セブンプレミアム「すみれ 唐玉味噌」2018年リニューアル

セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年10月15日(月)リニューアル発売のカップ麺、セブンプレミアム「すみれ 唐玉味噌(からだまみそ)」の実食レビューです。

札幌ラーメンの名店「すみれ」の中でも限られた店舗でのみ提供されているというトッピング「唐玉」‥2017年5月8日にセブンプレミアムの10周年を記念してリリースされたアニバーサリー商品が復活しました。

辛い?辛くない?前と何が違う?実際に食べてみた感想と経験をもとに評価し、その疑問を解決します。読むだけで味が伝わるような記事を心がけて丁寧に解説しておりますので、お時間よろしければ最後までお付き合いください。

すみれ 唐玉味噌 2018年Ver.

「辛玉」ではなく「唐玉(からだま)」とは、唐辛子やニンニク、しょうが、味噌などを合わせ、すみれ特有の濃厚な味噌ラーメンに辛みと旨みのパンチを加えてくれる、こだわりの詰まったトッピングです。このカップ麺はセブンプレミアム10周年記念の期間限定商品だったんですけど、「一風堂 とんこつまぜそば」の復活と同じく再びリリースされました。

当初は “お店では味わうことのできないカップ麺限定の特別なメニュー” として開発・販売されていたのですが、今年は「『すみれ』の中でも限られた店舗でのみ提供される」と「セブンプレミアム向上委員会」で紹介されていたので、実際の店舗でも食べられるようになったみたいですね。

どんぶり型の定番商品「セブンプレミアム ゴールド 日清名店仕込み すみれ 札幌濃厚味噌」もレビューしているのですが、今回の製品スタイルはタテ型ビッグで、製造は毎度お馴染み日清食品です。

「セブンプレミアム」なので、もちろん販売はセブン&アイグループの系列店に限られます。しかし、私はセブンイレブンで購入したのですが、イトーヨーカドーの公式通販サイトでも取り扱われていたので、コンビニ限定品というわけではありません。

パッケージの側面には、「※辛みが強いので注意してお召し上がりください。」と、さりげなく書かれているのですが、よくある激辛カップ麺のような警告の仕方ではないですね。2017年発売品は移転前のブログで★5と評価してるのですが、かなりニンニクの存在感が強かったのを思い出しました。

それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

フタの上には別添の「唐玉ペースト」が貼り付けられているのですが、写真で伝わらないのがもどかしい‥えっとですね、透明な外装フィルムを破った瞬間からガーリックけっこうキますw あ、ちょっと中本のカップ麺を開封した時に近い香りかもしれません。

で、開封すると当たり前のように先ほどのガーリック臭がガツンと強く伝わってきます。この時点で早くも仕事中はマズいんじゃないかというレベルなんですけど、生姜や味噌の芳醇な香りも同時に上がってきて、もしもこの香りが “このまま味になったら‥” そう考えるとドキドキするくらい、けっこうな破壊力。

しかし、とても香りがいいのに熱湯を注いで実際に舌で確かめてみると‥あれ?みたいな肩透かしパターンは無きにしも非ずなので、いくら天下の日清食品×すみれの黄金コラボとはいえ油断できません。

製品情報・購入価格

製品名:すみれ 唐玉味噌
製造者:日清食品
製造所:滋賀工場
内容量:107g(めん80g)
発売日:2018年10月15日(月)
JANコード:4902105243176
希望小売価格:213円(税込)

発売地域:セブン&アイグループ系列店
購入価格:213円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:410ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(唐玉ペースト)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、小麦胚芽、しょうゆ、チキンエキス、たん白加水分解物)、スープ(豚脂、香辛料、糖類、小麦粉、粉末みそ、ポークエキス、でん粉、みそ調味料、酵母エキス、食塩、しょうゆ、えび醤)、かやく(味付豚肉、玉ねぎ、モヤシ、味付メンマ、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、香料、増粘多糖類、カロチノイド色素、トレハロース、香辛料抽出物、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、乳酸Ca、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・いか・大豆・ゼラチン

実食開始

あ〜もう湯気が美味しいですw 油断できないとか言っておきながら早くも期待値は鰻登りですし、かなり具材も充実していますね。ちなみに調理方法では別添の「唐玉ペースト」をフタの上で “温めろ” とも “温めるな” とも書かれていなかったのですが、いわゆる辛味噌ですし、うっかり小袋をフタの上にのせる条件反射に理性で歯止めをかけ、今回は温めませんでした。

実は栄養成分表示を2017年発売品と比較すると、食塩相当量の数値が6.9gから6.8gに減っているだけで、まったく同じ数値なんですよね。しかし、今年はリニューアル前と同じ原材料、同じ栄養成分表示でも中身が違っていたケースを何度か体験してきたので、実際に食べてみないことには分かりません。

というわけで、以前の製品と比較しつつ、その違いに注目しながら食べてみましょう。

1食(107g)当たり

カロリー:470kcal
たん白質:11.4g
脂  質:17.1g
炭水化物:67.5g
食塩相当量:6.8g
(めん・かやく:2.6g)
(スープ:4.2g)
ビタミンB1:0.30mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:136mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:470kcal(めん・かやく:389kcal)(スープ:81kcal)

めん

胚芽麺に進化!

