「ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン 糖質オフ」山田悟医師推奨カップめん

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年02月18日(月)新発売のカップ麺、エースコック「ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン 糖質オフ」の実食レビューです。

“めんがつなぐ、おいしい低糖質” をテーマに開発された低糖質カップ麺の新ブランド「ロカボデリ」が初登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン

「ロカボデリ(Locabo is Delicious)」とは、「ロカボ」の生みの親である山田悟医師推奨の新ブランドで、日本食品標準栄養成分表2015年版(七訂)中華スタイル即カップめん(非油揚げ麺)と比較して糖質を30%軽減した “めんがつなぐ、おいしい低糖質” がテーマ。なおかつ低糖質をコンセプトにしながら有名店との共同開発カップ麺という、話題性と機能性を兼ね備えたエースコックの新たな試みです。

記念すべき「ロカボデリ」シリーズ第1弾は、今回の「ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン 糖質オフ」、そして同じテーマの同時発売品「ロカボデリ リンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ」というカップラーメンがリリースされているのですが、「カレーハウスCoCo壱番屋」と「リンガーハット」、どちらもエースコックと長い付き合いの企業ですね。

ちなみにエースコックのコーポレートサイト内にある商品情報には「発売日:2019年2月18日」と掲載されているのですが、ニュースリリース(PDFファイル)には「2019年2月19日 新発売」と記載されています(2019年2月20日現在)。それについてエースコックに問い合わせてみたところ、カップ麺の発売日は2019年2月18日(月)が正しいとのことでした。

それから販売エリア及び取扱店に関しての情報になるのですが、とりあえず全国のスーパーマーケットが販売店の対象となっているので、コンビニ限定発売のカップ麺ではありません。しかし、コンビニでの取り扱いについては販売エリア(企業)が限定されていて、今回の「ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン 糖質オフ」を取り扱っているコンビニは「ローソン限定」(全国)、それ以外のコンビニでは売ってないそうです。

スーパーマーケットであれば(お店の品揃えにもよりますが)何処何処でしか売ってない、みたいなことはないのですが、同時発売品の「ロカボデリ リンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ」もコンビニでの取り扱いについては店舗が限られていて、そちらは「京浜地区(東京都特別区から神奈川県川崎市を経て、同横浜市にかけての地域一帯)にあるセブンイレブン限定」とのことでした。

今回のテーマにもなっている「ロカボ」とは、「糖質制限食」の第一人者であり、北里大学北里研究所病院の糖尿病センター長・山田悟(やまだ さとる)医師(及び一般社団法人「食・楽・健康協会」)が提唱している「おいしく楽しく適正糖質」をコンセプトに掲げている取り組みで、極端な糖質制限も含む概念である「ローカーボ」と区別し、楽しく続けることを重視している緩やかな糖質制限の考え方です。

1食あたりの糖質量を20~40g+間食も10gまでならOKを基準とし、1日あたりの糖質摂取量70~130gを目安とすることで食後の血糖値上昇を抑え、それを無理なく継続することが目標。今回の「CoCo壱番屋監修カレーラーメン」に含まれる糖質量は1食あたり25.1g、「リンガーハットの長崎ちゃんぽん」に含まれる糖質量は1食あたり30.2gなので、どちらも「ロカボ」の目標基準値内ですね。

「カレーハウスCoCo壱番屋」(カレーハウスここいちばんや、通称「ココイチ」)とは、最も大きいカレーレストランのチェーン店として「カレーレストランチェーン店舗数」と「一週間で最も多く一杯単位で販売されたカレー」という2つのギネス世界記録を保持している日本のカレー専門店チェーン最大手で、主要株主はハウス食品グループ本社株式会社。創業者・宗次徳二さんと妻・直美さんが1974年(昭和49年)に開業した喫茶店「バッカス」で提供していたカレーライスが好評で、それを切っ掛けに1978年(昭和53年)「カレーハウスCoCo壱番屋」を開業します。

