麺のスナオシ「味噌ラーメン」税込58円の激安カップ麺だったけど‥

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麺のスナオシ

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、なんとドンキホーテで「税込」58円だった激安カップ麺、麺のスナオシ「味噌ラーメン」の実食レビューです。すでにスナオシの「醤油ラーメン」と「ソースやきそば」はレポ済みですが、同じ日に購入していた「味噌ラーメン」も食べてみました。

とんでもない価格で販売されていた激安カップ麺は美味しい?まずい?実際に食べてみた感想と経験をもとに総合力を評価し、分かりやすく丁寧に解説します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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麺のスナオシ 味噌ラーメン

「麺のスナオシ」は、茨城県水戸市に本社を構える即席麺(インスタントラーメン・カップラーメン)や各種乾麺の製造・販売を行なっているメーカーで、社名の由来は創業者・砂押解介氏の苗字をカタカナにしたものだそうです。

2018年10月現在の役員は5名、従業員数はパート・アルバイトを含む30名、資本金は2,000万円。けっして大企業とは言えませんが、セール価格でもないのに税込価格58円を可能にしてしまうメーカーですからね。



ちなみに賞味期限は実食日の2018年10月14日から約5ヶ月後の2019年3月13日、購入したのは今月9日なので、賞味期限切れだから安かった、などというわけではなくバリバリの新品です。

パッケージのフタ上には、おそらく「麺’s(メンズ)」と「麺(めんの)s(スナオシ)」を捩ったと思われるロゴマークが印刷されているのですが、どことなく垢抜けないデザインは味があって悪くありません。

メーカーの希望小売価格は1食あたり120円、公式オンラインショップでは12食入りで税込1,000円(基本送料1,200円必要)という激安カップ麺なので、それなりに期待値は下げておく必要がありますね。今回のカップ麺が初めて製造されたのは昭和62年〜63年頃、最終リニューアルは2016年(平成28年)6月で、製造ライン更新にあわせてパッケージと製品の中身が刷新されました。

開封

小袋は「スープ」と「かやく」の2袋で、けっこう具材の量は多く見えますね。「醤油ラーメン」や「ソースやきそば」と同じく濃い黄色の麺がスナオシらしいと私taka :aも思えるようになってきたのですが、今回のスープには「三求化学工業株式会社」の表記がありません。



前述したレポ済みの2品は三求化学工業という粉末に特化した食品メーカーがスープの委託製造を任されていたんですけど、今回はスナオシのオリジナルスープということなのでしょうか。とりあえず小袋は両方とも先入れなので、ぜんぶ入れてから熱湯を注ぎましょう。

製品情報・購入価格

製品名:味噌ラーメン
製造者:麺のスナオシ
内容量:83g(めん65g)
発売日:2016年6月リニューアル
JANコード:4973288734577
希望小売価格:120円(税抜)

発売地域:全国
購入価格:58円(税込)
取得店舗:MEGAドン・キホーテ

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:400ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:2袋(かやく・スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、スープ(粉末みそ、食塩、でん粉、香辛料、チキンパウダー、チキンエキス、動物油脂)、かやく(コーン、ワカメ、ネギ、もやし)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、クチナシ色素、炭酸カルシウム、二酸化ケイ素、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(トレハロース)、パプリカ色素、(原材料の一部に小麦、大豆、鶏肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・大豆・鶏肉

実食開始

粉末スープの香りは、ど定番のサンヨー食品「サッポロ一番 みそラーメン」に通じるクラシックな印象。もしサツイチみそに匹敵する味わいだったら、その代替商品としてコストパフォーマンスの高いカップ麺になるかも‥?