前回の麺と比較して新たに小麦胚芽が追加されているのですが、全粒粉練り込み麺のような粒は感じられませんし、見た目も少し色が濃いめかな?くらいなんですけど、甘いです。じっくり噛んでいると小麦の甘味が普通の油揚げ麺よりも強めに感じられ、油揚げ麺特有のネガティヴな風味も控えめでした。

前回はスナック的な印象が強く、同社の「有名店シリーズ」ほどハイクオリティな麺ではなかったんですけど、今回ちょっとクオリティが上がったかもしれません。軽く縮れてはいるものの、しなやかで厚みのない平打ち麺なので、あまり札幌味噌ラーメンのイメージに通じる雰囲気ではないかもしれませんが、スープとの相性は悪くなかったです。

しかし、食べ始めこそ厚みのわりにコシの強さが楽しめるのですが、そんなに食感の持久力はないので、早い段階から柔らかくなってきます。とりあえず4分きっちり待って、しっかり混ぜてから食感がダレる前にテンポよく食べましょう。ところで変わり種ではタテ型ビッグでも麺量70gが主流になりつつあるのですが、きっちり麺量80gなのは嬉しいですね。

スープ

唐玉ペーストがキレてます

唐玉ペーストを加える前のスープは、ほんのり甘くて優しい面持ち。味噌は赤味噌に寄りながらもカドが立たず、丸みを帯びたテイストは前回と同じでした。とろっとした口当たりですが、きちんと丁寧な味噌とポークの旨味によって、とろみも不自然ではありません。蝦醤の隠し味も面白く、それも前作に通じる個性でした。

しかし、どっしりと濃厚な路線にあった前作と比較して、やや動物系の要素は軽くなり、ラードの油膜も皆無に等しいため、どんぶり型の製品と比べたら野性味は圧倒的に劣ります。ほぼ栄養成分表示は同じですが、原材料名は前回の唐玉味噌から「魚介調味油」や「ポーク調味油」などがカットされていたので、それも関係しているのかもしれません。

味噌を炒めたような調理感や動物系の厚みについては粉末スープの限界を感じてしまいますが、旨味が物足りない‥などということはなく、唐玉ペーストがなくても穏やかに濃厚で美味しい味噌スープです。しかし、別添の唐玉ペーストを全体に混ぜて溶かすと‥

途端に一変、かなりメリハリのある味に変貌します。正直、唐辛子の刺激は大したことありません。私は辛い食べ物が得意なほうではあるんですけど、それを差し引いて一般的に見てもピリ辛レベルでしょう。しかし、恐るべきはニンニクのパワーです。

ペースト状なので、ニンニクの指標は生おろし系。それも完全にニンニクが主体で、辛味噌にニンニクを練り込んだというよりも、ニンニクに軽く味噌で味付けを施して唐辛子をアクセントに練り込み、ちょっと生姜も足してますよ、みたいなペーストなんですよね。

舌に感じる刺激はカプサイシンによる効果ではなく、もはやニンニクの刺激なんじゃないかと思うほど。しかしながら穏やかで優しく、懐の深いベースがあるからこそ唐玉一辺倒のインパクト任せなスープに落ち込むことありません。しっかりインパクトを打ち出しながら、濃厚さの指標を履き違えていない、レベルの高いスープです。

かやく

具材の量が増えたかも?!

ラインナップは味付豚肉、玉ねぎ、モヤシ、味付メンマ、ネギなので、2017年発売品と同じ構成です。個体差かもしれませんが、もやしと味付豚肉が増えたような気がしました。チップ状の味付豚肉は何気に脂身の部分も多く、情緒のないハム系の肉具材よりもワンランク上。

どんぶり型に匹敵するサイズのモヤシは量・質ともに満足度が高く、よくある “お飾り” のモヤシではありません。シャキシャキの食感とモヤシの風味は札幌味噌ラーメンのイメージに強くリンクする項目ですし、メンマも厚みがあってサイズも大きめ、数も申し分なかったです。

ネギは飾りにすぎませんでしたが、フレッシュなタイプの玉ねぎは香味と食感がアクセントに効果的で、濃厚かつニンニクが効いたスープと相乗効果を発揮している、かなり充実のラインナップでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

「すみれ」らしさについては賛否両論あると思いますし、どんぶり型の「日清名店仕込み」と比較してもタテ型カップだからこその大幅な調整は否定できませんが、ニンニクを主体としたインパクトのある唐玉ペースト、小麦胚芽入りの麺、そしてボリュームも品数も文句の付け所が見当たらない具材のラインナップから、2018年の総評も上出来の★5即決でした。

再現度について突き詰めるとリアリティよりも大幅にインスタント寄りの仕上がりですが、けっして浅はかな味ではありません。ニンニクがガツンと効いた濃厚辛味噌系のカップ麺として、実にクオリティの高い一杯です。