「スーパーカップ1.5倍 塩バター味ラーメン 超やみつきバター状ブロック仕上げ」注目はホタテだし!

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月14日(月)新発売のカップ麺、エースコック「スーパーカップ1.5倍 塩バター味ラーメン 超やみつきバター状ブロック仕上げ」の実食レビューです。

特許製法の「バター状ブロック」が主役の一杯はホタテの旨味もガツンと濃厚!?

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

スーパーカップ1.5倍 塩バター味ラーメン 超やみつきバター状ブロック仕上げ

エースコックの「スーパーカップ」は、 “直観的に感じる独自のおいしさと圧倒的な食べごたえによって、お腹の満足感と挑戦の原動力となる心の活力をお客様へ届けてきた、大盛りカップめんのパイオニアです” と今回のニュースリリースでもアピールされているんですけど、昨年に発売30周年を迎えた大盛カップ麺の先駆けブランドです。

ひとつ前の記事でレビューしている「スーパーカップ1.5倍 味噌バター味ラーメン 超やみつきバター状ブロック仕上げ」との同時発売品になるのですが、ほんとタイトルが長いですねコレ。「味噌バター味ラーメン」のほうは案の定といいますか、これまでに発売されてきたエースコックの味噌バター系と大差ありませんでした。

こちら「塩バター味ラーメン」も今回が初めてというわけではなく、かつてバター状ブロックといえば‥みたいな印象も強かった「三つ星スーパーカップ1.5倍」シリーズや一発屋に終わった「スーパーカップ1.5倍 じわリッチ」、またスーパーカップではないけれど2018年9月24日(月)にも発売されていたタテ型ビッグの「じわとろ」シリーズでも定番のテーマです。

しかし、今回は小さな字で「ホタテだし」の文字がパッケージにあって、これは斬新だ! などと思っていたんですけど、移転前のブログに残している過去記事を調べてみたら、2017年5月1日(月)に発売されていたバター状ブロック使用の「スーパーカップ1.5倍 じわリッチ コーン塩バター味ラーメン」にもホタテエキスが入っていました。

しかも「じわとろ」シリーズの塩バター味ラーメンにも基本的にホタテエキスが入っている‥(それも過去作品ほとんどに‥)なんかちょっと自信なくなっちゃったんですけどw 実際そんなに目立っていなかったというか、記憶に残らないほどの存在感だったようで、まぁその程度だったんだなと、うん。

でも、今回はエースコックのコーポレートサイト(Corporate website:企業自身の公式ウェブサイト)に “ホタテの旨みをガツンと利かせ” と書いてあるんです。ガツンとですよ、ガツンと。それはそれはホタテが盛大に暴れ狂っているようなスープ‥‥を、想像していたら違った時にショックなので、そこそこ期待値は下げているのですが、見逃せないアピールポイントですよね。

メーカーのコーポレートサイトにある製品情報までチェックされる方は多くないかもしれませんが、フタ上のパッケージにも「ホタテだし」の文字はあるわけですし、「超やみつきバター状ブロック」だけでなく、ホタテの旨味にも注目しながら食べてみたいと思います。

開封

別添は「かやく入り粉末スープ」と「バター状ブロック」の2種類で、バター状ブロックは従来品及び同時発売品の「味噌バター味ラーメン」と同じデザインになるのですが、かやく入り粉末スープのデザインは「味噌バター味ラーメン」と比較して大幅に違っていました。色違いとかではなく、そもそものデザインが別物です。ただ、かやく同梱型というスタイルは同じですね。

ちなみに容器底面の賞味期限欄下段右端にある製造所固有記号(製造所を特定するための記号)は「W」となっているのですが、これは兵庫県加東市の自社工場を意味していて、他にもエースコックの自社工場は兵庫県たつの市(T)と埼玉県川越市(K)、あわせて全国に三箇所あります。基本「W」が多いんですけど、私が兵庫県に住んでいるからでしょうか。関東だと「K」が多いのかも?

