「RAMEN GOTTSU監修 魚介豚骨らーめん」TRY名店部門MIX1位!! “濃密” なカップ麺

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東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年6月3日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん RAMEN GOTTSU監修 魚介豚骨らーめん」の実食レビューです。

「第19回TRYラーメン大賞 2018-2019」で名店MIX部門の1位に輝いた「RAMEN GOTTSU(らーめん ごっつ)」の看板メニューがカップラーメンに!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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RAMEN GOTTSU 魚介豚骨らーめん

「RAMEN GOTTSU(らーめん ごっつ)」とは、東京・練馬にある有名ラーメン店で、2013年3月12日にオープン。「ミシュランガイド東京 2015」の「ビブグルマン」に選出されて以来、5年連続で掲載され続けている都内屈指の実力派で、今回は「RAMEN GOTTSU」の看板メニュー「らーめん」がマルちゃんのカップ麺で再現されました。

「ビブグルマン」とは、 “従来の星の評価からは外れるものの、コストパフォーマンスが高く、調査員たちがオススメしたいレストラン” に与えられる2014年版のミシュランガイドから導入された新しい評価指標で、おもに5,000円以下のお店が対象。お店の外観は木のぬくもりを基調としているカフェのような店構えで、女性の方が一人でも入りやすいラーメン店としても評判を得ています。



「RAMEN GOTTSU」で提供される「らーめん」の特徴は、今流行りの無化調(化学調味料無添加)が売り。店主・齋藤雅文さんは、東京・高田馬場で2002年4月21日にオープンした濃厚魚介豚骨系のパイオニア的ラーメン店「渡なべ」出身という経歴を持ち、その味に惚れ込んでラーメンの道に進むことを決意しました。

齋藤さんが正式に「渡なべ」の門を叩いたのは2009年、当時まだ28歳の頃。デザイン学校を卒業後は配送の仕事をしていたそうですが、このままでいいのかと疑問を抱き始め、何度も通っていた「渡なべ」の券売機に “スタッフ募集” と書かれていたことをキッカケに、後の師匠となる「渡なべ」の店主・渡辺樹庵さんを尋ねます。

最初は単純に “ラーメンを作りたい” という動機で働き始め、時が経つにつれて独立の思いが強くなり、惚れ込んだ「渡なべ」の味を継承して独立を考えていたところ、師匠の渡辺樹庵さんは “同じ魚介豚骨で独立はさせない” と断固反対。けれども齋藤さんは頭を下げ続け、約4年の修行期間を経て2013年3月「RAMEN GOTTSU」の開業に漕ぎ着けました。

しかし、2013年といえば「渡なべ」が火を付けた濃厚魚介豚骨系のブームも過ぎ去った後。最初は盛況だった客足も2ヶ月ほどで遠退き、なんとかローカル感の強い練馬という土地柄と常連客に支えられながら切り盛りする日々——そんな耐え忍ぶ期間もありましたが、地元タウン誌に取り上げられたことをキッカケに口コミが広がって、みごと「業界最高権威 TRYラーメン大賞 2013-14」の「新人大賞 MIX部門2位」を受賞します。

※「TRYラーメン大賞」とは、東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー(Tokyo Ramen of the Year)の略称で、 “自称日本一ラーメンを食べた男” 大崎裕史さん(ラーメン評論家であり株式会社ラーメンデータバンク取締役会長)を筆頭に、ラーメン界で著名な6名の審査員によって決定されるラーメン業界最高権威のアワード本。東洋水産(マルちゃん)と仲良し。



その後、ミシュランのビブグルマンに選出されてから5年連続掲載を果たし、「第19回TRYラーメン大賞 2018-2019」の「名店部門 MIX1位」を獲得したことを記念して、今回の再現カップ麺「マルちゃん RAMEN GOTTSU監修 魚介豚骨らーめん」が開発されました。その再現元となる看板メニューの「らーめん」は、 “究極に洗練された” 魚介豚骨ラーメンとの呼び声も高い逸品——

お店のスープには濃厚豚骨系で一般的な豚のゲンコツ(大腿骨)ではなく、豚の背脂と鶏ガラを使い、軟水から高火力でイッキに炊き上げます。それから火を弱めて2種類の鰹や煮干、羅臼昆布などの魚介を合わせている、味が濃そうな見た目とは裏腹なクセのないスープに仕上がっているのですが、余計な油脂を使っていないのも女性に人気の秘訣。そのためガテン系のユーザーからは物足りないという意見も耳にするのですが、濃厚さの指標と打ち出し方に注目です。

開封

東洋水産のタテ型ビッグ製品に別添されている小袋は基本的に “2種類” あるのですが、今回は特製油ではなく「特製スープ」。とはいえ中身に油脂がまるで入っていないとは考えづらいので、バランスと一体感が問われるところ。ちなみに「RAMEN GOTTSU(らーめん ごっつ)」という店の名前の由来は、学生時代の頃に見た目が「ごつかった」齋藤さんのニックネームに由来しているそうです。



