「凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン」税抜300円!? “年に一度の特別な凄麺” 第2弾!!

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ヤマダイ

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年10月21日(月)新発売のカップ麺、ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン」の実食レビューです。

「凄麺の日」を記念して “大盛りノンフライ極太麺・濃厚スープ・レトルト具材” を搭載した年に一度の特別なカップラーメンが登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン

「凄麺の日(すごめんのひ)」とは、2018年に創業70周年を迎えた “ニュータッチ” ことヤマダイ株式会社が制定した記念日で、「凄麺」ブランドを冠した最初の商品「凄麺これが煮玉子らーめん」の発売日(2001年10月29日)に因んだもの。その記念商品第二弾として、今回の「凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン」が開発されました。

ヤマダイ株式会社とは、世界で2番目にカップ焼そばを製造した歴史を持つ関東の中堅メーカーで、現本社所在地(茨城県結城郡八千代町)に前身・大久保製麺を創業したのが昭和23年(1948年)10月。東日本初のスナック麺メーカーとして、昭和47年(1972年)8月に「ニュータッチヌードル」を発売し、それが現在の正式な社名よりも認知される代名詞になります。



「ヤマダイ」という名前(社名)の由来は、大久保の屋号「山大」を継承していることに因み、その大久保製麺から数えて創業70周年を迎えた2018年、売上の中核を担うノンフライ麺ブランド「凄麺」を強化すべく、まずは第1弾としてノンフライ麺工場の増築を実施。ファクトリーオートメーションの導入で生産性の向上を図り、それに伴う働き方改革の推進を実行しました。

その第2弾として実施されたのが「凄麺の日」制定で、無事に一般社団法人日本記念日協会から認定を受けて登録。さらに記念商品として、初代凄麺を再現したメーカー希望小売価格250円(税別)の「ニュータッチ 復刻版 凄麺 煮玉子らーめん」を発売しているのですが、今回それを上回る1食あたり「税別300円」の本気モード。

発売エリアは全国、特に販売店が限定されているわけでもないのですが、あいかわらずスーパーやコンビニをはじめ、ドラッグストアやディスカウントストア(ドンキホーテ)等々、どこに行っても売ってない——という毎度お馴染みの状況に陥っていたので、すっかり「凄麺の日」を跨いでしまったのですが、イトーヨーカドーのネット通販サイト(オムニ7)にて捕獲しました。

ヤマダイ(ニュータッチ)の公式Twitterアカウントが公表している取扱店は、ニューデイズ、全国のスーパーマーケット・ドラッグストアなど。さらに阪急阪神沿線を中心に展開しているコンビニエンスストア・ASNAS(アズナス)の公式Twitterアカウントも20店舗限定で “凄麺スペシャル1個お買い上げで凄麺学習帳1冊プレゼント” と発表していたので、そちらでも販売されていた模様。



オムニ7でも取り扱いがあったということは、おそらくセブン&アイグループのスーパーマーケット系列・IYグループ(イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート)の実店舗でも販売されているかもしれません。オムニ7での販売価格は税込289円、希望小売価格よりも安い値段ではあるものの、なかなかの高額商品です。

前回の「凄麺の日」記念商品第1弾「復刻版 煮玉子らーめん」が発売されたのは、ちょうど1年前の同時期にあたる2018年10月22日(記念日当日の1週間前)。常温保存品なのに半分カットの煮卵(レトルト調理)が2個入っている、最近のカップラーメンとしては珍しいスタイルでした(詳細は「ニュータッチ 復刻版 凄麺 煮玉子らーめん」の記事をご参考ください)。

開封

容器のサイズは大盛りシリーズのバケツ型を超える巨大なもので、数年前に何度か発売されていた超大盛り麺2玉入の「凄麺 メガカップ(MEGACUP)」シリーズを想起させるサイズ感。たしか凄麺の超大盛カップを目にしたのは5年9ヶ月ぶりくらいなので、わくわくしながら開封したところ——まさかのフタ裏が “のっぺら” の無地じゃないですか。



