トップバリュベストプライス「ノンフライ麺 しおラーメン」本体価格58円の激安カップ麺

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トップバリュ(TOPVALU)

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、イオングループ限定のカップ麺、トップバリュベストプライス「ノンフライ麺 しおラーメン 」の実食レビューです。

よく騒がれることの多いイオングループのプライベートブランド「トップバリュ」ですが、その中でも特に低価格をモットーにしている黄色いラベル、「TOPVALU BESTPRICE(トップバリュベストプライス)」のノンフライ麺を採用したカップラーメンを食べてみました。

コストパフォーマンスの高さに注目しつつ実際に食べてみた感想をもとに評価し、製造所の特定方法も記載しているので、お時間よろしければ最後までお付き合いください。

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トップバリュ ノンフライ麺 しおらーめん

この「ノンフライ麺シリーズ」は、すでにレビュー済みの和風部門「うどん」が1点、そして中華麺部門「しょうゆ」「みそ」「しお」の計4種類あります。

なんと本体価格58円(税込価格62円)という格安特価のカップ麺ですが、当地域のイオングループ店舗の売れ行きをチェックしていると、あまり棚から減る気配を見せません。常連さんの多い田舎なので、みんな食べてみたけど2度目はないと避けているのか、それとも値段が低すぎて得体が知れず怖くて手が出せないのか‥

そんなことを考えながら、いつも店頭で買い物ついでに観察していたんですけど、なんとなく手にとっては首を傾げて棚に戻す‥そんな行為を多く見かけたので、これはおそらく後者だなと。はい、皆さまの人柱として走り続けているカップ麺ブロガーの私taka :aが徹底的に掘り下げさせていただきます。

まず製造所の特定方法なんですけど、パッケージの側面には「群馬県の工場で作っています。」としか記されていません。これはトップバリュのPBカップ麺を食べるたびに解説しているので、もう知っている方にとっては繰り返しになってしまうのですが、「販売者:イオン株式会社」の横にある「J768」という “製造所固有記号” に注目してください。

この「J768」というのは、同シリーズの「ノンフライ麺 うどん」と同じく、「群馬県高崎市 加ト吉水産株式会社 フーズ部群馬工場」が製造所であることを意味しています。つまり、「テーブルマーク」のグループ会社、「加ト吉水産株式会社」の群馬県工場が製造所ということですね。一般的なスーパーの冷凍食品コーナーで取り扱われているスパゲティ、お好み焼、たこ焼など、テーブルマーク印の冷凍食品を製造しているメーカーです。設立1974年7月22日、資本金2億300万円の企業なので、ご安心ください。

トップバリュ印のPBカップ麺は、この方法で製造所の特定が可能なので、他にも気になる製品があったら店頭でもスマホ検索でイッパツです。(※店内での歩きスマホは危険なので、必ず立ち止まってから操作しましょう)

開封

小袋の構成は、スープ&かやくと書かれた「かやく粉末スープ」が1袋で、ノンフライ麺なのに先入れです。ノンフライ麺を使用している最近の製品は、基本的にスープ類は後入れが主流なんですけど、かやく入りなので仕方ないのでしょう。

それによって麺の戻り具合に不安を抱いている調理前の現在なんですけど、あまり厚みのない細めの平打ち麺がスタンバイしているので、意外と大丈夫なのかも。とりあえず小袋の中身を開封して熱湯を注ぐだけなので、調理は簡単ですね。

製品情報・購入価格

製品名:ノンフライ麺 しおラーメン
販売者:イオン株式会社
製造所:加ト吉水産株式会社 フーズ部群馬工場
内容量:69g(めん60g)
発売日:-
JANコード:4549741159227
希望小売価格:58円(税抜)

発売地域:全国(イオングループ)
購入価格:62円(税込)
取得店舗:イオン

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:350ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋(かやく粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
めん[小麦粉、ばれいしょでん粉、食塩、パーム油]、添付調味料及びかやく[食塩、キャベツ、糖類、とうもろこし、ねぎ、香辛料(小麦を含む)、クリーミングパウダー(乳成分を含む)、スクランブルエッグ、チキンエキスパウダー、ポークエキスパウダー(ゼラチン・乳成分を含む)、ポークパウダー(小麦・大豆を含む)、オニオンエキスパウダー、魚醤パウダー、酵母エキスパウダー、ごま油]、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、乳化剤(大豆を含む)、カロテノイド色素、リン酸塩(Na)、膨脹剤、V.B2、V.B1、酸化防止剤(V.E:大豆を含む)
【アレルギー表示】
卵・乳・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン
※同じ生産工程で「えび、かに、牛肉、さば、魚介類」を含んだ食品を扱っています。

