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やみつき必至【旨辛ラーメン表裏】監修「辛口にんにく豚骨醤油」さらに “追いからあげクン” でウマさ倍増!?

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日清食品

どうも、taka :a です。

本日の一杯は、2021年2月23日(火)新発売、ローソン限定のカップ麺「旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油」の実食レビューです。

からあげクンちょい足しアレンジでウマさ倍増!? 二郎系×蒙古系で独自のスタイルを確立した「表裏」のカップラーメン・第2弾は “ガッツリうまい” 辛口にんにく!!

辛い? 辛くない? ちょい足しアレンジにオススメの「からあげクン」とは——。実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油

旨辛ラーメン表裏(うまかららーめん ひょうり)とは、東京都千代田区・市ヶ谷に本店を構える人気店で、2010年(平成22年)7月22日に水道橋でオープンした「つけ麺 表裏」が前身。表裏という名前の由来は、前身が表メニュー(昼の分)と裏メニュー(夜の部)からなる二毛作店であったことにちなみ、当初は表メニューとして “濃厚豚骨魚介つけ麺” を、裏メニューとして “創作辛つけ麺” を提供していたのは知る人ぞ知る話。

やみつき必至の人気店「旨辛ラーメン表裏」

その後、大きな転機を迎えたのは、2011年(平成23年)2月7日。千葉県市川市行徳駅前に店を構える「激辛拉麺 鷹の爪」の直系店として、現在の「旨辛ラーメン表裏」にリニューアル。行徳「鷹の爪」から受け継いだ、二郎インスパイア系のラーメンと「蒙古タンメン中本」にルーツを持つ現在のスタイルを確立し、MAX鈴木(Max Suzuki)氏をはじめとする大食いYouTuberや有名人で賑わう人気店に成長しました。

もともと「つけ麺 表裏」は、元祖つけ麺「池袋大勝軒」の創業者であり、ラーメンの神様と讃えられた故・山岸一雄(やまぎし かずお)氏の弟子で、千葉県松戸市の怪物店「中華蕎麦とみ田」店主・富田治(とみた おさむ)氏を職人に育て上げた男・田代浩二(たしろ こうじ)氏が率いる「麺屋こうじグループ」として2年ほど営業していましたが、ネームバリューもあえなく売り上げの低迷が払拭できない日々を送っていた表裏。

その間に店長が変わること3回、しかしながら売り上げの低迷が続いていた頃、現在の運営母体である株式会社M&Kの代表取締役社長・浦田淳二(うらた じゅんじ)氏、及び会長・藍川眞司(あいかわ まさし)氏が事業を継承。両人は千葉県柏市にある「麺屋こうじ 柏店」で半年間の修行後、2011年9月にJR水道橋駅の高架下にあった「表裏」を買い取る形で経営を引き継ぎ、みごと経営を立て直します。

パッケージには店主の写真と概要を掲載

その勝因として大きかったのは、二郎系×蒙古系という独自の商品構成や価格を受け継ぎつつ、麺・スープ・トッピングの製法を根本から見直し、試行錯誤を繰り返しながら改良を重ね、現在の基盤を構築。さらに食券式でありながら、それを受け取るスタッフが丁寧に客の好みを伺い、スープも「ピリ辛・1辛」「鷹の爪・3辛」「激辛・5辛」と選べる辛さを用意するなど、商品の味やホスピタリティも徹底的に強化。

現在は “あんデラ” の愛称で親しまれている、鶏もも1枚のメガ唐をトッピングした「あんかけ拉麺DX」を筆頭に、オーソドックスな「鷹の爪拉麺」や激辛系の「極辛拉麺」など、いずれの商品も野菜増し・にんにく増し無料、麺は中盛まで無料、学生に限っては大盛無料のサービスも人気の秘訣。すっかり市民権を得た「旨辛ラーメン表裏」は、デカ盛り・旨辛・唐揚げ特集など、TVや雑誌にも頻繁に取り上げられるようになりました。

そんな「旨辛ラーメン表裏」のカップ麺といえば、2019年7月9日にローソン限定商品として、日清食品と共同開発した「旨辛ラーメン表裏 鷹の爪拉麺 豚骨醤油味」を発売し、話題になったのも記憶に新しいところ。当時の商品は大盛りバケツ型で、ローソンのホットスナック「Lチキ」をプラスすると “あんデラ風拉麺が楽しめる!” と、ちょい足しアレンジをパッケージで提唱していました。

追い唐揚げでウマさ倍増!?

