「ウマーメシ 豚キムチチゲ」ハンパねぇ中毒性のウマーメシ第2弾!!禁断のチゲ飯 “辛萌えだねぇ”

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年8月5日(月)新発売のカップライス、日清食品「日清ウマーメシ 豚キムチチゲ」の実食レビューです。

ハンパねぇ中毒性が特徴の「ウマーメシ」シリーズ第2弾はハァハァ萌える!? “特製辛萌え〜の素” を別添!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップライスとしての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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ウマーメシ第2弾 豚キムチチゲ

「日清ウマーメシ」とは、忙しさとストレスの中で現代人が抱いている、『たまには何も考えずに味が濃くてウマいものを食べたい!!』という欲求に応えるべく誕生したブランドで、 “ハンパねぇ中毒性” と “意識低い系” がコンセプトのシリーズです。今回の新商品「日清ウマーメシ 豚キムチチゲ」は、今年2作目となるシリーズ第2弾として開発されました。

第2弾のテーマは味が濃くてウマい物の代表格的メニューであり、絶対的な人気を誇っている「豚キムチ」と女性に人気の「チゲ」。そして、一風変わった “ハァハァ萌える唐辛子と豚・キムチの旨味! ハンパねぇ中毒性のウマーな濃厚豚キムチチゲ飯です” “お湯を注ぐだけ! 辛萌えだねぇ” など、かなり若者ウケを狙っているハイセンスなデザインも大きな特徴です。



シリーズ第1弾となる前回のテーマは、空前の花椒ブーム・麻辣ブームにのっけたシビからテイスト「シビうま担々」で、発売日は2019年3月11日。コスパ高い系でもなければ激辛・激痺ほどのインパクトもなかったけれど、意識低い系とアピールしながらも丁寧な作りこみに好感が抱けた好調の滑り出しでした。

ちなみにパッケージの黒いキャラクターは、「カレーメシくん」の新たなバディとして登場した「ウマーメシくん」といい、カレーメシくんと同じく “意識低い系” で、どこか憎めないキャラクター。2019年8月5日現在、まだ公式ウェブサイトに彼の特設ページはありませんが、これからのコラボに期待できそうなポテンシャルを秘めています。

前回、「シビうま担々」の “辛さレベル” は5段階中 “2” と低く、逆に “シビれ” の目安は5段階中 “4” と標準以上で、ちゃんと花椒(ホワジャオ)にスポットが当てられていた硬派な痺れに中毒性を覚えました。対する今回の「豚キムチチゲ」に痺れの目安はないけれど、辛さレベルは5段階中 “3”(中辛)と前回よりもワンランクアップ。

そして “たまご(別売)を入れても無駄にウマイぜ! ” と、カレーメシくん風の口調でアレンジも訴求しているのですが、その下に “※たまごを入れる場合は、できあがった後に入れてください。” と小さな注意書きがあります。いつもライスの戻りが熱湯5分でもギリギリなので、ライスが適切に戻らなかった——という調理不良を防止するためでしょう。



せっかくなので、この記事ではアレンジなしの通常レビューはもちろん、アレンジしてみた感想もあわせて紹介したいと思います。先ほどの写真を見る限り、卵は全卵ではなく卵黄のみトッピングしているため、まずは何もトッピングせずに完食後、続けて卵黄をトッピングしてみた効果のほどを検証しますね。

第1弾「シビうま担々」はレビュー済みなので、詳しい感想や評価が気になる方は「日清ウマーメシ シビうま担々」の記事をご参考ください。2019年8月現在、まだスーパーやドラッグストア、ディスカウントストア(ドンキホーテ等)、コンビニだとセブンイレブンで売っているところを比較的よく見かける商品です。

開封

さて、前回の別添は「特製ウマーの素(シビうまになるぜ!)」と “わりかし” まともだったのに対し、今回は「特製辛萌え〜の素(ハァハァするぜ!)」というカップ麺業界でも近年稀に見るふざけた小袋です。いいですね、こういうノリ。おそらくデザイナーさんや企画の中心にいらっしゃる方が若い、もしくはフレッシュな感性の持ち主なのでしょう。掴みはバッチリ。