遺伝子組換情報

○ばれいしょでん粉(ばれいしょ)・とうもろこし・スクランブルエッグ(ばれいしょ)・ポークパウダー(大豆、とうもろこし)・V.E(大豆):遺伝子組換えではありません。
●乳化剤(大豆):遺伝子組換え不分別 (遺伝子組換え大豆が含まれる可能性があります。)

実食開始

おお、これはパッケージ写真に嘘偽りなしですなw

1食(69g)当たり

カロリー:232kcal
たん白質:6.3g
脂質:1.9g
炭水化物:48.5g
(糖  質:46.4g)
(食物繊維:2.1g)
ナトリウム:1.9g
(めん・かやく:0.4g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.25mg
ビタミンB2:0.28mg

食塩相当量:4.8g(めん・かやく:1.1g)(スープ3.7:g)

めん

5分くらい待ったほうがいいかも

硬麺が好きな方はフライングしたい気持ちに駆られるかもしれませんが、せめて4分30秒は待ちましょう。二世代くらい前のゴムッぽい食感だったので、悪い意味でのチープな違和感が先行すると思います。しかし、それだけに食べ終わる頃になっても一定のコシと弾力をキープ。ゴムっぽいと感じた違和感も馴染んでくると、自然な粘り気とグルテンの演出に寄与してくれます。

熱湯で戻す前は濃い黄色でしたが、4分後には少し色が薄くなり、形状は縮れの強い平打ちの細麺で、けっこう塩ラーメンの雰囲気に合いますね。かなり今回のスープはアッサリとしていたので、小麦の香りがよく分かりました。

スープ

あっさり軽めの素朴なスープ

かなり軽めの浅いテイストだったので、特にガテン系の方や濃い味を好むユーザーにとっては物足りなさを感じてしまう、なんとも頼りない味だと思います。しかし、カップ麺って楽でいいけど味が濃いから食べにくいのよねぇ‥という主に主婦層の方にとっては朗報かもしれません。

あっさりテイストだからこそ糖類の甘さやクリーミングパウダーの乳化感が人工的に思えたり、旨味成分の指標も自然体ではありませんが、安っぽいカップ麺に有り勝ちな食品添加物特有のピリピリとした刺激は控えめです。いかにも安さ特価型のPBカップ麺らしい何世代か前のクオリティなんですけど、忘れちゃいけないコレは税込62円の破格カップ麺。

たとえば子ども向けの味付けが控えめでレトロな方向性にあるカップ麺とかもあったりするんですけど(私は推奨していませんが)、その系統に近いかもしれません。とにかく攻撃性がなくて、柔らかいです。ただし、食塩相当量の数値は一丁前なので、そこだけ注意してください。でも、ぜんぜん思っていたより悪くありませんね。特筆すべきクオリティは皆無に等しく、まったくもって本格さに乏しいスープだったんですけど、いい意味で普通に美味しいです。

かやく

うん、ショボいw

具材はキャベツ、とうもろこし、ネギ、スクランブルエッグの4種類ですが、ご覧の通りボリューム満点とは言えません。しかし、ネギは青葱と白髪葱の2種類入っていて、こだわりを感じます。シャキッとした歯触りの青葱、それとは違うシャープな香味の白髪葱は特に印象的でした。ただ、やはり値段相応です。

コーンは5粒で、主役を張るほどの具材ではありません。キャベツは部分的に硬く、スクランブルエッグはオマケ。一層の事、具材は白髪葱のみに絞ったほうが潔いかもしれません。もしくは、膨張率の高いワカメを導入すると総合力が上がりそうですね。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

ところどころ良くも悪くも値段相応の印象は否めませんでしたが、安っぽいカップ麺に有り勝ちなアブラっぽさや酸化臭は皆無に等しかったので、とにかくアッサリと食べたいならオススメです。たとえば定価180円のノンフライ麺ブランド、日清食品「麺職人」や東洋水産「麺づくり」の平均売価は税込120円前後ですから、極端な話それを思うと同じ値段で2玉食べられるわけですからね。

イオンやマックスバリュで購入すれば税込62円ですし、かなりコストパフォーマンスに優れたカップ麺です。頼りないスープもノンフライ麺の小麦感を活かすと思えば許容範囲内かと思いますし、全国シェアのスーパーで取り扱われている常時発売品ですからね。味だけでいえば★3が妥当な評価かもしれませんが、ほぼ確実に62円で購入できるノンフライのカップ麺はイオングループを除いて多くありません。というわけで、★ひとつプラスしました。それなりのビハインドは否めませんが、それ以上のパフォーマンスだと思います。

コクを足したければバター、キレがほしければペッパー系の香辛料をちょい足ししてアレンジしましょう。

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