最新カップ麺【今週の新商品】カップヌードルの定番 “SiO” が激変!? ペヤングの脱やきそば系も注目度大!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2023年2月27日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
カップヌードル ねぎ塩 / 214円（全国）N・R
お椀で食べるカップヌードル辛麺 3食パック / 254円（全国）N
日清のとんがらし麺 甘辛チーズヤンニョムチキン味 / 138円（全国）N
日清焼そばU.F.O. 濃い濃いねぎ塩牛カルビ味焼そば / 214円（全国）N
日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば / 214円（全国）N

▼明星食品
明星 濃いぜ！ 一平ちゃんBIG 豚肉うどん / 219円（全国）R
明星 濃いぜ！ 一平ちゃんBIG 小海老天そば / 219円（全国）R

▼東洋水産（マルちゃん）
ワンタン しょうゆ味 / 128円（全国）R
ワンタン シーフードスープ味 / 128円（全国）R

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
旅麺 名古屋 台湾ラーメン風 / オープン価格（全国）N
旅麺 会津・喜多方 醤油ラーメン / オープン価格（全国）R
旅麺 札幌 味噌ラーメン / オープン価格（全国）R
旅麺 京都 背脂醤油ラーメン / オープン価格（全国）R
旅麺 横浜家系 豚骨醤油ラーメン / オープン価格（全国）R
旅麺 浅草 ソース焼そば / オープン価格（全国）R

▼エースコック
罪な味 濃厚明太クリーム味ラーメン / 254円（全国）N
もったいないをおいしいに 火の国の醤油ラーメン ガーリックトマト仕立て / 214円（全国）N
もったいないをおいしいに 火の国の野菜タンメン バジルトマト仕立て / 214円（全国）N

▼まるか食品
ペヤング 黒豚骨やきそば / 214円（全国）N

▼徳島製粉
金ちゃん製麺所 ぶっかけうどん / 145円（全国）N
金ちゃん製麺所 ぶっかけ明太クリームうどん / 145円（全国）N
金ちゃん製麺所 ぶっかけビビンうどん / 145円（全国）N
金ちゃん製麺所 焼うどん / 145円（全国）N

▼マルタイ
うま！推し 縦型長崎えびだし塩ラーメン / オープン価格（全国）N
うま！推し 縦型和風中華そば / オープン価格（全国）N

▼ローソン
みかづき監修 イタリアン焼そば / 214円（全国）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル ねぎ塩」新発売

これが “塩” の新定番!? カップヌードルのオシャレ番長「SiO」発売21年目にして大変身!! カップヌードル（CUPNOODLE）とは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る日清食品のブランドで、言わずと知れた世界初のカップラーメン。日本国内での認知度はもちろん、いまや世界100ヶ国で販売される、真のグローバルブランドとしての地位を確立しました。

出典：「カップヌードル ねぎ塩」（2月27日発売）- 日清食品

今回の新商品「カップヌードル ねぎ塩」は、ねぎ×鶏×炙りの “間違いない” 組み合わせを特徴とするニューフェイスで、鶏肉の旨みと芳ばしさが際立つ新具材「炙り白謎肉」を搭載。パッケージからSiO（しお）のロゴが消えていますが、2003年（平成15年）5月19日の発売以来、レギュラーフレーバーに位置付けられている「カップヌードル しお」のリニューアル品に該当します。

カップヌードルにおける「しお」といえば、幾度となくリニューアルを繰り返しながらも常に “洋風” の印象が強く、2019年（平成31年）4月1日に大きな変貌を遂げた「カップヌードル しお（SMOKY＆SPICY SiO）」でも “洋風” の路線だけは貫いていたのですが、シリーズ史上初となる “和風” にメタモルフォーゼ。間違いなく美味しそうではあるものの、はたして吉と出るか凶と出るか。

日清食品「日清のとんがらし麺 甘辛チーズヤンニョムチキン味」新発売

韓国ブームで人気爆発 “魅惑の甘辛グルメ” を「とんがらし麺」にアレンジ!! とんがらし麺（Red pepper Noodle）とは、即席カップめん業界において “唐辛子練りこみ麺” を確立したパイオニアで、2000年（平成12年）2月14日に初代「日清のとんがらし麺 キムチ・海鮮チゲ味」を発売以来、23年経った現在も辛いカップ麺が好きなユーザーから根強い支持を得ています。

出典：「日清のとんがらし麺 甘辛チーズヤンニョムチキン味」（2月27日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清のとんがらし麺 甘辛チーズヤンニョムチキン味」は、いまだに留まる所を知らない韓国ブームで人気に火が付いた「ヤンニョムチキン」の味わいをベースに、辛い食べ物と絶妙にマッチする「チーズ」を組み合わせた新フレーバーで、過去にチーズ入りの「とんがらし麺」は何度も出ている（というか定番品にもある）のですが、ヤンニョムチキンを冠した商品は前例がありません。

