セブン限定『ウマ娘』コラボ「ペヤング ゴルシ印のソースやきそば×メイショウドトウの超激辛」と “HALF&HALF激辛” の違いは‥‥

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まるか食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2023年2月23日(木)新発売、まるか食品のカップ麺「ペヤング ゴルシ印のソースやきそば×メイショウドトウの超激辛」の実食レビューです。

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』が「ペヤング」とコラボ!? セブンイレブン限定のカップやきそば新登場!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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ペヤング ゴルシ印のソースやきそば×メイショウドトウの超激辛

ペヤング(peyoung)とは、まるか食品を代表するブランドで、現在を遡ること50年弱、1973年(昭和48年)7月に発売された「ペヤングヌードル」を皮切りに発足。その約2年後、1975年(昭和50年)3月13日に永遠のスタンダード「ペヤング ソースやきそば」が現れ、近年は安心と信頼の「ソースやきそば」を屋台骨に、多種多様なフレーバーをコンスタントに展開しています。

ペヤングやきそば×ウマ娘まさかの初コラボ

今回の新商品「ペヤング ゴルシ(ゴールドシップ)印のソースやきそば×メイショウドトウの超激辛」は、セブン-イレブンが主催する「ウマ娘 プリティーダービー 2周年キャンペーン!」用に開発されたHALF&HALFの変わり種で、2016年(平成28年)8月22日の発売以来、まるか食品が販売を続けている「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」がベースとみて間違いありません。

ゴールドシップ(Gold Ship)とは、2009年(平成21年)3月6日に北海道沙流郡日高町の出口牧場で生まれた芦毛の牡馬で、父はステイゴールド、母はポイントフラッグ。名前は父名より連想された「黄金の船」に由来し、阪神競馬場で8戦6勝という無類の強さを見せ「阪神巧者」の異名を取った名馬です。ちなみに『ウマ娘』でのキャッチコピーは “粗暴、奔放!謎テンションな黄金電波娘” とのこと。

メイショウドトウ(Meisho Doto)とは、1996年(平成8年)3月25日にアイルランドで生まれた鹿毛の牡馬で、父はビッグストーン、母はプリンセスリーマ。名前の由来は兵庫県明石市生まれの松本好雄(まつもと よしお)オーナーが自身の出生地と苗字の組み合わせ、その響きが “名将” にも掛かっていたことからメイショウ(明松)とし、2001年(平成13年)の宝塚記念でGI制覇を成し遂げました。

激辛ではなく “超激辛” なのが気になる

『ウマ娘』でのキャッチコピーは “前向きになりたい!ネガティブな頑張り屋” となっており、ゴルシことゴールドシップの(とにかく粗暴で凶悪、毒舌で乱暴、よくわからないテンションで相手を煙に巻く飄々とした)性格とは真逆のタイプ。しかし、ただの該当アンケートと商店街主催の激辛大食い大会の参加申込書を間違えて参加してしまった結果、めちゃくちゃ激辛に強いことが判明したようです。

それを元ネタに片側が「メイショウドトウの超激辛」になり、もう片側は『ウマ娘プリティーダービー』のイベント「甦れ!ゴルシ印のソース焼きそば!」が元ネタとのこと。両者共に史実では関西で圧倒的な成績を残した名馬なので、どうせなら「日清焼そばU.F.O.」とコラボしたらよかったのに‥‥などと。そこまで紐付けなくてもいいですかねw

ちなみに発売日の件について、まるか食品の公式ウェブサイトには2023年2月21日と記載されていたのですが、セブン-イレブン店舗での取り扱いは2月23日(木)となっており、週の前半に売ってない! どこに売ってる!? などと探し回ったのは内緒。またウマ娘2周年の特設サイトによると、サンヨー食品のカップラーメン「ファインモーションのまろやか味噌ラーメン」も順次販売開始となっていました。

ふつうの「ソースやきそば」とは違う?

ほかにも乳飲料、お菓子、ソフトドリンク、雑貨など、かなり多彩なラインナップで『ウマ娘 プリティダービー』2周年キャンペーン用のコラボ商品が展開されているのですが、このページでは「ペヤング ゴルシ印のソースやきそば×メイショウドトウの超激辛」について詳しく掘り下げます。

開封

ソース・ふりかけ・スパイスは見慣れたアレ

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」に、後入れ「やきそばソース」「激辛ソース」「ふりかけ・スパイス」の計4種で、いずれも見慣れたデザイン。カップラーメンの「ファインモーションのまろやか味噌ラーメン」には全11種ある “おまけのシール” がランダムで封入されているようですが、そういったシールは入っていません。

こちらも見慣れた例の麺

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯3分。内容量は180gとなっているため、レギュラーサイズの「ソースやきそば」2個分です。ペヤングの「やきそば」シリーズに使われる麺は、一部の特殊な商品を除き、基本的には同じ麺なので、これも見た感じ新開発ではないでしょう。