2017年11月、たつの市の工場で麺を蒸すボイラーが故障して即席麺ブランドの主力商品「ワンタンメン」を含む14商品が出荷停止になり、けっこう話題になったんですけど(翌年1月に販売再開)、もう1年も前の話になるんですね。はい、そろそろカップ麺を作ってきます(笑)。

製品情報・購入価格

製品名:スーパーカップ1.5倍 塩バター味ラーメン 超やみつきバター状ブロック仕上げ
製造者:エースコック
製造所:自社工場(製造所固有記号[W]兵庫県加東市)
内容量:105g(めん90g)
発売日:2019年01月14日(月)
実食日:2019年01月17日(木)
JANコード:4901071231798
希望小売価格:200円(税抜)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:116円(税込)
取得店舗:スーパー(フレッシュバザール)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛バケツ型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:500ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(かやく入り粉末スープ・バター状ブロック)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、かやく入りスープ(食塩、乳化油脂、ポークエキス、キャベツ、香辛料、乳等を主要原料とする食品、砂糖、ねぎ、人参、ホタテエキス、たん白加水分解物、香味調味料、酵母エキス、チキン調味料、オニオンパウダー、野菜エキス)、バター状ブロック(食用加工油脂、油脂調味料)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、増粘多糖類、ビタミンB2、ビタミンB1、カラメル色素、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉

実食開始

バター状ブロックは食べる直前に入れる後入れ仕様で、かやく入り粉末スープは熱湯を注ぐ前に開封します。小袋には “スープに充分熱湯をかけてよく溶かしてください” と書いてあるので、粉末スープめがけて熱湯を注ぎましょう。でもって現段階の香りなんですけど、ポーク系の香りに紛れて貝エキスっぽい香りが漂ってきました。

で、これは前にも思ったんですけど、お湯を注いでから開封した時の湯気は「サッポロ一番 しおラーメン」っぽい香りなんですよね。このバター状ブロックはワイルドに混ぜると瞬時に溶けてしまうのですが、あまり波風立てないように食べると「じわとろ」よろしくジワッ‥と、ゆっくり溶けていきます。ただ、完成後のビジュアルにはインパクトがある反面、いつも味覚としては実際そんなに強く主張してきません。

バター状ブロックは「味噌バター味ラーメン」と比較して原材料もサイズも同じ(パックの容量に対して4割くらい)ですし、今回も例に漏れず香りは強めに漂っているのですが、前述した「じわリッチ」の時にはバター状ブロックを入れる前のほうが美味しいと感じていました。さて、今回はどうでしょうか‥‥

それでは、実際に食べてみましょう。ホタテエキスの強さ、そしてバター状ブロックを溶かす前と後の変化に注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(105g)当たり

カロリー:455kcal
たん白質:8.3g
脂  質:16.6g
炭水化物:68.1g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:1.5g)
(スープ:4.6g)
ビタミンB1:0.44mg
ビタミンB2:0.49mg
カルシウム:329mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:455kcal(めん・かやく:384kcal)(スープ:71kcal)

めん

しっかりした弾力と滑らかさを併せ持つ丸刃のめんです。

(出典:エースコック「商品情報」)

もっちり食べ応えのある中太麺

「味噌バター味ラーメン」にはカドメンの系譜にある角刃でカットされた力強いガッシリ食感の油揚げ麺(熱湯4分)が採用されていたのですが、「塩バター味ラーメン」には丸刃でカットされた熱湯3分の油揚げ麺を採用ということで、同時発売品でもスープに合わせて麺を使い分けてくれているのは好印象ですね。

形状は縮れのある平打ち麺で、もっちりとした密度の高い弾力から食べ応えがあり、それでいて表面は滑らかで口当たりのいい質感。タイプとしては「ヌードル」よりも「ラーメン」のイメージが強く、粘り気のある噛み応えから麺単体としての存在感も強めにあるのですが、今回の洋風スープとの相性に違和感はありません。

やや油揚げ麺特有の風味は目立っていたのですが、大盛バケツ型という食べ応えのあるスタイルを思えば許容範囲内のレベルかと思いますし、食感の持続力が高く、それは大盛めん製品にとって重要かつ嬉しいポイント。後半は後半で、しっとりとした口当たりのよさとプリッとした歯切れが楽しめたんですけど、スープとの一体感を高めるために待ち時間の目安は熱湯4分がオススメです。

