最新カップ麺【今週の新商品】ご当地系が集中!? 最高に面倒で、最高にうまい “第4弾” や「沼る」の新作も登場!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2024年2月12日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
カップヌードル 鶏白湯 ビッグ / 271円（全国）N
日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃いたらこバター / 285円（全国）N

▼明星食品
明星 ぼてぢゅう 極太濃厚焼そば / 306円（全国）N
明星 中華三昧タテ型 榮林 酸辣湯麺 / 236円（全国）R
明星 中華三昧タテ型 赤坂璃宮 五目とろみ醤油 / 236円（全国）N
明星 中華三昧タテ型 中國料理北京 鶏塩白湯麺 / 236円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば / 278円（全国）N
沼るタマネギ 八王子風醤油ラーメン / 160円（全国）N
沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん / 160円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
ご当地熱愛麺 札幌ラーメン どさん子監修 味噌ラーメン / 265円（全国）N
創味のつゆ仕上げ きつねうどん / 236円（全国）N
創味のつゆ仕上げ 小海老天そば / 236円（全国）N

▼エースコック
超大盛りスーパーカップ2.0倍 濃厚もやしみそラーメン / 348円（全国）N

▼ヤマダイ（ニュータッチ）
長岡しょうが醤油ラーメン / オープン価格（全国）R

▼まるか食品
焼豚ラーメン 博多辛ダレとんこつ / 236円（全国）N

▼ローソン
にんたまラーメン監修 にんにくラーメン / 202円（全国）N

▼ファミリーマート
中華そば陽気監修 醤油豚骨中華そば / 239円（一部地域*1）N
牛乳や監修 ミルクみそ味ラーメン / 239円（一部地域*2）N
だしの旨み鴨だしそば大盛 / 198円（全国）N

▼セブンイレブン
最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨 / 398円（全国）N

*1 関東・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄（山梨・静岡除く）
*2 北海道・東北・関東・東海

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」新発売

冬に食べたい “濃厚こってり” な罪深き一杯「カップヌードル」の鶏白湯ついに復活!! カップヌードル（CUPNOODLE）とは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇っている日清食品のブランドで、日本国内での知名度はもちろん、2021年（令和3年）には世界累計販売500億食を突破し、真のグローバルブランドとしての地位を確立しました。

出典：「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」（2月12日発売）｜日清食品

今回の新商品「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」は、2020年4月20日に発売された初代「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」の再来で、つまりは純然たる新作ではないのですが、公式曰く “濃厚な鶏の旨みはそのままにパワーアップして新登場” とのこと。いったい何がパワーアップしているのか、上記のニュースリリースを読むだけでは伝わってこないんですけど、キクラゲは初代に入っていなかったトッピング。

その代わりに赤ピーマンが省かれ、なおかつ “唐辛子のピリッとした辛み” という訴求も新しいポイント。前回発売品をレビューした際、麺の個体差でスープの印象が大きく変わったので、ちょっと不信感を抱いてしまったのですがw こってり濃厚な味わいのスープが素晴らしく、このブログでは高評価を叩き出した一杯。なるほど確実にパワーアップしていそうな雰囲気を漂わせているため、仕上がりが楽しみです。

東洋水産「沼るタマネギ 八王子風醤油ラーメン」「沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん」新発売

沼るブランド待望の新フレーバーは「八王子」と「長崎」をピックアップ!! 沼る（ぬまる）とは、2023年5月29日に発売された「沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン / 沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン」に端を発する東洋水産のブランドで、一点の特徴を立たせた、ハマる美味しさの “ご当地タテ型カップ麺” がコンセプト。

出典：「沼るタマネギ 八王子風醤油ラーメン」「沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん」新発売のお知らせ｜東洋水産

今回の新商品「沼るタマネギ 八王子風醤油ラーメン」及び「沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん」は、第1弾の「熊本」「青森」に続く待望の新フレーバーで、八王子風の「沼るタマネギ」には製法が異なる2種のタマネギ具材を使用。片や長崎風の「沼るコショウ」は、文字通りコショウを強く効かせた長崎ちゃんぽんの味わいをイメージということで、こんなんドッチも絶対おいしいやんw

ちなみに2023年9月25日、麺を25％増量した「縦型ビッグ 沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン」及び「同 沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン」を発売している東洋水産。その製品情報は2024年2月現在もホームページに残っている状態で、第1弾のレギュラーサイズ版は削除済み。まだ今後の展開は断言できませんけど、同じように「沼るタマネギ」と「沼るコショウ」も後日、縦型ビッグにサイズアップするかもしれません。

東洋水産「でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば」新発売

『Ramenグランプリ2023-2024〜あなたのいいねがカップ麺になる〜決定戦！』これでもかと絡めたくなる部門・優勝「新旬屋 本店」のエントリー「海老辛鶏白担～世界の刺激～」を「でかまる」で再現!! というわけで、4週に亘って続いた「マジ盛 濃厚とんこつ久留米ラーメン」「でかまる 濃厚！えび味噌味ラーメン」「マジ盛 鶏白湯colorsレッド」に続く『Ramenグランプリ』関連の最終章。