今回の新商品「旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油」も引き続き日清食品との共同開発商品で、コンビニの中でもローソンでしか買えない販路限定のPBカップ麺・第2弾として新発売。製品スタイルは縦型ビッグに刷新されましたが、パッケージには “唐揚げとの相性がバツグン!! うまさ倍増” とあるので、引き続きローソンのホットスナックと一緒に購入させよう的な。いいですね、のりましょう。

開封

フタの一部が実店舗で使えるクーポンに

今回のカップ麺に別添されている小袋は、フタの上に貼り付けてある「特製辛味油」が1袋。さらにフタの一部を「旨辛ラーメン表裏」の店舗に持っていくと、ラーメンまたはつけ麺を注文した方に限り “プチ唐揚げ1個” または “味玉1個” がもらえる無料引換券(有効期限:2021年6月30)となっているので、小袋を取り外す際や開封時など、うっかりフタを破らないように注意してください。

そんなに具材は多くないけれど‥‥

新進気鋭のインスパイア系で名を馳せた店の商品にしては常識的な具材量ですが、開封直後の香りには「味仙 台湾ラーメン」(ファミリーマート)や「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」(セブンイレブン)に通じる中毒性があり、おそらく四角い味付豚ミンチは “謎肉” と思しきトッピング。再現元のメニューについては明記されていませんが、ローソンの公式ウェブサイトでは “ガツンと濃厚なお店の味わいを再現” と紹介されています。

ローソン標準価格は211円(税込228円)ということで、2021年2月現在の縦型ビッグにおける平均的な実売価格(税込232円)よりも安く、そこには企業努力を感じるところ。残念ながら “カップラーメンと「からあげクン」を購入すると○○円引き!” みたいなキャンペーンは実施されていませんが、2021年2月23日〜3月1日までの期間中、鶏から各種・4個入=20円引き、2個入=10円引き、Lチキ各種10円引きのセール中でした。

本件とは関係ないですけどw ご参考までに。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:旨辛ラーメン表裏 辛口にんにく豚骨醤油
製造者:日清食品株式会社
製造所:A・関東工場(茨城県取手市清水667-1)
内容量:110g(めん80g)
商品コード:4902105266427(JAN)
発売日:2021年02月23日(火)
実食日:2021年02月26日(金)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:228円(税込)
ローソン標準価格:211円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(特製辛味油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、チキンエキス、香辛料)、スープ(豚脂、ポーク調味料、香辛料(唐辛子、にんにく、しょうが)、でん粉、しょうゆ、粉末しょうゆ、食塩、小麦粉、糖類、卵粉、酵母エキス、たん白加水分解物)、かやく(キャベツ、味付豚ミンチ、もやし、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘多糖類、炭酸Ca、香料、かんすい、香辛料抽出物、酸味料、トレハロース、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、カロチノイド色素、炭酸Mg、ビタミンB2、くん液、乳酸Ca、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

集めてみると具材は少なくなかった

別添の小袋は後入れなので、お湯を注いでから5分間、待っている間に小袋をフタの上で温めたあと、食べる直前に加えて混ぜたら出来上がり。もやしやキャベツが入っているので、イメージは「鷹の爪拉麺」かな? などと思いつつ、にんにくの香りもさることながら、思いのほか “豚臭い” 香りが充満し、それが食欲を刺激してくる実食前。

ちょい足しアレンジには「からあげクン」を推奨

なおローソンの唐揚げといえば「からあげクン」もしくは「鶏から」シリーズが有名ですが、店内ポップに “追いからあげクンもどうぞ!!” とあったので、Uber Eats(ウーバーイーツ)の宅配でも上位を独占した「からあげクン」とのマリアージュを提唱している今回。念のため「レギュラー」「レッド」「北海道チーズ」の3種類を用意したので、もっともカップ麺と相性がいいのは何味か、最後に検証してみますね。

さて、パッケージの側面には “辛さレベル” の表示があり、5段階基準で3とのこと。さらに製品情報の下に記載されている注意事項の一つに “小さなお子様や、辛みが苦手な方は注意してお召し上がりください” と、定番の警告文を表示。そもそも商品名にも辛口とあるので、実際の辛さレベルやニンニクの強さにも注目しつつ「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(110g)あたり
カロリー:492kcal
たん白質:12.3g
脂  質:20.8g
炭水化物:63.8g
食塩相当量:7.7g
(めん・かやく:3.0g)
   (スープ:4.7g)
ビタミンB1:0.75mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:283mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:492kcal(めん・かやく:408kcal)(スープ:84kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。ページ下部の総評は、からあげクンちょい足しアレンジ前の評価です。