中身は粉末スープの量が多く、具材はシンプルに味付豚肉、メンマ、ねぎの3種類。それぞれ目新しいイメージはありませんが、いずれも東洋水産の具材はクオリティが高いので、あとは粉末スープの中にどれだけ潜んでいるかですね。

カップ麺の販売エリアは全国で、特に販売店(販売ルート)の縛りもないのですが、コンビニ大手4社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)の中では「ローソン」で取り扱われている率が高めでした。もちろんローソンでしか売ってないわけではないんですけど、最寄りの店に売ってない、見つからない、といった場合はローソンに行くと発見しやすいかもしれません。

ちなみに2019年6月の出荷分からカップ麺の希望小売価格が業界全体で値上がりしているのですが、東洋水産(マルちゃん)とTRYラーメン大賞のコラボカップ麺(縦型ビッグ)は税別210円から10円アップの220円に改定、コンビニでの実売価格は税込225円から232円と「7円の値上げ」が施行されています(上の画像は実際にカップ麺が販売されていたコンビニの店内写真で、撮影に協力していただいた店舗は「ローソン」)。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:RAMEN GOTTSU監修 魚介豚骨らーめん
販売者:東洋水産株式会社
製造所:株式会社酒悦 房総工場
内容量:100g(めん70g)
商品コード:4901990363334(JANコード)
商品サイズ:縦108mm×横108mm×高さ122mm

発売日:2019年06月03日(月)
実食日:2019年06月05日(水)
発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:232円(税込)
希望小売価格:220円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:紙+プラ
湯量目安:460ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(特製スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(ポークエキス、しょうゆ、魚介エキス、香味油脂、豚脂、食塩、砂糖、植物油、ゼラチン、たん白加水分解物、香辛料、粉末こんぶ)、かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、pH調整剤、クチナシ色素、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【本品原材料に含まれているアレルギー物質】小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン(特定原材料及びそれに準ずるもの)

実食開始

製造所は東洋水産グループに属している「株式会社酒悦(しゅえつ)」の房総工場となっているのですが、東洋水産の縦型ビッグ系は基本的に酒悦の房総工場で生産されているので、いつものパターン。麺は油揚げ麺で熱湯3分、ここ最近の東洋水産が得意としている縦型ビッグの “新世代系フライ麺” を期待させてくれる佇まいですね。



東洋水産の縦型ビッグは期間限定のカップ麺でも具材が豊富なので、ちょっと寂しい気持ちもありますが、調理後のスープの色は本店そっくり。また以前のマルちゃん縦型ビッグ系に使われる麺は「本気盛(マジモリ)」からの使い回しが基本だったので、再現カップ麺には向かないイメージが強かったんですけど、ぜんぜん麺に対する懸念はなくなりました。しかし、調理後の注意点——びっくりするほど容器が熱いw

机の上に置いたまま容器の上を支える分には問題ありませんが、たとえばコンビニで購入、備え付けのポットで注湯したり、家の台所で熱湯を入れてから持ち運ぶ際は、ほんとに気を付けてください。あと、粘度の高いスープだったので、食べる前によくかき混ぜましょう。

それでは、RAMEN GOTTSTU(らーめん ごっつ)の特徴や再現度に注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(100g)当たり

熱  量:448kcal(カロリー)
たん白質:12.4g
脂  質:22.2g
炭水化物:49.7g
食塩相当量:6.4g
(めん・かやく:2.3g)
   (スープ:4.1g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.39mg
カルシウム:180mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:448kcal(めん・かやく:321kcal)(スープ:127kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

スープとの相性が良い、食べごたえのある角麺。

(出典:東洋水産公式サイト「東洋水産トップ > 企業・IR・採用 > ニュースリリース >『RAMEN GOTTSU監修 魚介豚骨らーめん』新発売のお知らせ」)

マルちゃん新世代系フライ麺
5.5

やはり最近の東洋水産が得意とする新世代系の油揚げ麺で、そんなに幅や厚みのある麺ではないのですが、しっかりとコシは強く、それでいて物腰は女性的——もちろん弱々しくて頼りないイメージではありません。凛として清楚、しかしながら芯があり、油揚げ麺らしからぬ上品さでスープの邪魔をしないのが好印象。

お店の麺は三河屋製麺に特注している中細サイズの低加水ストレート麺で、パツンッと切れる軽快な歯切れの良さが特徴となっているのに対し、どちらかというとカップ麺では加水率が高く、お店の方向性とはタイプが異なります。ただ、有名店の名を汚さないクオリティを誇っているのは言うまでもありません。



