「175°DENO担担麺」花椒の痺れに注意!!ファミマ限定カップ麺 “第2弾” は汁ありシビレ系

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明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年11月5日(火)新発売のカップ麺、明星食品「175°DENO担担麺」ファミリーマート限定商品の実食レビューです。

北海道・札幌発祥の担担麺専門店「175°DENO担担麺」で人気の “担担麺(汁あり)” をカップラーメンにアレンジ!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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175°DENO担担麺

「175°DENO〜担担麺〜」とは、北海道札幌市中央区南1条西に本店を構える2013年4月2日創業の “シビれ系担担麺” 専門店で、屋号の読み方は「ひゃくななじゅうごど での たんたんめん」。1号店オープン当時、まだ現在ほど騒がれていなかった花椒の “痺れ(しびれ)” に着目した担担麺は、瞬く間にラーメン激戦区・札幌で行列を作ります。

日本最大級の口コミ・グルメサイト「食べログ」の「ラーメン 百名店 EAST 2017-2018」にも2年連続で登録され、2018年1月11日に「175°DENO担担麺 GINZa」で東京初進出。2019年4月に店主監修カップ麺「175°DENO汁なし担担麺」をファミリーマート限定商品として発売しており、その半年後となる今回は同店監修の “汁あり担担麺” がアレンジされました。



「175°DENO担担麺」の運営母体は、店主・DENOミツヒロ(出野光浩)氏が代表取締役を務める「株式会社175」。2019年は 「一七五郎(いなごろう)」というシビれマシマシの二郎系担々麺が175°史上最大の衝撃作として話題になりましたが、基本メニューは定番の「担担麺(汁なし・汁あり)」と期間限定からグランドメニューになった「黒ごま担担麺(汁なし・汁あり)」の2つだけ。

しかしながらトッピングは温泉卵、パクチー、水菜、肉増し、ナッツ増し、辛さ増し、痺れ増し、青花椒、花椒三種盛、季節限定素材と豊富に取り揃え、グランドメニューは専門化することで効率的な経営を実現。多種多様な主要商品を展開するのではなく、ひとつの商品にこだわることで品質の向上にも繋がりました。

店主は東京・湯島に本店を構える名門「四川担担麺 阿吽(あうん)」出身の経歴を持ち、彼が “こだわっていないところがない” という実店舗の「担担麺」はラー油をはじめ、豆板醤や甜麺醤など、もれなく調味料は自家製。シビれ系の決め手となる花椒(かしょう)は、店主自ら四川省成都市近郊の山奥まで出向き、生産者から直接買い付ける日本未入荷の最高級品を使用しています。

その四川で買い付けた数種類の香辛料を油に入れ、じっくりと3時間かけて加熱しながら “ちょうど175度の高温になったところで唐辛子を入れる” 自家製の175°辣油も特筆すべき調味料で、これが「175°DENO担担麺」という店名の由来。秘伝のゴマだれは継ぎ足しで、スープには道内産鶏の鶏ガラ、麺には北海道産小麦を使用するなど、本格四川料理技術と日本のラーメン技術の融合がテーマ。



そんな担担麺を再現するのは、前回の「175°DENO汁なし担担麺」を担当していた明星食品株式会社で、再びコンビニのファミリーマート限定・数量限定商品として展開。ファミリーマートの公式ウェブサイトでは、 “ラー油、練りごまを合わせた濃厚タレと、花椒と赤唐辛子の痺れ・香り・辛味が特徴” と紹介されています。

お店の担担麺は “シビれ系” として名を馳せていますが、前回の汁なし担担麺は芝麻醤(ねりごま)が濃厚で甘みが強く、別添の花椒は全投入しても程よい痺れで、唐辛子の辛さもピリ辛ちょい上くらいでした[2019年4月23日発売品(汁なし)の詳細は、関連記事「175°DENO汁なし担担麺」のレビューをご参考ください)。

