【週報】カップ麺 今週の新商品 話題の二郎系に有名店の裏メニューも展開!!六感堂の次世代系やペヤングの黒ゴマMAXにも注目

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週報:新作カップ麺発売予定

どうも、taka :aです。

この記事では、2020年6月8日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。

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今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・カップヌードル 激辛味噌 ビッグ / 220円(全国)

▼東洋水産(マルちゃん)
・冷しぶっかけうどん / 193円(全国)
・冷しぶっかけたぬきそば / 193円(全国)
・でかまる がっつり豚骨醤油 / 220円(全国)

▼サンヨー食品(サッポロ一番)
・野郎ラーメン ニンニクマシマシ野郎 / 220円(全国)

▼エースコック
・一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば / 240円(全国)

▼まるか食品
・ペヤング 黒ゴマMAXやきそば / 193円(全国)

▼ヤマダイ(ニュータッチ)
・凄麺 尾道中華そば / 220円(全国)R
・凄麺 青森煮干中華そば / 220円(全国)R

▼ファミリーマート
・麺屋 六感堂 山椒ブラック / 200円(全国)*1

*1 火曜日(2020/06/09)以降発売

・上記の参考価格は税別表示
・「R」表記はリニューアルです

日清食品「カップヌードル 激辛味噌」新発売

辛さレベルMAX!? 販売好調の「カップヌードル 味噌」が “激辛” になって再登場!! カップヌードル味噌(みそ)とは、シニア世代に向けて開発された “ミニだけの” 限定フレーバーが前身で、2018年4月2日に新発売。これまで何度か味噌系のカップヌードルは発売されてきたのですが、2018年4月2日発売のミニサイズ及び2019年4月1日発売のレギュラーサイズのみ新たな定番商品として現在も販売が続いてます。

出典:日清食品「カップヌードル 激辛味噌 ビッグ」(6月8日新発売)

今回の新商品「カップヌードル 激辛味噌 ビッグ」は、3種類の味噌(麦味噌、赤白の米味噌)にショウガとニンニクを加えたオリジナルのスープをベースにしつつ、たっぷりの赤唐辛子を効かせた濃厚激辛スープを謳う変わり種で、隠し味に爽やかな山椒の風味と辛味を加えているとのこと。パッケージの辛さレベルは5段階中最大の「5」となっていて、日清食品曰く “目の覚めるような辛さ” に仕上げているのだとか‥‥

実は2019年5月13日に同じ商品名の「カップヌードル 激辛味噌 ビッグ」を発売しているため、純然たる新作ではないのですが、前作は “辛くて幸せオイル” を別添していたのに対し、今回そのようなアピールはニュースリリースにも記載されていません(そもそも別添の小袋はないみたい)。とりあえずベースの味噌スープは間違いなく美味しいと思うので、あとは「目の覚めるような辛さ」に注目です。

東洋水産「冷しぶっかけうどん / たぬきそば」新発売

マルちゃんの和風丼カップ麺シリーズから “冷やして美味しい” 夏向けの新作登場!! 和風丼カップ麺シリーズ(旧「和風麺・色シリーズ」)とは、東洋水産を代表する「赤いきつねうどん」や「緑のたぬき天そば」「黒い豚カレーうどん」でおなじみのシリーズで、いつもは基本的に熱湯を注ぐだけの温かい麺類を展開しているところ、夏に嬉しい湯切りタイプの冷やし麺が2種類同時にリリースされました。

出典:東洋水産「冷しぶっかけうどん」「冷しぶっかけたぬきそば」新発売のお知らせ

今回の新商品「冷しぶっかけたぬきそば」は、2019年7月1日に発売された和風丼カップ麺シリーズ初の “冷やし蕎麦” をコンセプトにした変わり種の再販で、純然たる新作ではないのですが、湯切りタイプの冷しうどんをコンセプトにした同時発売品の「冷しぶっかけうどん」は今年初デビュー。その調理方法は、いずれも湯切り後に冷水で麺を冷やす方式を採用しています。

この調理方法は何年も前に大黒食品工業(DAIKOKU)が先手を打っているため、業界初の試みではないのですが、昨年の「冷しぶっかけたぬきそば」は東洋水産にしては珍しいストレート蕎麦を採用し、めんつゆの王道を地で行く味付けから間違いない美味しさを提供してくれました。新作の「冷しぶっかけうどん」は “コシのある細めの” うどんを採用し、つゆには生姜を加えているため、これからの季節にも食べやすそうですよ。

