「マルちゃん正麺 カップ うま辛辛辛担担麺 STRONG」唐辛子3倍・花椒2倍!

東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月14日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん正麺 カップ うま辛辛辛担担麺 STRONG」の実食レビューです。

食べ比べにもピッタリな唐辛子3倍・花椒2倍の「うま辛担担麺」ストロング版新登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

マルちゃん正麺カップ うま辛辛辛担担麺 STRONG

「マルちゃん正麺」とは、 “いま抜群においしく、そして10年後・20年後も古びることなく愛され 続ける即席麺” をブランドコンセプトに掲げているシリーズで、重量感のある特許製法のノンフライ麺に本格的なスープ、さらに具材も充実していてコスパにも優れているという、まさに隙のないシリーズです。

今回の新作、「マルちゃん正麺 カップ うま辛辛辛担担麺 STRONG」は、通常商品の「マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺」と比較してタイトルの「辛」が3つに増えているように唐辛子を3倍、さらに花椒を2倍に増量したインパクトのある “から旨さ” がテーマとなっている期間限定の新商品。

そのリリースにあわせて同日に通常商品の「うま辛担担麺」がリニューアル発売され、PDF(ニュースリリース)には “具材の一部も食感の良いチンゲン菜にいたしました” という分かりにくい表現でリニューアルポイントが紹介されていたのですが、どうやら既存のネギを廃止して王道のチンゲン菜に変更したようですね。

通常商品の「うま辛担担麺」は、移転前のブログで★7の超高評価(めったに出さない)を勝ち取っているのですが、そういえば長いこと食べていません。実は2018年1月8日(月)のリニューアルから花椒が増量されたんですけど、きもち芝麻醤(ねりごま)が弱くなったかな? という印象を受けました。

もともと刺激の強いカップ麺ではないものの、唐辛子3倍・花椒2倍ということは文字通り間違いなく刺激は増しているわけですし、東洋水産のコーポレートサイトには “唐辛子、花椒、ラー油がかなり利いたうま辛い担担麺” と紹介されていたので、少なからず中辛以上・普通に辛口くらいは期待したいところ。

とはいえ製品のパッケージ上に「大変辛い商品ですので――」とか、「小さなお子様や辛みが苦手な方の飲食には十分ご注意ください」みたいな警告文(注意事項)は記載されていません。いったいどのくらい辛くなっているのか、また刺激の強さ以外にも変化はあるのか通常商品との違いを意識しながら食べてみたいと思います。

開封

別添の小袋は「粉末スープ」「液体スープ」「かやく」の3袋構成で、これといって目立ったポイントはありません。スープ2袋(粉末スープ・液体スープ)は、どちらも食べる直前に入れる後入れ仕様、かやくは熱湯を注ぐ前に入れる先入れ仕様となっているので、調理の際は留意してください(※スープ類を先に入れると麺が適切に戻らない場合があります)。

麺はマルちゃん正麺独自の特許製法「生麺ゆでてうまいまま製法」(※特許 第5153964号)を駆使したノンフライ麺を採用し、かやくはランダムな形状に肉そぼろに担担麺の定番・青梗菜、さらに大量の胡麻(いりごま)が印象的なラインナップです。以前は挽肉とネギだったので、青梗菜への変更は嬉しいですね。

「生麺ゆでてうまいまま製法」とは、生の麺を茹でてから乾燥させ、乾燥麺でありながら生の麺本来の味と滑らかでコシのある食感が楽しめる、これなくしてマルちゃん正麺は語れない秀逸なノンフライ麺です。行きつけのスーパーマーケットには売ってなかったので、今回はコンビニを利用しましたが、コンビニ以外の店舗であれば税込200円以下が相場になるでしょう。

製品情報・購入価格

製品名:マルちゃん正麺 カップ うま辛辛辛担担麺 STRONG
販売者:東洋水産
製造所:関東工場
内容量:124g(めん65g)
発売日:2019年01月14日(月)
実食日:2019年01月17日(木)
JANコード:4901990362276
希望小売価格:205円(税抜)

発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
購入価格:216円(税込)
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)

麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:430ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(粉末スープ・液体スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、こんにゃく、植物性たん白、植物油脂、大豆食物繊維)、添付調味料(みそ、ポークエキス、香味油脂、豚脂、ねりごま、すりごま、植物油、砂糖、香辛料、食塩、でん粉、しょうゆ、豆板醤、チキンエキス、たん白加水分解物、酵母エキス)、かやく(味付挽肉、チンゲン菜、ごま)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、パプリカ色素、香辛料抽出物、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

実食開始

特に指示されているわけではないのですが、粉末スープから溶かしたほうがスムーズに調理できる場合が多いので、きちんと熱湯5分待った後に粉末スープから投入しました。その瞬間、すりごまの香りと花椒の清涼感が漂います。あ、粉末スープを入れる前に麺をほぐしておくことと、とろみ成分が含まれていたので、ダマにならないよう念入りに混ぜて溶かしましょう。

しっかり混ぜて粉末スープを溶かし、それから液体スープを馴染ませるのですが、お湯を注いでから待っている間にフタの上で小袋を温めておきます。赤い色が鮮やかな、でも動物油脂で濁っているオイル。加えて白味噌と芝麻醤をミックスしたと思われる成分が入っていたのですが、パプリカ色素を使用しているので、この色すべて純粋な唐辛子や辣油ではないようです。

