【悲報】蒙古タンメン中本のカップ麺「辛旨魚介味噌まぜそば」を “湯切りせずに” 食べてみた結果‥‥

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セブンプレミアム

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、セブンプレミアムの汁なしカップ麺「蒙古タンメン中本 辛旨魚介味噌まぜそば」を汁ありアレンジしてみた感想です。

おいしい? まずい?? バレたら店主にシバかれる!?!? 辛うまラーメン日本一「蒙古タンメン中本」会心のオリジナルませぞばを “ラーメン風” に調理してみた結果——。

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中本の「まぜそば」を “湯切りなし” で作ってみた

蒙古タンメン中本(もうこたんめんなかもと)とは、1968年(昭和43年)9月12日に先代の故・中本正その人が創業した「中国料理 中本」にルーツを持ち、現在は東京都板橋区に「上板橋本店」を置くラーメンチェーンで、熱狂的なファンが多いことでも知られる人気店。セブンプレミアムが展開している同店監修シリーズの人気も凄まじく、他店の追随を許さない唯一無二のポジションを確立しました。

店主会心のオリジナルまぜそば、2年連続で登場。

今回の新商品「蒙古タンメン中本 辛旨魚介味噌まぜそば」は、惜しまれながらも閉店した「中国料理 中本」の事業を継承し、中本の二代目となった白根誠(しらね まこと)店主のオリジナルまぜそばで、発売10年目となる中本きっての激辛カップ麺「北極ラーメン」と同時に展開。実は1ヶ月前に新商品としてリリースされているのですが、話題性の喚起などを目的に、再販売の運びとなったようです。

蒙古タンメン中本のカップラーメンが初めて発売されたのは、現在を遡ること14年以上、2008年(平成20年)11月16日の話——については、ひとつ前のページでも触れているため、スペックなどの情報については省略しますが、その発売10周年を記念して開発されたのが「蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」という同シリーズ初の汁なしカップ麺。

その後、2019年5月7日と2020年5月4日に「辛旨焼そば」を再販し、2021年5月1日には湯切りタイプ初となる激辛バージョンの「北極焼そば」を展開していたのですが、2022年6月6日に “白根店主が本気で考えた秘蔵のメニュー” として、純然たる新作「辛旨魚介味噌まぜそば」を市場に投下。別添の「えび魚粉」が人を選ぶほど強烈な香りだったのでw すこしビックリしたのも記憶に新しいところ。

2022年6月6日発売品(初代)のパッケージ

というわけで、このページで取り上げる「辛旨魚介味噌まぜそば」は「二代目」に該当するのですが、結論からいうと “2023年6月5日に復活した「辛旨魚介味噌まぜそば」と2023年7月3日に再入荷した「辛旨魚介味噌まぜそば」は同じスペック” で、さらにいうと2022年6月6日発売の初代「辛旨魚介味噌まぜそば」から内容は変わっていません。

実食前に2022年版と2023年版のJANコードを比較してみたところ、昨年は「4902105272145」だったのに対し、今年は「4902105279281」と下4桁が変わっているのですが、念のため日清食品に確認を取った結果 “内容に一切の変更はありません” との回答だったので、パッケージのみ変更の再販です。であれば、いくら話題性が高い商品だとしても、ただレビューするのでは面白くない。

そうだ 湯切りなし、やろう。——などという結論に至るのは、このブログだけかもしれません。ええ、ふざけているのかと思われる方もいらっしゃるでしょうけれど、蒙古タンメン中本監修シリーズ初の湯切りタイプ「辛旨焼そば」及び激辛仕様の「北極焼そば」も汁ありアレンジ(※)したことがありまして、それが問題なく美味しかったんですよ。

問題はコイツ

そういえば「辛旨魚介味噌まぜそば」では試してなかったっけ‥‥と、せっかくなので記事にすることにしたのですが、問題は汁なし調理で “独特の生臭さを伴う” と感じていた「えび魚粉」の存在。それを汁ありアレンジで使用した場合、どのような反応が起きるのか、ぶっちゃけ “やめとけ” みたいなオチになるかもしれませんけどw 物は試し、やってみましょうか。

「蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」を “湯切りなし” で食べてみた結果
「蒙古タンメン中本 北極焼そば」を “湯切りなし” で食べてみた結果

開封

まずは2種の小袋を取り出す

今回のカップ麺に別添されている小袋は、後入れ「液体だれ」と「えび魚粉」の計2種で、小袋のデザインやカラーリングについても2022年6月発売品から変わっていません。通常、これらの小袋は湯切り後に加えるのですが、このページではタイトル通り “湯切りせずに食べてみた結果” が本題なので、湯切りの工程は華麗に省きます。

こんなに具材が多い汁なしカップ麺は珍しい近年

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯5分。原点にして頂点(だと私は思っている)「辛旨焼そば」と激辛版「北極焼そば」にはストレート麺を使っていましたが、その続編となる「辛旨魚介味噌まぜそば」には縮れ麺を合わせています。かやくは最初から容器の中に入っている状態で、キャベツ・味付豚ミンチ・きくらげ・にんじんと具沢山。

販売店はコンビニのセブン-イレブンを筆頭に、イトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマートなども対象ですが、セブンプレミアムの商品なので、セブン&アイグループにしか売ってない限定品。ちなみに販売価格は昨年の228円(税込246.24円)から248円(税込267.84円)に値上がりしていますが、原材料や包装資材の価格高騰に加え、エネルギーコストの上昇を背景にした、致し方ない変更です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨魚介味噌まぜそば
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1)
内容量:176g(めん130g)
商品コード:4902105279281(JAN)
発売日:2023年06月05日(月)
実食日:2023年07月07日(金)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
小売価格:248円(税別)
購入価格:268円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:角型ビッグ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:700ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(液体だれ・えび魚粉)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料、大豆食物繊維)、たれ(みそ、糖類、しょうゆ、香辛料、ポークエキス、豚脂、植物油脂、食塩、にぼし調味油、魚粉)、かやく(キャベツ、味付豚ミンチ、きくらげ、にんじん)、ふりかけ(魚粉、えび調味料、でん粉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、酒精、炭酸Ca、かんすい、増粘剤(アラビアガム)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、チャ抽出物、pH調整剤、炭酸Mg、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、くん液、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

お湯の量は “このくらい” を目安に

湯切りなし調理でも小袋は後入れを守ったほうがいいのかどうか、それについてはノンフライ麺だと問答無用で後入れを推奨しますけど、ひとまず今回は粉末ソース・スープではなく「液体だれ」なので、麺の戻りを考慮すると後入れが安全。それと汁なしカップ麺の添付調味料は “汁ありカップ麺の添付調味料と比較して1食あたりの塩分濃度が低い” ので、お湯を注ぐ際は麺が浸かるギリギリを狙ってください。

やらぬなら、やらねばならぬ、湯切りなし。※謎の使命感

たとえば強引に冷やしアレンジを決行する場合、湯戻し時間を延ばす必要が生じてくるのですが、ラーメン風に食べるときは基本的に正規の作り方と同じ待ち時間で問題ありません。麺が浸かるギリギリを狙って熱湯を注ぎ、フタの上で「液体だれ」を温めながら待つこと5分。時間になったら湯切りせずに「液体だれ」を投入して、よく混ぜ合わせた後「えび魚粉」をトッピングしたら出来上がり。

汁なし調理だと “なぜか独特の生臭さを伴う” と前述した「えび魚粉」ですが、不思議と特有の生臭い感じは控えめで、ファーストインプレッションは魚介が強めの辛味噌ラーメンといったところ。ちゃんと具材を整えなかったので、なんというか大味に見えますけどw はたして仕上がりは——。

栄養成分表示:1食(176g)あたり
カロリー:744kcal
たん白質:15.4g
脂  質:29.0g
炭水化物:107.4g
(糖  質:103.3g)
(食物繊維:4.1g)
食塩相当量:7.1g
ビタミンB1:0.58mg
ビタミンB2:0.90mg
カルシウム:242mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