念のためヤンニョムチキンとは、コチュジャンやニンニク、砂糖などで作る甘辛いタレを絡めたフライドチキンの総称で、日本のコンビニやスーパーでも目にする機会が多い韓国グルメの一つ。なんとなく味は想像できちゃいますけどw コチュジャンの旨みにチーズのコク、アクセントにケチャップの酸味を効かせ、別添の「辛さ調節パウダー」付きとのことから、辛さレベルにも注目です。

日清食品「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いねぎ塩牛カルビ味焼そば」新発売

カップヌードルに日清焼そばU.F.O.が対抗!? 同日に「ねぎ塩」を新発売!! 日清焼そばU.F.O.（にっしんやきそばユーフォー）とは、1976年（昭和51年）5月21日の発売以来、西日本エリアを中心に絶大な支持を築き上げてきたブランドで、マーケティングのセンスと濃厚な味わいのソースを強みとし、カップ焼きそば＋油そばカテゴリーにおいてNo.1の売上を誇るロングセラーに成長しました。

出典：「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いねぎ塩牛カルビ味焼そば」（2月27日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いねぎ塩牛カルビ味焼そば」は、いつもの濃い濃い濃厚ソースとは一線を画す、ガッツリ系の塩ダレがウマい「ねぎ塩牛カルビ」を塩焼きそばにアレンジした変わり種で、牛の旨みと葱油の風味を効かせた “ねぎ塩牛カルビだれ” が特徴とのこと。ええ、頼もしい限りでございます。

現在は廃盤になっている「日清焼そばU.F.O. 塩カルビ焼そば」然り、UFOの塩カルビ系は基本的にオイリーなテイストで、今回の「濃い濃いねぎ塩牛カルビ味焼そば」におけるタレの原材料名を見ても「牛脂」が筆頭に位置しています。つまり、タレに占める割合のうち “もっとも牛脂の使用量が多い” ことを示しているため、かなりコッテリしているかもしれません。よっしゃ、バッチこいw

明星食品「明星 濃いぜ！ 一平ちゃんBIG 豚肉うどん」「同 小海老天そば」リニューアル新発売

コスパ抜群「濃いぜ！一平ちゃんBIG」最新作は2種の和風麺を展開!! 濃いぜ！一平ちゃんBIG（ビッグ）とは、1993年（平成5年）1月18日発売の「一平ちゃん」ブランドにルーツを持ち、2022年2月7日に発売された「豚たまごうどん」及び「豚ねぎそば」に端を発する縦型ビッグのシリーズで、この容器はコンビニ向けを意識した商品が多い中、あえてコンビニ以外の販路を狙っているのが特徴的。

出典：2023年2月発売商品のご案内 – 明星食品

今回の新商品「明星 濃いぜ！ 一平ちゃんBIG 豚肉うどん」及び「同 小海老天そば」は、前述の「豚たまごうどん」及び「豚ねぎそば」並びに2022年8月29日発売の「からあげ醤油ラーメン」及び「肉野菜みそラーメン」に続く「濃いぜ！一平ちゃんBIG」シリーズ第3弾の新作で、立ち位置としては第1弾（豚たまごうどん、豚ねぎそば）のリニューアル。

豚だしを練り込んだ「うどん」と「そば」は据え置いたまま、豚たまごうどんの後身は “豚と昆布のダブルだしに、ニンニクの風味を加えて仕上げた” よりパワフルな味わいに進化。豚ねぎそばの後身は “豚と鰹のダブルだしに、海老の風味を加えた濃厚つゆと具材の小海老天” が特徴ということで、引き続き高コストパフォーマンスな仕上がりに期待できそうです。

エースコック「罪な味 濃厚明太クリーム味ラーメン」新発売

エースコックの背徳グルメ「罪な味」第2弾は “明太子” をポイントに新開発!! 罪な味（つみなあじ）とは “追い飯したくなるほど濃い！” をテーマに、エースコックが展開しているシリーズで、2022年1月17日発売の「濃厚カルボナーラ風ラーメン」が第1弾。そのまま年内は音沙汰が無かったので、また一発屋に終わったのかと思っていたら‥‥

