山本製粉×NID PB「スープの匠 激辛の逸品ラーメン」ドラッグストアの激辛カップ麺

山本製粉

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、山本製粉のドラッグストア限定カップ麺「スープの匠 激辛の逸品ラーメン」の実食レビューです。

株式会社ニッド(NiD)の加盟店で販売されているPBカップ麺で、おそらく平均的な実売価格は激辛を謳いながらも60円〜80円前後で販売されている格安カップラーメンなんですけど、JAS規格を満たしていないようでJASマークは見当たりませんw

辛い?辛くない?おいしいの?っていうか食べても大丈夫?w 株式会社ニッド(NiD)とは‥実際に食べてみた感想に基づいて評価し、その疑問を解決します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

スープの匠 激辛ラーメン

これは株式会社ニッド(日本ドラッグチェーン会「NID:ニッド」)に加盟した “ドラッグストア限定” で販売されているPBカップ麺で、愛知県豊川市のメーカー「山本製粉」が製造を担当しています。そう、あの「ポンポコラーメン」を製造しているメーカーですね。

「スープの匠」はニッドのプライベートブランド「NID PB」の即席麺シリーズで、「NID PB」は “~よいものを、よりお求めやすい価格で、あなたのお手もとに~” というコンセプトを掲げている、NIDに加盟するドラッグストアだけで買うことのできる高品質&お手頃価格のプライペートブランドです。イオングループでいうところの「トップバリュ」、西友(SEIYU)でいうところの「みなさまのお墨付き」みたいな立ち位置ですね。

「家でも本格スープのラーメンが食べたいっ!(お店のあのコクが家で出せたらなぁ‥)」そんな方の要望に応えるべく開発されたのが「スープの匠」で、「家庭で簡単にお店の味を!」というブランドテーマを掲げています。テイストは魚介豚骨醤油・醤油・味噌・激辛の4種類あるのですが、「魚介豚骨醤油」「醤油」「味噌」はカップ麺と袋麺の両方で展開、「激辛」はカップタイプでしか味わえません。(2018年11月17日 追記:コメント欄にて「激辛」の袋麺も発売されていたと匿名様より情報提供いただきました)

NID PBの製品には「NiD」のロゴマークが記載されているのですが、そもそもドラッグストアで販売してもいいんですかねw さて、この製品を取り扱っているのは全国にある日本ドラッグチェーン会加盟会社の各店舗なんですけど‥

*イズミ(ゆめタウン)
*岩崎宏健堂
*くすりのコーエイ
*ゴダイ
*コクミン
*ザグザグ
*サッポロドラッグストアー
*シミズ薬局
*ジュンテンドー
*トモズ
*セキ薬局
*イトーヨーカ堂
*中部薬品
*ドラッグストアモリ
*ビー・アンド・ディー
*ププレひまわり
*紅屋商事
*マキヤ
*マツモトキヨシ
*マルナカ
*薬王堂
*よどや

上記が有名どころの取扱店になるのですが、けっこう登録加盟店は多いので、そこそこ大きなドラッグストアチェーンなら見かける機会が多いかもしれません。(2017年度の加盟店数は78社で5,250店舗以上)

パッケージには思いっきり燃えるようなロゴで「激辛の逸品」なんて書いてありますし、「辛さの中に旨味あり」「激辛コク旨」「辛さがクセになるやみつきスープ!」など、辛さを主張しながらも辛いだけではないことがアピールされています。

パッケージ上部の背景には大量の唐辛子が掲載されているのですが、ドラッグストアの格安PBカップ麺なので、正直ちょっと期待してなかったりするのが実食前の本音‥実は前々から気になっていたのですが、そんなに大したことないだろうとスルーしていましたスイマセン。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

外装フィルムを剥がしたフタ上に書かれている「お召し上がり方」が実に効率的で、「フタを半分まではがし、袋の中身をめんの上にあけ熱湯を内側の線まで注ぐ。フタをして3分後、よくかき混ぜてお召し上がり下さい。」と記載されているのですが、その下に小さく「※袋に後入れの記載がある場合は、お召し上がりの直前に入れていただくことでよりおいしく召し上がれます。」とあります。