めん

たぶん「蒙古タンメン中本」のカップ麺と同じ

5.0

実店舗の拉麺・つけめん各種に使われている特製麺は、弾力と風味を強めるために “小麦の種皮” を使用しているのがポイントで、黄色い色が食欲を増進させる種皮を使用しているのは、都内でも「旨辛ラーメン表裏」だけとの触れ込み。加えてタピオカ粉を練り込むなど、製麺業者からのアドバイスを受けながら、半年以上の歳月を費やして完成させた麺を使用しています。

うん、やっぱり中本のカップ麺と同じ印象w

それを再現しているのかどうか、ローソンの公式ウェブサイトに記載はないけれど、イメージとしてはセブンイレブン(セブン&アイグループ)で販売中の人気商品「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」に使われている、太めのストレート麺と変わりません。むしろ、完全に同じなのでは‥‥? ひとまず体感的に目立った差異はなく、原材料名も完全に一致。

もしかすると微妙に配合を変えている可能性もありますが、太めのサイズに平打ちのストレートという形状の特徴も同じですし、強めのコシにスパッとした歯切れのよさを両立している、その洗練された仕上がりも共通のポイント。そのため新規開発の目新しさはない反面、クオリティの高さは折り紙付き。もともと激辛カップ麺(北極)にも対応する麺なので、今回の力強いスープに埋没することもなく、いい取り合わせだと感じました。

スープ

これまでにない個性的なフレームワーク

6.0

別添の「特製辛味油」を入れる前、まず驚いたのが豚骨の存在感。それは2020年3月31日に発売されたセブンイレブン限定商品「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチニンニク背脂風豚骨」に通じるような、骨っぽさを全面に押し出している、やや粉っぽい口当たりもさることながら、鼻に抜ける風味と癖のある余韻も見どころ。

やや人を選びそうな豚骨感を軸に、生姜やニンニク、唐辛子などの香辛料を効かせ、タレには醤油を使用していますが、ふと味噌っぽいコクも感じる深みのあるテイスト。小麦粉でスープ全体の粘度を上げながら、それも嫌味な効かせ方ではなく、むしろ豚骨感を強める口当たりの演出に寄与。

辛味・醤油感・豚臭さが強くなる辛味油

さらに別添の「特製辛味油」を加えると、辛味の強さがワンランク上のレベルに達するだけでなく、液体しょうゆベースのタレをブレンドすることで、粉末では出せない臨場感を表現。さらに少量ながらも癖の強い豚脂が仕込んであり、全体の豚臭い風味がアップ。辛味の強さはセブンイレブンの「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」対比すこし低い程度だったので、辛さレベルは中辛以上・辛口に片足を突っ込むレベル。

しかし、食べ始めのファーストインプレッションから、食べ終わったあとの余韻まで主張を緩めない、けっこう癖のある豚骨感が印象的で、これまでにない独創的な味わいの旨辛スープに仕上がっていました。いいですよ、これは記憶に残る味。

具材

もうちょい味付豚ミンチが欲しかった

4.0

やはり味付豚ミンチは「謎肉」と瓜二つ‥‥というか、たぶん同じ具材だったので、そのジャンクな味付けとワイルドな食感が今回の旨辛スープと好相性だった反面、個体差か “たったの3個しか入っていなかった” のが玉に瑕。

その他、もやし、キャベツ、ネギも汎用だったので、そんなに個性のあるラインナップではなかったのですが、そこそこキャベツの量は多めで好印象。ローソン標準価格も税込228円と高くはないですし、なにはともあれスープが美味しかったので、そんなに具材は気になりませんでした。

総評

5.0

おそらく麺は「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」からの使い回しで、具材にも目新しい要素は見られなかったものの、ちょっと癖のある豚骨感を軸にしたスープの味わいは独創的。強めのニンニクと程よい辛口で中毒性も高く、ほかの商品にはないフレームワークだったので、記憶に残る良品だと感じました。で、おもむろに3種類お「からあげクン」をトッピングしてみたの図。

なんか思いのほかシュールだった件

左がレギュラー、中央がレッド、右が北海道チーズで、シンプルかつスナック的な味付けのレギュラーはカップ麺のスープと相性がよく、それはそれで間違いなかったのですが、ぶっちゃけ別々でもいいんじゃないかとw またレッドの辛味もスープに埋没していたのに対し、まろやかなコクと風味が滲み出る「北海道チーズ」には相乗効果を感じたので、からあげクンをトッピングするなら “北海道チーズがオススメ” です(author・taka :a)

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