「ワールドダイニング タッカルビヌードル」World Dining DAK-GALBI NOODLES

トップバリュ(TOPVALU)

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月15日(火)新発売のカップ麺、トップバリュ「ワールドダイニング World Dining タッカルビヌードル DAK-GALBI NOODLES」の実食レビューです。

韓国の人気メニューをカップ麺にアレンジして再現!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

ワールドダイニング タッカルビヌードル

「世界を旅する食卓 World Dining(ワールドダイニング)」とは、イオングループが展開しているプライベートブランド「トップバリュ」に属しているワールドワイドを意識したシリーズで、今回のカップ麺「ワールドダイニング タッカルビヌードル」は2019年1月開催の「韓国フェア」に合わせて開発されました(同時発売品「ワールドダイニング スンドゥブチゲ味ヌードル」)。

「タッカルビ」(닭갈비)とは、韓国で生まれた焼肉料理の一種で、タッ(닭)は鶏、カルビ(갈비)は肋骨または肋骨周辺の肉を意味していて、直訳すると “骨周りの肉を食べる鶏料理” という意味合いになるのですが、1960年に韓国・江原道(カンウォンド)の春川(チュンチョン)地方で生まれた郷土料理です。

「冬のソナタ」のロケ地にもなった春川地方ですが、そこで豚肉料理店を営んでいたキム・ヨンソクという方が入手困難になった豚肉の代わりに鶏を二羽買ってきて、豚肉カルビのように調理しようと研究した結果、鶏を広げて味付けを施し、12時間寝かせた後に炭火で焼いた「鶏プルコギ」を開発。それが「タッカルビ」の原型となりました

日本でもサムギョプサル(三層肉・三겹살 / 삼겹살)同様に受け入れられ、特に女性を中心にチーズをトッピングしたアレンジメニュー「チーズタッカルビ」が人気を博していますが、2017年の第3次韓流ブームから女子高生を中心に大ヒット、今も尚その勢いは衰退することなく根強い支持を集めています。

チーズタッカルビのNEXTブームは「チーズハットク」に続いて「海老チーズフォンデュ」がくると予想されているのですが、それはさておき今回のカップ麺には残念ながらチーズは入っていないようですね。ついついタッカルビ=チーズタッカルビのイメージだったので、思い込みは恐ろしいなと(笑)。

パッケージにも「コチュジャンのうまみと コクをいかしたピリ辛仕立て」とあるように、流行りのチーズに頼ることなく、タッカルビ本来の味付けが意識されているようです。ちなみに「ダッカルビ」と表記されることもありますが、どちらも間違いではありません(※そもそも韓国語には濁点の概念がない)。

トップバリュ製品の製造所について

さて、実食の前にカップ麺の製造者(メーカー)について解説します。というのも、トップバリュ商品のパッケージや公式サイトには「埼玉県の工場で作っています」という漠然とした情報しか明記されていません。しかし、製品情報欄「販売者」の右側に掲載されている「製造所固有記号」を確認することで簡単にメーカーを割り出すことができます。

今回は「A960」となっているのですが、これは埼玉県比企郡嵐山町「東日本明星株式会社」の埼玉工場(嵐山工場)を意味しているので、「埼玉県の工場」=「東日本明星 埼玉工場」であることが特定できました。PBを介さない明星食品及び日清食品の商品では、賞味期限欄下段右端にある記号が「R」となっている時の工場ですね。

というわけで念の為にカップ底面の賞味期限欄下段右端を確認してみたところ、ばっちり「R」という記号がありました。同時発売品の「World Dining スンドゥブチゲ味ヌードル SUNDUBU JJIGAE NOODLES」や既存のトップバリュ製品「A960」のカップ底面にも「R」と書いてあったので、偶然ではないでしょう。

製品情報・購入価格

製品名:World Dining タッカルビヌードル DAK-GALBI NOODLES
販売者:イオン株式会社
製造所:東日本明星 埼玉工場(A960)
内容量:69g(めん55g)
発売日:2019年01月15日(火)
実食日:2019年01月25日(金)
JANコード:4549741647717
本体価格:98円(税抜)

