ペヤングやきそば「ハーフ&ハーフ激辛」超大盛・ GIGAMAX・ペタマックスを比較してみた結果 → まさかの真相に‥‥

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まるか食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2022年12月19日(月)新発売、まるか食品のカップ麺「ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAX(ギガマックス)ハーフ&ハーフ激辛」及び「ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックスハーフ&ハーフ激辛」の食べ比べです。

超大盛サイズの「ハーフ&ハーフ激辛」を爆盛りサイズに!? まるか食品の暴挙、再び——。

というわけで、あの「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」を「GIGAMAX」と「ペタマックス」にアレンジするという、とんでもない企画商品が市場に投下されてしまったのですが、けっこう興味深い差が生じていたので、オリジナルを含む3つの「ハーフ&ハーフ激辛」を実際に食べながら比較してみることにしました。

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3つの「ハーフ&ハーフ激辛」を徹底比較

まるか食品とは、1929年(昭和4年)5月の創業以来、現在は群馬県伊勢崎市を拠点に即席めんの製造・販売及び不動産賃貸を生業としている企業で、社名は創業者である丸橋嘉蔵(まるはし よしぞう)氏の姓と名から1文字ずつ取った “丸嘉” が由来。同社の代名詞となっているペヤング(peyoung)は、創業者の実子で二代目社長を務めた丸橋善一(ぜんいち)その人が開発したブランドです。

47年以上ずっと掲げている「やきそば」の暖簾

まだカップ麺が高価な食べ物とされていた当時 “若いカップル(young)に2人(pair)で1つのものを仲良く食べてほしい” との願いが込められた「ペヤング」は、1973年(昭和48年)7月発売の「ペヤングヌードル」を第1号とし、1975年(昭和50年)3月13日には現在の主力商品となっている「ペヤング ソースやきそば」が現れ、今や即席カップめんの歴史を語る上で欠かせない存在になりました。

しかし‥‥今回の新商品「ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」及び「ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックスハーフ&ハーフ激辛」は、レギュラーサイズ(めん90g)の「ペヤング ソースやきそば」と「ペヤング 激辛やきそば」を組み合わせた「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」(めん180g)を超える爆盛りバージョンで、頭おかしいんじゃないかとww

ちなみに超大盛サイズのペヤングを考案したのは、まるか食品の現代表取締役社長(三代目)兼CEOを務める丸橋嘉一(よしかず)その人で、とある学生がコンビニで「ペヤング ソースやきそば」と「おにぎり」を一緒に購入している姿を見て “ペヤングだけで腹いっぱいにならないとダメだ!” と開発を命じ、2004年(平成16年)8月27日に発売されたのが「ペヤング ソースやきそば超大盛」という流れ。

どうしてこうなった感は否めないが

おかげで1度に違う味が楽しめる「ハーフ&ハーフ」シリーズが発足するなど、さらにアイディアの裾野を広げることに成功したのですが、今度はコンビニで「ペヤング ソースやきそば超大盛」と「おにぎり」を購入する学生が現れ、その姿を見た丸橋社長が “ペヤングだけで腹いっぱいに(以下略)” と開発を命じたのが通常サイズ対比およそ4倍(めん330g)の「超超超大盛やきそばGIGAMAX」さん。

その反響に味を占めたのか “絶対に1人で食べないでください” などと記載した、通常サイズ対比およそ7.3倍(めん660g)の「超超超超超超大盛やきそばペタマックス」を市場に投下するなど、もはやネタとしか思えない奇行に走っているため、爆盛りサイズの「ハーフ&ハーフ激辛」も起こるべくして起こったというか、それを受け入れちゃってる自分が怖い今日この頃。

ただ、ちょっと注目したいのが原材料名の違い。通年販売されている「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」は、標準サイズの「ソースやきそば」と「激辛やきそば」を組み合わせただけなので、ほんとに単純な足し算です。しかし、既存の「ハーフ&ハーフ激辛」と「GIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」「ペタマックス ハーフ&ハーフ激辛」の原材料名(添付調味料)を比較してみたところ‥‥

ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス香味油、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉、ビーフエキス、ビーフ風味調味料)、かやく(キャベツ、味付け鶏ひき肉、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、増粘剤(グァーガム)、香辛料抽出物、パプリカ色素、かんすい、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、香味油ポークエキス、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉、ビーフエキス、ビーフ風味調味料)、かやく(キャベツ、味付け鶏ミンチ、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、増粘剤(グァーガム)、かんすい、香辛料抽出物、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、パプリカ色素、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックスハーフ&ハーフ激辛」油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス、香味油、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉、ビーフ風味調味料、トマトエキス)、かやく(キャベツ、味付け鶏ミンチ、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、増粘多糖類、かんすい、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、酸味料、パプリカ色素、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

お分かりいただけただろうか‥‥そう、超大盛とGIGAMAXでは「ポークエキス」と「香味油」の順番が異なり、ペタマックスでは「ビーフエキス」を省いて「トマトエキス」を配合するなど、それぞれ微妙に構成を変えていたので、どのくらい味が違うのか比較してみることにしました。

開封

「超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」開封

さて、まずは基準となる「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」から。内容物は「ソース」「激辛ソース」「かやく」「スパイス・ふりかけ」の計4種で、ソースと激辛ソースは既存の「ソースやきそば」及び「激辛やきそば」と同じ小袋。かやくとスパイス・ふりかけは1袋ずつですが、標準サイズよりも多めに入っています。ちなみに必要なお湯の目安量も820mlなので、家庭用のケトルで対応可。

「GIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」開封

「GIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」の内容物も「ソース」「激辛ソース」「かやく」「スパイス・ふりかけ」の計4種で、ソースは内容量とデザインが変わり、激辛ソースは小袋のデザイン据え置いたまま量が増え、かやくの小袋も大きくなっているのですが、スパイス・ふりかけの量は「超大盛」と変わりません。ちなみに必要なお湯の目安量は1300ml(1.3L)なので、片手鍋を用意すると安心でしょうか。

「ペタマックスハーフ&ハーフ激辛」開封

最後に「ペタマックスハーフ&ハーフ激辛」の開封‥‥なんですけど、あいかわらずの迫力ですねw 引き続き「激辛ソース」のデザインは変わっていませんが、たっぷたぷに重点され、いつもの「ソース」も標準サイズとは比べ物にならない大きさ。また「かやく」についても超大盛やきそば用×2のボリューム感を実現し、ほんのちょっと「スパイス・ふりかけ」の量も増えています。

でもって必要なお湯の目安量は “2200ml(2.2L)” ということで、おおむね家庭用のポットやケトルでは対応できません。もしも片手鍋で熱湯を用意する場合、直径20cmはないと厳しいと思うので、両手鍋を使うことになるかもしれませんが、くれぐれも火傷に注意してください。

ちなみに「ハーフ&ハーフ激辛」におけるサイズ別のメーカー希望小売価格は、超大盛=230円(税別)、GIGAMAX=408円(税別)、ペタマックス=980円(税別)となっており、それぞれ地域によっては売ってない場合もあるかと思いますが、ペタマックスの販売店については “ファミリーマートでの取り扱いが多かった” ので、どこに売ってるのか気になっている方は参考にしてください。

※ちなみに私の入手ルートと購入価格(税込)は、超大盛=ドラッグストアで205円、GIGAMAX=ローカルスーパーで375円、ペタマックス=ウエルシアで1,058円(コンビニと同じ販売価格)でした。

実食開始

感覚が麻痺して「超大盛」から可愛げを見出しつつある
栄養成分表示[内容量:235g(めん180g)あたり]カロリー 1067kcal、たんぱく質 17.2g、脂質 48.6g、炭水化物 140.3g、食塩相当量 7.1g(JAN:4902885003465)
原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス、香味油、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉、ビーフエキス、ビーフ風味調味料)、かやく(キャベツ、味付け鶏ひき肉、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、増粘剤(グァーガム)、香辛料抽出物、パプリカ色素、かんすい、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛

さて、まずは「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」(めん180g)の調理直後。2016年(平成28年)8月22日の発売以来、ハイカロリー・ハイファット・ロープロテインで我々の背徳感を満たしてくれるジャンクの塊で、これを深夜に食べて謎の満ち足りた感に浸った方も少なくないでしょう。