東洋水産「でかまる がっつり豚骨醤油」新発売

でかまる初の二郎系!? うまい大盛がコンセプトの「でかまる」がインスパイア系ラーメンをイメージした新作を展開!! でかまるとは、味とボリュームを兼ね備えた東洋水産の大盛りカップ麺シリーズで、初めて発売されたのは1989年(平成元年)7月。ときおり同社の「ゴツ盛り」と混同されることも多いのですが、ゴツ盛りはオープン価格の廉価版、でかまるには希望小売価格が設定されています。

出典:東洋水産「でかまる がっつり豚骨醤油」新発売のお知らせ

今回の新商品「マルちゃん でかまる がっつり豚骨醤油」は、この業界でも2019年を境に注目度が急上昇している二郎系・二郎インスパイア系と呼ばれる “がっつり系ラーメン” をイメージした新作で、今期より新しく採用した新配合の太麺にニンニクと豚骨のバランスが絶妙な豚骨醤油味のスープを開発。新配合の麺とあわせ、東洋水産が得意とするレトルト調理品の「バリシャキもやし」を使っているのもポイント。

さらに商品のパッケージでは、別の容器に用意した溶き卵にスープを入れて食べる “すき焼き風” のアレンジを訴求しているため、インスパイア系のイメージよろしく濃い目の味が予想される現在。バリシャキもやしは定番の「でかまる バリシャキ! もやし味噌ラーメン」と共通の具材だと思うので、乾燥もやしでは出せない食べ応えに期待できそうです。

サンヨー食品「野郎ラーメン ニンニクマシマシ野郎」新発売

東京の人気インスパイア店「野郎ラーメン」監修カップ麺 “第5弾” は王道のニンニクマシマシ!! 野郎ラーメンとは、東京都渋谷区に総本店を構える二郎インスパイア系のラーメン店で、現在は2014年10月16日にオープンした渋谷センター街の店舗を総本店としていますが、もともと「せたが屋」系列の「大ふく屋」で試験的に提供されていた “野郎ラーメン” が独立したもの(1号店の開業は2010年3月29日)。

出典:サンヨー食品 > ホーム > 製品情報 > 野郎ラーメン ニンニクマシマシ野郎

今回の新商品「野郎ラーメン ニンニクマシマシ野郎」は、サンヨー食品(サッポロ一番)とのコラボ第5弾にあたる新作で、第1弾(2017年2月13日発売品)及び第3弾(2018年5月14日)と同じテーマ。第2弾(2017年8月28日発売品)は湯切りタイプの「汁無し野郎」、前回の第4弾(2019年5月13日発売品)はシリーズ初の激辛カップ麺「激辛大爆発野郎」だったので原点回帰したような流れ。

このシリーズは移転前のブログから全商品レビューしているのですが、どうもスープのインパクトが弱く、評価が伸び悩む傾向にありました。とりあえず二郎系・インスパイア系と呼ばれているラーメン店は、基本的に一杯のラーメンに “茹でた” もやしを山のように積み上げているのに対し、野郎ラーメンでは “炒めた” もやしをトッピングしているのが特徴となっているため、今回も炒め野菜の風味に注目してみましょう。

エースコック「一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば」新発売

熱湯5分で行列回避!? 一度は食べたい名店の味シリーズが「中華そば べんてん」の裏メニューを商品化!! 中華そば べんてん」とは、東京・練馬(成増)にある行列の絶えない名店で、1995年12月に高田馬場で創業。もともとは中華料理店として開業したようですが、店主の田中光勝氏が「東池袋大勝軒」のラーメンに感銘を受け、お店に何度も通いながら独学でラーメンを学び、現在の「べんてん」を確立させました。

出典:エースコック「一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば」2020/6/8 新発売PDF

今回の新商品「一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば」は、エースコックと「中華そば べんてん」の共同開発商品で、知る人ぞ知る “券売機にはない裏メニュー” を再現。調べてみたところ実店舗では高田馬場時代から提供されていたらしく、注文する際は券売機で「塩ラーメン」の食券を購入し、その後「油そばでお願いします」と口頭で伝えなければいけないそうです。裏メニュー感すごいw