通常、「凄麺」シリーズのフタ裏には例外なく “フタの裏ばなし” という開発秘話や挨拶がプリントされていて、けっこうタメになるイイ話とかトリビアが載っているのですが、今回そういった裏話も挨拶もありません。たぶん楽しみにしている方も多いのではないかと思いますけど、残念ながら今回は記載なしでした。

別添の小袋は「液体スープ」「レトルト調理品」「後入れかやく」の合計3袋で、想像していたよりもシンプルな構成。ただ、液体スープがズッシリと重たく、フタの上には “背脂、チャーシュー、メンマのレトルト具材入り” とあるので、最近の凄麺が得意としているレトルト調理品の大粒背脂に期待したいところ。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ニュータッチ 凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン
製造者:ヤマダイ株式会社
内容量:164g(めん85g)
商品コード:4903088014364(JANコード)

発売日:2019年10月21日(月)
実食日:2019年11月02日(土)
発売地域:全国
取得店舗:ネット通販サイト(オムニ7)
商品購入価格:税込289円(送料・手数料別)
希望小売価格:税抜300円

麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:メガカップ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:580ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・レトルト調理品・後入れかやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(しょうゆ、動物油脂、ポークエキス、食塩、糖類、ニンニクペースト、香辛料、酵母パウダー)、かやく(豚脂、味付豚肉、メンマ、揚げねぎ、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、乳化剤、増粘剤(キサンタン)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)※本品製造工場では、そばを含む製品を製造しています。

実食開始

麺は熱湯5分のノンフライ極太麺で、おそらく逸品シリーズの新定番商品「凄麺 魚介豚骨の逸品」にも使用されている極太麺と同じなのではないかと思います。麺の表面や容器の内側にオブラート状の透明なフィルムが付着していますが、これは大豆由来の食物繊維なので、身体に害のある成分ではありません。



この大豆食物繊維でコーティングされているのも「凄麺」シリーズにおける重要なポイントで、熱湯数分後のほぐれやすさが段違い。先入れの小袋はないので、3つの小袋を取り出したら熱湯を注ぎ、5分待機するのですが、とにかく液体スープの量が多いです。もし余裕のある方は、底の深い容器(どんぶり等)に熱湯を入れて、事前に液体スープとレトルト調理品を小袋ごと温めておきましょう。

熱湯5分経ったら先に麺をほぐし、それから液体スープを入れて馴染ませ、最後にレトルト調理品と後入れかやくをトッピングしたら出来上がり。バカでかい容器ですが、必要なお湯の目安量は580mlと意外に多くありませんでした、それでは、値段(税抜300円)と内容の釣り合いに注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(164g)当たり

カロリー:557kcal
たん白質:13.8g
脂  質:22.1g
炭水化物:75.8g
食塩相当量:9.1g
(めん・かやく:1.9g)
   (スープ:7.2g)

※この記事に掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの際は、お手元の製品に表示されている情報を必ずご確認ください。

めん

近年では珍しい凄麺の大盛り
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おそらくノンフライめん自体は既存の極太麺で、新開発ではないと思うのですが、「魚介豚骨の逸品」に使用されているノンフライ極太麺は調理前65gなのに対し、「凄麺スペシャル」では調理前85gと対比およそ1.3倍量。さすがに2玉入ほどのボリュームではないけれど、極太麺で標準値1.3倍は食べ応えがあって、なんというか‥‥思いのほか減らない。笑

やや食べ始めは強付きが気になったりもしたのですが、それはそれとして剛の弾力が面白く、ギュッと中心部が詰まっているような固めの茹で加減。後半にかけて粘り気が増してくる加水率の高い多加水麺を採用しており、ゆでたての旨さを再現した重量感があって、フッと抜ける小麦の風味と伸びにくい(ほんと伸びないw)耐久性の高さもポイント。