2019年2月現在はハウス食品グループ本社の連結子会社となっているのですが、あらためて記事を書くにあたり公式ホームページを久しぶりに覗いてみたところ、実店舗では「CoCo de オフカレー(ココデオフカレー)」というライスの代わりに微塵切りのカリフラワーを敷き詰めた糖質オフカレーが提供されていることを知り、お店のホームページにもカップ麺と同じように「ロカボマーク」が掲載されていました。

開封

「CoCo de オフカレー」は2018年12月1日から導入されているらしいので、カップ麺のリリースよりも早くCoCo壱番屋も「食・楽・健康協会」とタイアップしていたわけですね。さて、記事の本題であるカップ麺の中身ですが、別添の小袋は「粉末スープ」と「かやく」の2種類で、どちらも熱湯を注ぐ前に入れる先入れ仕様。調味油や液体スープなど、後入れの小袋はありません。

麺は油で揚げていないノンフライ麺で、植物性たん白を練り込むことにより糖質を抑えています。エースコックが所持しているブランドの中に「麺ごこち」というシリーズがあるのですが、それには糖質50%オフのノンフライ麺が採用されているので、「ロカボ」よろしく比較的に緩めのカット率となっていますね。さらに今回はエースコックの独自技術で作り上げた新開発の「低糖質めん」らしく、スパイスの効いたカレースープとの相性を高めるためにジンジャーを練り込んでいるとのこと。

かなり濃いめの色合いですが、今のところ生姜の香りは感じません。ちなみに私の行動圏内にあるスーパーマーケットやドラッグストアでは取り扱いがなかったので、コンビニのローソンで購入したのですが、メーカー希望小売価格は230円(税別)、ローソンで買うと税込245円になります。さらに容器のサイズは大判どんぶり型でも麺量50gと控えめなんですけど、健康志向商品って値段ちょっと高めの傾向がありますし、糖質オフの付加価値(機能性)と味の両立に注目ですね。

製品情報・購入価格

製品名:ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン 糖質オフ
製造者:エースコック
製造所:関西滝野工場
内容量:67g(めん50g)
発売日:2019年02月18日(月)
実食日:2019年02月20日(水)
JANコード:4901071211691
希望小売価格:230円(税別)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:245円(税込)
取得店舗:コンビニ(ローソン)

麺の種類:ノンフライ麺(ジンジャー練り込み低糖質めん)
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:370ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(粉末スープ / かやく)

原材料名とアレルギー表示

最近のカップ麺は原材料名の「小麦粉」横に「(国内製造)」と表記されるようになったのですが、「植物性たん白(国内製造)」という表記は初めて目にしました。「植物性たん白」(しょくぶつせいたんぱく)とは、一般的に大豆や小麦、米などの穀類、野菜などに含まれる蛋白質を指し、中でもJAS(日本農林規格)においては大豆、小麦を加工して、なおかつ蛋白質の含有率を50%以上に高めたものが植物性たん白と認められています。

【原材料名】めん(植物性たん白(国内製造)、小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、ジンジャーパウダー、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(ポークエキス、ポーク調味料、カレー粉、食塩、野菜パウダー、香辛料、粉末ソース、香味調味料、たん白加水分解物)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、ポテト、玉ねぎ、ねぎ、人参)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、カラメル色素、乳化剤、重曹、ソルビット、香料、かんすい、炭酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、酸味料、カロチノイド色素、甘味料(カンゾウ、スクラロース、アセスルファムK)、(一部に小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・ごま(表示が義務付け及び推奨されているもの)

実食開始

小袋は2種類とも先入れと書きましたが、粉末スープをよく溶かすために「かやく」「粉末スープ」の順に開封するのがオススメ(サンポー食品の受け売り)。かやくに入っている具材は細切れながらに量が多かったのですが、鶏・豚味付肉そぼろ(程良く味付けした肉そぼろ)がアタリなのかハズレなのかが気になるところですね(ハズレは味付けが頼りなくてスカスカとした食感です)。