エースコックの「一度は食べたい名店の味」とは過去に2度コラボしているのですが、2018年2月12日発売のコラボ第1弾「特製濃厚中華そば」は看板メニューのラーメン(しょうゆ)を再現、2019年5月27日発売のコラボ第2弾「特製濃厚塩ラーメン」は塩ラーメンの再現だったので、今回が初の汁なし麺。エースコックのニュースリリースではニンニクとブラックペッパーを強調しているため、かなりパンチのあるテイストかもしれません。

まるか食品「ペヤング 黒ゴマMAXやきそば」新発売

ペヤングのMAXやきそばシリーズから「黒ゴマ」に特化した新作が初登場!! ペヤングやきそばとは、まるか食品を代表するカップやきそばのロングセラーブランドで、初めて発売されたのは1975年(昭和50年)3月。当時まだカップ麺が高価な食べ物だった頃、若いカップルにも “2人で1つのものを仲良く食べてほしい” という願いから、ペア(pair)とヤング(young)で「ペヤング(peyoung)」と名付けられました。

出典:まるか食品「ペヤング 黒ゴマMAXやきそば」を6月8日に発売いたします。

今回の新商品「ペヤング 黒ゴマMAXやきそば」は、2012年2月20日から販売されている激辛カップ麺「ペヤング 激辛やきそば」を皮切りに発足した特化型ブランド「MAX(マックス)シリーズ」の新作で、芳ばしい黒ごまの旨味を存分に楽しめる一杯に仕上がっているとのこと。これまで数々の変わり種を打ち出してきたペヤングのMAXシリーズですが、過去に黒ごま特化のカップ焼きそばがリリースされたことはりません。

例のサジェスト事件が起きて以来、定期的に “G” から始まるワードを商品名に組み込んでくるペヤングの変わり種ですが、それはさておき黒ごま×焼きそばというのも珍しい‥‥あ、ネットで検索してみるとレシピけっこう出てきますね。とりあえず添付調味料の原材料名が「植物油脂、しょうゆ、糖類、ねりごま、食塩、ガラスープ、ポークエキス、香辛料」となっているため、練り胡麻のインパクトにも期待したいところ。

ヤマダイ「凄麺 尾道中華そば」リニューアル発売

瀬戸内の港町で愛される素朴な味を再現した凄麺(すごめん)の「尾道中華そば」がリニューアル!! 凄麺とは、2001年10月29日に発売された初代「凄麺これが煮玉子らーめん」から続いているヤマダイ(ニュータッチ)のフラッグシップモデルで、クオリティの高いノンフライ麺を軸に幅広いフレーバーを開発。凄麺シリーズから初めて「尾道」がリリースされたのは、2018年6月25日と比較的に最近の話。

出典:ヤマダイ > 瀬戸内で愛されてきた素朴な味「凄麺 尾道中華そば」6月リニューアル発売!

今回の新商品「ニュータッチ 凄麺 尾道中華そば」は、既存のレギュラー商品のリニューアルなので、新規開発の新作ではありません。遡ること前回のリニューアルは、初代の発売から1年も経過していない2019年2月18日。けれども従来品には入っていなかったレトルト調理品の “大粒背脂” を導入することで、より個性が際立った一杯にブラッシュアップされました。

ヤマダイのニュースリリースによると、今回で “三代目” になる「凄麺 尾道中華そば」のリニューアルポイントは “麺の見直し” で、これまでよりも幅の広い平打ち麺を採用することで尾道ラーメンらしさを追求したとのこと。凄麺の定番フレーバーがリニューアルする際は、基本的にスープや具材の見直しなので、麺を変更してくるのは比較的に珍しいパターンかもしれません。

ヤマダイ「凄麺 青森煮干中華そば」リニューアル発売

すっきりと煮干しが効いたスープが特徴的な凄麺の「青森煮干中華そば」がリニューアル!! 凄麺とは‥‥という概要については前項で触れているため省きましょう。凄麺の「青森煮干中華そば」も以前から販売されている既存のフレーバーなので、純然たる新作ではないのですが、麺の見直しを図ってきた「尾道中華そば」に対し、こちら「青森煮干中華そば」はスープのテコ入れが主なリニューアルポイント。

出典:ヤマダイ > 煮干が効いたスッキリスープ「凄麺 青森煮干中華そば」6月リニューアル発売!

