サンポー食品「サンポー BIG焼豚高菜ラーメン」ローソンを中心に発売中

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サンポー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年2月6日(火)にリニューアルされたカップ麺、サンポー食品「サンポー BIG(ビッグ)焼豚高菜ラーメン」の実食レビューです。

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とにかく高菜がスゴいカップ麺!

定番商品の「焼豚ラーメン」と順定番商品の「高菜ラーメン」が合体して大盛りになったようなカップ麺で、公式ホームページに製品情報が載っておらず、メーカーに問い合わせてみたのですが、主にローソンを中心に販売しているカップ麺だそうです。

店舗状況にもよりますけど、販売地域は全国。ローソンを “中心に” というだけで、ローソン限定発売のカップ麺ではありません。ちなみに私の購入店舗は、ディスカウントストアのドン・キホーテでした。

九州産高菜使用という地産地消のこだわり、いいですねー。まぁだいたい国産の辛子高菜って九州のイメージですけど(笑)

同社の通年商品にもレギュラーサイズの「高菜ラーメン」がラインナップにありますが、そちらは高菜しか入っていないのに対し、こっちは焼豚入りで麺大盛りのビッグサイズ。もちろんレギュラーサイズの高菜ラーメンも九州産高菜使用で、余談ですが “ちゃーしゅーラーメン” ではなく「やきぶたラーメン」が正しい発音です。

「焼豚×高菜で美味しさ倍増!」と書かれていますが、サンポー食品ファンの私めにとっては “サンポーというだけで美味しさ倍増!” という無条件に高評価モードが発動するおそれがあるので、ちょっと気を付けて食べなければいけません。←

ところで商品パッケージで毎度お馴染みの「ヤカンちゃん」ですが、1994年に誕生した実写版のテレビCMがデザインの基になっているそうです。でもって私、ずっと女の子だと思っていたのですが‥(以下、公式ホームページ内「ヤカンちゃんのプロフィール」より)

性   別:男
年   齢:5歳
趣   味:旅行、ヤカン収集
特   技:5秒でお湯を沸かすことができる。
好きなもの:焼豚ラーメン

ちょっとハイスペックすぎませんかね?w

中でもカップ麺ブロガーとしてはヤカンちゃんの「特技」を是が非でもマスターしたい‥(閑話休題)

「BIG焼豚高菜ラーメン」の発売日は2012年9月10日と息が長く、問い合わせのついでに開発担当者の方に電話を繋いでいただき、直接お話を聞く機会を頂いたのですが、その情報もチラッと盛り込みながらレビューします。

開封

小袋は先入れの「粉末スープ」と「焼豚」、後入れの「辛子高菜(レトルト調理品)」と「調味油」の豪華4点セットで、スープをよく溶かすために “焼豚の上に粉末スープを開けて熱湯を注ぐように” と調理方法に書かれています。

製品情報・購入価格

製品名:サンポー BIG焼豚高菜ラーメン
販売者:サンポー食品
内容量:142g(めん95g)
発売日:2018年2月6日(火)リニューアル
JANコード:4901773017065
希望小売価格:-

発売地域:全国(主にローソン)
購入価格:198円(税込)
取得店舗:MEGAドン・キホーテ

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:500ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:4袋(焼豚 / 辛子高菜 / 粉末スープ / 調味油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、ラード、食塩、植物たん白)、スープ(ポークエキス、豚脂、食塩、乳製品、香辛料、チキンエキス、コーン、ねぎ、醤油、植物油脂、魚介エキス)、かやく(辛子高菜(九州産高菜)、焼豚)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘剤(キサンタン)、かんすい、酸味料、カラメル色素、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ウコン色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部にゼラチン、ごまを含む)
【アレルギー表示】
小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごま

実食開始

1食(142g)当たり

カロリー:603kcal
たん白質:14.1g
脂質:28.7g
炭水化物:72.1g
ナトリウム:3.4g
(めん・かやく:1.4g)
(スープ:2.0g)
ビタミンB1:0.44mg
ビタミンB2:0.41mg
カルシウム:240mg

(食塩相当量:8.6g)

めん

実は製造条件が違うのだとか‥

原材料は通常の「焼豚ラーメン」と同じですが、麺の製造工程において蒸す・揚げるなどの条件が大盛り用に合わせて微妙に異なるそうです。それは体感的にも表れており、食べ始めはレギュラーサイズの焼豚ラーメンよりもコシが強めでした。

ちなみにパッケージでは「BIG(当社比)」と書かれていますが、麺量は95gなので、エースコック「スーパーカップ」(90g)や東洋水産「でかまる」(90g)などと比較しても少し多いんですよね。なので、超大盛り系は覗きますが、平均値としては「他社比」でも問題ない量です。