けっきょく今回のスープと相性はどうだったのかと聞かれたら、まったく問題ないと答えますし、それどころか申し分ないです。ただし、ぜったいにフライングしないこと。たとえ30秒でも早く開けると麺の縮れが伸びなくなり、油揚げ麺のスナック感が強めに出てくるので、フライングは厳禁。むしろ麺の持つポテンシャルを最大限に引き出したいのであれば、40秒〜1分ほど長めに待ってみてください。

スープ

ポークの旨味をベースにした濃厚なスープに、鰹節や宗田節などの魚介だしを利かせた、魚介豚骨味のスープ。

(出典:東洋水産公式サイト「東洋水産トップ > 企業・IR・採用 > ニュースリリース >『RAMEN GOTTSU監修 魚介豚骨らーめん』新発売のお知らせ」)

またおま系ではなく洗練された “濃密”感
5.5

麺をすすっている時には煮干のシャープなアクセントを手前に感じるのですが、魚介の中心は鰹を基調とした節系の芳ばしくて膨よかな旨味。節系でも体感的に鯖節(さば節)の主張はなく、どっしりと宗田節の旨味が構え、鰹節が華やかに香る中、特に宗田節のコクは特筆すべき濃度を誇っていたのですが、その濃度に反して濃厚魚介豚骨系にありがちな “ザラつき” は感じません。

魚粉のザラついた舌触りも濃厚魚介豚骨系の醍醐味ではあるものの、それは「RAMEN GOTTSU」に御呼びでない攻撃性。とはいえ個人的には不躾な魚粉が大好きなので、むしろザラつきはウェルカムなのですが、そんな私でも物足りなさを感じないくらい宗田節の重心が低く、しかしながら荒々しくて野蛮と思わせないのが真骨頂。

液体スープにはタレと一緒に油脂が含まれ、小袋に残っていたオイルを直接舐めるとクセのあるワイルドな獣臭を感じたのですが、それさえも鰹と一体になることを目的とし、調和を果たしています。粉末スープだけでは出せない液体ならではのコクがスープに馴染み、こってりとスープの表面に油膜を張るのではなく、スープの隅々まで行き渡って溶け込む乳化感の表現を重視していました。

あまりに濃厚魚介豚骨系が人気になりすぎて同じ系統の新店が乱立し、飽和状態になってしまったことから “またお前か‥” と揶揄される「またおま系」の濃厚スープではありません。柚子のアクセントはありませんでしたが、お店のスープをイメージしてクセは抑え、しかしながら動物系の旨味や鰹節の香り、宗田節(血合いの多いメジカから作られた節)のコク、奥から上がってくる昆布の旨味など、それぞれが渾然一体となっている「濃密」なスープです。

具材

味付豚肉、メンマ、ねぎ。

(出典:東洋水産公式サイト「東洋水産トップ > 企業・IR・採用 > ニュースリリース >『RAMEN GOTTSU監修 魚介豚骨らーめん』新発売のお知らせ」)

シンプルで余分も無駄もない
5.0

お店の「らーめん」には九条ネギ、海苔、柚子、材木メンマ(極太メンマ)をトッピング。さらにチャーシューは1日目に塩胡椒をして寝かせ、2日目にロースト、3日目に桜の木を使って燻製に仕上げるという、3日間かけて作られたチャーシューも高い評価を得ているのですが、カップ麺の具材は汎用の味付豚肉、メンマ、ねぎの3種類。

ただ、この味付豚肉は秀逸の一言に尽きるクオリティで、ほぼ手放しにウマい。今回は脂身が少なく、おもに赤身の繊維質が楽しめる部位が採用されていたのですが、甘辛い味付かつ豚肉特有のワイルドな風味があり、その野趣に富んだ旨味がスープの洗練された豚骨とは違う力強さを打ち出します。

メンマは材木メンマから程遠いサイズではあるものの、なかなか歯応えが強くて好印象。コリコリの歯触りに加えてナチュラルな風味も心地よく、今回の魚介豚骨スープとマッチしていました。ネギは博多とんこつ系のカップラーメンに採用される軽めの小葱でしたが、主張し過ぎず、けれども香りのアクセントが適切でいいですね。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

総評のスターレートは10段階中★5ですが、このブログでは「優れた品質のカップ麺」を意味しています。お店の麺とは方向性が違うけれど、数年前の東洋水産からは考えられないクオリティの高さを実現したストレート麺は、まさに名店の味を再現するカップ麺として相応しく、スープも “またおま系” の濃厚魚介豚骨ではない「濃密魚介豚骨」という表現が適切な繊細さにお店の特徴が見られました。

コンビニで買うと1食あたり税込232円のカップラーメンになりますが、高いとは思いません。もちろん100%完璧に再現しているとは言えないものの、「RAMEN GOTTSU」の「らーめん」に対する想いが伝わってくるような繊細さ、そして濃密なのに口当たりのよい旨味は味わっておいて損のない一杯です。ただ、めちゃくちゃ容器が熱いので、特に熱湯を注ぎ終わった後は注意してください。

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