つまり、このように記載しておくことで後入れ指定の添付調味料がある時にも対応できるので、容器の使い回しがきく=コストの削減に繋がっているわけですね。

小袋は「激辛スープ」と「かやく」の2袋構成で、どちらも後入れの指定はありません。しかし、堂々の激辛を名乗っていて、かやくにも唐辛子のイラストを添えるなど、「スープの匠」の中でも特注であることが伝わってきます。

冒頭でも触れましたが、今回の製品にはJASマークが見当たらないので、農林水産省が制定した品位、成分、性能等の品質についてのJAS規格(一般JAS規格)を満たす食品ではありません。ちなみに以前は「上級」(具が麺重量の15%以上)と「標準」(具が麺重量の6%以上・15%未満)2種類のランクに格付けされていたのですが、「上級」と「標準」の区別は2009年に廃止されました。

(出演:「カップヌードル」パイセン)

まぁJASマークは単なる格付けなので、お安い激辛カップラーメンには有っても無くても支障はないでしょう。それよりも重要なのは “ほんとに激辛なのか” 、でもって “辛さの中に旨味ありなのか” です。

余談なんですけど、2014年7月7日に発売された「カップヌードル ライト そうめん」だけは、「カップヌードルおにぎり」を除く既存のシリーズで唯一、JAS規格非認定商品でした。

製品情報・購入価格

製品名:スープの匠 激辛の逸品ラーメン
製造者:山本製粉
内容量:76g(めん65g)
発売日:-
JANコード:4979397000817
希望小売価格:160円(税抜)

発売地域:全国(ニッド加盟店限定)
購入価格:85円(税込)
取得店舗:ドラッグストア(ゴダイ)

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:記載なし
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(粉末スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、スープ(食塩、唐辛子、粉末味噌、ポークエキスパウダー、糖類、ビーフ香味調味料、ガーリックパウダー、粉末醤油、オニオンパウダー、香辛料、ジンジャーパウダー、ごま油)、かやく(ねぎ、ニンジン、シイタケ、唐辛子)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、紅麹、ビタミンB2)、酸味料、炭酸カルシウム、かんすい、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、(原材料の一部に乳、鶏肉、ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
乳・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごま

実食開始

実は小袋の撮影中に油揚げ麺から強めの酸化臭が漂っていたので、これ大丈夫かな‥と不安になっていたのですが、粉末スープを投入した時の香りが強烈にジャンクだったんですよねw それはカップ麺にさえネガティブでなければ不快なタイプのニオイではなかったので、いい感じに酸化臭をかき消してくれました。

しかし、なぜか粉末スープは小袋の中で湿気たように固まっていたんです。写真では小袋を揉みほぐしてから開封しているのですが、最初の触った感じは一枚板の状態。値段を思えば許容できる程度のレベルではあったんですけど、保管環境や店頭での販売状況(湿度や直射日光等)にも左右されると思います。

たまに激安カップ麺を店内入口の “外” に並べている店舗も多かったりするのですが、あの売り方されるとカップ麺だけに限らず食べ物は品質が変わってしまうので、やめてもらいたいんですよね‥せいぜいトイレットペーパーやテュッシュあたりが限度だと思うんですけど(苦笑)

それはさておき完成です。うーん、具材が少ない、色が悪いw 湯気の香りも風化したようニオイが気になります。とりあえず、実際に食べてみましょう。辛さの強度と旨味のバランスに注目しながら、「めん」「スープ」「かやく」の各項目に分けて解説します。

1食(76g)当たり

カロリー:343kcal
たん白質:6.5g
脂  質:12.9g
炭水化物:50.1g
食塩相当量:4.0g

めん

酸化臭が強い

粉末スープを投入した段階では鳴りを潜めていた油揚げ麺の酸化臭ですが、実食の間は常に付き纏ってきます。100円以下の売価を思えば許容できないレベルではなかったものの、どうにも鼻に付いてしまって‥もともと立ち位置的にもレベルの高さを求めてはいけないジャンルのカップ麺になるのですが、小麦の風味とかも分かりませんでした。

しかしながら山本製粉の油揚げ麺はレトロな方向性にありながらも悪い意味でチープではないので、やはり店頭での販売環境や保管方法が原因かもしれません。(※購入店舗では直射日光に晒されない屋内販売だったんですけどね‥)