初めて「凄麺 青森煮干中華そば」が発売されたのは2013年1月14日、当時 “特に首都圏で注目を浴び始めているラーメン” として、青森を発祥とする煮干しラーメンに着目。ご当地ラーメンの人気と市場ニーズの安定感に加え、総務省の家計調査で青森市が一世帯あたりのカップめん購入金額(年間)が日本一であることも開発を助力し、東北エリア強化策の一貫も兼ねて「青森煮干中華そば」を市場に投下しました。

青森で昔から愛されている、すっきりとしながらも煮干しのダシが強いスープを再現するために、国産の煮干し粉と煮干しエキス、さらに煮干し風味のオイルを使用することで奥深い味わいを実現。さらに今回のリニューアルから地元「ワガタン株式会社」の醤油を従来品よりも多く使用することで、強い煮干しの旨味に負けない味に仕上げたとのこと。ただ、そもそも凄麺は “なかなか売ってない” のが第一関門なんですよね‥‥w

ファミリーマート「麺屋 六感堂 山椒ブラック」新発売

東京・池袋の人気店「麺屋 六感堂」監修カップ麺がファミリーマートに新登場!! 六感堂(ろっかんどう)とは、東京都豊島区にある “ユーグレナ” 配合のグリーン麺で有名なラーメン店で、創業は2014年4月23日。そのユーグレナを配合した自家製麺もさることながら、化学調味料や動物性の材料も使っていない、純魚介のスープも同店の特徴としてあげられるポイント。

出典:ファミリーマート > HOME > 商品情報 > 加工食品 > 麺屋 六感堂 山椒ブラック

今回の新商品「麺屋 六感堂 山椒ブラック」は、東洋水産とファミリーマートの共同開発商品で、Yahoo!特別企画及びラーメンデータバンク協力の企画「第11回 最強の次世代ラーメン決定戦」にエントリーしていた「六感堂」の「次世代あっさり山椒ブラック」を再現したもの。本来、次世代ラーメン決定戦では特別賞を除く “優勝したメニューしか商品化できない” ので、かなりイレギュラーな展開です。

実際の「山椒ブラック」に使用されている出汁(だし)は、動物系不使用(煮干、昆布)で炊き、たまり醤油ベースのタレと花山椒脂を合わせているとのこと。パッケージに「最強の次世代ラーメン決定戦」の文字はなく、Yahoo!特別企画やラーメンデータバンクの表示もないようですが、この企画は東洋水産が開主宰のため、もしかすると審査員や開発陣の特別賞的な背景があるのかもしれません。

今週注目のカップ麺と展望

先週はカップ麺の新商品が少なく、既存品のリニューアルがメインのような状態だったのですが、その反動か今週は新作カップ麺が目白押し。なかでも特に注目したいのは、東洋水産の二郎系「でかまる がっつり豚骨醤油」とサンヨー食品の二郎系「野郎ラーメン ニンニクマシマシ野郎」の2品に加え、インパクトでいえばペヤングのMAXシリーズ「黒ゴマMAXやきそば」も見逃せません。

さらに行列のできる「べんてん」の知る人ぞ知る裏メニューを再現した「塩ダレ油そば」や「六感堂」のファミマ限定カップラーメン「山椒ブラック」など、有名店が監修した商品もバランスよく並びました。とりあえず新商品のレビューを優先しつつ、取り零し分も視野に入れながらブログを更新していくので、今週も一緒にカップ麺を楽しんでいけたらなと思います。

メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している来週以降発売予定の新作カップ麺リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください。

2020年06月15日
・日清×食べログ 百名店 MENSHO 和牛担々麺
・マルちゃん正麺 カップ 台湾まぜそば
・本気盛 濃ニボ
・じわとろ あさりバター味ラーメン
・スープはるさめ デリハピ! 梅いっぱい
・ペヤング 超大盛やきそばマシマシキャベツ
・ヴィーガンヌードル担担麺 / 酸辣湯麺
・ペヨング やきそば 塩

2020年06月22日
・明星 馳走麺 狸穴監修 シビ辛ラー油肉蕎麦
・麺家 獅子丸監修 魚介鶏白湯らぁめん
・EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また帰ってきたわかめ 3.5倍
・EDGE×わかめラー油蕎麦 わかめ3.5倍
・ペヤング 塩ねぎ豚やきそば

2020年06月29日
・明星 マタドール×闘牛脂W監修 富山ブラック風牛まぜそば
・岩下の新生姜味 塩焼そば

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