ちなみに「醤油ラーメン」と「ソースやきそば」は共通と思われる熱湯3分の油揚げ麺が使用されていたのですが、今回は熱湯4分と指示されています。そういえば、よく見ると一回り太いような気がしないでもありません。

はい、4分後。わかめのボリュームもあって、調理後のビジュアルは具沢山に見えますね。それでは、実際に食べてみましょう。

1食(83g)当たり

カロリー:383kcal
たん白質:6.9g
脂  質:15.0g
炭水化物:54.9g
ナトリウム:2.1g
(めん・かやく:0.1g)
(スープ:2.0g)

(食塩相当量:5.3g)

めん

最初はガッシリ、後半はプリッと

丸刃でカットされた中太の油揚げ麺で、熱湯4分ちゃんと守ってもガッシリとした密度の高い歯応え。今回も「醤油ラーメン」を食べた時と同じように、ちょっと焦げたような風味を感じたんですけど、スナオシが手がける油揚げ麺の個性なのかもしれません。、製造ラインの関係かな?

ガッシリとした密度の高い弾力は次第にプリッとした歯切れのよさが目立つようになり、何世代か(だいぶ)前のエースコックが製造する中太の油揚げ麺と似た雰囲気を醸していました。歯切れがよくなってくると食べ始めに感じたような弾力は得られませんし、世代交代前の印象も否めませんが、のっけから頼りない食感ではなかったです。



しかしながら現代の基礎レベルを加味すると、クオリティはオープン価格の廉価版‥いや、最近の大手メーカーが手がける廉価版は軒並み品質が上がってきているので、それ以下と言わざるを得ないかもしれません。パッケージには中太ちぢれ麺と書かれていますが、手もみ風の縮れではなく緩やかでした。

スープ

税込58円なら‥いや‥

かなりクラシカルな味ですが、たとえばサンヨー食品の「サッポロ一番 みそラーメン」と比較すると、そこまで赤味噌寄りではありません。香味野菜の旨味も強くありませんし、一味唐辛子のアクセントなどもなく、動物系は原材料を見る限りチキンベースですが、体感的には化調が目立ちます。

最近にレビューしたトップバリュベストプライスの激安カップ麺、「ノンフライ麺 みそラーメン」と比較しても頼りなく、まさに廉価版の味。頼りない味だからこそ、わかめの風味が際立っていたとも言えるのですが、申し訳ありません他に書くことが‥w うーん、税込58円で販売されていた理由にも納得せざるを得ない味かもしれません。パッケージには「香辛料をきかせた」と書かれていますが、特筆すべき主張は見られませんでした。

かやく

お前はどこのわかめじゃ

もやしは細身ながらシャキシャキで、ねぎ‥もっとシャッキシャキw なんかもう歯触りが不自然なほどシャキシャキだったんですけど、それもカップ麺らしいというか、けっこうイイかもしれない。麺が頼りない食感に変わってきた頃、ねぎの存在感絶大な歯触りは食感のアクセントに寄与していました。

もやしも適度に風味が香り、それなりにコーンも甘く、甘さについては缶詰のコーンに負けるけど、食感は上かもしれません。で、わかめの存在感ですよ。スープの項目でも触れたように味の影響力も強かったんですけど、部分的に茎の部分が入っていて、ところどころ肉厚だったんですよね。

量こそエースコックの「わかめラーメン」に及びませんが、厚み・幅ともに印象的でした。

総評

★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
(標準は★3です)

記事の途中でトップバリュの激安PBカップ麺「ノンフライ麺 みそラーメン」の名前を挙げましたが、ノンフライ麺を採用しつつも本体価格58円(税込価格62円)というハイスペックな製品だったので、その存在がある限り、わざわざスナオシの味噌ラーメンを選択する理由が見当たりませんでした。ごめんなさい。

一応、ドン・キホーテでの販売価格が “税込” 58円という値段を加味して★2としましたが、無難に美味しい激安カップ麺の味噌ラーメンが食べたいのであれば、お近くのイオングループに足を運ばれたほうが賢明かと思います。

  1. いい感じのワカメが入っていたけど、星2かぁ…ちょっと残念な結果だけど、食費に困ったときの最後の砦として、絶対になくならないでほしいなぁ…58円は安過ぎる(((uдu*)ゥンゥン

    • Re:関西代表 ビー玉

      でも、税込58円はメガドンキでの特価だと思うし、イオンに行けばノンフライ麺で税込62円の味噌ラーメンが買える‥現段階だと残念ながら勝ち目なし^^;

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