「カップヌードルBIG トムヤムシーフード味」辛旨 “35周年記念限定商品” 夢の共演!!

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年7月15日(月)新発売のカップ麺、日清食品「カップヌードル トムヤムシーフード味 ビッグ」の実食レビューです。

シーフードヌードル35周年記念限定商品 “夢の共演” エスニックアレンジ「シーフード×トムヤム」登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

カップヌードル トムヤムシーフード味

「カップヌードル シーフードヌードル」が初めて発売された日は、今から遡ること約35年前の1984年7月23日。今年、2019年はシーフードヌードルが発売35周年を迎える節目ということで、カップヌードルの大人気フレーバー「トムヤムクンヌードル」の香りと辛さに「シーフードヌードル」のコクを合わせた新商品が開発されました(※7月8日に発売された「カップヌードル シーフードヌードル ぶっこみ飯」に続く35周年記念限定商品第二弾)。

やや誕生日には早いリリースになりましたが、パッケージには「シーフードヌードル35th記念限定商品」のロゴを掲げ、しかも “ちょうど「海の日」に発売” という粋なタイミング。日清食品の公式ウェブサイト内にあるニュースリリースには “混ぜたらうまかったので商品化決定!” と書いてあったんですけど、いいですね。こういうノリ、大好きです。



世界初のカップ麺「カップヌードル」の発売日は1971年(昭和46年)9月18日、第2の定番「カップヌードル カレー」の発売日は1973年(昭和48年)5月、そして1984年(昭和59年)7月に第3の定番「シーフードヌードル」が発売されたのですが、現在は同シリーズの中でも売り上げNo.2の人気商品で、 “カップヌードルの中で一番好きな味!” という声も多く聞きます。

ちなみにカップヌードルの売り上げランキング1位はカップヌードル、2位はシーフードヌードル、3位はカレーとなっているのですが、定番のチリトマトヌードルを押さえて4位にランクインしているのが今回の相棒「トムヤムクンヌードル」で、エスニックヌードル(全企業・全ブランド)の中で売上No.1の実力者。今回、そのタイ日清と共同開発した本格トムヤムペーストが別添されているようですね。

実は2011年4月18日に熱湯調理とレンジ調理が選べる2WAY仕様の「カップヌードル マイ・レンジタイム トムヤムクンヌードル」を発売しているのですが、現行の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」が初めて発売されたのは2014年4月14日。海外現地法人の「タイ日清」が開発に協力、現地のトレンドを取り入れた本格志向のエスニックヌードルとして発売前から注目を集めていました。

しかし、いざ発売から約1週間後の4月22日——当初の販売計画を大幅に上回ったことで十分な供給量を確保できない状況となり、トムヤムクンヌードルの販売を一時休止(出荷停止)。2019年4月11日〜7月現在にかけて一時販売休止中の「カップヌードル 味噌」と同じ状況に陥っていたのですが、当時ひっそりと関東甲信越・静岡県のみで販売再開され、2015年2月23日より全国販売解禁、そして現在に至ります。



ところでシンガポールにも「Cupnoodles Tom Yam Seafood Flavour(酸辣海戦味杯面)」というカップヌードルがあるんですけど、日本のフレーバーとしては初めてで、今回のパッケージに表示されている辛さレベルは5段階中「2」。一足早く夏の風物詩「レッドシーフードヌードル」がリリースされましたが、そちらも同じく辛さレベル2となっていました。

基本、日清食品のカップ麺は辛さレベル3でも大した辛さではないんですけど、今回は激辛商品ではありませんし、もっと気になるのはトムヤムクンヌードルの鮮烈な酸味は再現されているのかどうか——ちなみに今年のレッドシーフードヌードルはレビュー済みなので、製品情報の詳細や感想・評価が気になる方は、「カップヌードル レッドシーフードヌードル(2019)」の記事をご覧ください。

開封

別添の小袋は「トムヤムペースト」が1袋、まさに “あのデザイン” そのままなので、いよいよ中身は同じかもしれません。ちなみに世界80以上の国と地域で販売されている「カップヌードル」のスペルですが、日本では “CUPNOODLE” とされているのに対し、海外では “CUPNOODLES” と最後に “S” が付きます。



理由は複数形のSがないと “麺1本” を意味してしまうからなんですけど、これは日清食品のカップヌードルが意識している「グローカル(グローバル+ローカル)戦略」の一環。今回の「トムヤムペースト」にも「S」が付いているように、現地の本格さを意識しているカップヌードルの「エスニックシリーズ」は、日本でも “CUPNOODLES” となっているのが一つの特徴ですね。

