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辿り着いた究極の麺 “8分どん兵衛” 電撃復活!! 45周年記念プレミアム「史上最極もっちもち麺」期間限定で再登場

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年11月15日(月)新発売、日清食品のカップ麺「日清のどん兵衛 きつねうどん 45周年記念プレミアム 史上最極もっちもち麺」の実食レビューです。

売上No.1ブランドが作り上げた究極の麺!? 日清のどん兵衛「45周年記念プレミアム」希少な国産もち小麦を使用して話題になった “8分どん兵衛” ついに復活!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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日清のどん兵衛 きつねうどん 45周年記念プレミアム

日清のどん兵衛(にっしんのどんべえ)とは、1976年(昭和51年)8月9日の発売以来、多くの方に愛されているロングセラーブランドで、発売45周年を迎えた現在、即席カップめん市場における和風どんぶり型うどん・そばカテゴリーの売上No.1*に君臨する絶対王者。ついに永遠のライバルである東洋水産(マルちゃん)の「赤いきつね」と「緑のたぬき」を追い抜き、トップの座を獲得しました。

*インテージSRIカップインスタント麺市場 丼型うどん・そばカテゴリー、2020年1月〜2020年12月、「日清のどん兵衛」ブランド累計販売金額(全国、全業態)

※1 どん兵衛史上(即席めんとして)

今回の新商品「日清のどん兵衛 きつねうどん 45周年記念プレミアム 史上最極(さいごく)もっちもち麺」は、お餅のような特性を生み出すことで知られる希少な「もち小麦」を原料の一部に配合した期間限定商品で、驚きの “もちもち食感” と “太さ” を実現。2020年11月16日にも同じコンセプトの「限定プレミアムきつねうどん」を発売していましたが、商品名とJANコードは変わっています。

2020年11月16日に発売された「日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺」も希少な「もち小麦」を原料の一部に配合した “究極のプレミアムどん兵衛” で、即席カップめん業界における暗黙の了解をガン無視した “熱湯8分” の待ち時間で話題をさらった商品。

当時の “史上最もっちもち麺” は、それまでに発売された即席めんとしての「どん兵衛」史上もっとも太い油揚げ麺で、国産もち小麦を小麦粉に占める割合で30%使用。それと比較して今回の「45周年記念プレミアム」版は “史上最極もっちもち麺” と微妙にネーミングはパワーアップしているのですが、もち小麦の使用率は昨年の30%から変わっていません。

※2 もち小麦30%使用(小麦粉に占める割合)

あらためまして「もち小麦」とは、東北地方の一部を中心に栽培が進んでいる新しい小麦で、麺に使用すると餅のような粘りの強い特性が生まれる品種。小麦の大部分を占める澱粉(でんぷん)には、通常「アミロース」と「アミロペクチン」という2つの成分が一定の割合で含まれ、そのうちアミロースの割合が少なくなるほど粘りが増し、澱粉の品質劣化が遅くなるといわれています。

今回のカップ麺にも使われている「もち小麦」は、もち米と同じように “ほとんどアミロースを含んでいない” ため、粘りの要素となる “アミロペクチンの構成比が高い” というのが最大の特徴。一般的な小麦粉から打つ麺よりも粘りが強く、たとえば「純手打ち 麺と未来」をはじめ「麺 㐂色(きいろ)」や「らぁめん 登里勝(とりかつ)」など、それを取り入れたラーメン店も業界で注目を集めている現在。

昨年発売の「日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺」に搭載されていた “熱湯8分” の油揚げ麺は、熱湯5分の油揚げ麺よりも一見して明白に太く、粉末スープ(つゆの味)と彩り七味のブレンドは “西日本向けに寄せている” と感じたのですが、西日本向けの「きつねうどん」よりも比較的にシャープなテイスト。

