最新カップ麺【今週の新商品】天下一品が史上最高の “こってり” に!? 前代未聞の共同開発「究極の一杯」も新発売!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年9月26日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
日清のどん兵衛 特盛スパイシーきつねカレーうどん / 276円（全国）N
日清オシャーメシ 参鶏湯のスープごはん / 221円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯 / 350円（全国）R

▼エースコック
タテロング 飲み干す一杯 特まろ鶏白湯麺 / 254円（全国）N
Beyond Milk Plant Based Soup / 156円（関東）N

▼まるか食品
ペヤング きのこ蕎麦風 / 214円（全国）N
ペヤング 超大盛 伊勢崎焼うどん / 300円（一般販売解禁）

▼サンポー食品
究極の一杯 久留米豚骨 / 245円（全国）N

▼丸美屋
とろ～りなめらか豆乳おぼろ 鹹豆漿 / 185円（CVS）N
とろ～りなめらか豆乳おぼろ 焙煎ごま豆乳スープ / 185円（CVS）N
とろ～りなめらか豆乳おぼろ チーズ豆乳スープ / 185円（CVS）N

▼ファミリーマート
麺屋はなび監修 台湾まぜそば / 249円（全国）N

▼セブンイレブン
らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油 / 198円（全国）N

▼セイコーマート（Secoma）
カニだし味噌ラーメン / 110円（北海道・茨城・埼玉）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「日清のどん兵衛 特盛スパイシーきつねカレーうどん」新発売

どん兵衛初の企画に潜む闇!? 東洋水産の「赤い×黒いきつねカレーうどん*1」に対抗か——。日清のどん兵衛（にっしんのどんべえ）とは、1976年（昭和51年）8月9日の発売以来、即席カップめん市場の和風どんぶり型うどん・そばカテゴリーで圧倒的な占有率を誇るブランドで、現在はチルド（冷蔵）や冷凍食品、お椀で食べるシリーズなど、様々な形態を展開し、顧客のニーズに応えています。

出典：「日清のどん兵衛 特盛スパイシーきつねカレーうどん」（9月26日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清のどん兵衛 特盛スパイシーきつねカレーうどん」は、どん兵衛の46年以上続く歴史において初となる “特大おあげ×カレー” の組み合わせを実現した新フレーバーで、クミンや黒胡椒をはじめとする20種類のスパイスを使用したカレーつゆに、特大おあげと96gの特盛めんをアピールしているのですが、ひとつ見逃せないのが「赤い×黒いきつねカレーうどん」の存在。

ちょうど1ヶ月前、2022年8月29日にマルちゃんのブランドで知られる東洋水産が「赤いきつねうどん」と「黒い豚カレーうどん」を掛け合わせた “お揚げ入りのカレーうどん” を市場に投下しているため、偶然とは思えないタイミング。ちょっと闇を感じるものの、赤い×黒いでは自慢の甘辛い油揚げとカレーつゆが喧嘩しているように感じたので、なかなかに興味深い結果を見せてくれそうです。

*1 赤いきつね×黒い豚カレー!? ありそうでなかった変わり種「お揚げ入りのカレーうどん」爆誕!!

エースコック「タテロング 飲み干す一杯 特まろ鶏白湯麺」新発売

ステータスをスープに全振りした「飲み干す一杯」渾身の極上まろやか体験!? 濃厚な鶏白湯とバター状ブロックで本格感を追求!! 飲み干す一杯（のみほすいっぱい）とは、2003年（平成15年）の発売以来、スープの本格感を重要視しているエースコックのブランドで、通年品ではレギュラーサイズの縦型カップを基本としていますが、より本格的な縦型ビッグのスポット商品も復活した近年——。

出典：タテロング 飲み干す一杯 特まろ鶏白湯麺 2022/9/26 新発売PDF – エースコック

今回の新商品「タテロング 飲み干す一杯 特まろ鶏白湯（とりぱいたん）麺」は、数種類の厳選されたチキン原料を使用した濃厚鶏白湯に、エースコック独自技術の「バター状ブロック」を別添した、いつもよりワンランク上の「飲み干す一杯」で、エースコックのニュースリリースには “かつてない「極上まろやか体験」を堪能できる一杯” の文字。

たとえば「MEGA鶏*2」を筆頭に、驚異的な鶏白湯を打ち出してきたこともあるエースコックなので、それなりに期待値も高くなってくるのですが、同時に不安なのがバター状ブロックの仕上がり。これは「じわとろ」シリーズを筆頭に、最近は「スーパーカップ1.5倍」にも使われているのですが、見た目のわりに風味が弱いアイテムなので、それが功を奏して鶏白湯を引き立ててくれるのか、それとも‥‥。