麺2倍じゃないなら容器は通常の大判どんぶり型でも——と、調理前は思っていたのですが、この大容量カップでも若干ながら熱湯5分直後は部分的に麺がほぐれにくかったので(※とはいえストレスを感じるほどではない)、きちんと時間通りに食べられるようにするためには必要なサイズだなと素直に納得。そして、この極太麺を大盛りで食べられることに値段相応の価値が見出せました。

スープ

シンプルすぎるほどに簡素
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スープの原材料名は、「しょうゆ、動物油脂、ポークエキス、食塩、糖類、ニンニクペースト、香辛料、酵母パウダー」と実にシンプルで、 レトルト調理品を入れる前から小さな背脂が浮いている背脂醤油豚骨系統。その豚骨は適度に乳化しているのですが、超特選濃口醤油と再仕込み醤油の存在感が強い “醤油寄りの醤油豚骨味” が土台を支えます。

全体の食塩相当量は9.1g、スープの食塩相当量は驚愕の7.2gという実際のラーメン店も顔負けの塩分濃度で、最初は当たりの強い醤油のキレに押されたのですが、豚骨の旨味が丁寧だったこと、粉末醤油や塩化ナトリウムの直接的な塩気よりもフレッシュな醤油の風味が手前にあったこと、そして生おろしニンニクと赤唐辛子のアクセントが最後まで飽きさせません。

(味噌ラーメンみたいな色だけど味噌は不使用)

液体スープの中に入っていた背脂は醤油味に染まっていたので、背脂のコクよりも醤油の後押しをするくらいの勢いだったのに対し、レトルト調理品の中に入っている大粒背脂には軽くチャーシューの風味が移っている程度。かなり単発の存在感が強く、それでいて変な臭みや雑味はなくて、口いっぱいに広がる背脂のコクと甘味が醤油のカドを適度に削り、ふわっと包んでくれていました。

具材・後入れかやく

大粒背脂と2種類のネギが決め手
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メンマは厚みがなくてクタッとしていますし、そんなにサイズも大きくないけれど、穏やかながらに発酵食品特有の風味が箸休めに効果的。背脂の効果についてはスープの項目で触れたので、こちらでの解説は割愛しますが、即席めん業界きっての存在感からレトルト背脂も具材の一つとカウントしても差し支えありません。

チャーシューは丸型ではなく四角い形で、おそく部位は豚のバラ。脂身の部分は柔らかく、箸で持ったら簡単に崩れてしまうのですが、やや赤身の部分はパサつきが気になります。おそらく今回のレトルト調理品は、2019年2月18日にリニューアルした定番商品「凄麺 尾道中華そば」のレトルト調理品と “まったく同じパック” と見て間違いないでしょう。

さらに後入れかやくの乾燥ねぎ(青葱)の清涼感と揚げネギのホロ苦くて甘いアクセントが重なって、スープのテンションは最高潮。一見すると会場はカオスなことになりますけど、個性的な素材たちは自己主張を放ちつつも調和を果たしていたので、味の変化と調和のプロセスが楽しく賑やかでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

「凄麺の日」記念商品第2弾の今回、お値段も税別300円とスペシャルでしたが、クオリティの高い極太ノンフライ麺を大盛りで食べられること、そしてレトルト大粒背脂と賑やかな後入れかやくのタッグに値段相応の価値が見出せました。正直、コストパフォーマンスの高い一杯とは言えないけれど、値段に見合った質の高さから、思っていたほど割高ではありません。

中途半端な値段でコストを遣り繰りするのではなく、しっかり値段を上げながら高かろう良かろうを表現してきた今回、ちょっと高くても “いいものが食べたい” という近年の消費者ニーズにも合っているように感じました。ほいほい手軽にリピートできる商品ではないけれど、安物買いの銭失いになるほうがコスパ悪いので、もし気になったら試しておいて損のない商品だと思います。

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