なんかクセになるw

昨年、ちゃんと手順を守ってレビューしたときに “熱湯5分ジャストで湯切りした場合、ちょっと柔らかめに仕上がります。” と感想を綴ったのですが、それよりも強付きのある質感で、ズゾゾゾゾゾッ!! とワイルドに攻め込んでくる不躾な口当たりが印象的。

もちろん褒め言葉です

それは二郎インスパイア系のラーメンほど顕著な攻撃性ではないけれど、ある意味それに近い野暮さを感じるベクトルで、なんというかクセになるヤバいかもw いわゆる味噌ラーメンらしいタイプではないですし、実店舗で提供されている麺とも異なるタイプではあるものの、モサモサする感じがジャンクでよろしい。

中心部にかけてモチモチとした弾力を感じるのですが、どちらかというと低めの加水率が功を奏し、後述する「液体だれ」の魚介感や「えび魚粉」にピタッと気持ちよくフィット。例えるなら韓国の即席めんに近いというか、内部の気泡が大きめで、湯切り調理とは違った魅力を感じました。

液体だれ(スープ)

ぜんぜん問題ないというか汁なし超えたかも

「辛旨焼そば」や「北極焼そば」では「日清焼そばU.F.O.」の流れを汲む液体ソースに、蒙古タンメン中本の粉末スープをフレーク状に加工して合わせている、そんなハイブリッド式の味わいを特徴としていたのですが、その続編に当たる「辛旨魚介味噌まぜそば」の添付調味料は “焼肉用の辛味噌だれ” みたいな味わいで、正直そこまで強い魅力は感じませんでした。しかし、汁あり調理で雰囲気は一変。

どっしりとした味噌のコクだったり、ニンニクの攻撃性だったり、そういった力強い部分がフォーカスされ、なおかつ隠し味に過ぎなかった「にぼし調味油」と「魚粉」の存在感もブースト。麺が浸かるギリギリを狙えば薄味に仕上がることはなく、むしろ濃いめのテイストで、魚介強めの辛味噌ラーメンとして完成系にあるような‥‥ちょっと待て予想していた以上に美味しいぞw

辛味の強さは汁ありでも「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」と同等——いや、それよりも若干ながら控えめに感じたので、熱の追い風に期待していた分、そんなに加速しなかったなと。ただ、その辛旨さが絶妙で、正規の汁なしを超える中毒性の高さを感じました。

えび魚粉

汁なしで鼻に付いた生臭さは気にならない

昨年の原材料名と比較してみると、新たに「でん粉」が追記されているのですが、問い合わせに応じていただいた日清食品の担当者曰く “内容は一切調整していない” とのことだったので、おそらく食品表示法の関係による変更でしょう。ただ、汁なしで気になった生臭い感じは皆無に等しく、全体に馴染ませると海老の芳ばしさが主張し過ぎない程度に広がって、より個性的な辛味噌ラーメンにグレードアップ。

さらに魚粉が「液体だれ」の魚粉や煮干し調味油に共鳴するため、辛味噌どっしり、魚介は膨よか、そして海老が個性を強めてくれる、かなり優秀なチームワークでした。

まとめ

正直なところ実食前は、そこまで「汁なし」も「汁あり」も大差ないんじゃない? とか、むしろ失敗しました的なオチも想定していたんですけど、なんのこれしき “ぶっちゃけ湯切りしないほうが美味しい” かもしれないw などと。いや、マジで。‥‥えっと、白根さんゴメンなさい。←

麺とスープの比率はカップラーメンと異なりますが、コンビニで熱湯を入れなければいけないシチュエーションだったり、キャンプ中だったり、お湯を捨てるのが難しいタイミングでも食べられるので、魚介+辛味噌の組み合わせに抵抗がない方は、ぜひ試してみてください【author・taka :a(大石敬之)】

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