TOKYO2020×日清食品「カップヌードル 黄金鶏油 鶏塩」鶏油炸裂!!東京オリンピック応援商品 “御三家” から発売

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2020年2月3日(月)新発売のカップ麺、日清食品「カップヌードル 黄金鶏油 鶏塩」の実食レビューです。

東京2020オリンピック応援デザイン「黄金鶏油トリオ」日清の御三家ブランドから同時にリリース!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル 黄金鶏油 鶏塩

「東京2020オリンピック応援デザイン 黄金鶏油トリオ」とは、2020年7月24日に開催される「東京2020オリンピック」を応援すべく開発された “益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会” 公認のライセンス商品で、日清食品の御三家カップ麺ブランド「カップヌードル」「日清のどん兵衛」「日清焼そばU.F.O.」から同時に展開。

TOKYO2020×黄金鶏油トリオ

「カップヌードル 黄金鶏油 鶏塩」「日清のどん兵衛 黄金鶏油 鶏白湯うどん」「日清焼そばU.F.O. 黄金鶏油 鶏ネギ塩焼そば」それぞれ日本代表選手団による金メダルラッシュを願い、金メダルの “黄金” をイメージしたパッケージと別添の “黄金鶏油(おうごんちーゆ)” がテーマとなっていて、さっそく大手コンビニ企業やスーパーマーケットを中心に多くの店で販売されていました。

日清食品の創業者である故・安藤百福氏が掲げた “食とスポーツは健康を支える両輪である” という理念のもと、公益財団法人「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」と日清食品の総本山「日清食品ホールディングス株式会社」が正式にスポンサーシップ契約(東京2020オフィシャルパートナー)を締結したのが2016年6月23日。

カップ麺の「黄金鶏油トリオ」は “東京2020オフィシャルカップ麺パートナー” の日清食品株式会社(安藤徳隆社長)が担当しているのですが、伊地知稔彦社長率いる日清食品チルド株式会社は「行列のできる店のラーメン 東京中華そば 2人前」「つけ麺の達人 東京もりそば 2人前」「日清の太麺焼そば 東京下町風ソース 2人前」を組み合わせた「東京トリオ」を2020年3月1日に発売予定。

東京トリオ・旨辛トリオ

また吉田広之社長率いる日清食品冷凍株式会社からは「冷凍 日清中華 炎の麻辣まぜそば 大盛り」「冷凍 日清のどん兵衛 炎の釜玉カレーうどん」「冷凍 日清スパ王プレミアム炎のリッチ! 濃厚アラビアータ」を組み合わせた「旨辛トリオ」を2020年3月1日に発売予定となっていて、同グループのカップ・チルド・冷凍部門それぞれがオリンピック関連の商品を開発しています。

そう、日清食品株式会社・日清食品チルド株式会社・日清食品冷凍株式会社いずれも「日清食品ホールディングス」のグループ会社なのですが、ちょっと脱線すると「ココナッツサブレ」の販売者は日清シスコ株式会社(豊留昭浩社長)、「ピルクル」の販売者は日清ヨーク株式会社(前田健二社長)といったように、同じ日清食品でも部門によって代表取締役社長は別の人。

——と、話を戻しまして今回の記事でレビューする「カップヌードル 黄金鶏油 鶏塩」は、鶏の旨味が溢れるコクうま塩スープが特徴となっているらしく、別添の小袋「黄金鶏油」が味の決め手。パッケージには躍動感のあるアスリートのモチーフをあしらい、きちんと “TOKYO2020” のライセンスロゴと地・水・火・風・空を意味する五輪もプリントしてあります。

東京2020オフィシャルカップ麺パートナー

やはりオリンピック関連の新商品ということもあって、「黄金鶏油トリオ」それぞれ世間的な注目度も高く、意欲的に取り扱っているコンビニ企業も多かったのですが、トリオの中でも「カップヌードル 黄金鶏油 鶏塩」の市場占有率は圧倒的。もはや売ってないコンビニはないほどの頻度で遭遇したので、まずはカップヌードルから掘り下げることにしました。

開封

金メダルと‥‥地図?

