「麺屋一燈 ホタテ鶏油の濃厚魚介ラーメン」スープ絶品!!乾物の旨み溶け込む “濃厚鶏白湯”

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年10月2日(火)新発売のカップ麺、日清食品「麺屋一燈 ホタテ鶏油の濃厚魚介ラーメン」の実食レビューです。

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ローソン名店シリーズ「麺屋一燈」

明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン」や「日清 えびそば 一幻」をはじめとする「ローソン名店シリーズ」からの新作で、東京の名店「麺屋一燈(いっとう)」の一番人気メニュー、「濃厚魚介ラーメン」を再現したカップラーメンが登場しました。

「麺屋一燈」は、東京にある行列の絶えない人気ラーメン店で、他にも野菜ガッツリ二郎系の「ラーメン燈郎」、王道の豚骨魚介系を意識した「豚骨一燈」、つけ麺好きが週に3回食べたくなるという「つけ麺一燈」、さらに「豚骨一燈【海外】」という世界3カ国に展開している麺屋一燈グループの海外ブランドもあるそうです。屋号の「一燈」は、「一灯照隅・萬燈照国」という言葉が由来となっているそうですね。



実際の店舗では濃厚系と淡麗系のメニューがあり、今回の再現もとである濃厚系の「濃厚魚介ラーメン」は、同じく看板メニューとなっている「濃厚魚介つけ麺」のスープを食べやすい配合に変え、バランスを重視して調節したラーメンだそうです。

一方、方向性の違う淡麗系の「芳醇香味そば(塩・醤油)」は、以前にも日清食品が製造を担当し、ローソン限定で「芳醇香味塩そば」という名前で再現カップ麺が何度か発売されていました。たぶん、「濃厚魚介ラーメン」のカップ麺は今回が初めてだと思います。

「特製ホタテ鶏油付」と書かれていますが、鶏油が効いた鶏白湯が好きなことに加えてホタテにも目がない私taka :aの期待値は、今ちょっとヤバいかもしれません。もちろん鶏油頼みでベースが浅かったら元も子もありませんが、バランス重視であることを念頭に置いた上で期待値を調整しておかなければいけませんね。



日清食品・麺屋一燈・ローソンの関係は深く、たとえばローソンでは「濃厚魚介つけ麺」を再現したチルドタイプの商品が何度もリリースされていますし、先ほども書いたように再現カップ麺はもちろん、一般発売の冷凍・冷蔵のラーメン・つけ麺、さらには「日清 麺屋の炒飯」という麺屋一燈が監修した冷凍炒飯が発売されたこともありました。

ローソン×日清食品×麺屋一燈のコラボカップ麺は2015年7月27日発売の「芳醇香味塩そば」以来ですし、濃厚魚介ラーメンの再現モノを食べるのは今回が初めてなので、期待に胸と鼻が膨らんでおります。

開封

小袋の構成は、先入れ「粉末スープ」「かやく」、後入れ「液体スープ」「特製ホタテ鶏油」の計4袋。ここでひとつ注意したいのが、 “先入れの粉末スープ” です。最近のカップ麺は特にノンフライ麺だと麺の戻りが悪くなるため、粉末スープは後入れが主流なのですが、今回は先に入れちゃえとのことなので、熱湯を注ぐ前に「粉末スープ」と「かやく」を入れましょう。



ところで最近の日清食品が製造しているハイエンドカップ麺(特に「行列のできる店のラーメン 和歌山」)のノンフライ麺は戻りが悪いので、なおさら先入れ粉末スープは不安だったりもするのですが、ノンフライ麺の戻り加減や濃厚さの指標、そして特製ホタテ鶏油の存在感と個性に注目しながらレビューします。

製品情報・購入価格

製品名:麺屋一燈 ホタテ鶏油の濃厚魚介ラーメン
製造者:日清食品
内容量:120g(めん70g)
発売日:2018年10月2日(火)
JANコード:4902105259252
ローソン標準価格:258円(税別)

発売地域:全国(ローソン)
購入価格:258円(税込)
取得店舗:コンビニ(ローソン)

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:440ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:4袋(粉末スープ・液体スープ・特製ホタテ鶏油・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
めん(小麦粉、食塩、植物油脂、植物性たん白、大豆食物繊維、チキンエキス)、スープ(動物油脂(鶏・豚)、チキンエキス、たん白加水分解物、しょうゆ、ポークエキス、糖類、魚介調味料、ねぎ、乳化油脂、チキン調味料、香辛料、卵粉、魚粉、ホタテ調味油、魚介調味油、植物油脂)、かやく(チャーシュー、味付メンマ)/ 加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、かんすい、香料、炭酸Ca、カラメル色素、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ごま

実食開始

1食(120g)当たり

カロリー:465kcal
たん白質:11.8g
脂  質:19.0g
炭水化物:61.7g
食塩相当量:6.5g
(めん・かやく:2.0g)
(スープ:4.5g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.41mg
カルシウム:157mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:465kcal(めん・かやく:306kcal)(スープ:159kcal)

ラーメンランキングで常に上位に選ばれる東京の有名店「麺屋一燈」の、ホタテ鶏油を使用した人気メニューを再現した鶏白湯ベースのラーメンです。

(ローソン「商品・お得情報」より引用)

