ローソンにも二郎系カップ麺!?「1食分の野菜 豚しょうゆ味ラーメン」にんにく野菜マシ!!

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東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年11月5日(火)新発売のカップ麺、東洋水産「1食分の野菜 豚しょうゆ味ラーメン」の実食レビューです。

セブンイレブンに対抗してローソンがマルちゃんと “二郎系カップラーメン” を開発!?

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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1食分の野菜 豚しょうゆ味ラーメン

コンビニ各社にカップ麺の新商品が並ぶのは毎週火曜日の朝――普段どおり新作を探しに立ち寄ったローソンにて、二郎イエローなパッケージに身を包む「1食分の野菜 豚しょうゆ味ラーメン」を発見。製造はマルちゃんこと東洋水産で、ローソンの公式サイトや東洋水産からも事前のアナウンスはなく、実際に店内で遭遇するまで商品の存在を知りませんでした。

パッケージは「ラーメン二郎」の看板を彷彿とさせる黄色い背景に、商品名は黒い文字で「野菜」や「豚しょうゆ」といった二郎系・二郎インスパイア系を意識しているとしか思えない雰囲気。以前にもローソン限定商品として発売されていた「1食分の野菜 濃厚ちゃんぽん」と同時に販売されていたので、今回の「豚しょうゆ味ラーメン」は1食分の野菜シリーズの続編と見て間違いありません。



「ラーメン二郎(ラーメンじろう)」とは、ニンニクマシマシを筆頭にアブラ、カラメといった呪文(コール)が飛び交う常習性の高いラーメン店で、豪快な極太麺と大量にトッピングされた野菜(もやし等)が “ジロリアン” と呼ばれる熱狂的な中毒者を生成。その店に影響されたラーメン店は、二郎系・二郎インスパイア系と称されるジャンルに属します。

二郎系・インスパイア系と呼ばれる有名店が監修したカップラーメンや汁なしカップ麺は、このブログでもレビューするたびに注目度が高く、以前にも増して関連する新商品が多くなってきた2019年。今回のように有名店監修ではない、コンビニのPBカップ麺からも漠然と二郎系を想起させるような商品が出てくるほど、まさに現在ブームのテーマといっても過言ではありません。

1日分の野菜ではなく “1食分” の野菜なので、これ1食で1日分のヤサイOKではないのですが、厚生労働省が推奨する野菜摂取量の目安(1日あたり350g)に基づく生鮮野菜換算で3分の1相当の野菜入り。加工した野菜と生換算の栄養価は異なるものの、「濃厚ちゃんぽん」には8種の野菜、「豚しょうゆ味ラーメン」には6種の野菜が入っている野菜マシ系統のコンセプトです。

たとえば直近の二郎系カップ麺で話題になっていたのは、セブンイレブン限定商品として彗星の如く現れた「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチ豚ニンニク」が記憶に新しいところ。これは日清食品が “どん二郎(どんじろう)” と呼ばれる二郎系のカップ麺アレンジに着目して開発したもので、発売日は今回の「豚しょうゆ味ラーメン」から約1ヶ月前となる2019年10月8日——



まるでセブンの二郎系に対抗するかのように、ローソンと東洋水産が仕掛けてきた「豚しょうゆ味ラーメン」。この記事を執筆している2019年11月5日現在、まったくネット上に詳細な情報が転がっていませんが、「濃厚ちゃんぽん」の流れから察するに販売エリアは全国で、おそらく今回もナチュラルローソン以外のローソンでしか買えないと思います。

セブンの二郎系どん兵衛は “ニンニクマシマシ” で、ローソンの「豚しょうゆ味ラーメン」は “野菜マシ” かつニンニクが効いた濃厚豚骨しょうゆスープをアピール。濃厚ちゃんぽんは2018年12月25日にも発売されているので、まずは豚しょうゆ味からレビューします(※二郎系どん兵衛についての詳細は「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチ豚ニンニク」の記事をご参考ください)

開封

容器の形状や大きさは、同社の「本気盛(マジモリ)」と同じ縦型ビッグの大盛りサイズで、別添の小袋は後入れの「特製油」が1袋。ローソンでの販売価格は「豚しょうゆ味ラーメン」及び「濃厚ちゃんぽん」ともに211円(軽減税率8%で税込228円)だったので、現在の縦型ビッグ製品における平均的な値段(税込232円)よりも4円安い設定です。



