ麺とは全然関係ないけど、星2に感謝したい(ノД`)シクシク だけどカップ麺はスルーですw

  10. アレですな!!
    麺とスープの二人三脚がうまくいかなくて華麗に転んでしまったパターン!!

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