カップヌードルに別添されている小袋は、フタの上に貼り付けてある「黄金鶏油」が1袋。 黄金鶏油仕上げと書いてる部分には、月桂樹でフチを飾った金メダルが描かれていて、よく見るとフタ全体が金メダル調のデザイン。それから赤い背景の部分に描かれている模様はなんだろう——と、気がつけば何気に十数分w もしかして “競技会場マップの部分拡大図” ですかね。

※鶏団子の数は個体差あり

具材は鶏団子、ネギ、スクランブルエッグ、キクラゲの4種類で、鶏団子はゴロンと大きな個体が3つ、ネギは大きめにカット、おそらくスクランブルエッグは安定の卵具材、細切りのキクラゲは「カップヌードル リッチ フカヒレスープ味」と同じ具材でしょうか。パッと見そこまで特筆して具沢山ではないものの、まったく寂しい構成ではありません。

今回はスーパーマーケットで購入したのですが、前述のようにコンビニでの取り扱いも意欲的で、実際に立ち寄ったコンビニ大手4社「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「ミニストップ」すべての店舗で取り扱いを確認。メーカー希望小売価格は税別193円、コンビニで購入した場合の値段は軽減税率8%適用で税込198円となっています(2020年2月6日現在)。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル 黄金鶏油 鶏塩
製造者:日清食品株式会社 関東工場
製造所:茨城県取手市清水667-1(A)
内容量:76g(めん60g)
商品コード:4902105258545(JAN)
商品サイズ:縦96mm×横96mm×高さ107mm
発売日:2020年02月03日(月)
実食日:2020年02月06日(木)
発売地域:全国(全チャネル)
取得店舗:スーパーマーケット(ローカル)
商品購入価格:138円(税込)
希望小売価格:193円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(黄金鶏油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料)、スープ(香味調味料、チキン調味料、鶏脂、たん白加水分解物、糖類、香辛料、豚脂、にぼし調味料、食塩、こんぶ調味料、ゆず皮)、かやく(味付鶏つくね、きくらげ、味付卵、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、カロテン色素、フラボノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、カラメル色素、クチナシ色素、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

おそらく既存の汎用麺

麺は熱湯3分の油揚げ麺で、カップヌードルの中では標準的なサイズ感。麺の原材料名が「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料」なので、とりあえず原材料を見る限り、先ほど例に挙げた「カップヌードル リッチ フカヒレスープ味」と同じ配合の麺となっています。

さすがの膨張率w

別添の「黄金鶏油」は食べる直前に加える後入れで、お湯を注いでから待っている間にフタの上で温めてくださいとのこと。たぶん小袋を貼り付けるために使用されていた接着剤が高確率でフタの上に残ってしまうと思うのですが、今回は爪でペリッと簡単に剥がせたので、再接着が気になる方は事前にペリッとしておきましょう。

さて、けっこう具材が膨れ上がってくれたのと、別添の黄金鶏油を加えた瞬間 “かなり強烈な香り” が漂ってきた実食前の現在、けっこうインパクトありますね(※鶏油が苦手だとヤバいかも)。それでは、土台になっているスープの方向性にも注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(76g)あたり
カロリー:343kcal
たん白質:9.0g
脂  質:14.6g
炭水化物:43.8g
食塩相当量:4.9g
(めん・かやく:2.0g)
   (スープ:2.9g)
ビタミンB1:0.81mg
ビタミンB2:0.22mg
カルシウム:91mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:343kcal(めん・かやく:297kcal)(スープ:46kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

安定のフライ麺

5.0

既存のカップヌードルには、大きく分けて “3種類の汎用麺” と “1種類の特殊な麺” があって、約2mm幅に切り出された「カップヌードル」の麺を基準とし、「カレー」や「味噌」「チリトマトヌードル」の麺は太めの約3mm幅、そして「シーフードヌードル」や「リッチ フカヒレスープ味」「しお(SiO)」の麺は味付けが控えめで——と、ここまでが3種類の汎用麺。