さすがの貫禄を放つGIGAMAX
栄養成分表示[内容量:441g(めん330g)あたり]カロリー 1917kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 94.8g、炭水化物 233.7g、食塩相当量 12.4g(JAN:4902885009184)
原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、香味油、ポークエキス、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉、ビーフエキス、ビーフ風味調味料)、かやく(キャベツ、味付け鶏ミンチ、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、増粘剤(グァーガム)、かんすい、香辛料抽出物、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、パプリカ色素、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛

続きまして「ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」(めん330g)の調理直後、栄養成分表示の数値は「超大盛」対比およそ1.8倍に跳ね上がっているのですが、基本的には既存の「ハーフ&ハーフ激辛」に忠実で、単純に量が増えただけ的な雰囲気。ただ、給湯と湯切りに時間を要するため、きっちり時間を守ると麺は柔らかめに仕上がる傾向があります。

GIGAMAX×2倍は伊達じゃないwww
栄養成分表示[内容量:873g(めん660g)あたり]カロリー 3976kcal、たんぱく質 65.5g、脂質 211.3g、炭水化物 453.0g、食塩相当量 24.4g(JAN:4902885009207)
原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス、香味油、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉、ビーフ風味調味料、トマトエキス)、かやく(キャベツ、味付け鶏ミンチ、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、増粘多糖類、かんすい、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、酸味料、パプリカ色素、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックスハーフ&ハーフ激辛

そして、ラストは「ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックスハーフ&ハーフ激辛」の調理直後。既存する「ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックス」のカロリーは4184kcalなので、それには及ばずの数値ではあるものの、栄養成分表示の値は「GIGAMAX」の約2倍。この時点で心をポキッと折ってきそうなボリュームですが、気になっているソースの違いをメインに解説します。

めん・ソース・スパイス&ふりかけ

あなたは境目を混ぜる派? 混ぜない派?

基本的には量が違うだけ

まずは麺の違いについて、結論からいうと基本的には同じです。うどんや蕎麦風めん(そば粉不使用の黒っぽい麺)など、なかには特殊な麺も存在しますが、やきそば用の油揚げ麺は90gだと標準サイズ、それを2個に増やしたら超大盛、330gに増やしたらGIGAMAX、660g(GIGAMAX×2)に増やしたらペタマックス、80gに減らしたら廉価版のペヨングになる単純な計算。

ブロックの形状は違うけど原材料や揚げ油は変わらない

GIGAMAX以上になるとブロックの形が変わりますが、基本的なレシピは変わりません。ただ、量が増えれば増えるほど給湯と湯切りに時間が掛かるため、ちょっと柔らかめに仕上がったり、本社工場と赤堀工場(賞味期限の右側に「+H」と記載してあったら本社工場で、同じ箇所に「+A」と記載してあったら赤堀工場で製造)の違いがあったり、さらにロット差もありますが、それもペヤングの魅力です。

「かやく」のキャベツと味付鶏ミンチ(味付け鶏ひき肉)も共通で、スパイス・ふりかけの量はペタマックスだと頼りなく感じますけど、それぞれ大きく違うのは量だけという認識で問題ありません。

ソース

激辛ソースは3品ともに共通

はい、ここ注目

まずは「激辛」側のソースを比較してみたところ、超大盛・GIGAMAX・ペタマックスそれぞれオリジナル(標準サイズ)の「ペヤング 激辛やきそば」に別添されているソースと完全に同じ味だったので、ここだけ原材料名を抜き出すと「糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス、植物油脂、りんご、香辛料、トマト、野菜エキス、でん粉」になります。

そのうちソース側の原材料と重複するのは「糖類」「たん白加水分解物」「食塩」「香辛料」の4項目なので、超大盛・GIGAMAX・ペタマックスにおける「ハーフ&ハーフ激辛」の原材料名を書き出し、標準サイズの「ソースやきそば」と共通する原材料は、激辛ソースに該当する原材料は、重複する原材料はに色付けしてみました(上から順に超大盛・GIGAMAX・ペタマックス)。

