「スーパーカップ大盛り 千房監修 荒節おどるソース焼そば」大阪道頓堀の老舗お好み焼き専門店が監修!

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年12月3日(月)新発売のカップ麺、エースコック「スーパーカップ大盛り 千房監修 荒節おどるソース焼そば」の実食レビューです。

発売30周年の「スーパーカップ」と創業45周年の老舗お好み焼き専門店「千房(ちぼう)」のタイアップが実現! いったい、どんな味のカップ焼そばに仕上がっているのでしょうか。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

スーパーカップ×千房 荒節おどるソース焼そば

「千房」は大阪の繁華街・道頓堀(千日前)に本店を構える “お好み焼専門店” で、昭和48年(1973年)に開業。日本で初めて “お好み焼のフルコースを提供” するなど、お好み焼きの歴史を塗り替えてきた‥いや、今現在も歴史を更新し続けている改革者的な専門店。

2018年現在、大阪に16店舗、近畿に7店舗、他にも中国・四国、北海道・東北、関東、中部、九州、さらには海外エリアなど、総店舗数は60店舗あり、それそれ違う個性を持ったオリジナルメニューも展開しています。

お店のホームページには、「千房(CHIBO)はいつも愛(I)が中心です」という洒落のきいたコンセプトが掲げられ、「前味」(いらっしゃいませ! の笑顔)、「中味」(お好み焼きの味)、「後味」(お客様が帰るまでの印象)を大切にしていると紹介されていました。(出典:千房公式ホームページ「コンセプト」)

私は「千房」の本店と、その高級ブランドである「ぷれじでんと千房」にも実際に行って食べたことがあるのですが、お店の焼そばは‥たしか「千房焼そば」を一口もらいました(あんまり覚えてないw)。ちなみに「ぷれじでんと千房」は、 “お好み焼き屋さんではなく” もはや “高級な鉄板焼のお店” に該当するんですけど、もちんろんお好み焼きもあります。(「白雪姫」と「ぷモンジュ」おもしろかった)

お店のメニューには「千房焼」という “エビが主役のお好み焼き” があるので、もしや海老風味の焼そばなのか‥? 最強のカップ焼そば爆誕か!? などと買う前に思いを馳せていたのですが、別に今回はエビあんまり関係ないみたいです。残念。

あの食べ応え重視なスーパーカップと有名店がコラボ? と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、今年の9月にもスーパーカップの発売30周年を記念して「バーミヤン」とタイアップしたカップラーメン「スーパーカップ1.5倍 バーミヤン監修 刺激のコク旨麻婆麺」がリリースされていました。

でも、スーパーカップの焼そばシリーズと名店がコラボした製品は記憶にないので(「カットよっちゃん」とか「プリングルズ 」なんかとはコラボしてましたけどw)汁なしジャンルとしては初めてかもしれません。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

別添の小袋は、「焼そばソース」「かやく」「ふりかけ」「鰹節パック」の4袋構成。ほうほう、この鰹節が “荒節おどる” のダンサーというわけですな。量は多からず少なからずなんですけど、別添の後がけは楽しそうですし、お好み焼きっぽさを表現するためのアイテムとしては有効ですよね。

湯戻し前の麺は、スーパーカップらしく力強い見た目。かつてのカドメンみたいに角ばった形状ではありませんが、油そばにも対応してくれそうなオーラを漂わせている大盛り130gの油揚げ麺です。容器のサイズは「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」と同じですが、熱湯5分なので完全に別物。(「大盛りいか焼そば」は熱湯3分)

希望小売価格は税別220円と少し高く、コンビニで購入すると税込235円になるのですが、エースコックも千房も本拠地は同じ大阪なので、関西人好みの味に仕上がっていそうで楽しみです。(※筆者は兵庫県在住)

製品情報・購入価格

製品名:スーパーカップ大盛り 千房監修 荒節おどるソース焼そば
製造者:エースコック
製造所:兵庫工場(たつの市)
内容量:163g(めん130g)
発売日:2018年12月3日(月)
実食日:2018年12月5日(水)
JANコード:4901071207601
希望小売価格:220円(税抜)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:235円(税込)
取得店舗:コンビニ(ローソン)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛り弁当型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:600ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:4袋(焼そばソース・かやく・ふりかけ・鰹節パック)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、砂糖)、ソース(ソース、砂糖、植物油脂、発酵調味料、動物油脂、食塩、ポーク調味料、しょうゆ加工品、魚介エキス、魚介風味調味料、香味調味料、香味油)、かやく(キャベツ、かつおのふし、香辛料、あおさ、紅しょうが)/ 加工でん粉、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カロチノイド色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(カンゾウ)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
【アレルギー表示】
小麦・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんご

実食開始

肉やイカなどの海鮮具材も入っていなかったので、具材はキャベツのみ。それも特に量が多いわけではないので、ちょっと寂しい調理前です。かやく以外の小袋は後入れなので、お湯を注いで5分待ち、やけどに注意して湯切りを行なってください。

ソースを混ぜ終えてから先に「ふりかけ」を開封したんですけど‥こ、この香りは! あれです、「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」に別添されている「めちゃうま! ふりかけ」そのもの。アレおいしいんですよねー、もはや無条件にw と、気持ちが盛り上がってきたところで舞台が冷めないうちに鰹節を‥

こ、こいつら‥ぜんぜん踊らねぇw いや、微妙にユ〜ラユ〜ラと動いてはいてるんですけど、荒節! みたいな豪快な動きではありません(そんなに大きくないし)。なんか、だるそうでヤル気のない動き。ゆるいなー(笑)

さて、完成です。お店の焼そばメニューには、「千房焼そば(大盛り)」(具材は有頭海老・豚肉・タコ・いか)、「〜熟成豚〜とんこつ焼そば」(これ美味しそう!)、「キャベツいっぱい焼そば」「豚キムチ焼そば」「ねぎかけ塩焼そば」などが掲載されていたんですけど、ソース味だから千房焼そばのイメージかな?

