ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ」スープの濃厚感さらにアップ!

ヤマダイ

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年10月8日(月)リニューアル発売のカップ麺、ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ」の実食レビューです。

「おいしい おつきあい」をスローガンに掲げている九州「一番食品」と共同開発した濃厚こってりスープ、そしてノンフライ麺にこだわった「凄麺」ならではのストレート細麺がポイントとなっている「ご当地シリーズ」の人気商品、「熟炊き(じゅくだき)博多とんこつ」のスープが改良されました。

何が変わったのかリニューアル前との違いに注目しつつ、実際に食べてみた感想に基づいた評価も行なっているので、お時間よろしければ最後までご覧ください。

凄麺 熟炊き博多とんこつ

九州「一番食品」は、福岡県飯塚市に本社を構えている調味料メーカーで、主に大企業向けの調味料を製造・販売しているメーカーです。企業向きの製品だけでなく、一般向けに「一番亭」という自社ブランドから麺類の販売も行っており、「和風つゆきわみ」や「はちみつ黒ごま練り」などの食品や健康に配慮した補助食品も取り扱っているようですね。

そんな九州の一番食品と共同開発したスープを引っ提げ、濃厚感や豚骨を炊き出したような風味を最大限味わえるように中身を見直し、今まで以上に博多ラーメンの魅力を味わえる商品にブラッシュアップしたそうです。定番商品のリニューアルは真摯に改良されることもあればコストを調節するために改悪される場合もありますので、豚骨感への期待と同時に不安も否めない実食前の現在‥

以前は熱湯90秒のノンフライ麺が使用されていたのですが、2016年12月12日より熱湯2分のノンフライ麺に変更されました。その際、スープにも以前より濃いめの醤油ダレを合わせるなど、同時に調整が実施されています。

新商品(2018年10月現在)の見分け方は、右下に掲載されている麺リフトのイメージ写真が追加されていることと、左下のカロリーが350kcalから354kcalに増えているので、そこを目印にチェックしてください。あれ?そういえばパッケージに紅生姜が写っていませんね‥

開封

開封すると、いつものように「フタの裏ばなし」が掲載されています。「No.ハ-9」(「ハ」は博多とんこつの “ハ” で「9」は9つ目の裏話という意味でしょうか‥)は、「メンクイの福岡県民」というタイトルで、地元のソウルフード「博多うどん」の起源や発祥の地について解説されていました。

小袋は「粉末スープ」「液体スープ」「かやく」「後入れかやく」の4袋で、早くも大きな違いが‥そう、やはり従来品に入っていた別添の紅生姜(生タイプ)が姿を消しています。そのかわり、すりごまとネギが後入れ仕様に切り替わったようですね。小袋の投入順は、「かやく」のみ先入れ、熱湯を注いでから2分待ち、 “めんをほぐした後” に「粉末スープ」を入れて溶かす、粉末スープの溶け残りがないことを確認してから「液体スープ」を入れて再びかき混ぜ、最後に「後入れかやく」をトッピングしましょう。

(めんをしっかりと沈めてください。)

この注意書きは以前からあるのですが、箸を突っ込んで沈めろ‥という指示ではないですね、たぶんw お湯の量を減らし過ぎないでね、という意味でしょうか。いきなり生タイプの紅生姜が失踪するという大きな変化が見られましたが、ノンフライ麺の仕様とスープの豚骨感に注目しながら実食してレビューします。

製品情報・購入価格

製品名:ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
製造者:ヤマダイ
内容量:104g(めん60g)
発売日:2018年10月8日(月)リニューアル
JANコード:4903088013701
希望小売価格:210円(税抜)

発売地域:全国
購入価格:181円(税込)
取得店舗:ローカルスーパー(フレッシュバザール)

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:430ml
調理時間:熱湯2分
小袋構成:4袋(粉末スープ・液体スープ・かやく・後入れかやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(ポークエキス、食塩、動物油脂、たん白加水分解物、糖類、でん粉、しょうゆ、ポーク風味調味料、デキストリン、チキンエキス、香辛料、鶏レバーパウダー、ニンニクペースト)、かやく(味付豚肉、ごま、ねぎ、キクラゲ)/ 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、酒精、かんすい、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン
※本品製造工場では、そばを含む製品を製造しています。

実食開始

紅生姜の差し色は無くなってしまいましたが、後入れかやくが嬉しいですね。それを投入した瞬間からネギと特にゴマの芳ばしい香りが漂ってきて、食欲をそそられております‥(ラーメンの中では「とんこつラーメン」が一番好き)

1食(104g)当たり

カロリー:354kcal
たん白質:14.6g
脂質:9.6g
炭水化物:52.4g
食塩相当量:7.1g
(めん・かやく:0.4g)
(スープ:6.7g)

ニュータッチのヤマダイより スープの濃厚感をさらにアップ「凄麺 熟炊き博多とんこつ」10月リニューアル発売!

