【廃人飯】噂の「蒙古カルボナーラ」を本気で作ってみたら昇天しかけた‥

セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、セブンプレミアムのカップ麺「蒙古タンメン中本」のアレンジレシピ、「蒙古カルボナーラ」の実食レビューです。

Twitterで大きな話題となっていたカップ麺のアレンジレシピは、そんなにヤバいのか‥

そのレシピをもとにオリジナルのアレンジを加え、実際に作って食べてみた感想と作り方を紹介します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

カップ麺アレンジ「蒙古カルボナーラ」改

「蒙古カルボナーラ」とは、とあるユーザーがツイッターに “ふと思いついて” 投稿したアレンジレシピで、瞬く間にリツートと絶賛の嵐。それも “汁ありカップラーメンを焼く” という焼きラーメンのようなアイディアで、文字通り蒙古タンメン中本のカップラーメンをフライパンで焼き、カルボナーラ風に仕上げるというもの。

「蒙古タンメン中本」(もうこたんめんなかもと)とは、東京都板橋区に本店を構えるラーメン店で、熱狂的なファンも多く、中毒性の高い辛うま・激辛ラーメンを提供していることで話題が絶えない超有名店。今回のアレンジに使用するカップ麺「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」は、中本の店主・白根誠氏とセブン&アイグループ及び日清食品の共同開発商品です。

初めて中本カップ麺が発売されたのは、2008年11月26日‥初版は関東・甲信越のセブンイレブン先行発売品としてリリースされ、順次発売エリアを拡大しながら全国へ進出。今ではセブンイレブンの顔と言っても過言ではなく、2018年は中本初の冷凍ラーメンやシリーズ発売10周年を記念した初のカップ焼そばなども開発・発売されました。

知らない方のためにオリジナルのレシピ(作り方)をザックリ説明すると、ふつうに作った蒙古タンメン中本のカップ麺をフライパンにぶち込み、おろし生にんにく(チューブ)とチーズを入れて汁気がなくなるまで炒め、最後に卵黄をのせたら完成だそうです。かなりシンプルですが、中毒性の高い組み合わせなのは間違いありません。

ただ、そのツイートを見て実践された方々のリプを拝見したところ、フライパンで炒めるからカップ麺の調理時間は熱湯3分くらいがいいかも(※通常は熱湯5分)‥というコメントがあったり、スープを全量入れると味が濃過ぎるので、事前にスープの素を減らす、または卵を多めにするとよい、などのアドバイスもありました。

「カルボナーラ」は「炭焼き職人風」という意味で、炭焼き職人の手から炭の粉が落ちたかのように、たっぷりと黒胡椒を加えたパスタ料理の一種です。ソースは卵・パンチェッタ・チーズのみで作るシンプルだからこそ難しい料理になるのですが、日本で生クリームを入れるのは卵の凝固を防ぐためなので、本来のカルボナーラに生クリームが使われることはありません。

オリジナルのレシピでは黒胡椒について言及されていなかったので、もうちょっとカルボナーラに近づけてみることにしました。さて、まずはカップ麺を調理しなければいけないのですが‥

アレンジ前の下準備

せっかくフライパンとコンロを使うので、ベーコンを事前に炒めておきましょう。カルボナーラとしての理想はパンチェッタですが、カップ麺のアレンジですし、たぶんベーコンのほうが合うと思います。ちなみにパンチェッタとベーコンの違いは、ベーコンをオシャレに発音したものがパンチェッタ! というわけではありません。

「ベーコン」は “調理方法(燻製)” のことで、もともと「パンチェッタ」は “パンチャ(お腹の肉)” という意味で使用されていました。それからパンチェッタは豚のバラ肉を塩漬けにして加工したものの総称となり、パンチェッタを燻製にしたものがベーコンです。つまり、燻製しているかしていないか、というのが違いですね。

ベーコンのサイズはお好みにより調節していただいて問題ありませんが、オススメのサイズは厚切り。手抜き調理に嬉しい厚めにカットされた使い切りのベーコンもあるので、それを使うのもよいでしょう。ええ、今回それを使って絶賛手抜きしておりますw 便利ですよ。

