「タテロング リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん」お店の “ちゃんぽんドレッシング” を再現!

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年11月26日(月)新発売のカップ麺、エースコック「タテロング リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん」の実食レビューです。

定番の味わいをカップめんでも! リンガーハットの人気メニュー「野菜たっぷりちゃんぽん」をエースコックが食べ応えのあるタテ型カップ麺にアレンジして再現しました。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん 2018

ちょうど1年前にあたる2017年11月27日(月)にも “まったく同じタイトル” で「タテロング リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん」という再現カップ麺が発売されていたのですが、今回もコンセプトは同じようですね。

今年の夏、期間限定で「リンガーハットのまぜ辛めん」(2018年8月6日発売)という汁なしカップ麺が販売されていたのですが、冬のリンガーハットコラボは寒い季節に嬉しい “生姜風味香る” ほっとスープがテーマ。これは、お店で提供される「ちゃんぽんドレッシング(しょうが風味)」をイメージしているそうです。

私は本物の生姜ちゃんぽんドレッシングを口にしたことはないのですが、2017年のカップ麺では生姜の香味よりも “醸造酢の酸味” が印象に残っていて、なるほど “たしかにドレッシングだな” と、妙に納得したのを覚えています。お店で注文したら別途50円+税が必要らしいのですが、他に「ゆず胡椒風味」のドレッシングもあるようですね。(※味は季節によって変わるらしい)

「リンガーハット」は海外を含め、なんと650店舗以上も展開しており(2018年11月現在)、ちゃんぽんチェーンの中では日本一の店舗数を誇っているのですが、2009年10月から全店で野菜を100%国産化することに成功し、それはエースコックのカップ麺にも受け継がれています。いつもキャベツが特別に美味しいのですよ、キャベツが。

ちなみに「リンガーハット」(RingerHut)という名前の由来は、長崎で貿易商を営んでいた “フレデリック・リンガー” という英国の大商人がルーツ。明治から昭和の長崎経済界に君臨した幾多の企業を設立し、彼が1898年に建設した「ナガサキ・ホテル」は当時アジアの一流ホテルとして名を馳せていたそうです。ハットは小屋・小さな家を意味するので、リンガーハットを直訳すると「リンガーの小さな家」ですね。

2015年11月からブランドロゴが赤い「R」にリニューアルされましたが、3本のラインは「品質(Quality)」「サービス(Service)」「清潔(Cleanliness)」という飲食ビジネスの基本を表しているそうで、「QSC(Quality・Service・Cleanliness)を高いレベルで維持し、お客様へ提供していく事が、リンガーハットブランドの最も重要な考え方である」という理念を表現しているそうです。

それでは、カップ麺を開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

例によって例の如し、もれなく今回も別添の小袋が事前に容赦なくカップの中に放り込まれ、粉末スープまみれになっております。もう長年このパターンなので、改善を望むよりも馴れたほうが早いw でも、今回は野菜の上に小袋があるので、気持ち被害は控えめかもしれません(笑)

液体スープを取り出すと、キャベツを筆頭に野菜たっぷり。キャベツはフリーズドライかな? 実際それっぽい触り心地で、驚くほど軽いんです。麺は白っぽい角刃の太麺で、なかなか食べ応えがありそうな見た目。で、別添の小袋は液体スープ1袋のみなんですけど、ちょっと気になったことがあって‥

たとえば明星食品は小袋をフタの上で温めるべきかどうか基本的に指示してこないのですが、エースコックは温めるべき時ちゃんと小袋にも “温めてください” という注意書きがあるんです。しかし、今回はドレッシングが含まれているためか調理方法にも小袋にも温めてくださいの表示がありません。つまり、温めないほうがいいのかも‥?

