どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2023年4月10日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
カップヌードル シンガポール風ラクサ / 214円(全国)N
日清のどん兵衛 ネギ生姜だれで仕上げる鶏塩うどん / 214円(全国)N
▼明星食品
明星 沖縄そば タテ型ビッグ / 245円(全国)N
▼東洋水産(マルちゃん)
縦型ビッグ 沖縄そば / 245円(全国)N
ごつ盛り 名古屋台湾ラーメン / オープン価格(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛まぜタン / 258円(全国)N
元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン(川崎応援デザイン)/ 245円(全国)R
ラーメン人生JET監修 鶏煮込みそば / 279円(イズミヤ・阪急オアシス)N
▼エースコック
満足の麺特盛 辛タンメン 紅の旨辛ラー油ペースト付き / 318円(全国)N
ヌードルはるさめ 1/3日分の野菜 鶏塩タンメン味 / 196円(全国)N
▼寿がきや食品
吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン / 280円(全国)N
▼ヤマダイ(ニュータッチ)
凄麺 千葉竹岡式らーめん / 242円(全国)R
▼まるか食品
ペヤング アパ社長カレー味やきそば / 250円(全国)N
ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味 / オープン価格(全国)N
ペヤング ディアーヌードル みそ味 / オープン価格(全国)N
ペヤング ディアーヌードル しお味 / オープン価格(全国)N
▼ローソン
麺屋武蔵監修 黒ら~麺 / 239円(全国)N
京都 無鉄砲 濃厚ド豚骨飯 / 252円(全国)N
▼ファミリーマート
横浜家系 豚骨醤油ラーメン / 184円(全国)N
ねぎどっさり 豚骨ラーメン / 184円(全国)N
▼セブンイレブン
農心 辛ラーメン ブラックバケツカップ / 308円(全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「カップヌードル シンガポール風ラクサ」新発売
あの名作が帰ってきた‥‥!? 世界のカップヌードル最新作は “待望の復活リクエストNo.1” シンガポール風ラクサ再降臨!! カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る日清食品のブランドで、言わずと知れた世界初のカップ麺。今では世界100ヶ国で販売されている、真のグローバルブランドとしての地位を確立しました。
今回の新商品「カップヌードル シンガポール風ラクサ」は “世界のおいしいを、お届け!” をコンセプトに、世界各国で親しまれている料理を素材やレシピにこだわって再現した「世界のカップヌードル(CUPNOODLES)」からの新作で、2015年(平成27年)9月28日に「トムヤムクンヌードル」の続編としてリリースされた本格エスニックヌードル第2弾「シンガポール風ラクサ」の復刻版。
濃厚なココナッツミルクをベースに、香辛料を絶妙なバランスで配合した唯一無二の味わいから、絶対的な支持を得ていたのにもかかわらず、2020年を境に忽然と姿を消したシンガポール風ラクサ。しかし、ファン待望の復活かつ “3年ぶりに「世界のカップヌードル」シリーズの新ラインアップとして発売” ということで、再びレギュラーの座に返り咲きました。これはね、とりあえず食べてください。
日清食品「日清のどん兵衛 ネギ生姜だれで仕上げる鶏塩うどん」新発売
話題沸騰の万能調味料 “ネギ×生姜” の間違いない美味しさを「どん兵衛」に!! 日清のどん兵衛(にっしんのどんべえ)とは、1976年(昭和51年)8月9日の発売以来、即席カップめん市場の和風どんぶり型うどん・そばカテゴリーにおいて圧倒的な占有率を誇るブランドで、現在はバリエーションに富んだ即席カップめんタイプを中心に、売上No.1としての地位を確立しています。
