「サッポロ一番 みそラーメン 50周年記念豪華版」三重県公認! 三重県産伊勢海老を実際に使用

サンヨー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年12月3日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品「サッポロ一番 みそラーメン 50周年記念豪華版 三重県産伊勢海老使用 タテビッグ」の実食レビューです。

発売50周年の袋めん「サッポロ一番 みそラーメン」の味わいをビッグサイズのタテ型カップで再現し、三重県産伊勢海老使用して特別豪華にアレンジした三重県公認のカップラーメンがリリースされました。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

サッポロ一番 みそラーメン 三重県産伊勢海老使用

2018年9月、袋麺の「サッポロ一番 みそラーメン」が発売50周年を迎えました。その記念商品第1弾として、金色パッケージの「サッポロ一番 みそラーメン 5個パック 50周年記念 今限定 ゴールドパッケージ 特製七味付き」という袋麺を同年同月にリリース。

その後、2018年11月5日に「仙台味噌」「東海赤だしみそ」「九州麦味噌」などの “ご当地みそ” を使用した袋麺が第2弾として発売されたのですが、カップ麺からの50周年記念商品は「サッポロ一番 みそラーメン BESTレシピ 豚キムチ タテビッグ」に続く第2弾になります。

BESTレシピの豚キムチは “まぁふつーにおいしかなー” だったんですけど、今回は三重県庁の「農林水産部 フードイノベーション課 イノベーション創出班」からも新商品情報の発表があり、テーマも高級食材の “伊勢海老” に一変。パッケージにも、「三重県お薦め」という三重県観光のロゴマークがありますね。

もちろん伊勢海老まるごとカップ麺に入っているとかではないですし、「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」というのもキャッチフレーズなんですけど、スープには実際に三重県産伊勢海老粉末を使用しているようで、ちゃんと原材料名にも “エビ調味粉末” や “えびエキス” とは別に「伊勢海老粉末」が表記されています。

けっこう後ろに記載されているので(※原材料名の並びは後になるほど含有量が少ない)パーセンテージ的には多くないようですが、サンヨー食品は「和ラー」シリーズで “えびみそ” の風味まで表現してくれる甲殻類に強いメーカーですからね。きっと、タイトルの三重県産伊勢海老使用も伊達ではないはず。

いつもタテ型ビッグでは麺が頼りないので、ちょっとそこに不安要素が無きにしも非ずではあるものの、とりあえず開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

別添の小袋は、フタの上に貼り付けられている「仕上げの小袋」1袋。各社 “特製スープ” だったり “調味油” だったり、 “調味オイル” または “ふりかけ” など、中身にあわせて呼び名を変えてくるんですけど、サンヨー食品のタテビッグは一部の製品を除いて基本的に “仕上げの小袋” で統一されています。触ってみた感じ液体ですが、中身はスープ系なのかオイル系なのか開けてみるまで分かりません。海老オイルだといいなー。

って取れないw な、なんだこのいまだかつてない強力な粘着力は‥いつもサンヨー食品は接着剤が強力なんですけど、たまたま個体差で多かったのか最後の部分なんて貝柱よろしくフタと小袋を繋ぎ止めていて驚きました。(その後、反動で鳴った「パンッ!」というフタの音に驚くチキンハートの筆者)

で、カップにフタの銀紙が残るという “サンヨー食品あるある” をもれなく体験しつつ‥大きな魚肉練り製品は目立っているのですが、そんなに具材は多くないですね。現段階では香りもエビ! ではないですし(粉末みそ優勢)、仕上げの小袋に期待でしょうか。

製造所は「太平食品工業株式会社」となっていますが、サンヨー食品のグループ会社です。いつもは群馬県前橋市にある本社工場が多いんですけど、今回は奈良県大和郡山市にある “関西工場” でした。単純に私が関西在住だからなのかもしれませんが‥(※製造所が違うと味も変わることがあります)