ちなみに私の購入価格は近畿のローカルスーパーで税込170円ジャストだったんですけど、メーカー希望小売価格は税抜210円なので、地域や店舗にもよりますが、コンビニで買うと税込225円あたりが相場になると思います。

製品情報・購入価格

製品名:タテロング リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん
製造者:エースコック
製造所:自社工場(W)兵庫県加東市
内容量:92g(めん70g)
発売日:2018年11月26日(月)
実食日:2018年11月26日(月)
JANコード:4901071239992
希望小売価格:210円(税抜)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:170円(税込)
取得店舗:スーパー(ミニフレッシュ)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:タテロング(タテ型ビッグ)
容器材質:紙
湯量目安:440ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(液体スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(食塩、糖類、乳化油脂、ポーク調味料、ポークエキス、分離液状ドレッシング(しょうが、植物油脂、醸造酢、還元水飴、食塩、香辛料)、でん粉、植物油脂、香辛料、チキン調味料、香味油、野菜パウダー、粉末しょうゆ、酵母エキス、たん白加水分解物、ホタテエキス、全卵粉)、かやく(キャベツ、もやし、人参、かまぼこ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、酒精、酸味料、香辛料抽出物、香料、微粒二酸化ケイ素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

実食開始

よく見るとパッケージの側面には、「※液体スープにとろみをつけておりますので、よくかきまぜてお召しあがりください。」という注意事項があります。やはり、成分的にも今回の液体スープは “事前に温めないほうがよい” のかもしれません。ってことで温めずに投入してみたのですが‥

うむ、我ながら絶妙な瞬間を収めた。最初は植物油脂や醸造酢と思われる琥珀色の成分が出てきたのですが、続いて現れたのは乳白色のペーストに近い高粘度な成分だったんです。つまり、液体スープに “とろみ成分が含まれているわけではなく” 文字通り “液体スープにとろみ” がつけられていました。

粘度、伝わるかなぁ‥さらっと出てくるんじゃなくて、とろ〜んと出てくるんです。でも、動物油脂が凝固しているような嫌な感じとは違いました。温めるとサラサラになるかもしれないので、温めないほうがいいかもしれません。(※詳細は後述します)

はい、完成。麺が見えないほどの具材量で、野菜たっぷりに嘘偽りはありません。昨年と比較して内容量は同じ92gなのですが、総カロリーは363kcalから374kcalにアップし、脂質も10.2gから12.0gにアップ。しかしながらスープのカロリーは82kcalから72kcalにダウンするなど、興味深い変動ですね。それでは、実際に食べてみましょう。

1食(92g)当たり

カロリー:374kcal
たん白質:7.4g
脂  質:12.0g
炭水化物:60.3g
食塩相当量:6.0g
ビタミンB1:0.40mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:207mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:374kcal(めん・かやく:302kcal)(スープ:72kcal)

めん

滑らかで適度な弾力を持つ太めんです。スープと相性の良い、ちゃんぽんらしいめんに仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

やさしいのにモッチモチで食べ応えあり!

実際の店舗で食べた時(ずいぶんと昔)は丸刃の麺が採用されていたように記憶しているのですが、ネットで麺リフトの写真を検索してみると丸刃に見えたり角刃に見えたり‥店舗によって微妙に違うんですかね。カップ麺では適度に縮れた角刃の太麺になるのですが、カドメンのようにエッジのある口当たりではなく、しっとり優しい口当たり。

しかしながら生地は綿密に練り上げられ、たっぷりと水分を抱かせた加水率の高い多加水麺タイプで、もっちもちの弾力。食べ始めに関しては、 “もっちり” を超える “むっちり” 食感でした。でも、しっかり5分待つ、フタを開ける、まぜる、液体スープ投入、まぜる‥(ここまで約40秒〜1分として‥)で、食べごろ。

でもあと1分くらい馴染ませたほうがいいかなぁ‥と感じたくらいだったので、フライングは厳禁。きちんと待って、しっかり麺に水分を取り戻させましょう。時間の経過とともに馴染んでゆきますが、ふかふかとした食感に落ちぶれることはなく、最後までモチモチでした。ちょっと特有のニオイが気になったけど、生姜の香味で相殺です。

スープ

とんこつの風味が豊かに香るまろやかな口当たりのちゃんぽんスープです。生姜を利かせた「ちゃんぽんドレッシング」入りの液体スープを加える事で、酸味と風味が広がり、最後まで飽きの来ない味わいに仕上げています。

(出典:エースコック「商品情報」)

ちゃんぽんドレッシングが唯一無二の個性を表現!