今回はシーフードヌードル系

「欧風チーズカレー」のみチーズパウダーを配合したチーズ練り込み麺を採用し、これが既存品の中で唯一無二となっている1種類の特殊な麺で、今回は自己主張の弱い「シーフードヌードル」系統の麺が使用されています。今回は鶏しお味のスープなので、同じく「しお(SiO)」にも使っている麺を採用したのでしょう。

特筆すべき店はないのですが、今回のスープに対して麺の存在感は適切。ちなみに以前はシーフードヌードル系統の麺のみ約1.8mm幅に切り出されていて、2017年10月のマイナーチェンジからレギュラーの麺と同じ幅に統一されたのですが、2019年9月2日に復活した「カップヌードル リッチ スッポンスープ味」のみ “マイナーチェンジ前の細麺” が使われていました。

スープ

かなり黄金鶏油の主張が強め

5.0

土台のスープは鶏白湯(とりぱいたん)ではなく清湯(ちんたん)系の鶏しお味で、すっきり・あっさりとしたテイスト。鶏ガラなどの鶏骨を中心に白濁するまで煮込んでいるのではなく、丸鶏を中心に鶏肉の旨味も取り入れながら、生姜や長ネギ、にんにくなどの香味野菜を合わせ、じっくりと低温で旨味を抽出しているようなイメージ。

わりと体感的な塩気のキレも強かったのですが、食塩の使用量は他の素材と比較して意外と少なく、ほんのりと煮干しの風味や昆布の旨味を効かせ、さらに柚子皮を重ねるなど、オリンピックの舞台が日本の東京だからなのか「和」も意識していることが伝わってきました。しかし、別添の黄金鶏油を加えると、かなり鶏油の芳ばしさがアグレッシブに主張してきます。

黄金というか琥珀色だけどw

ちょっとオイルの色は銅メダルに近く——と、それはさておき香味調味料特有の雑味が並行するため、抽出したてのフレッシュな鶏油に瓜二つとはいきませんが、牛脂でも豚脂(ラード)でもない鶏油ならではの芳ばしさがスパーク。おかげで柚子皮のアクセントは吹っ飛びましたけどw 中華料理っぽい雰囲気に傾いて、まさに黄金鶏油が主役といえるインパクトを放っていました。

具材

具材も充実

5.0

きちんと待てば調理直後に麺が見えなくなるほどの内容量で、膨張率に優れたスクランブルエッグとキクラゲが具材のボリューム感を底上げします。キリッとした鶏しおスープと対比を描くインスタント感の強いスクランブルエッグの甘味は相性抜群で、コリコリとした食感のキクラゲは黄金鶏油の芳ばしさと絶妙にフィット。

メインの鶏団子は柔らかく、でも原材料は鶏100%じゃないというか、ほんのちょっと魚の擂り身(?)が混ぜてあるような食感と風味だったんですけど、最近よくあるフェイクミート(大豆たん白加工品)では出せない旨味は肉具材ならではのプライド。質としては蒸し鶏か炭火焼チキンのほうが上質なのですが、けっこうサイズも大きめで、単発の威力は高かったです。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

黄金鶏油を入れる前のスープからは煮干しや柚子皮のアクセントがフワッと香り、なかなか凝ってるなぁ‥‥などと思ったのも束の間、黄金鶏油の前に為す術もなく吹き飛んでしまったんですけど、今回は他ならぬ “黄金鶏油” が主役のカップ麺。そのコンセプトは遺憾無く打ち出せていたし、ある意味ここまで一点突破型のカップヌードルは珍しいかもしれません。

鶏油が苦手な方には厳しい一杯になってしまいますが、鶏油の芳ばしさが好きなら違和感なくハマれると思います。で、もし今回の黄金鶏油がスゴいカップヌードルを使って話題の “カップヌードル炒飯” を作ったらヤバいのではないか‥‥と、実際に作ってみましょうかw 味の感想や作り方など、次の記事で紹介できたらと思いますので、今しばらくお待ちください。

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