製品情報・購入価格

製品名:サッポロ一番 みそラーメン 50周年記念豪華版 三重県産伊勢海老使用 タテビッグ
販売者:サンヨー食品
製造所:太平食品工業 関西工場
内容量:100g(めん72g)
発売日:2018年12月3日(月)
実食日:2018年12月5日(水)
JANコード:4901734036005
希望小売価格:230円(税抜)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:246円(税込)
取得店舗:コンビニ(ローソン)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:タテ型ビッグサイズ
容器材質:紙
湯量目安:430ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(仕上げの小袋)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩)、スープ(みそ、食塩、植物油脂、糖類、エビ調味粉末、えびエキス、香辛料、豚脂、でん粉、ポークエキス、酵母エキス、伊勢海老粉末、発酵調味料)、かやく(キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ)/ 調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、カラメル色素、レシチン、増粘剤(キサンタン)、かんすい、香料、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、パプリカ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、酸味料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
えび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

実食開始

お湯を注ぐ前は海老そんなに目立ってなかったんですけど、お湯を入れてから待っている間に香りが頭角を現し始め、3分後にフタを開ける頃には海老リボーン。さらに「仕上げの小袋」を投入すると、中には海老油っぽい成分が入っていて、パンチのある芳ばしい海老殻の香りが漂ってきました。

仕上げの小袋が液体と事前に判断できた時、いつもフタの上で温めるのですが、いかんせん今回は接着剤の量が多かったので(再び貼り付くのでw)温めずに投入しています。スープの熱でスムーズに融解したのですが、豚脂が固まっていたのか入れた瞬間は写真で見るよりも軽く濁っていました。(でも動物油脂の塊とかじゃないから温めなくても大丈夫)

さて、完成です。具材のラインナップはパッケージ通りといえばパッケージ通りの内容ですが、ちょっと肉が海老とバッティングしないか心配‥あと関係ないけどラー油っぽい色のスープに卵が浮いていたら「宮崎辛麺」とか「酸辣湯麺」に見えるのは私だけですかねw(※今回は辛いカップ麺ではありません)

それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順にレビューし、コンビニでの定価購入も勘定した上でカップ麺としての総合力を判定します。あ、最初から容器の中に入っている粉末スープにはトロミを付ける成分が含まれていたので、よく混ぜて溶かしてください。

1食(100g)当たり

カロリー:452kcal
たん白質:9.4g
脂  質:20.0g
炭水化物:58.7g
食塩相当量:5.8g
(めん・かやく:1.8g)
(スープ:4.0g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.59mg
カルシウム:308mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:452kcal(めん・かやく:352kcal)(スープ:100kcal)

めん

なめらかさとつるみが特徴の中太ちぢれめんがスープによく絡みます。

(出典:サンヨー食品「製品情報」)

頼りない食感だけど相性は悪くない

軽くウェーブがかった口当たりのいい平打ちの油揚げ麺で、袋麺の「サッポロ一番 みそラーメン」やレギュラーサイズのカップ麺「みそラーメンどんぶり」の麺には味噌が練り込まれているのですが、タテビッグの原材料に味噌は含まれていません。しかし、すこぶるスープとの一体感は高く、オリジナルベースのスープとの相性は言わずもがな。

それに、油揚げ麺特有の風味が海老の香りと喧嘩するのではないかと危惧していたのですが、なんのなんの。むしろ海老油が油揚げ麺臭を塗り替える勢いで主張していたので、まったく気にならなかったし、油揚げ麺の芳ばしさもブランドのイメージを表現する上で程よくプラスに作用していました。

さすがに230円のカップ麺にしては食べ始めから頼りない食感なんですけど、逆に「和ラー」クラスのハイクオリティな麺だったら「みそラーメン」的にギャップがあったかもしれません。ただ、これは明らかに中太ではなく中細なのでは‥w サンヨー食品と私の見解には大きな差があるのか、いつも製品説明より一回り細いと感じます。でも、今回のスープにちょうどいいサイズ。

スープ

特徴ある数種のみそをブレンドし、ジンシャー、ガーリックの香味野菜を合わせたおなじみの味わいに、三重県産伊勢海老パウダー、えびエキスでコクと厚みを付与しました。

(出典:サンヨー食品「製品情報」)

えびエビ! しっかり海老!