出典：「でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば」新発売のお知らせ｜東洋水産

今回の新商品「でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば」は、Ramenグランプリ2023-2024・これでもかと絡めたくなる部門の優勝に輝いた「新旬屋 本店」監修による一杯で、鶏白湯×海老×担々麺を融合させた「海老辛鶏白担～世界の刺激～」を再現。鶏白湯じゃなくて “鶏白担” というネーミングセンスも然る事乍ら、それらを組み合わせちゃうあたり、さすが新旬屋。

というのも「新旬屋 本店」の代表・半田 新也（はんだ しんや）店主は、Ramenグランプリ2020・スープ飲み干したくなる部門、Ramenグランプリ2021-2022・白飯欲しくなる部門でも優勝しているため、この企画では今回で3度目の優勝となる山形の猛者。つまり、その度に東洋水産の即席カップめんを監修しているので、安定した仕上がりとインパクトの両立に期待できそうです。

サンヨー食品「サッポロ一番 ご当地熱愛麺 札幌ラーメン どさん子監修 味噌ラーメン」新発売

どさん子のカップラーメンが「ご当地熱愛麺」に!? サッポロ一番に新展開!! ご当地熱愛麺とは、地元で “熱愛” されている麺にスポットを当てたシリーズで、2024年2月現在は袋麺の「博多純情らーめんShinShin監修 炊き出し豚骨らーめん」「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」「札幌ラーメン どさん子監修 味噌ラーメン」を常時販売しているのですが‥‥

今回の新商品「サッポロ一番 ご当地熱愛麺 札幌ラーメン どさん子監修 味噌ラーメン」は、新たに「ご当地熱愛麺」のロゴを冠した「どさん子」監修のカップラーメンで、これまでに何度もリリースされている経緯から、スパン的にリニューアルじゃね？ みたいな感覚なんですけど、カップ麺のパッケージと商品名にも「ご当地熱愛麺」を表示するのは初めての試み。

そこで久々に「ご当地熱愛麺」の特設サイトを覗いてみたところ、すでに「博多純情らーめんShinShin」と「元祖ニュータンタンメン本舗」のカップラーメンも掲載されていたので、次回の発売（リニューアル）から「ご当地熱愛麺」に変更されるかもしれません。ちなみに「どさん子」監修の新商品なんですけど、前回発売品比 “炒め野菜” の風味をアップさせているそうです。ちなみにというか、こっちが本題ですねw

エースコック「超大盛りスーパーカップ2.0倍 濃厚もやしみそラーメン」新発売

ミニもやしみそラーメン4個分!? スーパーカップ1.5倍あらため “2.0倍” 爆誕!! スーパーカップとは、1988年（昭和63年）7月25日の発売以来、エースコックが力を入れ続けているブランドで、大型カップめんのパイオニアとして知られる存在。濃いめの味と大盛りの麺量が人を選ぶ側面もありますが、その力強い食べ応えで時代を築き、不動のポジションを確立しました。

出典：超大盛りスーパーカップ2.0倍 濃厚もやしみそラーメン 2024/2/12 新発売｜エースコック

今回の新商品「超大盛りスーパーカップ2.0倍 濃厚もやしみそラーメン」は、ミニサイズのスーパーカップ‥‥というのも冷静に考えると変な表現に思えますけどw めん30gの「スーパーカップミニ もやしみそラーメン」4個分（めん120g）のボリューム感を特徴とする “超大盛り” サイズのスーパーカップで、ダブルの別添パックで仕上げる濃厚なスープも見どころ。

またスーパーカップ＝具材が貧弱、みたいなイメージが強いところ、超大盛り2.0倍には5種の野菜を搭載し、きちんと弱点を克服している様子。ただ、メーカー希望小売価格は348円（税別）と高めに設定してあるので、赤字覚悟のサービス品ではありません。それでも値段相応の満足度が得られるのかどうか、エースコックの新たな挑戦です。

ローソン「にんたまラーメン監修 にんにくラーメン」新発売

茨城県民のソウルフード「にんたまらーめん」監修もカップ麺がローソンに!! にんたまらーめんとは、尼子騒兵衛の忍者ギャグ漫画『落第忍者乱太郎』を原作とし、乱太郎・しんべヱ・きり丸の3人を中心に物語が展開する “あの『忍たま』ではなく” 茨城県と千葉県を中心に店舗を展開しているラーメンチェーンで、ニンニクとタマゴが名前の由来。

出典：Home > 商品・おトク情報 > オリジナル商品 > 東洋水産 にんたまラーメン監修 にんにくラーメン｜ローソン

今回の新商品「にんたまラーメン監修 にんにくラーメン」は、コンビニの中でもローソンにしか売ってない、留型（とめがた）と呼ばれるカップラーメンで、メーカーはマルちゃんの東洋水産。茨城県民のソウルフード「にんたまらーめん」監修のもと、同店の看板メニューを再現した一杯で、公式曰く “背脂顆粒を浮かべた豚骨醤油スープのラーメン” とのこと。