*2 鶏白湯の傑作【MEGA鶏】鶏のウマさ限界突破「濃厚鶏そば」がヤバい!! 原材料には “あの素材” も——

まるか食品「ペヤング きのこ蕎麦風」新発売

そばアレルギーに懸念がある方でも安心して食べられる「ペヤング」オリジナルの “そば風めん” 最新作は秋の味覚で勝負!! ペヤング（peyoung）とは、まるか食品の代名詞となっているブランドで、1973年（昭和48年）7月発売の「ペヤングヌードル」を皮切りに発足。その約2年後、1975年（昭和50年）3月13日に「ペヤング ソースやきそば」が現れ、現在は変わり種の開発に力を入れています。

出典：『ペヤング きのこ蕎麦風』を9月26日に発売いたします。- まるか食品

今回の新商品「ペヤング きのこ蕎麦風」は、そば粉不使用の「そば風めん」を使用した「なんちゃって蕎麦風*3」の流れを汲む新作で、秋の味覚である「きのこ」を起用した季節感あふれる比較的まともな変わり種。ご存知の方も多いかと思いますが、そば風めんは “黒く着色しただけの中華麺（やきそば用）” なので、そば粉の風味は楽しめません。

しかし、濃口しょうゆをベースにしたペヤングの和風ソースは基本的にハズさないので、そば粉の風味に期待さえしなければ‥‥というのもアレなんですけどw おおむね楽しめるのも事実。きのこは「しいたけ」と「ぶなしめじ」の計2種で、特別な品種ではないけれど、仕上がりは危なげなさそうです。

*3 ネット民騒然!? SNSで話題 “そば粉不使用” の新作ペヤング「なんちゃって蕎麦風」を食べてみた結果——

ファミリーマート「麺屋はなび監修 台湾まぜそば」新発売

台湾まぜそばの元祖「麺屋はなび」監修の汁なしカップ麺が “大盛り” になって復活!! 麺屋はなびとは、2008年（平成20年）8月1日の創業以来、現在は名古屋めしの一角として全国的な知名度を誇る元祖「台湾まぜそば」発祥の店として知られ、海外にも店舗を展開し、ひとつの食文化を築き上げる偉業を成し遂げました。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 麺屋はなび監修 台湾まぜそば – ファミリーマート

今回の新商品「麺屋はなび監修 台湾まぜそば」は、麺屋はなびの総大将を務める新山直人（にいやま なおと）社長監修のもと、元祖台湾まぜそばの味わいを再現した湯切りタイプのカップ麺で、メーカーはサッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品。コンビニの中でもファミリーマートにしか売ってない、ファミリーマートのPB（プライベートブランド）ファミマルからの商品化です。

2021年6月22月にも同じタイトルのファミリーマート限定商品を発売していましたが、昨年は麺重量100gのレギュラーサイズだったのに対し、今年は130gの大盛り仕様ということで、さらならる食べ応えに期待できる展開。また過去に何度もコラボを続けている3社ですが、ファミマルに参戦するのは初めてなので、もしかすると通年商品としての位置付けなのか、今後の動向も気になるところ。

セブンイレブン「らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油」新発売

関西屈指の銘店「らーめん弥七」監修のカップラーメンが “全国販売” に格上げされて再登場!! らーめん弥七（やしち）とは、2000年（平成12年）8月25日、東京都中央区日本橋小網町の人形町駅付近で創業したラーメン店を前身とする鶏白湯の銘店で、2004年（平成16年）5月15日から現在の地（阪府大阪市北区豊崎3丁目）に移転し、多くのマニアを唸らせる実力店としての地位を確立します。

出典：トップ > 商品のご案内 > 明星 らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油 – セブン-イレブン・ジャパン

今回の新商品「らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油」は、らーめん弥七の看板メニューを再現したカップラーメンで、セブン＆アイグループと明星食品が共同開発。2018年11月20日に「セブンプレミアム 銘店紀行 らーめん弥七」という縦型ビッグのカップラーメンを発売していましたが、当時の発売エリアは西日本限定だったのに対し、今年は全国発売ということで、より多くの方に届くようになりました。

おそらくイトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマートも販売店に含まれることになるかと思いますが、2022年9月26日現在、イトーヨーカドーのネット通販サイト（オムニ7）では “いっさいのカップ麺が販売されていない状況” につき、ネットでの入手は難しいかもしれません。ちなみに2018年11月発売品の完成度は可もなく不可もなしだったので、4年越しのリベンジに期待しています。

サンヨー食品「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」新発売

天下一品のカップラーメンが史上最高の “こってり” に!? あのスープを初めてリニューアル!! 天下一品（てんかいっぴん）とは、京都府京都市左京区一乗寺に総本店を構える中華そば専門店で、創業者の木村勉（きむら つとむ）氏が考案した唯一無二の「こってりスープ」が代名詞。1971年（昭和46年）に京都で引き始めた1軒の屋台に始まり、2022年9月26日現在は228店舗を展開しています。

出典：ホーム > 製品情報 > 名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯 – サンヨー食品

今回の新商品「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」は、天下一品の創業50周年を記念して開発された2021年9月21日発売品*4 の改良版で、パッケージには “史上最高” の文字。当初は数量限定のスポット商品かと思いきや、此度のリニューアルにより、既存の「純連（じゅんれん）」や「桂花（けいか）」と並ぶ「名店の味」のレギュラー商品として、みごと市場に定着したことが確定しました。

しかし、リニューアル前の麺は再現度が低く、スープについても当たらずと雖（いえど）も遠からずの仕上がりで、その後にリリースされた「日清ドロラ王 ドロ、コッテリ、鶏白湯*5」（2022年4月25日発売品）のほうが本家のスープに近いと感じたくらい。果たして日清食品の “ジェネリック天一” を超えることはできるのか、リニューアル後が楽しみです。

*4 こってり一筋【天下一品】のカップ麺ついに発売!! 創業50周年記念「名店の味 京都濃厚鶏白湯」その再現度は‥‥
*5 日清の “ジェネリック天一” ドロラ王「ドロ、コッテリ、鶏白湯」を食べてみた結果 → 再現度高すぎwww

サンポー食品「究極の一杯 久留米豚骨」新発売

というわけで、ひとあし早くブログのトップに詳細を固定しているのですが、とんこつ味のパイオニア『サンポー食品』と『本日の一杯 -Cupmen review blog-』の筆者である私 taka :a こと大石敬之（おおいし たかゆき）の共同開発商品「究極の一杯 久留米豚骨*6」が発売される運びとなりました。夢みたいな話ですけど、すでに九州エリアの店舗では取り扱いが始まっています。

出典：「究極の一杯 久留米豚骨」新発売！- サンポー食品

現在把握している販売店は、九州全域の「イオン」「マックスバリュ」「ゆめタウン」「ダイレックス」「ファミリーマート」「ローソン」「ミニストップ」「デイリーヤマザキ」を中心に、来週から九州エリアの「セブンイレブン」でも取り扱っていただけるらしく、福岡の「ハローデイ」「西鉄ストア」「グッデイ」並びに長崎の「エレナ」も販売店の対象とのこと。

九州以外では「アルビス（石川）」「ドミー（中部）」「西友」「イトーヨーカ堂」「ヤオコー（関東）」「ハナマサ（東京）」「サンベルクス（東京）」「マルエツ（東京）」が販売店の対象となっており、一部の店舗では取り扱いがないかもしれませんが、しばらくしてからAmazonでも販売されるようなので、お召し上がりくださいますと幸いに存じます。

また2022年9月30日（23:59）までの期間中、私のTwitterアカウント（@honjitsunoippai）とサンポー食品の公式Twitterアカウント（@sanpofoods）をフォロー後「対象のツイート」をRTすると抽選で30名様に「究極の一杯 久留米豚骨」が届くキャンペーンを実施しているため、ぜひご参加ください。

*6【情報解禁】サンポー食品と「本日の一杯」が即席カップめん “究極の一杯” を共同開発!!

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、東洋水産に対抗意識ばりばりの「日清のどん兵衛 特盛スパイシーきつねカレーうどん」に、秋の味覚をイメージした「ペヤング きのこ蕎麦風」ほか、満を持す「天下一品」のリニューアルと「らーめん弥七」のリベンジも見逃せません。

サンポー食品×taka :aの共同開発商品「究極の一杯 久留米豚骨」は販売店が限られるため、どこにも売ってないよ？ という地域もあるかとは思いますが、お見かけの際に試していただけると幸いです。連休明けで新商品の数は少なめですけど、ローソンあたりがノーアナウンスの新商品を出してくれるかもしれないので、そちらの動向にも注目しながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】