おお、これはいいですよ。先に「めん」の項目で触れてしまったのですが、まず表面に浮かぶ海老油の芳ばしさが顕著に働いているので、油揚げ麺を使ったタテ型カップ麺だろうと何のその、まったく動じません。オイル成分が麺をコーティングしてくるので、甲殻類特有の芳ばしさはスープを飲んでいる時よりも麺を食べている時に強く楽しめました。

そして、スープを口に含むと海老の表情は変わります。ベースの味噌は赤味噌寄りのブレンドで、きちんとサッポロ一番みそラーメンにルーツを感じるのですが、同時に甲殻類特有の芳ばしさを立てた海老油とは違う、海老の深い “だし” のような旨味が並行し、その柔らかく芳醇な旨味は違和感なくクラシカルな味噌テイストに浸透。

糖類の使い方も不躾ではなく、ふんわりとした海老の身を思わせる甘味の演出に効果的で、ふわっ‥と鼻を抜ける “えびみそ”(中腸腺)のような独特の風味に初代「和ラー 能登 海老汁風」の面影を感じました。今だと「和ラー 三重 伊勢海老汁風」のスープが近いかもしれませんが、それよりも海老目線で差別化はバッチリです。

かやく

えび風味団子の魚介のうまみと肉そぼろのうまみが食欲をそそります。キャベツのシャキシャキとした食感とねぎのさわやかな風味がスープとよく合い、おいしさをいっそう引き立てます。かき卵を加えて彩りよく仕上げました。

(出典:サンヨー食品「製品情報」)

肉が蛇足的かなぁ‥

えび風味団子はプリッとした食感で、実際に海老が入っているのかどうかは定かではない魚肉練り製品なんですけど、カニカマみたいな感じで雰囲気の演出には効果的ですし、実際に美味しいです。ただ、今回は個体差か標準なのか4個しか入っていなかったので、せめてプレミアムタイプのカップ麺としては6〜8個ほど確保してほしいところ。

肉そぼろはサンヨー食品のタテビッグ製品で頻繁に見かけるジャンクで力強い旨味の持ち主で、これについては気持ち多めに入っていたのですが、今回の主役は海老。赤味噌寄りの味噌スープとは素直に相性のよい具材なんですけど、やはり海老の香りと少し喧嘩しちゃってました。

みずみずしい食感と優しい風味のキャベツは濃い味噌スープに映えていたのですが、そんなに量は多くありません。かき卵も混ぜると散り散りになってしまうので、えび風味団子・豆腐・花形かまぼこ・ねぎ・キャベツがよかったかもですね。ええ、初代・和ラー「能登」のラインナップです(笑)

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

「サッポロ一番 みそラーメン」の発売50周年を記念したプレミアムタイプのカップ麺として、芳ばしい鮮烈な海老油の香味とベースから漂う芳醇な伊勢海老粉末の恩恵(たぶん)には特別感が得られた反面、具材もうちょっと海老に寄せてほしかったのと、コンビニで買ったら税込246円もする値段がネックでしょうか。

コンビニ限定品なのか先行発売品なのか分かりませんが、三重県庁の公式ホームページでは販売エリア及び販売先が全国のコンビニエンスストア等とされていたので、ちょっと差し引いています。しかし、コスパサイコー的な製品ではありませんが、「サッポロ一番 みそラーメン」らしいと思えるポイントを踏襲しつつ、きちんとブランドの50周年記念に相応しいリッチな味わいのカップラーメンでした。