そして粉末スープも多めに入っていたのですが、めちゃくちゃいい香りですねコレw 本場海外の方が日本で経営されているインド・ネパール料理の専門店で提供されるカレーの香りとはベクトルが異なるのですが、それだけに日本人の嗅覚に対して馴れ親しみのある、それでいてCoCo壱番屋らしいドライなカレー粉ならではの本格的なスパイスの香り‥嗚呼、米が欲しい(※待て)。

お湯を注いでから熱湯5分、その間に漂ってくる香りで米が食えそうな勢い。そのため常に耳元でライスの囁きが聞こえてくるのですが、ここで糖質の塊を持ち出そうものならロカボの本末転倒もいいところなので、グッと我慢です、我慢。ある意味この無条件に食欲をそそってくるようなスパイスの香りには、飯テロに通ずる暴力的なものを感じました。

ちなみに粉末スープにはトロミ成分が含まれていたので、しっかりとかき混ぜてください。あんかけレベルではありませんが、最短でも30秒〜45秒は混ぜたほうが安心です。それでは、実際に食べてみましょう。低糖質(機能性)の付加価値によるマイナスが生じていないかどうかに注目しながら、「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(67g)当たり

カロリー:209kcal
たん白質:8.6g
脂  質:4.4g
炭水化物:42.5g
(糖  質:25.1g)
(食物繊維:17.4g)
食塩相当量:5.1g
(めん・かやく:1.5g)
(スープ:3.6g)

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:209kcal(めん・かやく:176kcal)(スープ:33kcal)

めん

エースコックの独自技術でつくりあげた、新開発の低糖質めんです。ジンジャーをめんに練りこむことで、スパイスの利いたカレースープと相性の良いめんに仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

低糖質麺って言われないと気にならないかも

粉末スープが先入れなので、麺に練り込まれたジンジャーは粉末スープの香辛料と同化しているようにも思えたのですが、なるほどスープとの一体感は高く、麺をすすっている時にもスパイシーな印象をダイレクトに感じます。それから明星食品の低糖質麺ブランド「はじめ屋」は基本的に低加水麺タイプのノンフライ麺を採用しているのですが、今回の低糖質ノンフライ麺はエースコックの「麺ごこち」シリーズと同じく多加水麺タイプ。

麺の表面は摩擦抵抗を感じないほど滑らかで、かなり口当たりがよく、スルンッ‥と喉を通過していく縮れのないストレート麺になるのですが、とろみの強いスパイシーなスープに平打ち中細麺という形状、さらに適度な醤油の下味やジンジャーパウダーの下支えがあり、麺が孤立するような嫌いを見せません。小麦粉よりも植物性たん白の含有量が多いので、残念ながら一般的なノンフライ麺よりも小麦の風味は劣りますが、糖質カット率が50%ではなく30%の違いは大きいですね。

同社の「麺ごこち」や明星食品の「はじめ屋」よりも風味、食感ともナチュラル。スープがスパイシーだったので個人的には低加水麺でも食べてみたかったのですが、食べ始めのコシ、さらに伸びにくさも評価できるポイントで、植物性たん白特有のクニッとした弾力や独特の風味も控えめなことから、たぶん言われないと気が付かない、言われても気にならないくらい糖質オフによるネガティブな印象を感じることはありませんでした。

スープ

ポークをベースに、野菜の旨みを利かせたカレースープです。香味野菜や風味豊かなスパイスがアクセントとなり、低糖質ながらも深いコクのある本格的な味わいに仕上げています。

(出典:エースコック「商品情報」)

けっこうスパイシー

とろみの強いスープで、それは小麦粉などによる自然な粘度というよりも増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)が頑張っているような粘性タイプになるのですが、とろみが施されていたからこそ多加水ノンフライ麺を遊ばせることなく適切に捉え、味も薄味ではなく、とろみの強度を不自然には思わせません。また、思っていたよりもスパイシーだったのは嬉しい誤算でした。