しかし、「トムヤムシーフード味」は “あくまでもシーフードヌードルが本体” なので、カップに記載されているスペルは「CUPNOODLE」。ちょっと具材は本家より少なく見えますけど、トムヤムペーストが別添されていることを思えば納得ですし、基本的な具材の構成はオリジナルのシーフードヌードルを踏襲しています。

製品詳細情報・購入価格等

製品スタイルは縦型ビッグ、これは基本的にコンビニ用の新商品として開発されていることを意味しているのですが、全国のスーパーマーケットやドラッグストア、ディスカウントストアなど、取扱店に縛りはない全チャネル販売です。ただ、コンビニに新商品が並ぶのは毎週火曜日が基本なので、1日遅れの2019年7月16日から販売開始。

メーカー希望小売価格は税別220円なので、スーパーなら200円前後、コンビニの実売価格は税込232円が相場ですね。ちなみに私は日清食品のオンラインストアで購入しているのですが、セール対象にならない限りガチの定価購入必至なので(セール対象=賞味期限が近い・終売になった等)販売価格は税込237円——まともなストアの中では公式通販サイトが最高値です。

製品名:カップヌードル トムヤムシーフード味 ビッグ
製造者:日清食品株式会社
製造所:静岡工場(製造所固有記号 F)
内容量:98g(めん80g)
商品コード:4902105258750(JANコード)
商品サイズ:縦175mm×横175mm×高さ65mm

発売日:2019年07月15日(月)
実食日:2019年07月15日(月)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:日清食品グループ オンラインストア
商品購入価格:237円(税込)
希望小売価格:220円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ・大盛り
容器材質:紙
湯量目安:400ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(トムヤムペースト)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料)、スープ(ポーク調味料、チキン調味料、トムヤムペースト、糖類、香辛料、粉末しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、野菜調味料、たん白加水分解物、魚介調味料、野菜調味油、食塩、紅生姜、魚醤、ポーク調味油)、かやく(キャベツ、いか、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ、赤唐辛子、パクチー)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、香辛料抽出物、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸味料、カラメル色素、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、pH調整剤、乳化剤、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、炭酸Na、(一部にえび・かに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・えび・かに・豚肉・鶏肉・いか・大豆・ごま・ゼラチン(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

さて、湯戻し時間は熱湯3分、待っている間に小袋をフタの上に乗せて温めます。このペーストはレモングラスとライムリーフのフレッシュな風味が特徴で、まさに味の決め手となっているのですが、ちょっと出しにくいのが玉に瑕‥‥というわけでイラストのように手で絞り出すのではなく、箸を小袋に突っ込んで掻き出してください。



ペースト状の成分が小袋から出しにくいのは、インドネシアやタイを中心とした即席麺の海外あるあるネタなので、ある意味それも本場感の演出に一役買っているポイントといえばポイントなんですけど‥w とりあえず小袋を開封する時は、写真のようにズバッと横一文字に切るのが手っ取り早く調理するコツです(※ペーストの飛び散りに注意)。

さて、オリジナルのシーフードヌードルよりも具材(イカ)が控えめに仕上がりましたが、変わり種の大盛かつトムヤムペースト付きなので、それを思えば致し方ないところですね。それでは、シーフードとトムヤムのバランスや辛さレベルに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(98g)当たり

熱  量:436kcal(カロリー)
たん白質:11.1g
脂  質:16.0g
炭水化物:61.8g
食塩相当量:6.9g
(めん・かやく:3.2g)
   (スープ:3.7g)
ビタミンB1:1.23mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:138mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:436kcal(めん・かやく:386kcal)(スープ:50kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

いつもの麺です
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麺の原材料名は「小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料」となっているのですが、これは「シーフードヌードル」のテンプレで、実は「トムヤムクンヌードル」にも同じ麺が使用されています。ただ、今回の「トムヤムシーフード味」に使用されている麺は、ちょっと本家よりも細いような——

と思って念の為に通常の「カップヌードル」や「シーフードヌードル」の麺とも比較してみたんですけど、麺の幅と厚みは同じだったので、おそらくシーフードヌードルからの汎用でしょう。カップヌードルはスープの味に合わせて麺を変えているのですが、もっとも控えめな味付けがシーフードヌードルの麺となっていて、もちろん今回のスープとも相性やバランスに問題はありません。