出典：罪な味 濃厚明太クリーム味ラーメン 2023/2/27 新発売 – エースコック

今回の新商品「罪な味 濃厚明太クリーム味ラーメン」は、濃厚でクリーミーなスープに、後がけパックの明太子とバターで仕上げる「罪な味」シリーズ第2弾の新作で、冬に食べたいメニューをコンセプトに開発された一杯。そういえば「スーパーカップ1.5倍×EXIT 明太バター醤油味ラーメン」に “明太バターふりかけ” を別添していたので、ベースのタイプは違えど焼き直しに近い印象が無きにしも非ず。

しかしながら「スーパーカップ1.5倍×EXIT 明太バター醤油味ラーメン」の “明太バターふりかけ” は素晴らしいアイテムで、明太子加工品の存在感も然る事乍ら、エースコックといえば「じわとろ」シリーズを筆頭に、どうもバターが弱いんだよな‥‥という印象を払拭するレベルでバターの風味も強く、そのパウダーが応用されていたら高評価を叩き出してくれるかもしれません。

エースコック「もったいないをおいしいに 火の国の醤油ラーメン ガーリックトマト仕立て」「同 火の国の野菜タンメン バジルトマト仕立て」新発売

もったいないを、おいしいに。シリーズ第2弾は熊本県産「ふぞろいトマト」使用!! もったいないをおいしいにとは、昨今のSDGs（持続可能な開発目標）を背景に、食品ロス削減を目的とした “ニッポンの未来に繋げる” エースコックのカップ麺で、2022年10月17日に発売された「なにわの潮（うしお）ラーメン 醤油」及び「同 塩」を皮切りに発足。

出典：もったいないをおいしいに 火の国の醤油ラーメン ガーリックトマト仕立て / 火の国の野菜タンメン バジルトマト仕立て 2023/2/27 新発売 – エースコック

今回の新商品「もったいないをおいしいに 火の国の醤油ラーメン ガーリックトマト仕立て」及び「同 火の国の野菜タンメン バジルトマト仕立て」は、もったいない食材を有効活用した同シリーズ第2弾の新作で、トマト生産量日本一を誇る熊本に生まれながら、規格外を理由に廃棄されてしまい、ときには国の統計にさえ含まれないこともある「ふぞろいトマト」を活用したカップラーメン。

こういうコンセプトの商品は、どうしても味だけで評価できない要素が多く、ちょっとレビューしにくいのですが‥‥w それはさておき素晴らしい取り組みですよね。ちなみに2025年の大阪・関西万博開催に向けての企画でもあるらしく、すでにエースコックが “シリーズ第5弾” まで計画のシルエットを公表済みなので、買い物ついでに見かけたら手に取ってみてください。

まるか食品「ペヤング 黒豚骨やきそば」新発売

ペヤングの “脱やきそば系” ラーメンSTYLE最新作は熊本の黒豚骨!! ペヤング（peyoung）とは、まるか食品を代表するブランドで、現在を遡ること50年弱、1973年（昭和48年）7月に発売された「ペヤングヌードル」を皮切りに発足。その約2年後、1975年（昭和50年）3月13日に永遠のスタンダード「ペヤング ソースやきそば」が現れ、近年は個性的な変わり種に積極的なことで注目されています。

出典：トップ > 商品一覧 > ペヤング 黒豚骨やきそば – まるか食品

今回の新商品「ペヤング 黒豚骨やきそば」は、黒マー油（焦がニンニク油）をトッピングした「熊本ラーメン」を「ペヤング」に落とし込んだ “脱やきそば系” の変わり種で、たとえば「豚骨魚介やきそば」や「九州豚骨やきそば」「モノホントンコツMAX」など、過去に何度か豚骨系のフレーバーを展開しているのですが、熊本ラーメンの再現は前例がありません。

豚骨系のペヤングといえば、いずれも “湯切りせずに食べたらラーメンとして成立しそう” なくらい、ラーメンのスープに実直な味付けが基本的な方針となっていたので、今回も硬派な豚骨感と黒マー油のインパクトに期待できそうな予感。しかし、まだペヤングの新作が出ても売ってない問題が深刻化したままの地域も多いため、それが最初の（エリアによっては高い）ハードルになります。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、発売21年目にして大幅に方向性を変えた「カップヌードル ねぎ塩」に、似たようなジャンルで勝負を掛けてきた「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いねぎ塩牛カルビ味焼そば」も親和性があって楽しく、注目すべきカップ麺といえばエースコックの「もったいないをおいしいに」も見逃せません。

売ってない問題だけが最初のハードルになりますけど、まるか食品の「ペヤング 黒豚骨やきそば」も安定して美味しそうですし、テイスト的に危なげな商品が少ない週になりましたね。純然たる新作は少なめですが、ローソンやミニストップあたりにノーアナウンスの新商品が並んでいるかもしれないので、各コンビニの動きにも注目しながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】