辛さレベルでいえば甘口ほど柔らかくないけど中辛ほど辛いカレー味でもないかな‥という微妙なラインで、強いて甘口か中辛かに分類しろと言われたら中辛ですけど、後味の余韻にスパイスのピリピリ感が残って蓄積‥うん、中辛ですね。最初は大したことないと思っていましたが、後半けっこう中辛です。バーモントカレーの中辛も辛くて食べられない‥だと苦戦するかもしれませんが、よっぽど極端に辛い食べ物が苦手じゃなければ大丈夫だと思います。

それに唐辛子で単調に辛いというよりも山椒や黒胡椒、生姜のキレも並行する雑多な刺激なので、カレー粉らしい複雑な辛味というか、そのハッキリとしたスパイス感があったからこそ低糖質がコンセプトでも物足りなさを感じることはなく、とろみも相俟って腹にたまるのに、スープたったの33kcalという低さもプラスポイント。さらにスパイスの脂肪燃焼効果も見込めますし、低カロリーでもポークの丁寧な旨味が好印象で、ぜんぜん機能系でも味に物足りなさを感じることはありませんでした。

かやく

程良く味付けした肉そぼろ、ホクホクとしたポテト、玉ねぎ、ねぎ、人参を加えて仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

意外と寂しくありません

もはやエースコックの常套句と言っても過言ではない “程良く味付けした肉そぼろ” ですが、安心してください今回はアタリです。ただ、アタリの中にも種類があって、たとえば同社が製造している「一度は食べたい名店の味」シリーズに採用されることの多い肉そぼろをアタリ系の上級ランクと位置付けるなら、やや比較して肉の旨味が控えめで、食感や風味もスナック的でジャンクなタイプの肉そぼろが採用されていました。

とはいえスポンジ食感のハズレ系と比較したら満足度は月とスッポンですし、ジャンクとはいえスナック感が強烈に浮くような肉具材ではなく、スパイシーなカレー味のスープと一緒に雪崩れ込んでくる感じが美味しかったので、意識的に拾って食べずにガサガサッと食べちゃいましょう。玉ねぎは軽く素揚げにしたような甘みを重視しているタイプだったので、エースコックが得意とするシャッキシャキの細長いフレッシュ系オニオンではありませんでしたが、ふとした拍子に感じる玉ねぎの甘みに価値が見出せたバイプレイヤー。

人参は少なくて混ぜたら行方不明になってしまったんですけど、大量に入っていたシャッキシャキのネギは歯触りのアクセントが絶妙で、けっこう主役級の存在感。そしてカレーといえばジャガイモ、しかしながらジャガイモといえば気になるのが糖質。澱粉(でんぷん)の含有量が多いイモ類を摂ると血糖値が上昇し、血糖値を抑えるためにインスリン(別名「肥満ホルモン」)が分泌され、過剰に分泌されたインスリンが体内に脂肪として蓄えられることで「太る」に繋がるわけなんですけれども、この程度の量なら問題ありません。それに「ローカーボ」ではなく「ロカボ」(おいしく楽しく適正糖質)であれば、あまりストイックにならなくても大丈夫です。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

メーカー希望小売価格が税別230円という高めの設定が評価のターニングポイントになるかもしれませんが、完食しても1食あたりの糖質摂取量をロカボ基準に抑えられること、また低糖質・低カロリーでも味はしっかりしているので、その点についても問題ありません。麺の量は少なめですが、とろみのあるスパイシーなカレー味のスープが満腹感に寄与してくれますし、主役の低糖質麺も糖質を抑えながら不信感を与えるような仕上がりではなかったので、総評は上出来の★5としました。

もちろん糖質を制限する必要がない全力のカップ麺と比較したら小麦の風味を筆頭に劣る面が皆無とは言えませんが、おいしさはそのままに価格上乗せ分だけ糖質がカットできると思えば選択肢の一つとして充分ありだと思いますし、お米が中心の食事から置き換えれば単なる気休めに終わることもないでしょう。本気のローカーボに取り組まれている方やライザップ中の方にとっては論外の糖質量ですが、ロカボならではの適度な緩さ、そしてカレー専門店のココイチらしいスパイス感を上手に引き出している良品だと思います。

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