記事内に広告が含まれています

マルちゃん でかまる 回鍋肉風旨辛味噌ラーメン @東洋水産

スポンサーリンク
東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年7月23日(月)新発売のカップ麺、東洋水産マルちゃん でかまる 回鍋肉(ホイコーロー)風旨辛味噌ラーメン」の実食レビューです。

パッケージの側面より‥

この商品はご飯によく合う商品となっております。

この商品と一緒にご飯を食べるとお腹いっぱいになりすぎるおそれがございます。

スポンサーリンク

白ご飯マスト派に朗報!!

東洋水産の大盛りカップ麺ブランド「でかまる」シリーズからの新作で、「ご飯に合うラーメン」がテーマとなっている今回の新作は、まさにカップ麺の横に白ご飯が欠かせないユーザーのために開発された製品です。私はタイミングを逃して記事に記録し損なったのですが、同じコンセプトで「生姜焼き風 甘辛醤油ラーメン」というカップ麺もありました。記事に記録し損なっただけで実はコッソリと食べていたのですが、個人的な満足度は★5だったんですよね(標準は10段階中で★3)。たぶん、記事にしていても(つまり客観的に見ていても)★5を付けていたと思います。

そんな「ご飯に合うラーメン」シリーズ第2弾ですが、にんにくの効いた回鍋肉風の甘辛い中華スープとか最強に美味しそうですよね。回鍋肉風の焼そばならカップ麺にもなっていますし(ペヤング)、ご家庭でアレンジされた方もいらっしゃるかとは思いますが、ラーメンは聞き慣れません。

ところで「回鍋肉(ホイコーロー)」の解説は不要かもしれませんが、とりあえず軽く書いておきますと‥回鍋肉の “回鍋” とは鍋を回すことではなく、一度調理した食材を再び鍋に戻して調理することを意味しています。中国の回鍋肉は皮付きの豚肉の塊を茹でる、もしくは蒸して加熱してから使用し、葉ニンニクやニンニクの芽を入れ、唐辛子の辛味も強いのが特徴になるのですが‥

日本の回鍋肉は「担担麺」や「エビチリ」「麻婆豆腐」などと同じく、陳健民氏が日本に回鍋肉を広めた際にキャベツを使用し、日本人の好みに合うように甜麺醤を多めに使った甘辛い味付けが一般的になりました。なので、日本では “キャベツと豚肉の甘辛みそ炒め” みたいなイメージが強いですよね。

ハイ、いよいよ本題に入らないと怒られそうなので、実食を開始します。私taka :aの胃袋は大盛りカップ麺の横に白ご飯をスタンバイしてガッツけるほど勇猛果敢な構造ではありませんが、元無類の白ご飯好きとして白ご飯に合うかどうかの判断くらいは可能なので、お任せください。

▼ええ、よくある事例です

▼小袋は3袋

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料(砂糖、植物油、みそ、たん白加水分解物、食塩、香辛料、しょうゆ、甜麺醤、ねりごま、ラード、ポークエキス、豆板醤、香味油脂、発酵調味料、ねぎ)、かやく(キャベツ、味付豚肉)/ 加工でん粉、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、トレハロース、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、香辛料抽出物、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

▼実際もうちょっと色は濃いめです

1食(140g)当たり

エネルギー:586kcal
たん白質:11.9g
脂質:25.6g
炭水化物:77.1g
食塩相当量:7.2g
(めん・かやく:2.5g)
(スープ:4.7g)
ビタミンB1:0.39mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:224mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:586kcal(めん・かやく:455kcal)(スープ:131kcal)

旨辛味噌スープに、回鍋肉風の甜麺醤・豆板醤の風味が利いた、ごはんによく合う味付けのラーメン。

(東洋水産「商品情報」より引用)




めん

なめらかでコシのある、太めの丸麺。

(東洋水産「ニュースリリース」より引用)