容器の側面を確認すると、前回は記載されていなかった “※小さなお子様や、辛味が苦手な方は注意してお召し上がりください” という軽めの警告文を発見。あとはニオイが強いもののそばで保管しないでください、などのテンプレ注意事項なんですけど、逆に製品 “からの” においが一緒に保管している物に移るおそれがあると記載されているように、けっこう強烈ですw

また、フタ裏に定番商品の「カレーメシ ビーフ」や「カップヌードル ぶっこみ飯」と肩を並べて「ウマーメシ シビうま担々」のイラストが描かれているので、もしかすると「シビうま担々」はレギュラー入りを果たしたのかもしれません。スポット商品がコンビニで販売されるのは2〜3ヶ月程度なのに、今でも「シビうま担々」が定期的に補充されていますからね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日清ウマーメシ 豚キムチチゲ
製造者:日清食品株式会社
製造所:静岡工場(F)
内容量:100g(ライス75g)
商品コード:4902105946497(JANコード)
商品サイズ:縦109mm×横109mm×高さ100mm

発売日:2019年08月05日(月)
実食日:2019年08月05日(月)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:ネット通販サイト(日清食品グループ オンラインストア)
商品購入価格:248円(税込)
希望小売価格:230円(税別)

麺の種類:-(パフライス)
スタイル:カップライス
容器材質:紙
湯量目安:250ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(特製辛萌え〜の素)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、味付けの素(豚脂、砂糖、香辛料(唐辛子、パプリカ、にんにく)、食塩、ポーク調味料、小麦粉、でん粉、香味油、植物油脂、たん白加水分解物、粉末みそ、オニオンパウダー、キムチパウダー)、白菜キムチ、味付豚ミンチ、ねぎ / 調味料(アミノ酸等)、トレハロース、乳化剤、カラメル色素、香料、リン酸塩(Na)、酸味料、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Ca、シリコーン、くん液、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

容器を左右にフリフリすると、ブラジルナッツ効果(ミューズリー効果)で小さな粒子(ライス)の中から大きな粒子(具材)が浮き上がってくるのですが、豚キムチの豚を担う謎肉ライクなダイスミンチは2個、キムチも大きくありません。このシリーズは具材が貧弱になりがちなので、スープの中毒性でトントンといったところでしょうか。



お湯を入れる前は味が超濃いスナック菓子のシーズニングにありそうな香りで、調理後は唐辛子の香り(辛そうというよりも焙煎感の立った芳ばしい香り)が強く、ダイスミンチは全部で3個。メーカー希望小売価格は税別230円、コンビニで買うと税込243円なので、安い商品ではありませんが、他のカップメシ・カレーメシと値段の設定は変わりません。

待機時間は熱湯5分、パッケージの作り方には特に書いてありませんが、別添の「特製辛萌え〜の素」は待っている間にフタの上で温めておいたほうがよいでしょう。それでは、辛さレベルと中毒性の高さに注目しつつ、「ライス」「スープ」「具材」の特徴と「アレンジ」してみた感想を解説し、コスパも含めて総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(100g)当たり

カロリー:405kcal(熱量 / エネルギー)
たん白質:7.8g
脂  質:9.7g
炭水化物:71.7g
食塩相当量:3.5g

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

ライス

湯かけ調理で食べられるライス
4.5

おそらく今回も「カレーメシ」シリーズや「ぶっこみ飯」シリーズと同じパフライス(乾燥ご飯)だと思うのですが、パッケージに “これ1個でお腹満足!” と書いてあるように、実はカレーメシよりもウマーメシのほうが微妙にライスの量が多いのが特徴です(「カレーメシ」はライス69g、「ウマーメシ」と「ぶっこみ飯」はライス75gと若干ながら多め)。

熱湯5分ジャストで食べ始めた場合、どうしても中心部に残る干し飯(乾飯)特有の芯は否めませんが、今回は「カレーメシ」のようにスープの粘性率が高いタイプではなく、また「謎肉丼」のように汁気の少ないタイプでもない、混ぜても混ぜてもサラッとした仕上がりだったので、比較的にライスの戻りがいいように感じました。



単純にクオリティの高さを追求した場合、電子レンジ調理加熱時代(容器が四角かった頃)のほうが “ふっくら” としていたので、比較すると見劣りは否めません。けれども熱湯5分で食べられる簡便性は評価できるポイントですし、ちょっと芯の残る食感も癖になるというか、うん。もし気になる方は、いったん5分経過後に混ぜてから再び2分くらい休ませてください。