気持ちサイズも少し太めに思えたのですが、それも調整されているのかもしれません。ラードが練り込まれていることによって油揚げ麺らしいスナック感も強めなんですけど、これは素直にサンポー食品の魅力として評価できるポイントになりますし(すみませんバイアスが‥w)、高菜が大量に入っているので、それと一緒に食べたら相殺でした。

高菜の量が多いので、混ぜると必然的にそうなると思います。

スープ

味は濃いめだが “くっちゃい系” ではない

2018年のリニューアルで従来品からスープの味を濃くしたと伺ったのですが、ちょっと下記の表をご覧ください‥

ポークエキス、豚脂、乳製品、食塩、チキンエキス、香辛料、コーン、植物油脂、ねぎ、醤油、魚介エキス
【高菜ラーメン】
ポークエキス、豚脂、食塩、乳製品、チキンエキス、香辛料、コーン、ねぎ、醤油、ごま、植物油脂、魚介エキス
【BIG焼豚高菜ラーメン】
ポークエキス、豚脂、食塩、乳製品、香辛料、チキンエキス、コーン、ねぎ、醤油、植物油脂、魚介エキス

それぞれのスープに使われている原材料を書き出したのですが、「焼豚ラーメン」と比較して “食塩” と “香辛料” の量が増え、「高菜ラーメン」と比較して “ごま” がカットされています。高菜を混ぜる前からスープの塩気は強く、ポークエキスか豚脂の質が異なるのか、ややオリジナルよりも獣臭を控えめに感じました。

本家のスープも具材のナルトがコーンに変わったあたりから独特の “あの香り” が大人しくなったような気がするのですが(気のせいかもしれませんが)、コショウが強めに効いていたことと塩気や旨味の濃度も高かったので、そもそもの原型が少し違うようにも思います。ただ‥

高菜を攪拌したらニュアンスは気になりませんけどねw 調味油の量は多く、こってり目のテイストで、かなり味は濃いめですが、それだけに‥ええ、白ご飯が合うやつです。大盛りカップ麺ですが、それでも白ご飯に手を出してしまうライス派の方は注意してください。

かやく

高菜が本気です

いつも通り焼豚はハート型をしていますが、これには「心をこめて作りました」という意味が込められています。ペラッペラで食べ応えのない具材なんですけど、もしも日清食品の「ラ王」みたいに厚切焼豚になったら‥なんか違いますよね? で、最大のポイントは‥

辛子高菜が本気です。一応、スープに合わせて少し塩分を調節しているようにも思えるのですが、このまま白ご飯に載せてもイケそうなくらい本気です。かなり量も多く、その存在感は絶大。ある意味こいつがスープを喰っているような状況になっているのですが、ここまで振り切ってもらえると清々しいです。

従来品には入っていたナルトがコーンに変わっているのですが、これは現行の「焼豚ラーメン」も同じですよね。数年前から東日本大震災の影響でナルトの安定供給が難しくなったため、現在はコーンが代役を務めています。焼豚ラーメンでは寂しく思えた変更でしたが、高菜ラーメン的には彩りがよくて特に問題を感じませんでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

ハート型の焼豚によって「焼豚ラーメン」のアイデンティティは保っていましたが、基本的に「高菜ラーメン」の延長線上にあるカップ麺だと思ってください。なので、焼豚ラーメンに高菜が入ったものや焼豚ラーメンらしさに期待すると少し違和感を覚えるのですが、 “高菜ラーメンに焼豚が入って大盛りになったもの” と解釈すれば素直に楽しめるでしょう。

かなり高菜の存在感は強く、辛子高菜というだけあってピリッとした刺激のアクセントが心地よい、ある意味ちょっとサンポー食品らしからぬリアルな具材なんですけど、カップ麺らしさとリアリティを見事に融合していた一杯でした。ええ、だいぶサンポーラブのバイアスがかかっていることは認めます。←

なんかこう、 “とんこつ味のカップ麺に本物の高菜ちょい足しアレンジしてみました” みたいなのがデフォルトで楽しめる感じだったんですよね。かなりスープの味が濃かった+かなり高菜の量が多かったので、味の加減は高菜を食べるペースや熱湯の量で調節しましょう。

とにかく高菜がリアルで、少しずつ麺と一緒に食べて変化を求めるもよし、最初から混ぜてスープとの一体感を求めるもよし、そのまま白ご飯にのせてもよしw お好みに合わせて楽しんでみてください。高菜と抜群の相性を誇る煎り胡麻のアクセントが無かったので、セルフでちょい足しするのがオススメです。

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