メーカー希望小売価格は300円(税別)なので、セブン-イレブンで購入した場合の税込価格は324円。ちなみに既存の「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」に設定されているメーカー希望小売価格は230円(税別)かつセブン&アイ以外のスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアでも購入できるため、その価格差を埋められるだけの品質、あるいは個性に期待したいところ。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ペヤング ゴルシ印のソースやきそば×メイショウドトウの超激辛
製造者:まるか食品株式会社
製造所:本社工場(群馬県伊勢崎市戸谷塚町49-1)
内容量:233g(めん180g)
商品コード:4902885009306(JAN)
発売日:2023年02月23日(木)
実食日:2023年02月26日(日)
発売地域:全国
取得店舗:セブン-イレブン
小売価格:300円(税別)
購入価格:324円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:超大盛やきそば
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:820ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:4袋(ソース2袋・かやく・ふりかけ&スパイス)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス、香味油、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉、ビーフエキス、ビーフ風味調味料)、かやく(キャベツ、ニンジン、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、増粘剤(グァーガム)、香辛料抽出物、パプリカ色素、かんすい、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(ステビア)、ビタミンB2、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

実食開始

ニンジンたっぷり

別添の小袋は「かやく」のみ先入れで、いつものキャベツは据え置いたまま、あの忌々しい筒状の味付け鶏ひき肉は省き、馬といえばニンジンのイメージで構成が変わっています。私は『ウマ娘 プリティーダービー』を実際にプレイしたことはないんですけど、作中に「にんじんハンバーグ」という食べ物があるのですね。なかなかに衝撃的なビジュアルで驚きましたw

左がゴルシ印 / 右がドトウ

作り方は既存のHALF&HALFと共通で、かやくを入れてから熱湯を注ぎ、フタの上でソースを温めながら待つこと3分。時間になったら湯切りして、片側に「やきそばソース」を、もう片側に「激辛ソース」を使い、よく馴染ませてから「ふりかけ・スパイス」を(やきそばソース側に)トッピングしたら完成です。ええ、ニンジンを除くと通常の「ハーフ&ハーフ激辛」と変わりません。

しかし、ドトウ側の商品名は “超激辛” となっているため、おそらく獄激辛(ごくげきから)シリーズほど非常識な辛味ではないと思いますが、引き続きソースの味や辛さレベルにも注目しつつ「めん」「ソース」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(233g)あたり
カロリー:1103kcal
たん白質:16.5g
脂  質:60.8g
炭水化物:122.4g
食塩相当量:6.6g
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

いつもの麺です

3.0

ゴルシ印のソースやきそば用・メイショウドトウの超激辛やきそば用と使い分けているわけではなく、どちらもレギュラーサイズの「ペヤング ソースやきそば」と共通の油揚げ麺で、それが単純に2個入っている状態。ええ、それ以上でも、それ以下でもありません。

素朴さが魅力

蕎麦粉を使わずに黒く着色した「そば風めん」だったり、春雨の「ピーヤング」だったり、特殊な麺を使ったシリーズもありますが、ペヤングの「やきそば」に使われている油揚げ麺は基本的に共通で、90gだとレギュラーサイズ、180gだと超大盛、300〜330gだと超超超大盛GIGAMAX、660gだと超超超超超超大盛やきそばペタマックス、逆に80gだと廉価版の「ペヨング」になる単純な計算式。

賞味期限の右側に「+H」と記載されていたら群馬県伊勢崎市戸谷塚町の本社工場で、同じ箇所に「+A」と記載されていたら群馬県伊勢崎市下触町の赤堀工場で製造したことを意味しているのですが、基本的には同じ設備・同じレシピに基づいて製造しているそうです。個体差でサイズや食感が変わることはありますけど、その “ブレ” も意識しながら楽しんでみてください。

ソース

いわれてみれば「激辛やきそば」より辛いかも

3.0

まずは「ゴルシ印のソースやきそば」側のソース(上記画像の向かって右側)を確認してみたところ、いつもの「ソースやきそば」から逸脱したような味ではなく、むしろ体感的に目立った違いは皆無に等しい安心と信頼のテイスト。おかげで新鮮味こそないけれど、それだけにイレギュラーな裏切りもありません。

次に「メイショウドトウの超激辛やきそば」側のソース(上記画像の向かって左側)を確認してみたところ、味のフレームワークは赤いパッケージの「激辛やきそば」と共通ですが、いわれてみたら気持ち辛味がアップしているような‥‥気のせいですかねw

ひとまずセブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」あたりが問題なく完食できるのであれば、おおむね苦戦するような辛味ではななく、一般的には辛口以上で、現在の辛味水準から見ると激辛に片足を突っ込む程度の辛さ的な。もうすこし思い切ると「獄激辛やきそば」の二の舞になりそうなので、賢明な判断だったと思います。

かやく

ニンジンの歯応えが想像以上だった

3.0

キャベツは通常の「ソースやきそば」や「激辛やきそば」と共通の資材で、例の忌々しい肉そぼろ(ほんとに肉なのか?)がコリッコリの人参に変わっています。そこそこニンジンの量が多かったのと、かなり歯応えが強かったので、いつもの「ハーフ&ハーフ激辛」より食べ応えがありました(ゴルシ側に使う「ふりかけ・スパイス」は既存品と共通です)。

総評

3.0

というわけで、通年販売されている「ハーフ&ハーフ激辛」との目立った違いは、筒状の肉そぼろがニンジンに変わったこと。あと気持ち辛さもアップしているように感じたのですが、超激辛ほどのインパクトではなく、程よい激辛? くらい(※辛味の感じ方には個人差があります)。

それ以外に目立った違いはなかったので、コスパを重視するなら「ハーフ&ハーフ激辛」で充分というか、むしろ『ウマ娘』コラボ側に費用対効果は見込めないとすら感じたんですけど、おめでたい記念品ですし、とりあえず総評は及第点としました。もちろんパッケージには特別感があるので、ファンの方は要チェックです【author・taka :a(大石敬之)】

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