出典:新発売のお知らせ「日清のどん兵衛 きつねうどん 45周年記念プレミアム 史上最極もっちもち麺」

念のため「45周年記念プレミアム」のニュースリリースに記載されている商品特長を確認してみたところ “昆布とかつおが上品に調和したつゆ” に “和山椒をきかせた風味華やぐ「彩り七味」” と記載されていたので、テコ入れなしの再販なのか、それとも——。※2020年11月発売品の詳細が気になる方は、関連ページ「カップ麺の常識を打ち破る熱湯8分【究極のどん兵衛】限定プレミアムきつねうどん “史上最もっちもち麺”」をご覧ください。

開封

別添の小袋は昨年と同じデザイン

今回のカップ麺に別添されている小袋は、いつもと違う金色の「七味付き粉末スープ」が1袋。ただ、昨年の「限定プレミアムきつねうどん」と完全に同じデザインで、前述のように和山椒をベースにした「彩り七味」付きなのも共通のポイント。

油揚げは通常品よりも微妙に大きい

開封直後の写真は「日清のどん兵衛 きつねうどん」と似ているのですが、明らかに麺の切り出し方が太く、なるほど熱湯8分というのも納得のサイズ感。油揚げ(きつね)がデカすぎてインパクトが伝わりにくいのが玉に瑕ではあるもののw 油揚げのサイズも通常の「きつねうどん」よりも若干ながら大きめで、2020年11月発売品から目立った変化は見られません。

メーカー希望小売価格は205円(税別)ということで、これも昨年と共通の値段。たとえばコンビニで購入した場合の税込価格は216円になりますが、スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなども販売店の対象なので、コンビニ以外の店舗であれば、だいたい税込150〜170円前後が相場になると思います。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日清のどん兵衛 きつねうどん 45周年記念プレミアム 史上最極もっちもち麺
製造者:日清食品株式会社
製造所:O・滋賀工場(滋賀県栗東市下鈎140-1)
内容量:82g(めん60g)
商品コード:4902105270981(JAN)
発売日:2021年11月15日(月)
実食日:2021年11月19日(金)
発売地域:全国
取得店舗:スーパー
商品購入価格:170円(税込)
希望小売価格:205円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:標準どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:430ml
調理時間:熱湯8分
小袋構成:1袋(七味付き粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、でん粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維)、かやく(味付油揚げ、かまぼこ)、スープ(食塩、魚介調味料、粉末しょうゆ、魚粉、糖類、七味唐辛子、ねぎ、こんぶ粉末、こんぶ調味料、植物油脂)/ 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(アラビアガム)、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、パプリカ色素、香辛料抽出物、乳化剤、クチナシ色素、チャ抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・ゼラチンを含む)

実食開始

粉末スープと七味は切り離して別々に入れる

別添の小袋は「粉末スープ」と「彩り七味」が一つになっている状態ですが、間のミシン目に沿って切り離し、お湯を注ぐ前に粉末スープだけ入れる‥‥というのは通常の「きつねうどん」や「天ぷらそば」と同じ作り方。あとは内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして “8分後” に軽く混ぜ、最後に「彩り七味」をトッピングしたら出来上がり。

調理後の迫力も前回と同じ

調理後の雰囲気も昨年の「限定プレミアムきつねうどん」に酷似しているのですが、念のため原材料名を比較してみたところ、今年は “環状オリゴ糖(シクロデキストリン)” を添加していませんでした。つまり、使用している添加物が一つ減っているのですが、それ以外は微妙に添加物の並びが違うくらい。

はたして商品名を微妙に変更しただけの再販なのか、それとも「史上最もっちもち麺」から「史上最 “極” もっちもち麺」に変わったことによる違いが感じられるのか、引き続き前回からの変化に注目しつつ「めん」「つゆ・彩り七味」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(82g)あたり
カロリー:346kcal
たん白質:9.0g
脂  質:13.3g
炭水化物:47.5g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:1.7g)
   (スープ:4.4g)
ビタミンB1:0.15mg
ビタミンB2:0.21mg
カルシウム:168mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:346kcal(めん・かやく:323kcal)(スープ:23kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