スープ

ポークをベースにホタテの旨みをガツンと利かせ、胡椒でアクセントを加えた塩ラーメンスープです。後入れの「バター状ブロック」が食欲をそそり、後引くコクをしっかり感じることのできる商品に仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

意外にホタテは強かった! けど‥

まずバター状ブロックが幅を利かせてくる前にベースの味を確認してみたところ、強烈ではないものの想像以上にホタテの旨味は強く、二枚貝のようなシャープで分かりやすいタイプではないのですが、ホタテ特有の柔らかい、それでいてハッキリと分かる旨味は意外なほどに明白です。

きもち調理直後の香りは「サッポロ一番 しおラーメン」と似ていたのですが、バター状ブロックを溶かす前から洋風仕立てのテイストで味は別物ですし、とにもかくにも思っていたより強かったホタテの旨味には予想をプラスに覆されました。しかし、バター状ブロックを攪拌(かくはん)してからのスープはといいますと‥‥

まずバター状ブロックの原材料は「味噌バター味ラーメン」と同じく食用加工油脂、油脂調味料のみとなっているのですが、後引くコクよりもバター状ブロックの不自然な雑味が目立ち、味蕾までダイレクトに届いていたホタテエキスの旨味が油脂のディフェンスで滞ります。これ、ほんと勿体無い。

粉末スープには乳等を主要原料とする食品(牛乳やバター、チーズ、クリームなど、いわゆる「乳製品」の定義に該当しない乳等を主要原料とする食品)が含まれているためクリーミーではあるものの、それはバターのコクとベクトルが違いますし、溶けにくくするために融点を上げているせいか再び凝固するのも早く、容器の内側や唇に付着していたバター状ブロックが固まってくるのも気になりました。

かやく

シャキシャキとした食感の良いキャベツ、色調の良いねぎ、人参を加えて仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

可も無く不可も無し

キャベツは特殊な加工が施してあるとか、国産野菜とか、そういった特別なものではなく、シャキシャキとした食感は少なからず食べ応えに寄与していたのですが、別に量が多いわけでもなかったし、かといって蛇足的な具材でもなかったので、これについては良くも悪くも書くことがありません。

人参はコリコリとした食感と彩りが見た目と歯触りのアクセントに効果的だった反面、ちょっと量が少ないですね。ネギはエースコックらしくシャッキシャキのネギだったんですけど、あまり具材については印象に残るラインナップではありませんでした。

どうしても具材が貧弱になりがちなスーパーカップにイタヤ貝までは望みませんが、ホタテの貝柱をイメージしたホタテ風かまぼこ具材なんかが入っているとホタテだしのイメージが膨らみそうなんですけどね。ただ、シリーズの平均的な具材量を思うと及第点です。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3+)
(イマイチではありません)

思いのほかホタテの旨味が強かったのは嬉しい誤算だったんですけど、いかんせんバター状ブロックですよ‥‥結果的な印象としては、けっしてイマイチではないものの、バター状ブロックに関してはイマイチと言わざるを得ません。特に今回は再凝固する不快感が気になったので、よけいに印象が悪かったです。

けっこうベースのスープは美味しかったので、個人的には(バター状ブロックを入れる前の味は)好みだったし、超やみつきバター状ブロック仕上げの「味噌バター味ラーメン」と「塩バター味ラーメン」どっちがオススメ? と聞かれたら「塩バター味ラーメン」を推したいのですが、ぜひ最初はバター状ブロックを入れずに食べてみてください(で、バター状ブロックを入れずにブラックペッパーちょい足しアレンジが鉄板かと‥)。

ちょっと私はバター状ブロックに対してネガティブ思考すぎて評価が厳しくなっているかもしれませんが、あくまで「バター状」ブロックとはいえ原材料は食用加工油脂と油脂調味料だけという怪しすぎる構成ですし‥w 溶けにくさだけに強くこだわるのではなく、次回のバター状ブロックには不自然に思わせない工夫と不安感を払拭してくれるような改善に期待したいですね。

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