ただ、どこにも “お店のメニューを再現したとは書かれていない” ので、もしかすると千房が監修したカップ麺だけのオリジナルなのかもしれません。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「ソース」「かやく(ふりかけ・鰹節)」の順にレビューして、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(163g)当たり

カロリー:650kcal
たん白質:11.2g
脂  質:22.3g
炭水化物:101.2g
食塩相当量:5.5g
ビタミンB1:0.68mg
ビタミンB2:0.72mg
カルシウム:447mg

めん

しっかりとしたコシと弾力を併せもつ、食べごたえのある太めんです。

(出典:エースコック「商品情報」)

最初もっちり、後半ソフト

食べ始めは超もっちりで、ごわごわ‥わしわし‥みたいに無骨なタイプではなく、比較的しっとりとした口当たり。それでいて中心部まで粘り気を感じる太麺で、しっかり食べ応えがあります。でも、かなり存在感は強いのに油揚げ麺特有のニオイとかは控えめなんですよね。

もちろんジャンルとしては “油で揚げた粉もん” なのでw それなりにズン‥と胃にくるのですが、「スーパーカップ」の大盛りカップ焼そばを手に取るユーザーにとっては心配ご無用な項目でしょう。ただ、油そばレベルのゴツい麺を想像していたんですけど、後半ちょっとイメージは変わってきます。

もっちもちの粘り気を誇っていた前半と比較して、容器の保温性能が高いのか、のんびり食べていると中盤からソフトな食感に。なので、がっつり食べたい方はダラダラせずに(でもよく噛んで)食べましょう。けっこうソースは濃い味だったんですけど、存在感のある麺とソースの力関係は良好でした。

ソース

ポークをベースに魚介の旨みをバランスよく加えた甘みのある焼そばソースです。鉄板で焼けたラードのような香りが食欲をそそる、臨場感のある味わいです。

(出典:エースコック「商品情報」)

穏やかな甘さと調理感がポイント!

なるほどなるほど、この “お好み焼きソースっぽい甘さ” と “鉄板で焼いたようなラードの芳ばしさ” が個性のポイントになっているわけですね。製品説明にも「甘みのある」とありますが、けっこう甘いです。それも果物由来の優しくてフルーティな‥というよりも単純に砂糖の甘さだったので、ちょっと後半に飽きそう。(※このあと最終的にイメージは変わります)

私taka :aは個人的に甘い焼そばソースが大好きなので、好みとしては直球ど真ん中だったんですけど、ソース単体から香辛料などのスパイシーなアクセントは得られず、またフルーティな酸味なども抑えてあるため、抑揚のなさが気になるかもしれません。でも、日清焼そばU.F.O.やペヤング、一平ちゃん夜店の焼そばにも当てはまらない、こっくり甘いソースもオツですね。

液体ソース自体はサラサラとしているのですが、わりと油脂成分は多め。魚介はカツオなどの節系を重ねた攻撃性のないテイストなんですけど。味付け自体は濃いめです。で、もうひとつのポイントである鉄板で炒めたような調理感。

これは「JANJAN」の頃から意識されており、今では「モッチッチ」に受け継がれているのですが、日清食品ほどの臨場感ではないものの、なかなか雰囲気がありました。でも、やっぱり大盛りだから味にアクセントが欲しいなぁ‥と、それを一撃で解決してくれるのが「ふりかけ」です。

かやく(ふりかけ・鰹節)

シャキシャキとした食感の良いキャベツ、風味豊かな鰹節、あおさ、紅しょうがを入れました。

(出典:エースコック「商品情報」)

鰹節よりも「ふりかけ」が本丸!

キャベツは特に書くこともないフツーのキャベツで、厚みはあるけど柔らかい食感。これについては焼いたキャベツとは違う、むしろ茹でキャベツそのものだったので、ちょっと臨場感に欠けるかもしれません。ただ、濃い味ソースの中でインターバルに嬉しいですね。で、ふりかけですよ‥

ふりかけの中身はアオサ、紅生姜、香辛料が入っていたのですが、調理中に感じたようにスパイスの配合は「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」の「めちゃうま! ふりかけ」と体感的に同じ内容で、甘いソースをビシッと引き締めます。さぁもう怖くないぞ。

紅生姜の酸味も心地よく、液体ソースでは物足りなかった「スパイス感」と「酸味」をカンペキに補完。ダンサーとしては失格だった鰹節も身を挺してソースに尽力し、ふんわりと‥それでいて確かに節の旨味をブーストします。アオサの香りも引き立て役に効果的で、味の総合力が飛躍的に上がりました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

コンビニで買ったら税込235円になるので、正直ちょっと高いです。でも、甘口の “お好み焼きソース風” に “鰹節”(踊ってなかったけどw)、 “鉄板で炒めたような調理感” は、お好み焼き屋さんの雰囲気に通じるポイントで印象的だったし、スーパーであれば税込200円以内で捕獲することも可能だと思うので、上出来です。

手放しにコスパの高いカップ麺とは言えませんが、食べ応えのある大盛り麺にソース・ふりかけ・鰹節のマッチングは素晴らしかったです。甘いソース焼そばが苦手な方や濃い味にネガティブならオススメできませんが、お好み焼き屋さんの焼そばっぽい雰囲気は漠然とは感じられたので、気になった方はスーパーやドラッグストア、または12月中旬以降にドンキホーテなどのディスカウントストアをチェックしてみてください。