ただ、毎度お馴染みの耐久力なので、てきぱき食べないと中盤以降けっこうダレてきます。カップヌードルの麺はレギュラーサイズだと程よいコシを保ったまま完食可能なんですけど、大盛サイズになると後半どうしても食感の劣化が否めません。ちなみに熱湯を注いでから “2分後に混ぜる”(で、再びフタをして合計3分待つ)とコシや麺の耐久力がアップするので、よかったら試してみてください。

スープ

まさにイメージ通り
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実は最初に1つ “トムヤムペーストを入れずに” 食べてみたのですが、スープの土台は体感的に90%「シーフードヌードル」で構成されています。しかし、本家よりも生姜が弱く、動物系と海鮮の旨みが濃厚で、正直これは‥‥本家より美味しいかもしれないw というのは主観的なコメントになるかもしれませんが、ほんとうに。

これは「レッドシーフード」でも感じた共通のポイントになるのですが、オリジナルのシーフードスープを継承しつつ、うまみ成分の含有量が増えているような印象で、特に乳化感(クリーミーさ)が大幅にアップしています。さらに具材のパクチーが軽めに香ることで、トムヤムペーストを入れる前からエキゾチックなアクセントを感じました。

しかし、本格トムヤムペーストを入れた途端に一変。まず「トムヤムクンヌードル」に別添されている小袋との違いですが、おそらくペーストの中身も同じ成分です。ただ、ペーストの量もレギュラーサイズと同じなので、大盛サイズの「カップヌードルBIG」に使った場合、レモングラスやライムリーフの体感的な酸味はオリジナルほど強くありません。

けれどもパクチーの輪郭が鋭くなり、意外だったのが辛さレベルで、同じレベル2の “レッドシーフードヌードルよりも辛い” です。何辛かと聞かれたら「ピリ辛」と即答しますけど、しっかり硬派にピリ辛で、さすがトムヤムペーストまるごと引っ張ってきただけのことはあるなと思えるエスニック感でした。

ココナッツミルクは目立ちませんが、それだけにオリジナリティがあり、乳化感の強いシーフードスープと本格トムヤムペーストの相性も申し分ありません。かなり日本人の味覚に合うトムヤム系に仕上がっているのですが、ひとつのナムコン系トムヤムスープとして完成度の高い味わいです(※ナムコン=濃厚なトムヤム、ナムサイ=酸味と辛味が強いシャープなトムヤム)。

具材

ちょっとボリュームダウン
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具代の構成は「キャベツ、いか、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ、赤唐辛子、パクチー」となっているのですが、本家の原材料名は「いか、キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ」と並びが違うようにキャベツが多く、イカが少ない上にサイズダウンしています(※原材料名は含有量の多い順から手前に記載されています)。

ただ、期間限定の変わり種かつトムヤムペーストを別添、しかもイカが高騰している現状ですからね。ちなみにエビは入っていませんが、トムヤムクンの「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」は海老を意味しています。そして今回の商品名は「トムヤムシーフード味」——つまり商品自体に “クン(エビ)とは一言も書いていない” ので、海老なしでも詐欺ではありません。

それからシーフードヌードルには含まれないパクチーと赤唐辛子も入っているのですが、赤唐辛子は完全に飾り、パクチーもトムヤムペーストを入れる前は穏やかです(※最終的なパクチーレベルも通常の「トムヤムクンヌードル」が大丈夫なら問題ありません)。ちなみに2016年7月18日にトムヤムクンヌードルがリニューアルされた際、パクチーを加工する工程が見直され、生パクチーのような彩りと香りがアップして、ちょっとフレッシュになりました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5+)

特徴を要約すると “大盛りサイズの「カップヌードル シーフードヌードル ビッグ」に「トムヤムペースト」を入れた状態” で、結果それ以上でも以下でもないのですが、よくできた良品です。ある意味ちょっと中途半端な状態と言われたら否定できないんですけど、もっと酸っぱ辛いトムヤムが食べたければトムヤムクンヌードルを食べればいいわけですし、トムヤムが苦手なら手を出さなければいい話。

ただ、トムヤムペーストを入れる前のシーフードスープは本家越えしていると感じるくらい濃厚で美味しかったので、まずはペーストを入れる前のスープも楽しんでみてください。唐辛子はピリ辛でもダメ、エスニック系はムリ、ちょっとでもパクチーが入っていたら苦手——だと厳しいかもしれませんが、そうでなければ試す価値ありですよ。

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