発売地域:全国(イオングループ)
購入価格:105円(税込)
取得店舗:イオンリテール

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙(ポリエチレン・PETの複合素材)
湯量目安:280ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん[小麦粉、パーム油、食塩、しょうゆ(大豆・小麦を含む)]、スープ[デキストリン、香辛料、鶏肉エキス、食塩、コチュジャン(小麦・大豆を含む)、魚醤(魚介類)、みそ(大豆を含む)、キムチ風味調味料(乳成分を含む)、ローストオニオン粉末、たん白加水分解物(小麦を含む)、香味調味料(大豆・小麦・豚肉・鶏肉・乳成分・さけ・さば・ゼラチン・卵・えび・ごま・牛肉を含む)、野菜エキス(ゼラチンを含む)、砂糖]、かやく[味付鶏肉、キャベツ(乳成分を含む)、赤ピーマン、ねぎ]、加工でん粉、調味料(アミノ酸等:大豆・ゼラチン・鶏肉を含む)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、カロテノイド色素、かんすい、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、甘味料(スクラロース)、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香料(豚肉を含む)、炭酸マグネシウム、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1
【アレルギー表示】卵・乳・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・魚介類
※同じ製造工程で、かに・そば・落花生・いか・りんごを含んだ食品を生産

遺伝子組換情報

○遺伝子組換えではない:コチュジャン(大豆)・魚醤(ばれいしょ)・みそ(大豆)・キムチ風味調味料(とうもろこし)・野菜エキス(ばれいしょ)・加工でん粉(とうもろこし)
●遺伝子組換え不分別:なし

実食開始

調味油や液体スープ、ふりかけなど、後入れの小袋は別添されていないので、お湯を注ぐだけの簡単調理。個人的には小袋が別添されていたほうがワクワクしたりするんですけど(笑)、ゴミの数が減りますし、手間が省けるのは嬉しいですね。しかも、この段階から麺が見えないほどの具材量です。

製造は東日本明星ですが、日清食品の「カップヌードル」よろしく具沢山で、けっこう大きめの鶏肉(蒸し鶏かな?)がゴロゴロと。他の具材も大きくカットされていて、ネギ、キャベツ、赤ピーマンと彩りもよく、お湯を注いでから具材が増えることはあっても基本的に減ることはないので、なかなかの好スタートが切れたのではないでしょうか。

さて、完成です。いやいやコレはカップヌードルもビックリの具沢山! パッケージの出来上がりイメージ写真も具材は寂しくありませんでしたが、まさにパッケージ以上のボリュームですね。写真では可能な限り具材を上に集めていますが、しっかり混ぜてからも鶏肉や赤ピーマンが随所に見られ、貧相なビジュアルにはなりませんでした。それでは、実際に食べてみましょう。

1食(69g)当たり

カロリー:300kcal
たん白質:9.1g
脂  質:11.5g
炭水化物:41.2g
(糖  質:38.6g)
(食物繊維:2.6g)
ナトリウム:1.6g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:1.0g)
カルシウム:83mg
ビタミンB1:0.21mg
ビタミンB2:0.20mg

※参考値(調理直後に分別した値)
熱量:300kcal(めん・かやく:274kcal)(スープ:26kcal)
食塩相当量:4.1g(めん・かやく:1.5g)(スープ:2.6g)

めん

適度に歯応えのあるヌードルタイプ

インスタント感の強い平打ち縮れ麺で、ラーメン(中華麺)というよりもヌードルタイプの油揚げ麺(フライ麺)です。イメージとしては日清食品の「カップヌードル」とソックリな油揚げ麺なんですけど、しなやかさが劣る反面わりと歯応えがあるというか、適度なコシと歯切れの良さが心地よいと感じました。

サイズとしては「カップヌードル カレー」くらいで、やや幅があり、食感にも持続力があって、意外と食べ終わる頃まで適度な歯切れの良さをキープしています。あまり風味にもクセがないので、いやにアブラ臭いとか鼻に付くようなニオイも気になりませんし、麺の自己主張もスープに埋没することなく主張し過ぎない適切なラインですね。