「濃厚ちゃんぽん」には8種類の野菜具材(キャベツ、チンゲン菜、コーン、たまべぎ、こまつな、ねぎ、にら、にんじん)、「豚しょうゆ味ラーメン」には6種類の野菜具材(キャベツ、チンゲン菜、たまねぎ、こまつな、ねぎ、にんじん)と野菜の種類に差が生じているのですが、どちらも東洋水産が得意とするFD(フリーズドライ)の野菜ブロックを搭載。

(開封直後の姿が思いのほか攻撃的だった‥w)

「豚しょうゆ味ラーメン」は「濃厚ちゃんぽん」よりも野菜が少ない上に “具材としての豚(ぶた)は入っていない” のが寂しいところではあるものの、こちらには「背脂加工品」が入っています。背脂加工品とは、文字通り背脂を加工した白っぽい乾燥具材。東洋水産の縦型ビッグ及び大盛バケツ型の背脂系で重宝されている原材料で、特製油が多いと効果が加速する有能なアイテムです。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:1食分の野菜 豚しょうゆ味ラーメン
販売者:東洋水産株式会社
製造所:株式会社酒悦 房総工場(千葉県長生郡長南町美原台1-34)
内容量:95g(めん65g)
商品コード:4901990364836(JANコード)

発売日:2019年11月05日(火)
実食日:2019年11月05日(火)
発売地域:全国(ローソン限定)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:228円(税込)
ローソン標準価格:211円(税別)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙+プラ
湯量目安:470ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(特製油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白)、添付調味料(ポークエキス、食塩、しょうゆ、ラード、植物油、香辛料、たん白加水分解物、発酵調味料、酵母エキス)、かやく(キャベツ、背脂加工品、チンゲン菜、たまねぎ、こまつな、ねぎ、にんじん、でん粉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、カラメル色素、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

麺は熱湯5分の油揚げ麺で、2018年版の濃厚ちゃんぽん及び2019年版とも同じ原材料の太麺を採用しています。製造所は東洋水産の本社工場ではなく、千葉県長生郡長南町美原台にあるTSグループ「株式会社 酒悦(しゅえつ)」の房総工場で製造されているのですが、東洋水産の縦型ビッグ製品は基本的に酒悦が担当しているため、これについては普段どおり。



そして二郎系のカップ麺といえば、ほぼ例外なくニンニクをピックアップして強めに効かせているのが共通のポイント。今回の「豚しょうゆ味ラーメン」も例に漏れず、フタを開けた瞬間から強いニンニク臭を放ってくる実食前の現在――別添の小袋は後入れで、お湯を注ぐ時はFD野菜ブロックに直接お湯を当てるように意識しながら入れてください。

さて、上の写真では具材を中央に盛っていますが、もちろんカップめん1食分の具材を集めたもの。野菜具材はFD野菜ブロックと通常の乾燥具材を組み合わせ、白い背脂加工品も大量に入っている、なかなか雰囲気のある状態に仕上がりました。もやしは入ってないけれど、引き続き二郎っぽさに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(95g)当たり

カロリー:409kcal
たん白質:9.3g
脂  質:18.1g
炭水化物:52.1g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:2.5g)
   (スープ:3.6g)
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.31mg
カルシウム:200mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:409kcal(めん・かやく:302kcal)(スープ:107kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

次世代型と旧型の中間的な麺線組織
5

植物性たん白や粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白などが練り込まれている油揚げ麺で、最近は2年ほど前のマルちゃん縦型ビッグからは想像もできないほど、洗練された縮れの弱い太麺を使ってくることが多くなってきたのですが、今回は縮れの強い太麺を採用しています。しかし、この選択は間違いではありません。

ガチの二郎麺は、オーション(強力粉)で打った加水率の低い太麺が基本となっていて、ごわごわ・わしわしとしている無骨な食感が特徴となっています。対する今回の「豚しょうゆ味ラーメン」に使用されている油揚げ麺は、どちらかというと反発性を重視した跳ね返りの強い弾力の麺が使用されていて、油揚げ麺らしい “ふかふか” とした旧型の面影も――