今回の新商品「日清のどん兵衛 ネギ生姜だれで仕上げる鶏塩うどん」は、どんな素材やメニューでも合わせるだけで旨みが増すことから “万能調味料” として注目されている「ネギ生姜」の美味しさを「日清のどん兵衛」流にアレンジした一杯で、コクうま鶏塩つゆを引き立てる「特製ネギ生姜だれ」を別添し、なおかつ具材にはネギ生姜と相性抜群の蒸し鶏を搭載した、わりと安定感あふれる変わり種。
2021年3月1日にエスビー食品が「のせウマ!ねぎしょうが」を発売し、2023年4月現在も販売を続けていますが、黒い蓋に緑ラベルのデザインから察するに、意識しているのは業務スーパーの「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」でしょうか。とりあず危なげなく美味しそうではあるものの、よく見たらパッケージに “※ネギ生姜香料使用” と記載されているため、そこが少し不安なポイントです。
明星食品vs.東洋水産「沖縄そば タテ型ビッグ / 縦型ビッグ 沖縄そば」新発売
2023年もバトル勃発!? カップ沖縄そばの二大巨頭が同じ日に新商品を市場に投下!! というわけで、このブログでは昨年「どっちが美味しい!?【明星食品vs.東洋水産】コンビニ向けの縦型ビッグ『カップ沖縄そば』を徹底比較!!」という比較レビューをアップしているのですが、2023年は示し合わせたように “まったく同じタイミングで縦型BIGの「沖縄そば」をリリースしてきた” 明星食品と東洋水産。
営業担当同士で打ち合わせとかしてるんですかね? などと想像を巡らせつつ、それはさておき即席カップめん業界における「沖縄そば」の二大巨頭といえば “明けの明星” が社名の由来となっている「明星食品」と “マルちゃん” のブランドで知られる「東洋水産」が台頭で、その理由は両社ともに沖縄(うちなー)限定の「カップ沖縄そば」を通年販売しているから。
通年販売の「カップ沖縄そば」は、どちらも標準どんぶり型の容器を採用しており、沖縄土産や物産展でも重宝されているのですが、それを全国向けの縦型ビッグにアレンジしたのが今回の新商品。ただ、昨年の「明星 沖縄そば タテ型ビッグ」はローソン限定のPB(プライベートブランド)商品だったのに対し、今年は明星食品もNB(ナショナルブランド)からの展開なので、そこは大きな違いになります。
サンヨー食品「元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛まぜタン」新発売
まさかの激辛!? 川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」監修シリーズ最新作は “カップめん限定” の湯切りタイプ!! 元祖ニュータンタンメン本舗(がんそニュータンタンメンほんぽ)とは、1964年(昭和39年)の創業以来、神奈川県川崎市を中心に店舗を展開している中華系チェーンストアで、川崎溶き卵タンタンの源流となった「ニュータンタンメン」で不動の人気を博しています。
今回の新商品「元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛(オニカラ)まぜタン」は、元祖ニュータンタンメン本舗の中でも “23店舗でしか食べられない” まぜタン(まぜそば風タンタンメン)をモデルにした汁なしカップ麺で、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品と共同開発。2022年8月8日にもカップ麺としての「まぜタン」を商品化していたので、その辛さ強化版といった雰囲気なのですが‥‥
店舗の「ニュータンタンメン」は “ひかえめ・普通・中辛・大辛・メチャ辛・メチャ辛以上(1辛上がるごとに30円増し)” と辛さが選べるのに対し、店舗の「まぜタン」は辛さ調節不可能で、普通〜中辛程度に固定されているところ、その「鬼辛」版というのが “カップめん限定メニュー” たる所以。はたして鬼辛の強さは激辛クラスなのか、それとも辛口〜大辛程度なのか、仕上がりが楽しみです。
エースコック「満足の麺特盛 辛タンメン 紅の旨辛ラー油ペースト付き」新発売
特盛ノンフライめん(100g)ならではのボリューム感「満足の麺特盛」シリーズ第1弾には新開発の「旨辛ラー油ペースト」を別添!! 満足の麺特盛(まんぞくのめんとくもり)とは、突如として発足したエースコックの特盛りシリーズで、真っ先に特盛ノンフライめんを訴求しているスタンスから察するに、いつしかシレッと打ち切りになった「驚愕の麺1.5玉」の後身でしょうか?