もち小麦使用は伊達じゃない

6.5

メーカー希望小売価格が193円(税別)に設定されている「日清のどん兵衛 きつねうどん」の油揚げ麺はレギュラーサイズでも “74g” なのに対し、今回の「史上最極もっちもち麺」は “60g” と少なめになっているのですが、なんのなんの。即席カップ麺としては規格外といっても過言ではない粘りの強さを実現しているため、実際の麺量以上に食べ応えが得られます。

ちょっと戻りムラが気になるけどケア次第

たしかに「日清のどん兵衛」が誇る独自製法「3層太ストレート製法」の延長線上にあるのですが、その粘弾性は完全に別次元。通常の油揚げ麺と比較して明らかに厚みがあり、幅も広く、おもちのような食感という謳い文句にも素直に納得できるモチモチ感。ほとんど昨年の “史上最もっちもち麺” と同じような仕上がりですが、やはり久々に食べるとスゴい迫力ですね。

もちろん熱湯8分でも食べられますが、室温によっては部分的な戻りムラが生じると思うので、待ち時間は “10分どん兵衛” よろしく10分待つのがモアベター。もしくは熱湯8分ちゃんと待ったあと、麺をほぐしながら粉末スープを溶かし、再びフタをして8分待つ「16分どん兵衛」もオススメなので、よかったら試してみてください。※まぁ伸びないのでw

つゆ・彩り七味

西日本向けに寄せながらシャープに調整

4.0

たとえば東日本向けの「きつねうどん」よりも醤油の加減は控えめで、北海道エリアで販売している「北のどん兵衛」ほど昆布の旨味は強くない、タイプとしては西日本向けの味付けなのですが、それよりも糖類の甘さを抑えているシャープな面持ち。筆者は西日本エリア在住なので、いつもの粉末スープよりも味が浅いと感じてしまうのですが、それも昨年の粉末スープで感じたこと。

彩り七味も西日本向けのブレンド

別添の彩り七味は “和山椒が華やぐ彩り七味” なので、これについても昨年と共通するポイント。使用している素材は東日本向け・西日本向けともに「赤唐辛子」「陳皮」「白ごま」「和山椒」「金ごま」「あおさ」「しそ」の7種類なのですが、東日本向けでは赤唐辛子の量を増やし、西日本向けでは和山椒の量を増やすことで、それぞれの地域による嗜好の違いに配慮しています。

具材

実は油揚げのサイズが違う

5.0

粉末スープと同じように、油揚げも西日本向けの味付けなのですが、豆腐屋さんと同じ製法で作られた通常の「きつねうどん」に使われている16gの油揚げ(調理前)と比較して、今回の油揚げは18gと若干ながら重く、これも昨年の「限定プレミアムきつねうどん」と同じ仕様。

かまぼこは標準3枚

かまぼこの数は標準3枚ですが、稀に1枚しか入っていなかったり、逆に4枚も入っていたり、これについては個体差が生じるところになるので、かまぼこの枚数も運試し感覚でチェックしてみてください。

総評

5.0

2020年11月発売の「日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺」と比較して、原材料から添加物の “環状オリゴ糖” が省かれていたのですが、体感的に目立った変化は生じておらず、ほぼほぼテコ入れなしの再販という認識で問題ありません。そのため “どん兵衛史上初” の要素は見当たらなかったものの、再販を待っていた方にとっては朗報の展開。

ちなみに「日清のどん兵衛 きつねうどん 45周年記念プレミアム 史上最極もっちもち麺」の発売と同日、ともに45周年を迎えた「日清焼そばU.F.O.」からも “史上最極どろっと特濃ソース” を特徴とするアニバーサリー商品がリリースされたので、そちらも追ってレビューします【author・taka :a(大石敬之)】

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