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

めん

博多豚骨ラーメンらしさを麺質で追及した本格細ストレートノンフライ麺です。(熱湯2分)

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

麺は従来品と同じです

麺に大幅な変更は見られず。従来品と同じ丸刃でカットされた白っぽいノンフライ麺で、縮れのないストレート状の細麺です。熱湯90秒だった頃と比較して表面が滑らかになり、やや加水率も上がって粉っぽさも減退してしまったのですが、経時劣化耐性における麺の耐久力は大幅にアップしました。待ち時間は熱湯2分なんですけど、個人的には3分前後が食べ頃だと思っています。

博多とんこつラーメンに使用されることの多いパツンッと切れる歯切れのよさと粉っぽさは「極のチャルメラ」にも採用されている明星食品の “バリカタ麺” に劣りますが、食感の耐久力については圧倒的に凄麺が勝るので、焦って食べる必要はありません。かつての熱湯90秒時代のように、もう少し加水率を落として表面のザラついた舌触りも復活させていただけると申し分がないんですけど、とんこつラーメンの麺を意識していることが伝わってくるクオリティの高いノンフライ麺です。

麺の量は60gとなっているのですが、凄麺ご当地シリーズは太麺が65g、平打ち麺は62g、それ以外は60gなので、平均値ですね。

スープ

(福岡県の一番食品株式会社と共同開発)炊き出し感と豚骨のまろやかさのあるポークエキスをふんだんに使用し、畜肉の旨味と香り、かえしの甘さとコクをブレンドした豚骨スープ。

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

鶏レバーパウダーで熟炊き感を加速

特に麺を啜り上げた時のフワッ‥と鼻を抜ける豚骨の香りが心地よく、後味に余韻として残る骨っぽい旨味は確実に従来品を上回ります。そして食塩のキレが強くなり、醤油ダレの主張とニンニクのパンチは少し控えめになりました。以前は含まれていなかったチキンエキスのサポートが組み込まれていることと、新たに「鶏レバーパウダー」を導入していることが大きなポイントですね。

別にレバー臭いわけではないんですけど、そんな鶏の助けを借りながらも軸は確かに豚骨で、久留米とは違う博多らしい洗練された方向性にあるのですが、従来品から醤油ダレを抑えることで豚骨を立て、鶏レバーパウダーが熟炊き感に寄与して個性が増していました。スープ単体で口に含むと塩気の強さが気になったんですけど、なかなか一癖あるスープに仕上がっています。

ガツンと豚骨臭が攻めてくるようなタイプではありませんが、炊き出し感と豚骨のまろやかさ、畜肉の旨味と香り、かえしの甘さとコク、それらのアピールポイントがソツなく丁寧に体現されており、スープのリニューアルは素直に改良だと感じました。

かやく

先入れ チャーシュー、キクラゲ 後入れ 小ねぎ、すりごま

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

後入れかやくが秀逸

まず先にも触れたように紅生姜が入ってない、というのが大きな変更点で、先入れかやくだったゴマと粉末スープに仕込まれていたネギが後入れ仕様になりました。チャーシューは確実にサイズダウンしているのですが、厚みは増しています。個体差か脂身が少なくてジューシーさに欠けましたが、厚みが増したことで噛み応えはアップしていました。

キクラゲのサイズも小さくなったような気がしないではないものの、コリコリとした歯応えが嬉しく、何と言っても多めに入っていた後入れのネギとゴマが抜群です。ゴマは粒の煎り胡麻ではありませんが、すりごまらしく丸みを帯びたコクが豚骨にフィット。ネギも後入れによって風味が際立ち、味のアクセント付けに貢献しながらも特有の香味で豚骨を掻き消すことはない適切な量だと思います。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

個人的に紅生姜は替え玉の時、もしくはスープの味が好みではない時にしか使わないので、別にカットされたところで何ら問題は無かったんですけど、とんこつラーメンには紅生姜が必須、また凄麺の熟炊き博多とんこつは生タイプの紅生姜が別添されていたからこそ買っていた、という方にとっては間違いなく改悪です。

しかし、後入れ仕様に変わったネギとゴマの存在感、そして隠し味に然りげ無く鶏レバーパウダーを仕込むことで炊き出し感がアップしていたスープは改良だと感じたので、上出来の★5と評価しました。もしこれが紅生姜を別添してスープの豚骨感が落ちる、という逆のパターンだと困りますが、豚骨は足せなくても紅生姜なら自分でトッピングできますからね。

商品の棚替えが完了するまでの間、リニューアル前の製品が店頭に並んでいる店も多いかと思いますので、従来品の紅生姜入りが好きだった方は今のうちに買い溜めしておきましょう。逆に紅生姜は不要でスープを重視している方は、パッケージのデザインに注意してリニューアル後の新製品を試してみてください。