ただ、その懐かしさを覚えるインスタント感の強い弾力がジャンクさを加速させ、旧型の面影を備えながらも次世代型(新・ナチュラルウェーブの麺)に匹敵する食感の持続力から、悪い意味で安っぽい印象を与えません。調理前の麺重量は65gと縦型ビッグの平均めん量(70~80g)より少ないものの、高反発な弾力と大量の野菜によって、量的なネックは微塵も感じませんでした。

スープ

にんにく警報発令!!
5.9

にんにくレベルは比較的に警戒度の低い注意報ではありません――完全に “警報” です。大量の粒状ニンニクが放り込まれていた「日清のどん兵衛 ガチ豚ニンニク」ほど非常識なレベルではないものの、お仕事中の昼休憩や商談・デートの前、誰かと待ち合わせている場合など、なんせ “にんにくが許されないシーンでは食べられない” レベルには余裕で到達しているため注意。

二郎系・インスパイア系の店舗で標準的な豚骨しょうゆ味のスープは、大きく分けて “乳化系(にゅうかけい)” 若しくは “非乳化系(ひにゅうか)” と呼ばれるスープに分類され、今回のスープは前者の乳化系に該当します。スープ自体の粘度は低いのですが、きちんと豚骨の炊き出し感が意識されている豚骨寄りの豚骨醤油味で、とろみで誤魔化さない骨の旨味が丁寧な仕事ぶり。

別添の特製油は量が多く、すべて投入した後は湯気が立たないほど。植物油をブレンドしているため、オイル分すべてが豚脂(ラード)というわけではないのですが、この植物油もカサ増しのアブラではありません。そんなに強烈な香味ではないものの、ガーリックオイル的な香味油の風味を感じます。

今回のニンニク事件において、粉末スープに含まれているガーリックパウダーを主犯とするならば、さしずめ特製油は参謀で、粉末では出せないニンニクのコクを表現。そしてラードが豚骨の濃度を高めてくれているのですが、背脂加工品との相乗効果も見所で、かなり味わいは濃厚なのに “しょっぱくない” のも好印象でした。

具材

野菜マシマシ!!
6.5

まず大量に入っている背脂加工品について、もちろんレトルト調理品の大粒背脂には及びませんし、別添パックのリアルで芳ばしいガチの背脂とは違うベクトルではあるものの、やわらかい口当たりが液状のラードでは出せない背脂感を実現。背脂加工品と多めの油脂が手を取り合った時の相乗効果は凄まじく、東洋水産らしい強みを発揮しています。そして、東洋水産といえばフリーズドライの具材。

FD野菜ブロックの内容はキャベツ、たまねぎ、ねぎ、小松菜、人参で、キャベツがメイン。もやしは入っていませんが、とにかく大量の野菜が入っています。基本的にフリーズドライ加工された野菜の食感はクタクタなので、ザクザク・シャキシャキとした歯応えは楽しめない反面、スープとの一体感が高く、野菜本来の甘みが自然に引き出され、にんにく強めのスープと相性抜群。

さらにFDブロックではないキャベツと青梗菜も量が多く、この2種類だけで麺を完全に隠すことができるほど。フリーズドライの玉ねぎ、ねぎ、人参はクタクタなので、どうしても脇役に徹することになりますが、バラ具材のキャベツと青梗菜はシャキシャキの食感で食べ応えに寄与。ふと香る小松菜の風味にも趣があり、肉具材なしでも不足は感じなかったです。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5+)

パッケージのイメージが明らかに二郎なので、もっと突き抜けてもよかったような気もしますが、ひとつのカップ麺としての総合力の高さでいうと、正直「日清のどん兵衛 ガチ豚ニンニク」よりも上。にんにく・とんこつ・背脂・野菜のいずれも隙がなく、販売期間中に何個か買い置きしておきたいくらいの良品でした。

そして、セブンのジェネリック二郎「とみ田監修豚ラーメン」を皮切りに、ローソンの「にんにくが決め手! 豚醤油ラーメン」やファミマの「大盛にんにく醤油ラーメン」など、二郎系の要冷蔵レンジ麺をコンビニ大手三社が同時期に展開している現在。ますます市場が激化しているため、次はファミリーマートやミニストップもオリジナルの二郎系カップ麺を出してくるかもしれません。

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