「日清焼そばU.F.O.大盛 ハラペーニョ香るホワイトチェダーチーズ味焼そば」正直、やばい。

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年12月17日(月)新発売のカップ麺、日清食品「日清焼そばU.F.O.大盛 ハラペーニョ香るホワイトチェダーチーズ味焼そば」の実食レビューです。

ハラペーニョとホワイトチェダーチーズが奇跡の出会い!? 新感覚のうまさ爆誕!(※日清食品談)

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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U.F.O. ハラペーニョ香るホワイトチェダーチーズ味

1976年の発売以来、カップ焼そばカテゴリーでトップシェアを誇る売上ナンバーワン(2018年現在)の「日清焼そばU.F.O.」ですが、今回の新作ではホワイトチェダーチーズにハラペーニョを合わせるという、新感覚の味覚に挑戦したようです。

「ハラペーニョ」とは、メキシコ料理やテクス・メクス料理に使用されることの多いメキシコを代表する青唐辛子のことで、そこまで辛味の強い品種ではありません。緑のタバスコ(タバスコハラペーニョソース)を使ったことがあるよ、という方はイメージが掴みやすいと思うのですが、赤唐辛子とは違う爽やかな辛さと青い香りが特徴です。

「ホワイトチェダーチーズ」は世界中で最も生産物量が多いとされる一般的な知名度も高いハードタイプのチーズで、 原産国はイギリス。オレンジ色のレッドチェダーもありますが、あれはホワイトチェダーにアナトー色素で着色したもので、味や風味はホワイトチェダーと変わりません。日本人の味覚に最も合うとされるゴーダチーズと並び、プロセスチーズの主な原料にもなっているチーズです。

ハラペーニョ「香る」だから、そんなに辛くないのかな? と思いつつ、その横には「ハラペーニョの辛さとチェダーチーズのコクがクセになる!」とあるので、ピリッとは来るみたいですね。昔は赤唐辛子オンリーでハラペーニョは少し苦手だったんですけど、今では大好きな香辛料です。あの青い香りがよい。あ、やっぱ香りか。←

カップ焼そばとしては珍しい組み合わせですが、「ククルザポップコーン」のハラペーニョ・ホワイトチェダー(Jalapeno White Cheddar)や「チートス」のチェダーハラペーニョ(Cheetos Cheddar Jalapeno)など、おかし業界では前人未到のフレーバーというわけではありません。

でもチェダーチーズにハラペーニョとか超おいしそう! などと思っている実食前の現在なんですけれども、ひとつ心配なのは「大盛」というポイント。新商品ならではのインパクトを打ち出しつつ大盛りでも飽きることなく食べ切れるのか、味のバランスが問われるところですね。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

おっと危ない‥開封の前にパッケージの側面に注目してください。賞味期限欄の下段右端にあるローマ字を「製造所固有記号」というのですが、今回は「R」となっています。実はコレ、埼玉県比企郡嵐山町川島にある「東日本明星食品株式会社」(協力工場)のことなんですよ。

天下の「日清焼そばU.F.O.」ですが、今回の新作は明星食品の埼玉工場で製造されていることがわかりました。すべてのカップ麺の「R」が明星食品製というわけではありませんが、日清食品及び明星食品が製造する製品の賞味期限欄に「R」とあったらNISSINの製品でも明星食品の埼玉工場製造を意味しているので、よかったら話のネタにでもしてください。(使い道の難易度は高めですがw)

さて、お待たせしました小袋構成は「液体ソース」1袋‥のみ、まじか。もっとこう、後がけのハラペーニョソースとか、それはないにしても粉末ハラペーニョ×ホワイトチェダー系の粉チーズ(ふりかけ)とかを想像していたんですけど、お湯を切ったら液体ソースを混ぜるだけでOKみたいです。