開封

別添の小袋は、フタの上に貼り付けてある後入れの「調味油」が1袋。パッケージ側面の辛さレべル横には「小さなお子様や辛味が苦手な方は “注意して” お召し上がりください」と書いてありますが、前回は「小さなお子様や辛味が苦手な方は “十分ご注意” ください」だったので、微妙に警告の度合いが変わっています。



ファミリーマート標準価格は210円(税込226円)、タテ型BIGのNB商品をコンビニで購入した場合(2019年11月現在、軽減税率8%)の標準価格は税込232円なので、6円安い値段設定なのはコンビニPBカップ麺の強み[PB:プライベートブランド(特定の企業ブランド)⇔ NB:ナショナルブランド(全チャネル販売用の国民的なブランド)]。

外装フィルムを破いた瞬間から芝麻醤(チーマージャン)や香辛料の香りが漏れてきて、実際にフタを開けたら強烈。まだ花椒の香りは目立っていませんが、大量の粉末スープから放たれる力強い香りが頼もしく、ひき肉も多めに入っていて好印象なファーストインプレッション‥‥なんですけど、ひとつ予想外だったのが麺の仕様です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:175°DENO担担麺
販売者:明星食品株式会社
製造所:東日本明星 埼玉工場(R)埼玉県比企郡嵐山町川島2360
内容量:104g(めん75g)
商品コード:4902881472777(JANコード)

発売日:2019年11月05日(火)
実食日:2019年11月06日(水)
発売地域:全国(ファミリーマート限定)
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
商品購入価格:226円(税込)
ファミリーマート標準価格:210円(税別)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:350ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋(調味油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(ねりごま、糖類、大豆加工品、でん粉、小麦粉、みそ、香辛料、食塩、香味調味料、粉末油脂、たん白加水分解物、香味油、乳等を主要原料とする食品、しょうゆ、乾燥酵母、植物油脂、粉末酢)、かやく(豚・鶏味付肉、チンゲン菜、赤唐辛子)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、乳化剤、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)※本品製造設備では、そば・かに・落花生を含む製品を生産しています。

実食開始

明星食品は “スチームノンフライ製法” という特許技術を所持しており、「中華三昧(ちゅうかざんまい)」をはじめ縦型カップ麺にも意欲的にノンフライ麺を採用してくれるメーカーなのですが、今回の「175°DENO担担麺」に採用されているのは油で揚げたフライ麺。それもスナック的な雰囲気で、なんとも中庸的な見た目です。



前回の「175°DENO汁なし担担麺」には熱湯5分・麺重量130g(調理前)の極太麺を採用していたのに対し、今回は丸刃でカットされている中細麺で、濃厚な粉末スープの奥から特有の油揚げ麺臭を漂わせている実食前の現在。このスナック感がプラスに作用することも珍しくありませんが、本格さでいうとノンフライ麺には到底及びません。

調理前の見た目は熱湯2分でも大丈夫そうな細さに見えますが、指定の待ち時間は熱湯4分と地味に長いので、調理の際はフライングに注意してください。それでは、175°DENO担担麺のこだわりと痺れの強さ・辛さレベルに注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(104g)当たり

カロリー:487kcal
たん白質:11.3g
脂  質:21.6g
炭水化物:61.9g
食塩相当量:4.3g
(めん・かやく:2.3g)
   (スープ:2.0g)
ビタミンB1:0.37mg
ビタミンB2:0.43mg
カルシウム:137mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:487kcal(めん・かやく:392kcal)(スープ:95kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

この麺は駄作かも‥‥
2

実店舗の担担麺に使われる麺は、昭和3年創業の老舗製麺会社「さがみ屋製麺」(北海道札幌市)特注の平打ちストレート麺で、ちょっとパスタ的な趣を感じさせるような麺に仕上がっています。しかし、対する今回のカップラーメンに使われているのは、丸刃でカットされた縮れの強い油揚げ麺で、お世辞にも再現度が高いとは言えません。それに、戻りムラが気になるところ——