しっとり優しい油揚げ麺

エースコックの「スーパーカップ」に使われている “カドメン” とは対極にある、しっとりとした優しい口当たりが特徴的な油揚げ麺で、とてもスープとの一体感が高いです。しかしながら食べ始めはモチモチとした弾力が楽しめますが、わりと早い段階から柔らかくなるので、大盛りカップ麺としては中盤から頼りない印象を受けるかもしれません。

それに、今回は味の濃いスープに対して押され気味だったので、このカップ麺を単体で食べるには少しバランスが悪いかもしれない‥と、ここで思い出していただきたいのが “ご飯に合うラーメン” というコンセプトです。あくまでも “白米を主食” として “カップ麺を副菜” とした場合、麺は自ずとメインの座から降り、 “スープを運ぶ媒体” として機能し始めます。そのように考え方を切り替えると、イメージは悪くないのではないでしょうか。

よほどの早食いでない限り確実に麺が伸びることになりますが、たまにはソフトな食感もオツだと思いますし、案外この存在感は適切なのかもしれません。白ご飯と一緒に食べる予定がない場合は、具やスープよりも優先的に麺を食べ、それから具材で食感の口直しを行うと気持ちよく食べ終わることができると思います。

スープ

回鍋肉のタレをイメージし、甜麺醤と豆板醤の風味を利かせた、味噌ベースの甘辛い中華風のスープに、ラードやポークの旨味を加えました。益都唐辛子入り。

(東洋水産「ニュースリリース」より引用)

か、かなり甘い‥w

人工甘味料を駆使しているような舌に纏わり付くタイプの野暮ったさは感じませんでしたが、砂糖の含有量が多く、たしかに回鍋肉風といえば回鍋肉風のイメージではあるものの、だいぶ甘口ですね。豆板醤も使用されていますが、唐辛子の刺激は弱く、味噌は強めで甘濃いテイストです。

益都唐辛子* 入りとのことですが、なるほど刺激が弱いのも納得でした。たしかに白ご飯と合うタイプのスープですが、人によっては締まりのあるメリハリが欲しくなるかもしれません。しかしながらスープ、白ご飯でリセット、スープ、白ご飯でリセット‥と、このサイクルを繰り返したら、ジャンクな甘さこそが中毒性と感じさせてくれる大きなスパイスとなり得る項目と言えるでしょう。

中でも効果的に感じたのは、ラードの芳ばしい風味。これによって中華鍋を振ったような調理感が得られ、中華風の演出に効果的な要員に思えました。ちょっと酸味が気になったんですけど、体調の関係だったらすいません。ただ、味のメリハリが弱かったので、お酢とか入れちゃうと酸味がアクセントにイイかもです。

*「益都(えきと)唐辛子」とは、中国産の唐辛子で、カプサイシンは0.07〜0.1%と低め。「望都」は0.2%、日本で一般的に使われている「鷹の爪」には0.3〜0.6%、「天鷹」には0.35%ほどのカプサイシンが含まれているので、唐辛子の中でも辛味の弱い品種です。しかしながらコクがあり、辣味の添加よりも風味付けで効果を発揮します。

とろみ成分が先に入れの粉末スープに仕込まれているので、粉末スープめがけて熱湯を集中的にかけて溶かし、液体スープを入れる前に “とろみが確認できるまで念入りに” かき混ぜましょう。

かやく

味付豚肉、キャベツ、ガーリックチップ、ねぎ。

(東洋水産「ニュースリリース」より引用)

たっぷりキャベツが意外と回鍋肉!!