今回の新商品「満足の麺特盛 辛タンメン 紅(あか)の旨辛ラー油ペースト付き」は、特盛(当社比)ノンフライめん100gならではの満足感を特徴とする「満足の麺特盛」シリーズ第1弾の新作で、特盛サイズのノンフライ麺も然る事乍ら、自慢のタンメンスープにコクと辛さを演出する新開発の「旨辛ラー油ペースト」を別添。
さらに、エースコックの大盛・特盛サイズといえば、どうしても具材のボリューム感が二の次になる傾向が否めないところ、今回は “一面に広がる具材” も特徴ということで、かなり気合が入っています。ただ、メーカー希望小売価格も318円(税別)とハイクラス系の一杯なので、それが安いと思える満足感を実現できているのかどうか、そこも注目すべきポイントです。
寿がきや食品「吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン」新発売
吉祥寺の人気店「武蔵家」監修 “家系MAX” のカップラーメンが今年も登場!! 吉祥寺 武蔵家(きちじょうじ むさしや / THEE KICHIJOJI MUSASHIYA)とは、1999年(平成11年)5月13日の創業以来、現在は丸井裏で人気を博している家系(いえけい)ラーメン専門店で、都内における “家系ラーメンの最高峰” とも呼ばれている実力派。
今回の新商品「吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン」は、同店の人気オーダーである「家系MAX(いえけいマックス)」の味わいを再現したカップラーメンで、製造者は愛知県豊明市沓掛町に本社工場を置く寿がきや食品。2020年5月18日発売品、2021年9月7日発売品、2022年9月5日発売品に続く “四代目” 家系MAXということで、4年連続の商品化となりました。
パッケージのデザインは前回の「吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン(三代目)」から大きく変わっておらず、もちろん “めめめ” の横並びも踏襲しており、おおまかな味の方向性も変わっていないように思えますが、よく見ると1食あたりの内容量が3g減少。さらに総カロリーも472kcalから451kcalに減っているため、まったく調整なしの再販ではない様子。はたして吉と出るか凶と出るか‥‥
まるか食品「ペヤング アパ社長カレー味やきそば」新発売
アパグループの専務とペヤングの社長が意気投合してコラボ実現!? アパ社長カレー味のペヤングやきそば爆誕!! ペヤング(peyoung)とは、まるか食品の代名詞となっているブランドで、1973年(昭和48年)7月に発売された「ペヤングヌードル」が最初の商品。その約2年後、1975年(昭和50年)3月13日に「ペヤング ソースやきそば」が現れ、永遠のスタンダートとしての地位を確立するのですが‥‥
今回の新商品「ペヤング アパ社長カレー味やきそば」は、アパホテルネットワークとして全国最大の719ホテル110,396室(建築・設計中・海外・FC・アパ直参画ホテル含む)を展開しているアパホテルとペヤングの共同開発商品で、金沢カレーをベースにした「アパ社長カレー」の味わいを「ペヤングやきそば」で再現しているのですが、それ以上にパッケージのインパクトよw
最近あまり見なくなりましたけど、郵便局限定パッケージ版も販売されていた、あの「アパ社長カレー」ですよね? とりあえずツッコミどころが満載すぎるので、詳細はレビューの際に触れますけど、コンビニでは “沖縄を除くファミリーマート限定(先行?)” となっており、その他小売店やアパグループの一部店舗も販売対象となっているようです。高評価つけなかったら呪われそうなオーラが怖い‥‥w
まるか食品「ぺヤング ディアーヌードル しょうゆ味 / みそ味 / しお味」新発売
リーズナブルな価格で楽しめる「ディアーヌードル」の味わいを現代に復刻!! というわけで、前項の「ペヤング アパ社長カレー味やきそば」が強烈なインパクトを放っているのですが、2003年(平成15年)に発売されていた「DEAR NOODLE」の復刻版も同時発売ということで、あいかわらず話題性に事欠かないペヤング氏。