どうしても撮影を挟むと実食にタイムラグが発生してしまうので、撮影せずに2つ目を連食してみたところ、指定の熱湯4分しっかり待っても麺の下半分が適切に戻っていません。そのため部分的にサクサクした食感が残っていたのが気になったのと、逆に他の部分はと食べ始めから軽くヤワめの食感。



アシ・コシといった要素は弱く、逆に油揚げ麺特有の風味は強めに主張してくるため、有名店監修商品という立ち位置を度外視したとしても、コンビニ限定で税込226円の実売価格と実際のクオリティが釣り合ってません。麺量は75gと縦型ビッグの平均(70g)よりも多いのですが、この麺を使うなら同じ容器で麺量50gのノンフライ麺を使ったほうが安定したと思います。

スープ

花椒の痺れに注意!!
5.5

香りから感じたように、土台のスープは芝麻醤を主体にしたもので、ほんのり醸造酢のアクセント。175°DENO汁なし担担麺では醤油のキレも印象的でしたが、今回は醤油よりも味噌が手前にあり、動物系のコクが軽い(そもそもチキンエキスやポークエキス不使用)というのが寂しいところではあるものの、すでに花椒は強めに主張してきます。

実店舗では花椒の量を「シビれない」「シビれる」「すごくシビれる」の3段階から選ぶことができるのですが、今回どのランクに属しているのかカップ麺のパッケージには表示がありません。ただ、調味油を入れた後の辛さレベル(唐辛子)は中辛以上〜辛口。さらに花椒の痺れも大幅にアップして、イメージ的には “シビれる以上・すごくシビれる一歩手前” くらいの強さ。

刺激に特化した激痺(ゲキシビ)系のカップラーメンほど非常識な麻味(まみ)ではないものの、ビリビリくる花椒のシビれが苦手な方にとっては苦痛に感じるほどのレベルになるかと思いますし、インターバルを挟んでもダメ。しばらく食後も口の中がスースーするくらい、けっこう本気で花椒が攻めてきます。

しかし、その下にある土台のスープが芝麻醤に特化していること、加えて調味油に含まれる豚脂がコクを深め、甘みと痺辛(シビカラ)の兼ね合いが中毒性を加速。豚脂以外に動物系の旨味が組み込まれていないのは残念なポイントになりますが、最終それも気にならないほど花椒の痺れが強いので、苦手な方は注意してください。

かやく

上出来です
5

実店舗の担担麺には、芳ばしい「カシューナッツ」や「蝦米(シャーミー)」と呼ばれる干し海老、数種類の自家製調味料で炒めた挽肉「炒醤肉(ザージャンルー)」、そして「水菜」がトッピングされているのですが、カップ麺での具材は汎用の豚・鶏味付肉とチンゲン菜で、いかにもテンプレ的な内容です。ただ、この味付肉けっこうイイですよ。

かなりインスタント感の強い肉そぼろ系の具材で、明星食品が販売している他のNB商品にも使用されているのですが、スパイシーな味付けで存在感大。そこそこ縦型カップの具材にしては大きくて、何気に量も多いですし、ちょいちょい口の中でワイルドに弾けます。

青梗菜は軸の部分が多く、こちらはシャキシャキとした歯触りがアクセント。緑が濃い葉の部分はクタクタなので、食感を楽しむことはできませんが、青菜特有の風味が心地よく、シンプルながらに不満は覚えませんでした。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

まず唐辛子は驚くほどの辛さではありませんが、一般的に中辛以上の食べ物を好んで食べない方の場合、ちょっと苦戦するかもしれません。そして花椒の痺れについては中辛もとい中痺・大痺・激痺に分類すると「大痺」クラスで、花椒に慣れていない方は確実に苦戦することになりそうな、けっこう人を選ぶ一杯です。

その刺激的なスープは好印象で、具材も値段に見合った内容だったのですが、とにもかくにも麺がいけません。スープのインパクトと具材の充足感を加味し、今回の総評は及第点以上としましたが、麺はフライングしてもダメ、長めに待ってもダメと救いようがなかったので、それを許容できそうか否か(あと花椒の痺れが得意かどうか)を購入の判断基準にしてください。

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