食べ始めは硬めの食感で加水率は低く、サイズは中くらいの丸刃でカットされた縮れ麺。特別な味が施されているわけではありませんし、いたって平々凡々の昔ながらタイプ。途中からプリッとした歯切れの良さが目立つようになり、量は65gで多くもなく、少なくもありません。スープとのバランスにも目立った欠点はみられませんでしたが、風味はよろしくなかったです。

スープ

辛口以上・激辛未満

さすがに成人向けの18禁カップメンと比較したら赤子レベルなんですけど、アイツは非常識でしたからね‥(※全力で褒めています)それはさておき一般的に見て市販の「辛口」は超えてます。でも辛い食べ物が極度に苦手でなければ完食できないレベルではないと思うので、いわゆる「大辛」のラインでしょうか。

しかしながら辛い食べ物に縁のない主婦の方やシニア層の方も気軽に来店できるドラッグストアで販売されているカップ麺としては、激辛といっても差し支えないかもしれません。よくある抽出系の辛味成分やオイル系ではなく、三鷹もしくは能鷹(三鷹よりも辛い品種)あたりの少し辛さの強い唐辛子を口全体に辣味が行き渡りやすいようにパウダーレベルで粉砕し、多めに入れている感じ。

わりと刺激に瞬発力があったことと、ハバネロ特有のクセは目立っていなかったので、おそらく使用している唐辛子はハバネロ以下の品種になるかとは思いますが、パッケージに「小さなお子様や辛味が苦手な方は十分ご注意ください。」くらいの一言はあってもいい刺激だと思います。ただ、油揚げ麺の酸化臭が邪魔だったのと、味噌もコクが得られるほどの主張を見せず、ポークエキスパウダーやビーフ香味調味料、ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー、ごま油なども使用されているのですが、味についてはコク不足で刺激が先行するタイプでした。

かやく

ショボいw

具材はネギ、人参、椎茸、唐辛子なので、構成としては農心(NONGSHIM)の「辛ラーメン」(「アレンジレシピ」10選はコチラ)を意識しているように感じたのですが、そんなに椎茸は大きくありませんし、人参はクタクタ、ネギも色がよろしくありません(おまけに風味も悪い‥w)。しかし、唐辛子については素直に好印象でした。

エースコックの唐辛子みたいにビニールっぽい食感ではなく、食べると当たり前にピリッとキます。いたって一般的な鷹の爪ラインなので、特別に激辛唐辛子とかではないんですけど、お飾りではなかったですよ。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
(標準は★3です)

メーカー希望小売価格は税抜160円とされているのですが、実質100円以上で販売している店舗は稀だと思うので、それも踏まえての評価です。思いのほか唐辛子の刺激は硬派だったのと、ドラッグストア限定なら激辛でもいいかな?という刺激の強さから及第点をつけました。

具材は貧弱でスープのコクもイマイチ、油揚げ麺の酸化臭は個体差かもしれませんが、 “家庭で簡単にお店の味を!” みたいな本格さは得られなかったので、値段相応のカップ麺だと思います。しかしながら本体価格が安い分だけセルフトッピングの予算に余裕が生まれるため、「温泉卵×コチュジャン」(塩気が欲しい方はコチュジャンを「豆板醤」に、甘濃くしたい方は「甜麺醤」)を足してアレンジすると味の世界感が広がるので、ご参考ください。

  1. 今日ドラッグストアに行ったら、「激辛」の袋麺も発売されてましたよ。
    まだ食べていませんが、カップ版とどう違うのか楽しみです。

    季節関係なく常時販売している辛口の袋麺なんて、身近では辛ラーメンと
    寿がきやの台湾ラーメンくらいしか選択肢がなく、そしてどちらも販売価格が
    わりと高めなので、激安&激辛の袋麺の新発売はありがたいです。

    • Re:匿名様

      対応が遅くなり、申し訳ありません。情報提供ありがとうございます!公式ホームページの情報ではカップタイプのみとのことだったのと、私自身もカップ麺しか見たことがなかったので、とても助かりました。追記しておきます!

      たしかに辛口の袋麺は常時販売しているものが少ないですよね‥ちなみにネット限定になるのですが、寿がきや食品「辛辛魚らーめん 辛辛MAXバージョン2(1箱10食入)」税込3,024円(送料無料)が公式オンラインショップにて販売される予定なので(12月中旬)、よかったらチェックしてみてくださいね^^