DEAR NOODLE(ディアーヌードル)とは、要約すると「ペヤングヌードル」の廉価版で、つまりは「ペヨングヌードル(peyong noodle)」の元祖といっても過言ではないブランド。まるか食品のホームページにも “リーズナブルな価格でお楽しみいただけるヌードルタイプの商品” とあるように、オープン価格(安売り用)のカップラーメン。
しょうゆ味は “野菜や牛肉の旨みを効かせた、あっさりながらも濃く深い味わいのしょうゆスープが特徴” とあり、みそ味は “濃厚でまろやかな味わいのみそスープを採用” しているらしく、しお味は “ローストガーリックの効いた、あっさりとしたしお味のスープが味のついた麺と合わさることで深みのある味わい” とのこと。主たる流通経路は関東かな? 一部の地域では入手困難かもしれません。
ファミリーマート「横浜家系 豚骨醤油ラーメン / ねぎどっさり 豚骨ラーメン」新発売
コンビニ業界の闇!? セブンがファミマに譲渡!? 真の黒幕は “明けの明星” か——。というわけで、これが本ページのタイトルにも冠した「闇」と「黒幕」の件についてなんですけれども、あくまでも私の仮説を含んでいる前提でご覧ください。
出典:HOME > 商品情報 > 加工食品 > 横浜家系 豚骨醤油ラーメン / ねぎどっさり 豚骨ラーメン|ファミリーマート
今回の新商品「横浜家系 豚骨醤油ラーメン」及び「ねぎどっさり 豚骨ラーメン」は、ファミリーマートのPBであるファミマルからの新作で、上記の画像では分かりにくいかと思いますが、東京都渋谷区に本社を置く明星食品とファミリーマートが共同開発。この商品に有名店は関与していないようですが、セブン&アイグループと共同開発していた「銘店紀行」と無関係とは言わせません。
2023年4月現在、セブン-イレブンの公式ウェブサイトに「銘店紀行 博多だるま」の製品情報は存在するため、まだ販売中なのかもしれないけれど、ファミマルの「横浜家系 豚骨醤油ラーメン」は本部の破産で打ち切りになった「六角家」の後身とみて間違いなく、かなり共通点が多そうな雰囲気。セブンの「銘店紀行」は残すところ「博多だるま」だけなので、もしかすると今後は——。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、銘店紀行の後身になるかもしれないファミマルの「横浜家系 豚骨醤油ラーメン」及び「ねぎどっさり 豚骨ラーメン」に、ファン待望の復活を遂げた「カップヌードル シンガポール風ラクサ」の注目度も高く、注目度の高さでいえば衝撃の「ペヤング アパ社長カレー味やきそば」も見逃せません。
また上記では詳しく触れていませんが、農心(NONGSHIM)の「辛ラーメン ブラックバケツカップ」に、サンヨー食品の「元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛まぜタン」やエースコックの「満足の麺特盛 辛タンメン 紅の旨辛ラー油ペースト付き」など、刺激的なフレーバーも目立ってきました。加えてノーアナウンスのコンビニ新商品が出るかもしれないので、そちらも睨みながらブログを更新します。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2023.04.17
カップヌードル 激辛味噌 ビッグ
明星 のりたま 焼うどん だし醤油味
でかまる もやし中華そば コショー多め
全国味くらべ 赤いきつねうどん 北海道編
全国味くらべ 赤いきつねうどん 東日本編
全国味くらべ 赤いきつねうどん 関西編
全国味くらべ 赤いきつねうどん 西日本編
ペヤング イカトパスやきそば
ペヤング 超大盛ふる里やきうどん - 2023.04.24
日清のどん兵衛 沖縄風そば
鬼煮干中華ソバ 中華ソバ伊吹監修
道の駅「もてぎ」監修 ゆず塩ら~めん
道の駅「内子フレッシュパークからり」監修 もち麦うどん
ペヤング 炎のネギ辛やきそば - 2023.05.01
EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ わかめ4.0倍
EDGE×わかめラーメン ごま・しお わかめ4.0倍 - 2023.05.15
山田うどん食堂監修 たぬきうどん
山田うどん食堂監修 赤パンチ味うどん
スーパーカップ1.5倍 串カツ田中監修 ソースカレーラーメン
スーパーカップ1.5倍 串カツ田中監修 串カツソース味焼そば
凄麺 冷し中華 海鮮サラダ風 - 2023.06.08
東京拉麺 バトルラーメン
東京拉麺 ねぎ塩カルビ焼そば