麺の下味となっている調味料は食塩と醤油のみですが、加水率が低めの麺だったので、熱湯3分の間にスープの味が麺に浸透し、一体感はバッチリ。歯切れの良さも今回のスープにマッチしていたし、もしも超本格的な中華麺とかだったら逆に浮いていたように思うので、オーソドックスなヌードルスタイルで正解だと素直に思えました。

スープ

そんなに辛くない

実際のタッカルビはコチュジャンの辛さがガツンと効いたイメージが強かったりするのですが、カップ麺のスープは辛さが控えめで、むしろフロントにあるのは甘み。原材料には砂糖も使用されているのですが、かなり含有量は少なく、体感的にも甘味料(スクラロース)による甘みが前衛にあります。

デキストリンによるトロミも強く、かなりインスタント感の強いジャンクなテイストになるのですが、税込105円のタテ型レギュラーサイズなので、このジャンクさも魅力と言えるでしょう。麺の量は55gですが、後述する大量の具材とトロミの強いスープが相俟って、それについては食べ応えに貢献していました。

味は鶏肉エキスを軸にコチュジャンを軽く重ね、そこに魚醤のアクセント、でもって何気にキムチ風味調味料が目立っている、さぁこれがタッカルビ味かと聞かれたら遠からず近からずではあるものの、なるほど韓国風のテイストを意識していることは間違いありません。 “とろみ+甘い” が中心なので、もうすこしメリハリが欲しくもあったのですが、美味しいか不味いかと問われたら前者です。

かやく

かなり具沢山!

これだけ大量に具材を放り込まれては、まったく文句の付け所が見当たりません。もちろん鶏肉具材は本物のタッカルビと違い、よくあるカップ麺らしいササミ? ムネ肉? っぽい部位の蒸し鶏なんですけど、パサついた食感などは気にならず、柔らかいソフトな歯触りで量も多いという素晴らしい内容。

キャベツも最近の新作カップ焼そば製品に見習ってほしいくらい大きめにカットされていて食べ応えがあり、これまた大きめカットのネギも好印象。さらに赤ピーマンも大きく、もはや鶏肉に匹敵する存在感だったんですけど、赤ピーマン特有の甘みが絶妙でした。

さすがにトック(韓国の餅)までは入っていませんでしたが、タッカルビは野菜が多いのも特徴とされているので、このボリューム感は素直に嬉しかったです。玉ねぎも入ってると嬉しかったかなぁ‥‥いや、独り言ですよ、独り言。このボリュームで税込105円ですから、上等です。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

コチュジャン弱め、とろみと甘さが強めだったので、もうちょっと味にメリハリが欲しいとこではあったものの、ある意味この甘さには中毒性が見えなくもなかったし、何と言っても具材が105円のカップ麺とは思えない量だったので、甘い系さえ大丈夫なら手軽でコストパフォーマンスも高い一杯になると思います。

ワールドダイニングの特設ページにて、オススメちょい足しアレンジ「チーズのちょい足しで悪魔的うまさっ!」と提案されているのですが、ついでに少量のコチュジャンとニンニクなんかを追加するとバランスがよさそうですね。ちなみにカップ麺のチーズ系アレンジでは、お湯を注ぐ前にチーズを入れると麺が戻らないなどのトラブルが生じる恐れがあるので、下記のタイミングをご参考ください。

まず熱湯3分のカップ麺なら1分40秒前後でフタを開け、いったんよくかき混ぜます。全体を混ぜ終わったら、とけるタイプのスライスチーズ、またはシュレッドタイプのチーズを入れて再度フタをし、1分ほど蒸らしましょう。これで味や麺に戻りムラが生じず、2度目にフタを明けた頃には適切な食べ頃を迎えているはずですし、他のカップ麺にも応用がきく作り方なので、ぜひ。(※同時発売品「スンドゥブチゲ味ヌードル」もレビューしているので、よろしければあわせてご覧ください)

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