カップ麺は毎度おなじみ慣れ親しみのあるビジュアル‥なんですけど、妙に豆腐の角が丸みを帯びているというか、ちょっと頭はぶつけられそうにない雰囲気です。それでは、いよいよメインの調理に移行しましょう。ふと思い立ってスープを入れる量を調節してみたので、写真と一緒に解説しますね。

カップ麺の製品情報・購入価格

製品名:セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌
販売者:日清食品
製造所:滋賀工場(製造所固有記号「O」)
内容量:118g(めん80g)
JANコード:4902105233634
希望小売価格:189円(税抜)

発売地域:全国(セブン&アイグループ)
購入価格:204円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:タテ型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:400ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(辛味オイル)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、チキンエキス、香辛料)、スープ(豚脂、粉末みそ、糖類、香辛料、小麦粉、野菜調味料、ポーク調味料、植物油脂、でん粉、玉ねぎ、乳化油脂、酵母エキス、食塩、オニオンパウダー、野菜調味油、香味油)、かやく(キャベツ、豆腐、味付豚肉、人参、キクラゲ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、香料、香辛料抽出物、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・ゼラチン

アレンジ開始

ベーコンに火が通ったら弱火にして、もしくは同時進行でベーコンに火が通るまでの時間を逆算してカップ麺に熱湯を注ぐのですが、熱湯5分ではなく熱湯3分でフタを開けてよくかき混ぜ、 “まだ辛味オイルは入れません” 。最初に箸で具材と麺をフライパンに移し、スープの量は写真のように箸で麺や具材をサッと動かしたらフライパンの底が見えるくらいが目安です。

火加減は中火〜中強火、水気がなくなってきたら、とけるタイプのチーズ、おろし生にんにくを入れて手早く混ぜ合わせ、引き続き加熱してください。この時点でテンポよく作ればカップ麺投入から約1分30秒も経っていないと思うので、さらに水気がなくなるまで焦げ付かないように注意しつつ、袋麺の焼そばを作る感覚で加熱を続けます。

軽く粘りは残りますが、ある程度の水気が飛んだら火を切る直後に追いチーズ(少量)を投入し、サッと絡めたらお皿に盛り付けてください。ベーコンを炒め始めてから撮影しつつ8分くらいだったので、そんなに調理時間は必要ありません。お皿に盛り付けたら卵黄を中央にトッピングして、いよいよ禁断の対面です。それでは、実際に食べてみましょう。

1食(118g)当たり

カロリー:540kcal
たん白質:12.3g
脂  質:22.3g
炭水化物:72.7g
食塩相当量:6.6g
(めん・かやく:2.5g)
(スープ:4.1g)
ビタミンB1:1.28mg
ビタミンB2:0.31mg
カルシウム:147mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:540kcal(めん・かやく:2.5kcal)(スープ:4.1kcal)
※それぞれアレンジ前の値です。

超ど濃厚! カルボナーラ風の一撃

盛り付け写真の向かって右側に黒胡椒(ブラックペッパー)、左側にはカップ麺に別添されていた辛味オイルをトッピングし、味を半分ずつ変えてみました。麺は熱湯3分で切り上げたことと少なめのスープが功を奏し、パスタ系の食感とは少し違うものの、日清食品「有名店シリーズ」御用達のストレート麺らしいスパッと軽快な歯切れの良さが残ります。さらにチーズが濃厚なので、油揚げ麺特有の風味も気になりません。

ほぼほぼカルボナーラサイドから中本は感じられず、濃厚なチーズに溶け込んだベーコンの芳ばしさ、そこにスッ‥と通る黒胡椒の清涼感は実にカルボナーラ風。しかし、おろしニンニクのジャンクさで本場のカルボナーラとも日本にあるレストラン、こだわりのイタリア料理店などで食べるカルボナーラとは完全に別物。

そう、やってはいけない背徳感満載のジャンクさはカップ麺の為せる業で、お店では食べられない‥けど、一手間かけることで本格的なインスタント食品に仕上がります。もともと味噌とチーズは発酵食品なので同化してしまうのか、ベースのオリジナル辛旨味噌スープは完全に下支えでした。でも、安心してください‥