ちゃんぽんドレッシングをイメージした「分離液状ドレッシング」の原材料は2017年発売品から得に変更ありませんが、最も含有量の多かった鶏・豚エキスがポーク調味料に変わって含有量が減り、クリーミングパウダーを廃止して新たに乳化油脂を加えるなど、まったく同じ内容ではありません。テイスト的には比較してスッキリとした印象で、ちゃんぽんドレッシングの個性は昨年よりも目立って感じました。

液体スープを投入する前に確認してみると、クリーミーで優しい味わい。このままでも食べられそうな味だったんですけど、ややバランスとしては存在感の大きな麺の油揚げ麺臭が気になるところでしょうか。しかし、液体スープを攪拌した途端に表情は一変。昨年よりも生姜を強めに感じたことと、今年もドレッシングらしい適度な酸味が全体をピシッと引き締めます。

ちょっと塩気は強めに感じたのですが、麺を食べる分には程よい塩梅。エビなどのインパクトがある海鮮の旨味は感じられないため(ホタテの下支えはありますが)、そこが少し物足りない点ではあるものの、きっぱり具材からはエビがカットされているのでw ある意味これはこれと割り切れるかもしれません。お店の長崎ちゃんぽんは長らく食べていませんが、ベースの雰囲気はよく似ていますね。

かやく

シャキシャキとした食感の良いキャベツ、もやし、色調の良い人参、かまぼこを加えて仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

ほんとリアル‥

いつも特にキャベツが美味しいと感じていたのですが、あいかわらず素晴らしいですね。やはり食感や風味も熱風乾燥ではなくフリーズドライの雰囲気で、異様に甘すぎることもなく、歯触りも実に自然。軸から先までナチュラルにフレッシュで、風味に関しては乾燥具材の中でもトップクラスにリアルです。

もやしも “こんなに大きかったっけ? ” ってくらい太くて長く、風味も含めて存在感ばっちり。東洋水産のレトルトもやしには負けますけど、もとよりレトルト調理品特有の酸味などは備えていませんし、思いのほか印象に残りました。で、ちょっと驚いたのがニンジン‥

この大きいやつ、なんと皮付きでした。いい意味で土臭いというか、ニンジンだダメだったら厳しいかもしれません。食感もコリッコリで、このニンジンを食べてしまったら他のカップ麺に入っているニンジンは飾りに思えてしまいます。長崎ちゃんぽんといえばのピンクかまぼこも実装されているのですが、2枚しか入っていませんでした。(※たぶん個体差)でも、野菜たっぷりで大満足。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

コンビニでの購入を加味したら値段が高いかなぁ‥と思わざるを得ない価格帯ではあるものの、昨年に増して今年は「ちゃんぽんドレッシング」の個性と恩恵が強く感じられたので、リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん with ちゃんぽんドレッシング(しょうが風味)の雰囲気は掴めると思いますし、カップ麺では貴重な国産野菜の付加価値もありますからね。

エビなどの海鮮が目立って感じられないことには物足りなさが否めない反面、その穴を生姜ちゃんぽんドレッシングがきちんと補いつつ、他のカップちゃんぽんにはない唯一無二の個性を打ち出していたので、これならコンビニで定価購入してもいいと思えた記憶に残る良品でした。

実食前に液体スープは温めないほうがいいかもしれないと書きましたが、せっかく軽いペースト状なので、いきなり最初から全部まぜて食べるのではなく、仕上げにトッピングして少しずつスープに溶かしたり、ちょびっと麺に付けてみたりしながら味の変化を楽しむのがオススメです。