スープ

イメージはキムチ鍋の〆(シメ)
4.0

なに勘違いしていたのか最初は豚キムチ炒め系統を想像していたので、思っていたよりもシャバシャバしてる——などと思っていたのですが、今回の商品名は「チゲ」。つまりベクトルは豚キムチ丼などの丼物ではなくチゲ(鍋料理)、いうなれば “豚キムチ鍋の〆に白ご飯ぶっこんだ状態” なので、混ぜても混ぜてもスープはサラッとした質感。

まず体感的に優勢なのはローストした赤唐辛子の芳ばしい風味が強く、とはいえ別添の「辛萌え〜の素」を全部入れた後でも辛さレベルは辛口未満、なんだったら中辛未満〜ふつうにピリ辛だったので、日清食品の基準に倣うと「辛さレベル2」が妥当な表記かもしれません。ガーリックも強めに効かせてあるけれど、豚キムチ= “こってり” のイメージだと物足りなさを覚えるおそれがあります。

サラッとしながらもパンチはありますし、ごま油のコクも感じますが、どちらかというとロースト唐辛子とガーリックパウダーがスッと通る抜けのいいテイスト。それは暑い夏にも食べやすく、粘性率の低さも食べやすさに寄与していたと同時に辛さが控えめだったのと、思いのほか豚のコクも軽かったので、もうちょっとキムチっぽい発酵感を強めても面白かったんじゃないのかなと感じました。

具材とアレンジしてみた結果‥‥

デフォの具材は必要最低限
4.0

謎肉ライクなダイスミンチは、ほぼ体感的にカップヌードルの謎肉(フリーズドライ加工された四角い肉具材)だったので、その認識で問題ありません。なので味は間違いないけれど、今回は “合計3つのウマーメシ” を実食した結果、味付豚ミンチの数は3個・2個・3個だったので、豚キムチの豚を表現するには頼りない印象です。

そこそこ白菜キムチは入っていましたが、厚みのある個体は平均1〜2個。「カップメシ」系は具材が貧弱になりがちなので、まだ小さいながらに白菜キムチの量は頑張っているほうかもしれませんし、ちょいちょいネギの歯ざわりはアクセントになっていましたが、お世辞にも具沢山とは言えません。

まず卵黄をトッピングしてみた結果、鍋物を意識したチゲ風のスープに卵黄なので、もちろん鉄板(※確実)です。さらっとした抜けのいいスープには食べやすさに魅力を感じた反面、もうちょっとコクが欲しいかな‥‥の隙間に卵黄のコクが完璧にフィット。濃いめの味でも塩っぱいタイプではなかったので、卵黄でアレンジする場合は熱湯を少なめに入れるのがオススメです。

で、もうひとつ試してみたかったのが「チーズイン」。けっこうチーズも塩気の強い食品なので、まずは熱湯は内側の線まで注ぎ、5分ではなく「4分」待ちます。4分経ったらフタを全部剥がさずに “ここまではがす” まで開けて “特製辛萌え〜の素” を投入、よく混ぜてから溶けるチーズを好きなだけ入れ、再びフタをして2〜3分放置すると‥‥

これこそ「禁断の味」です。今回はシュレッドタイプのチーズを使いましたが、とけるチーズであればスライスでも問題ありません。出来上がる頃には全体的に食べ頃の温度になっているかと思いますし、ライスの芯も気になりませんでした。さらにチーズを入れるとキムチの酸味も増して感じられたので、その変化も面白かったです。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

もうちょっと豚キムチの豚にも頑張ってもらいたかったのと、辛さレベルが3(標準)よりも低いと感じたので、それのが星ひとつ伸び悩んだ理由になるのですが、思いのほかにサラッとした口当たりは暑い夏にも食べやすく、 “キムチ鍋(チゲ)の〆に白ご飯を合わせたもの” と思えば合点のいく仕上がりでした。

具材の寂しさと実売価格を思うとコストパフォーマンスの高い商品とは言えないけれど、たまごを入れてもチーズを入れても美味しかったので、こってりとした豚キムチ炒め系を想像している方は事前にイメージを調整しつつ、アレンジも視野に入れてみてください(たぶん納豆を入れても合いますよ)。

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