中本の辛旨が炸裂! 辛味オイルの一撃

蒙古タンメン中本のカップ麺に別添されている辛味オイルのパンチは、そう簡単に埋没するような存在感ではありません。もちろん適度に辛口の刺激もさることながら、このオイルは辛いだけの成分ではなく、それ以上に注目すべきは豚脂の厚みと香味油のアクセント。開封した瞬間に漂ってくる、あの独特の風味はチーズに負けません。

むしろチーズが濃厚だからこそ反骨精神マックスにキレてくるというか、けっして激辛ではないですし、むしろ辛さはチーズによって緩和されているのですが、食べる直前に後がけすることで唐辛子のアクセントが散漫することなく、赤い麺を口に頬張った時、そこにはチーズを掌握しジャンクなニンニクに身を染めた「中本」が確実に存在します。

先ほどの中本をガン無視していた蒙古カルボナーラの濃厚さと背徳感に酔いしれ、でも振り向けばいつもそこに中本がいる。これによって蒙古タンメン中本を大幅にアレンジしてみたい、でも中本も忘れたくない‥できたら同時に感じていたい‥‥という欲求が、もれなく満たされることでしょう。ええ、まだ変化は続きますよ。

まだまだ変わる! 具材の一撃

まずベーコンですが、余裕があれば必須です。カルボナーラサイドを食べる時にベーコンも一緒に頬張ると、もはやそこにはカルボナーラしか見えません。誰がなんと言おうとカルボナーラです。ジャンクだけど。これぞカルボナーラと言える旨味が成立するとともにベーコンの旨味が全体に行き渡るので、より一層本格感もアップ。スープの量が少なくても味気なくなかったのは、チーズと手を取り合うベーコンの存在も大きかったです。

ワイルドな辛旨サイド(辛味オイル側)とベーコンの相性も申し分なく、チーズのコクにベーコンの燻製感、そこに交わるオイルの個性が新たな扉を開きます。また、もとの乾燥かやくも短時間調理によって蒸発することなく、キクラゲのコリコリ、キャベツの優しい旨味、運がよければ焼き豆腐も味わえるw それぞれ冷静に考えてみるとカルボナーラとは無縁ですが、不思議と違和感はありませんでした。

すっかり紹介が遅れてしまった卵黄ですが、中本のカップラーメン、辛味オイル、カルボナーラ、黒胡椒、チーズ‥ええ、相性が悪いわけがありません。ただ、できるだけ卵黄はカルボナーラサイドに絡め、さらに黒胡椒を多めに追加して楽しむのがオススメ。その濃度を味わってしまったら最後、戻れなくなりますけどね‥

まとめ

かなり今回のアレンジではカルボナーラに寄せてみましたが、辛味オイルを仕上げに半分だけ投入することでベースは同じなのに表情は一変。別人に変貌させたつもりが辛味オイルの存在感で中本らしさが完全に消えることはなく、さらに具材のベーコンを重ねた時の味、卵黄を崩壊させた時の変化など、何回おいしいんだってくらい強烈な廃人飯になりました。でも、まだスープが残っています終われません。

蒙古カルボナーラに使った調味料と食材から考えた即席レシピですが、蒙古カルボナーラを作り終わったフライパンに残っていたスープを投入し、卵黄から分別された卵白、白飯、おろし生にんにくを入れて軽く白飯を煮詰めます。で、ここポイント‥ “火を消してから” 溶けるチーズを投入し、そのままザックリと混ぜて器に盛り付けましょう。

すぐに余熱でチーズが溶けるので、あっという間に超ジャンクな「チーズを食べる蒙古チーズリゾット」が完成します。あらかじめ蒙古カルボナーラのベーコンを調理中に取っておいたのですが、とんでもなくチーズが濃厚なので、味覚のインターバルになる酸味が絶妙でチーズとも相性抜群のキムチがオススメ。蒙古カルボナーラ・蒙古チーズリゾットともに強烈な背徳感を覚えますが、残念ながら箸が止まりません。