簡単調理は嬉しいのですが、ふりかけモードに突入していた俺の気持ち‥w

製品情報・購入価格

製品名:日清焼そばU.F.O.大盛 ハラペーニョ香るホワイトチェダーチーズ味焼そば
製造者:日清食品
製造所:協力工場(東日本明星食品埼玉工場)
内容量:165g(めん130g)
発売日:2018年12月17日(月)
JANコード:4902105244579
希望小売価格:205円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:192円(税込)
取得店舗:スーパー(イオンリテール)

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:700ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(液体ソース)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料)、ソース(植物油脂、乳等を主要原料とする食品、しょうゆ、食塩、チーズフード、香辛料(唐辛子、ガーリック、胡椒)、チーズ風味調味料、香味調味料、香味油、チェダーチーズパウダー)、かやく(キャベツ、味付豚肉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸Ca、かんすい、増粘剤(加工でん粉)、香料、酸味料、グリセリン、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・大豆・豚肉を含む)
【アレルギー表示】小麦・乳成分・大豆・豚肉

実食開始

具材は最初から容器の中に入っているのですが、おそらく大半は麺の下にあると思います。キャベツ、豚肉が確認ですね。必要なお湯の目安量は700mlと多いので、レギュラーサイズのティファールなどをお使いの方はギリギリセーフですが、職場などでポットを共有されている方は注意してください。「お湯がないぞー!」(どきっ‥)

ちなみに舞台裏は、こうなっております(笑)

さて、完成なんですけど、気を付けてください‥液体ソースを投入した瞬間にチーズ! ハラペーニョ! ガーリック! なんじゃこの凶暴性w もしチェダーが濃すぎる、またはハラペーニョが弱すぎると後半ツラい‥かといってハラペーニョが強すぎるとチェダーが不安‥という大盛りだからこそ最後まで飽きずに食べ切れるのかどうかの不安を抱えていたのですが、次元が違う。

そ、それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「ソース」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(165g)当たり

カロリー:700kcal
たん白質:12.1g
脂  質:38.2g
炭水化物:94.5g
食塩相当量:7.1g
ビタミンB1:0.61mg
ビタミンB2:0.83mg
カルシウム:196mg

めん

コシのある食べ応え抜群の中太麺。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

いつもの中太ストレート麺

製造所は東日本明星食品株式会社(埼玉工場)でしたが、体感的には「日清焼そばU.F.O.大盛」(レギュラーのソース味)と大差ありません。丸刃でカットされた断面の丸い中太ストレート麺で、もっちもちの弾力が魅力的な油揚げ麺です。

たまに中細麺だったり、最近では日清焼そばU.F.O.極太という平打ち極太麺シリーズもあったりするのですが、やっぱり現在の定番サイズといったらコレですね。今回ちょっと油揚げ麺特有のニオイを強めに感じたのですが、後述するソースが強烈だったので、ほとんど実食中は気になりませんでした。

ところで日清焼そばU.F.O.のオーソドックスな油揚げ麺は王道のソース味だと「焼そば」なんですけど、ソースが洋風だとパスタっぽいイメージになるんです。特に今回のソースはオイルベースのパスタソースに寄っていたので、絶妙にマッチしていました。ええ、そのソースが強烈だったんですけどね‥

ソース

ホワイトチェダーチーズのまろやかなコクとハラペーニョの爽やかな辛みと香りが特長の濃厚チーズソース。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

ど濃厚すぎてビビったww

チーズ系の原材料だけでも4種類「乳等を主要原料とする食品」「チーズフード」「チーズ風味調味料」「チェダーチーズパウダー」が使用されているのですが、乳等を主要原料とする食品が最も多く、チェダーチーズが最も少ない割合になります。なんぞや? ということで軽く解説しますと‥

乳等を主要原料とする食品(牛乳やバター、チーズ、クリーム等「乳製品」の基準に該当しない乳等を主要原料とする食品の総称で、チーズ系・クリーム系のカップ麺では常連さん)