私は実際の「にんたまらーめん」に行ったことがないので、あまり詳しくは知らなかったんですけど、ゲームコーナーだったり、キッズコーナーだったり、宿泊施設だったり、お風呂が併設されていたり、24時間365日営業だったり、なんか情報量すごいですねw とりあえずカップ麺にもニンニクとタマゴは入っているようなので、インパクトと優しさの共存に期待。

ファミリーマート「中華そば陽気監修 醤油豚骨中華そば」新発売

ラーメンデータベース広島・豚骨醤油部門1位「陽気 江波本店」監修のカップラーメンがファミマルに登場!! 陽気（ようき）とは、1958年（昭和33年）2月に創業した屋台にルーツを持ち、現在は広島県内に5つの店舗を展開しているラーメン店で、江波本店は日本最大級のラーメン専門クチコミサイト『ラーメンデータベース』の広島・豚骨醤油部門で1位に、また大手町店も同カテゴリーの2位に君臨している実力派。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 中華そば陽気監修 醤油豚骨中華そば｜ファミリーマート

今回の新商品「中華そば陽気監修 醤油豚骨中華そば」は、ファミリーマートのプライベートブランド・ファミマルからのカップラーメンで、ラーメンデータベースも絡めたコラボ作。ファミリーマートの公式ウェブサイトに製造者は明記されていませんが、よく見るとパッケージに “サッポロ一番” のロゴが印刷されています。

ラーメンデータベース○○部門1位のカップ麺といえば、過去に「RA-MEN 3SO」や「中華そば嘉一」「中華蕎麦うゑず」といった有名店監修の商品を何度かリリースしているため、その流れを汲んだコラボ企画。ちなみに販売店は関東・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄のファミリーマート店舗が対象となっているため、残念ながら北海道・東北・東海には流通しないようですが‥‥

ファミリーマート「牛乳や監修 ミルクみそ味ラーメン」新発売

ラーメンデータベース福島・味噌部門1位「牛乳屋食堂」監修のカップラーメンも出た!! というわけで、元祖会津ラーメンを標榜している福島の老舗「牛乳屋食堂」監修のもと、北海道・東北・関東・東海のファミリーマート店舗を対象に、みそのコクとミルクの調和が楽しめる「牛乳や監修 ミルクみそラーメン」を同時に発売。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 牛乳や監修 ミルクみそ味ラーメン｜ファミリーマート

こちらもサンヨー食品との共同開発商品で、パッケージを見た瞬間、青森の「青森の味噌カレー牛乳ラーメン」が真っ先に思い浮かんだのですが、カレーの要素は入っていない様子。そもそも何故に牛乳屋？ などと疑問に思い、お店のホームページをチェックしてみたところ、1925年（大正14年）に上三寄駅（現：芦ノ牧温泉駅）が開通した際、その駅前で初代が牛乳の販売を始めたことに因んでいるのだとか。

へー、うちの爺ちゃんと1つ違いか（大正15年生まれ、まだ生きています）などと思いつつ、それはさておき問題はサンヨー食品と手を組んでいること。最近は安心しつつありますが、サンヨー食品の縦型カップに使われる油揚げ麺は基本的に軽いので、それが吉と出るか凶と出るか——。

セブン-イレブン「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨」新発売

最高に面倒で、最高にうまいラーメン。待望の第4弾は「熊本」の味わいを再現!! 最高に面倒で、最高にうまいラーメン。とは、2022年7月26日発売の「家系豚骨醤油」に端を発するセブン-イレブン限定の留型で、製造者は日清食品。その後は「すみれ 特濃芳醇みそ」及び「京都 極濁（ごくだく）鶏白湯」と続き、熱湯2度がけという面倒な仕様を逆手に取ったコンセプトで注目を集めました。

出典：トップ > 商品のご案内 > 最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨｜セブン-イレブン・ジャパン

今回の新商品「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨」は、最高に面倒で、最高にうまいラーメン。第4弾に該当する一杯で、熱湯2度がけ専用配合で実現した中太ストレート麺に、コク深い豚骨スープ、旨み際立つ背脂、そして芳ばしい黒マー油を特徴とする “熊本ラーメン” の味わいを再現。

あいかわらず “スープと麺をしっかり味わってもらうため、具材はあえて入れておりません。” という仕様を据え置いたまま、お値段なんと398円（税込429.84円）の高額商品につき、それなりのハードルを超えなければいけないけれど、同時に期待も高まる展開。話題性の高さから取り扱っている店舗も多いと思うので、発見次第レビューします。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、待望のシリーズ第4弾「最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨」に、待望の－・といえば「沼るタマネギ 八王子風醤油ラーメン」と「沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん」も期待値が高い新商品で、まさかのミニ4個分を訴求してきた「超大盛りスーパーカップ2.0倍 濃厚もやしみそラーメン」も興味深い一杯。

またカプヌの「鶏白湯」復活だったり、新旬屋監修の「でかまる」だったり、ローソンの「にんたまらーめん」だったり、あと個人的には「牛乳や」めっちゃ気になってるんですけど、残念ながら販売圏外に暮らしているため、それを除く上記のピックアップを優先しながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】