ウスターソース糖類たん白加水分解物食塩しょうゆ醸造酢ポークエキス香味油植物油脂りんご香辛料トマト野菜エキスでん粉ビーフエキスビーフ風味調味料(ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛)
ウスターソース糖類たん白加水分解物食塩しょうゆ醸造酢香味油ポークエキス植物油脂りんご香辛料トマト野菜エキスでん粉ビーフエキスビーフ風味調味料(ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛)
ウスターソース糖類たん白加水分解物食塩しょうゆ醸造酢ポークエキス香味油植物油脂りんご香辛料トマト野菜エキスでん粉ビーフ風味調味料トマトエキス(ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックスハーフ&ハーフ激辛)

前述のように「超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」の添付調味料は通常サイズの「ソースやきそば」や「激辛やきそば」と同じなので、単純に2つの商品を組み合わせただけに過ぎないのですが、ここで引っ掛かるのが「GIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」のソース。

というのもトマトエキスは通年販売されている「ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」と「超超超超超超大盛やきそばペタマックス」の原材料名に共通する表示で、両商品の原材料名は添加物の構成まで完全に一致するのですが、なぜかGIGAMAXサイズの「ハーフ&ハーフ激辛」にはトマトエキスの表示がありません。

ウスターソース糖類たん白加水分解物食塩しょうゆ醸造酢ポークエキス香味油植物油脂りんご香辛料トマト野菜エキスでん粉ビーフエキスビーフ風味調味料(ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛)
ウスターソース糖類たん白加水分解物食塩しょうゆ醸造酢香味油ポークエキス植物油脂りんご香辛料トマト野菜エキスでん粉ビーフエキスビーフ風味調味料(ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛)

では単純に「超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」は「超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」のGIGAMAXサイズ版なのかといえば、こちらも前述のように「ポークエキス」と「香味油」の順番が入れ替わっている、つまり原材料に占める重量の割合が違うことを意味しているため、まったく同じ添付調味料とはいえないことになるのですが‥‥ええ、ちゃんと裏取りしてきましたよ。

ヒントは製造所固有記号の有無

まるか食品の関係者曰く、超大盛・GIGAMAX・ペタマックスの「ハーフ&ハーフ激辛」に使っている “激辛ソース” は、通常サイズの「ペヤング 激辛やきそば」と共通で、いずれも同じ協力工場(まるか食品が保有している本社工場・赤堀工場ではないソース専用の工場)で製造しているとのこと。

片やウスターソースをベースにした “いつものソース” について、超大盛とGIGAMAXのソースは標準サイズの「ペヤング ソースやきそば」と同じ工場(仮:A社)で製造しているらしく、ペタマックスのソースだけは別の工場(仮:B社)に製造を委託し、廉価版の「ペヨング ソースやきそば」についても別の工場(仮:C社)に製造を委託しているそうです。

超大盛とGIGAMAXのソースには製造所固有記号「YI」の表示あり

つまり「ペヤング ソースやきそば」「ペヤング ソースやきそば超大盛」「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」までのソースは “A社” で、それ以上の量を追求した「ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックス」のソースは “B社” で製造されているのですが、どちらも同じレシピに基づいているとの回答でした。でも、ちょっとペタマックスのほうが体感的にマイルドなんですよね。

ちなみに前述した「ポークエキス」と「香味油」の順番が入れ替わっている件について、これはソースの製造工場が提示してきた原材料名の並びに基づいているらしく、今回の「ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAXハーフ&ハーフ激辛」については “いつもの激辛ソースとA社のソースを組み合わせている” との認識で問題ないそうです。

まとめ

というわけで、原材料名の表示に翻弄された結果、超大盛・GIGAMAX・ペタマックスの完食に2日を要することになったのですがw 結論としてGIGAMAXサイズの「ハーフ&ハーフ激辛」は通年販売されている「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ激辛」の増量版で、ペタマックスサイズの「やきそば」は特製ソースのみ工場が違うことが分かりました。

GIGAMAX以上のペヤングと向き合う場合、もはや味もヘッタクレも的な話になるのですが、そういえばGIGAMAXとペタマックスの「ハーフ&ハーフ」は今回が初めて。この勢いで続編は「獄激辛やきそば」と「獄激辛やきそばFinal」のハーフ&ハーフ‥‥みたいなことには(さすがに)ならないと思いますけどw これでネタが増えたので、次の企画も楽しみにしています【author・taka :a(大石敬之)】

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