チーズフード(カップ麺で見かける頻度は少ないが、プロセスチーズ* とナチュラルチーズ* を溶かし、小麦粉や水を加え、乳化剤や香料などを混ぜて固めたもの。ただし、製品中のチーズが51%以上の場合のみチーズフードと呼べる)

チーズ風味調味料(ざっくりしすぎw 文字通りチーズ風味の調味料であってチーズではないのでしょう)

チェダーチーズパウダー(やっとこさモノホンのチーズ登場です。しかし、今回の場合だとソースの全原材料の中でも含有量が最も少ないですね)

* ナチュラルチーズは生乳を固めて発酵・熟成させたもので、まだ生きているチーズのこと。プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化剤などを加えて固めたもので、それ以上に熟成することはない。

さて、肝心の味はですね‥シャレにならないくらい濃いw かなりチーズこってり塩気も強め、油脂成分も多いです。意外にも醤油の香りが目立っていたので、ちょっと和風チーズパスタ的な面持ちなんですけど、基本は〈チーズ味〉ですね。それにしても、よもやここまで濃い味とは‥夜食に食べたらダメなヤツ、こりゃ背徳感マックスですぜ旦那。

でもってガーリックがつん!(※パウダーではなくペースト系につき業種によっては仕事中の昼ごはんにチョイスすると業務または人間関係に支障を来す恐れのあるレベル)に加えてハラペーニョがつん! あ、けっこうピリッときますよコレ。でも、赤唐辛子とはベクトルの違う確かな青唐辛子の清涼感が得られます。で、岩塩を使っているのか塩の粒が大きめだったことも印象に残りました。

最初にガリッ! ってなった時「やべぇ歯がイッちまったか!?」などと焦ったのですが(大丈夫でした)、すぐに砕けて強めの塩気をキリッと感じたので、強烈なチーズにメリハリをつけるための措置として比較的に大粒の食塩を使ったのかもしれません。それにしても、記憶に残ること間違いなしの強烈なソースですよ。

かやく

大切りキャベツ、チャーシュー。

(出典:日清食品「ニュースリリース」)

具材はショボい

大切りキャベツと書いてあるようにサイズは気持ち大きめでしたが、特筆してワイルドなサイズというわけでもなく、量も目立って多くありません。また、チャーシューといえば響きはいいものの、タテ型ビッグのカップ麺に入っている軽い食感のチャーシューチップなので、高級感は皆無に等しいです。

しかし、食べ応えのある麺に強烈なソース、そして具沢山ではないパスタっぽいイメージから致命的な不満に直結することはありませんでした。欲を言えばチャーシュー(味付豚肉)をフライドガーリックにしてもらえると最高だったんですけど、なんせソースのインパクトが凄かったのでw 気になりませんでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)
【記憶に残ること間違いなし!】

当ブログの★5は高評価なんですけど、たぶん皆さんが想像されている以上に凶暴です。とりあえず濃い味(塩気が強い食べ物)が苦手・ニンニクはネガティブ・アブラっこいの無理・辛い食べ物はピリ辛以下でも厳しい‥という方は全力で逃げてください。目を合わせちゃダメ、振り向くのも禁止。

だけど、「ビール片手にカップ焼そば食べちゃうんだよなぁ‥」というそこのアナタ。そんなアナタを当ブログは全力で応援します! これいっときましょう! という理念のもと(?)総評は上出来の★5としました。それに、タイトル通りハラペーニョ香る(どころではなかったけど)ホワイトチェダーチーズ味でしたからね。

こんなに攻撃性のあるカップ麺とは思っていなかったので、正直ちょっと個人的には怯んでしまったのですが、そもそも油揚げ麺の汁なし大盛カップ焼そばを手に取ろうか迷っている時点で一定の覚悟はできていると思いますし、濃い味ユーザーには全力でオススメします。でも、ほんとに人を選びますよ。なめてかかったらヤバいヤツです。

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