めん

うーん、やっぱり戻らない‥

2018年3月26日にリニューアルされた「行列のできる店のラーメン 和歌山」の “新麺” ほど致命的ではありませんでしたが、熱湯5分きっちり待っても部分的に戻っていませんでした。とろみ成分が先入れ粉末スープに仕込まれていたので、なおさら部分的に凝固していたんですよね。

写真のように先が束になったままの部分が多く、もちろん噛んだら食感は不自然です。さらに5分くらい待ったら実に自然なコシが楽しめたんですけど、あまり現実的な待ち時間とは言えません。しかし、さすが日清食品の誇る「3層ノンフライ麺」を使用しているだけのことはあって、コシの強さは一級品です。



サイズは太めの平打ち中太麺で、幅だけででなく厚みもあり、私は結果的に10分以上放置することになりましたが、それでもなお食べ終わるまでコシの強さが揺らぐことはありませんでした。後述するスープが特濃だったので、スープとの一体感も悪くありません。私は本物のラーメンを知らないので、あくまでもカップ麺サイドからの意見になるのですが、もう少し表面が粉っぽいとベストマッチでしょうか。

スープ

特濃系魚介白湯!

パッケージにも書かれているようにベースは鶏白湯ですが、豚骨の厚みも感じます。しかも、かなり分厚いですね。さらに別添の特製ホタテ鶏油はベクトルが面白く、鶏油の存在感は思っていたほど強くなかったんですけど、ホタテの指標が個性的でした。というのも、柔らかいホタテの旨味ではなく、干し貝柱を彷彿とさせる乾物の芳ばしさが前面で主張していたんです。

とろみ成分が先入れの粉末スープに仕込まれていたと書きましたが、そうとう粘度が高く、ぽってりとしたリッチな口当たり。かなり特濃系の白湯スープで、飲むと腹にズシンとキます。純粋な鶏白湯ではありませんでしたが、だいぶ分厚いですよ。加えて魚介のテイストも明白で、魚粉の比率としては節よりも煮干しが多いと感じたのですが、それ以上に干し貝柱系の芳ばしさが印象に残りました。

かやく

値段を思うと寂しいかも‥

チャーシュー、ねぎ、メンマというオーソドックスな構成ですが、チャーシューは「ラ王」に入っているような厚切焼豚ではありません。しかし、それを薄めにスライスしたようなクオリティで、サイズのわりにジューシーでした。メンマは量が多いとは言えず、食感も風味も弱かったので、それだけにスープとの一体感は高かった反面、ちょっと存在感は埋没気味です。

ねぎは最初から粉末スープに入っている小葱タイプで、これといって特別な具材ではなかったんですけど、かなり歯触りが強く、その食感が特濃系スープの中で実に効果的なアクセントを放っていました。サイズのわりにチャーシューはジューシーで美味しかったんですけど、ある意味ねぎのアクセントが今回の功労賞かもしれません。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

ローソンで購入すると税込258円の大台ですが、前回のコラボ商品は3年以上前にもかかわらず税込278円だったので、約20円も安くなっているんですよね。年々カップ麺の値段は上がっていき、それに伴って麺や具材の量が減ったりスープのクオリティが落ちたりするのですが、むしろ258円なら安いかもしれません。ただ、麺の戻りが悪いことと、具材の貧弱さは否めませんでした。

総評は★4が妥当かと迷ったのですが、リッチ系の特濃スープが打ち出していた重厚感と特製ホタテ鶏油から香る干し貝柱のような芳ばしさが印象に残ったので、お店の個性と思われる雰囲気が感じられたことに税込258円という価格帯を加味して★5とします。10月2日(火)から10月30日(水)までの期間限定で、今回の「日清 麺屋一燈 ホタテ鶏油の濃厚魚介ラーメン」を実際の店舗に持っていくと1カップ麺につき半熟煮玉子1個が無料で提供していただけるそうです。(※事前に麺屋一燈の公式アプリをインストールする必要あり)

さらに10月8日(月)から公式アプリをインストールした状態で店舗のレギュラーメニュー「濃厚魚介ラーメン」を注文すると、「麺屋一燈オリジナルクリームブリュレ」が無料で食べられるそうなので、お店に行けそうな方は道中のローソンでカップ麺を購入し、そのまま実店舗に足を運んで食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。次回、「ラーメン燈郎」の再現は難しいかもしれませんが、今度は「豚骨一燈」の再現カップ麺も食べてみたいですね。

  1. 濃厚な鶏白湯…の写真、どうしても
    【ココカラ↑ハガス】が気になってしもたw
    え?全部こんなんやったけ?ってなって、ちょうどラ王のやさいタンメンがあったから見たら一緒やった( ´艸`)

    かなり濃厚そうやけど、白湯、ホタテ、、、ってかなり惹かれる^^しかも干し系の味めっちゃ好きやわ♪

    • Re:marimoちゃん

      うん、気になるよね(笑)

      たぶん日清食品のカップ麺には、ほとんどココカラハガス書いてあるよ! 意外と写真で見たら目立つし、いっぺん気になったら妙に気になるんだけどw 何気なく食べてたら見落としがちな個性かもしれない‥でも、いっぺん気になったら‥w

      白湯は少し人工的だったけど、乾物系のホタテは印象的だったなぁ‥あと、麺の戻りに関しては、なんとかしてほしい^^;

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