キャベツは中華鍋で炒めたような食感ではなく、しっとりとした茹でキャベツのような食感ですが、日本人ならではのイメージが相俟って、特にキャベツを食べている時に回鍋肉のタレを絡めて食べているような錯覚に陥り、なんだか妙に納得してしまいました。茹でキャベツ系でもクタクタな食感ではありませんし、たっぷりと入っていて好印象です。

もちろん味付豚肉は皮付きの豚肉ではありませんが、東洋水産が誇るリアル系の味付豚肉で、甘辛い下味とスープの相性ばっちり。部位は脂身の少ない赤身がメインで(※これは個体差があるかもしれませんが)、しっかり赤身の繊維を感じる上質な肉具材です。ネギは粉末スープの中に仕込まれており、特に目立っていませんでしたが、多めに入っていたガーリックチップはイイ仕事してますね。全体のパンチを底上げすることに寄与していて、高い食欲増進効果が得られました。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

具材のキャベツと豚肉がスープと絶妙にマッチしており、なるほど回鍋肉のイメージがリンクしたので、とりあえず及第点に★ひとつプラスしましたが、具材(特にキャベツ)を食べている時がピークです。スープを運ぶ媒体としては優秀な麺も単体では弱く、スープもスープで単体だとメリハリの無さが気になり、たしかに回鍋肉風で白ご飯に合いそうな雰囲気ではあったものの、もうひと押し欲しい伸び代の余白を感じました。

あと、これは残ったスープにライスダイブというよりも白ご飯を片手に食べたい系ですね。もちろん残ったスープにライスダイブも合いそうですが(当ブログとしては健康のために推奨しませんが)、甘濃い味を白ご飯でリセットしながら食べるのがいいかもしれません。ただし、 “おいしさの無限ループ” に到達するには、もうひとつアクセントが必要ですけどね。ラー油や胡麻油(※投入する際は容器の変形・破損を防ぐために別の容器に移し替えてください)、お酢や一味唐辛子でアクセントを付けると白ご飯が進みそうです。

ちょっと今回は上出来の★5を即決することはできませんでしたが、東洋水産は中毒性のある甘濃い系や甘辛い系のスープを得意としているので、「ご飯に合うラーメン」シリーズの今後には大いに期待しています。肉じゃが風、青椒肉絲風、豚の角煮風、海苔の佃煮風、イカの塩辛風、ぬか漬け風、食べるラー油風、納豆風(納豆に食べるラー油を入れたら超おいしいです)‥と、なんか途中で脱線しちゃってますが、とりあえずネタは尽きないと思うので、次回のシリーズ新作も楽しみですね。

製品名:マルちゃん でかまる 回鍋肉風旨辛味噌ラーメン
販売者:東洋水産
製造所:東洋水産(株)関西工場
内容量:140g(めん90g)
発売日:2018年7月23日(月)
発売地区:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:ローソン
取得価格:216円(税込)
希望小売価格:205円(税別)
JANコード:4901990360791

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:560ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)

東洋水産株式会社:〒108-8501 東京都港区港南2-13-40
お客様相談室:0120-181-874

  1. かなり甘い回鍋肉ラーメンか。
    ご飯と食べるとお腹いっぱいになりすぎるって、当たり前やろ!ってツッコミたくなるけど、ご飯が進みすぎると書かないあたりが面白いね。

  2. 私も、スープ次第では、よくIN、THEライス、しちゃいます~
    パッケージに、ライス文面が書かれてると更に投入したくなりますね!

  3. これはなかんか・・夏に食べるにはハードルが高そうな・・でも夏に元気が出そうなカップ麺(((uдu*)ゥンゥン リアルな豚肉も美味しそうだけど・・・もうちょっと涼しくなってから食べたいかなぁ(゚∇゚ ; ) ご飯にあるカップ麺というコンセプトがあるやねぇ・・・徳島ラーメンみたいなニュアンかなぁ・・でも私・・大阪人でありながら炭水化物✖️炭水化物が苦手だったります(;´д`)トホホ… 今回はスルーかなぁ・・

  4. いつもなら、d(*´ェ`*)
    困難感じですが、
    暑さでバテている
    いま
    、このコンビネーションは無理(;´A`)

  5. 甘辛の「甘」が強いのかぁ。
    昔の私やったらナイス!って思ったかもしれないけど、今は甘みが強いのも、人工的なのもあまり、、、なんだよね^^;

    あっ、トップ画白バックで帰ってきたー(≧∇≦)

タイトルとURLをコピーしました