さて、完成しました。なんとスープだけで熱量188kcal、ノンフライ麺なのに脂質も20gと高めの値になっているのですが、おそらく豚脂、ねりごま、すりごまの含有量が多いのでしょうね。東洋水産の担担麺は胡麻の使い方が上手なので、とても楽しみです。それでは、実際に食べてみましょう。増量された辛さに注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(124g)当たり

カロリー:473kcal
たん白質:13.4g
脂  質:20.0g
炭水化物:59.8g
食塩相当量:6.8g
(めん・かやく:2.2g)
(スープ:4.6g)
ビタミンB1:0.66mg
ビタミンB2:0.38mg
カルシウム:273mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:473kcal(めん・かやく:285kcal)(スープ:188kcal)

めん

生麺のようななめらかな口当たりと、粘りのある食感が特長の、透明感のある麺。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

重量感のあるノンフライ多加水麺

しっとりとした口当たりの心地よさも然る事乍ら、まず麺を持ち上げた時の重量感が他の製品とは一線を画していて、まるで鍋を使って茹で上げたかのような、とても熱湯を注いで5分待っただけとは思えない本格的な品質。麺の加水率は高く、いわゆる多加水麺タイプの平打ちストレート麺で厚みがあり、小麦の風味も芳醇です。

歯切れの良さよりも粘り気を重点的に強化しているのですが、力強さとはニュアンスが異なる包容力を兼ね備え、ゆっくりと歯を包み込んで受け入れた後、軽く抵抗を見せながらもソフトに、それでいて容易に噛みきれない弾力で満腹中枢を刺激。明らかに本物の生麺よりも伸びにくいので、そこが乾麺らしかったりするのですが、とにかくリアルで現状ちょっと文句の付け所が見当たりません。

ただ、今回のスープを相手にした場合、やや加水率の高さが仇になっているような印象が無きにしも非ずです。もともと担担麺には丸刃の低加水麺(ちょっと柔らかめ)が合うと思っている私taka :aなので、そのバイアスが干渉していたら申し訳ないのですが、麺自体のクオリティは群を抜いて高くても、スープとのバランスは手放しに完璧とは言えませんでした。

スープ

ポークの旨味に、白味噌・ねりごま等を加えた、濃厚でコクのあるごま味噌ベースの担担スープ。通常のうま辛担担麺よりも唐辛子と花椒、オイルも辛くし、見た目にも赤く、仕上げました。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

明らかに通常商品よりも辛い

唐辛子3倍・花椒2倍なので、そりゃ通常商品よりも辛いに決まってるんですけど、想像していたよりも硬派な辛さでした。個人的にはピリ辛以上・中辛ラインだと感じたのですが、市販品としては普通に辛口、辛い食べ物が苦手な方は厳しいレベルかもしれません。唐辛子の辛さは瞬発力のあるタイプで、特にオイル成分が多めの食べ始めは勢いがあります。

もともと花椒(華北山椒:日本語読み「かしょう」・中国読み「ホアジャオ」)は弱かったので、麻味(痺れ)は強くありませんが、唐辛子のヒリヒリとはベクトルの違う刺激で担担麺らしい個性を表現し、花椒特有の鼻を抜ける清涼感がカロリーと脂質の高いスープでもクドくならないように絶妙なバランスで味を調律。

豚脂や芝麻醤によって味の重心は低く、かなりズッシリ濃厚で、増えたのは香辛料だけではないように感じました。まず「濃厚」の指標を履き違えていませんし、味噌は柔らかい白味噌ベースでも豚脂・芝麻醤のコク、豆板醤のキレ、香辛料のメリハリで濃厚なのにボヤけない、このスープは確実に値段以上の価値がありますよ。

かやく

味付挽肉、チンゲン菜、いりごま。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

特に不満なし

味付挽肉はスパイシーな味付けで、ちょっとジャンクなテイストではあるものの、適度にインスタント感があるのに全体の本格さを大幅に損ねることなくワイルドな旨味で援護してくれる頼もしい存在。そんなにサイズは大きくありませんし、特別に多いわけでもないのですが、しっかり自己主張を放っています。

青梗菜は小さめにカットされていたのですが、一つひとつがシャッキシャキの歯触りで食感の気分転換に嬉しく、小さいながら特に量は少ないと思わなかったし、ねぎが青梗菜に変わったことで担担麺らしさがグッと強くなりましたね。また、いりごまが大量に入っていたのも嬉しいポイントで、すりごまや芝麻醤とは違う、いりごま特有の芳ばしい食感と風味に東洋水産らしさを感じました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

ノンフライ麺を単体評価するなら軽く★7つけちゃいますし、刺激的で濃厚なスープも正直これといって文句の付け所が見当たらず(強いていうなら辛さが物足りなかったくらいで)、スープについても★7クラスで美味しかったのですが、今回のスープに平打ち多加水麺はベストじゃなかったかなぁ‥‥という部分が引っかかりました。

というわけで総評は★5としているのですが、当ブログの真ん中は上出来(高評価)です。麺とスープはベストマッチとは言えなかったものの、じゃぁチグハグだったのかと言われたらそこまで孤立しているわけではなかったし、麺の質に関しては正麺カップの揺るぎない特徴でもありますからね。激辛に期待していると物足りない刺激レベルですが、警告文なしの辛口製品にしては硬派な刺激だったので、辛い食べ物が苦手な場合は軽く構えておいたほうが安全です。

ただ、もちろん無理する必要なんてないんですけど、徹底的に苦手じゃなかったら食べられないような激辛ではないと思いますし、きちんと濃厚な味わいなので、挑戦する価値はあると思いますよ。ほんの少しだけ「酢」を入れると本格さが格段にアップするので、よかったらアレンジも試してみてください。